二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.11 )
日時: 2014/12/17 04:39
名前: ぽちもどき (ID: n8TUCoBB)

おっとりブランカさんの日常 (朝編)

私の名前は「ブランカ」 17才の女の子。
母様が持ち帰った色とりどりの花に魅せられてお友達と一緒に旅をしているの。
見たことのない花がいっぱいあって楽しいの。

チュンチュンちゅんちゅん、こけこっこー!
今日の天気は晴れ。
よい天気に気分は上々。
でも、目元をコシコシ。
まだまだ眠たい、半分寝ぼけたブランカさん。

朝食のよい匂いにつられて、べっとから起きて、ぶかぶか服をかぶって、靴を履く。
準備をしても、まだ眠い。

階段を危なげな足取りで下までおりたブランカさん。
カウンター越しに朝食を注文しているユウを発見。

(※ユウはメルストの主人公の事です。因みに、ブランカ編の主役はブランカさんなので、主役を‘さん’呼び、後は呼び捨てで強調させて頂いております!)

背を向けているのでブランカさんには気がついていません。
「おはようございます・・・ねむねむ」
ブランカさんは挨拶しました。

ちょうど朝食皿を受け取ったユウは、挨拶しようと振り向いて・・・皿からホットケーキが落ちそうです。

!Σ(‾□‾;)

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.12 )
日時: 2014/12/18 00:43
名前: ぽちもどき (ID: n8TUCoBB)

一緒に旅をしているお友だちのメルクも、起きたブランカさんに気がついて挨拶を・・・しようとして、まず突っ込み一言。

「ブランカさん!! 服が前後反対ですぅ!!」

メルクの突っ込みに、半分寝ぼけのブランカさん。
服を着直そうとベルトに手をかけます。

まてまてまて(‾□‾;)!!・・・ぶかぶかの服を止めているベルトをこんな公衆の面前で外すとずり落ちて・・・大変大変。
・・・の前に、人が居るから!!
部屋に、部屋に行きなさぁ〜い!!

朝からどたばた騒ぎ。
どんな時でもおっとり・・・なのね!
大丈夫なのかブランカさん。

おっとりブランカさんの日常 (昼編)へ続く

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.13 )
日時: 2015/01/03 00:24
名前: ぽちもどき (ID: mextbE/J)

おっとりブランカさんの日常 (昼編)

私の名前は「ブランカ」 17才の女の子。
母様が持ち帰った色とりどりの花に魅せられてお友達と一緒に旅をしているの。
今日は宿屋でゆったりライフ。

両手のひらサイズの小さな小瓶の中に入った液体の少女『メルク』は、一緒に旅をしているお友達。
窓際のテーブルで、色彩豊かな外の景色を眺めながら、二人は楽しくお話をします。

メルクはとってもおしゃれな女の子。
指輪や可愛いお花を小瓶の中に入れて着飾っています。

小瓶の中に浮かぶピンク色の花が気になったブランカさん。
「この花は、私とユウが住んでいるエノ村の何処にでも咲いているポピュラーな野花なんですよ〜♪」
メルクは説明しながら、小瓶に浮かぶ花の一つをブランカに手渡した。
「ブランカさん。良ければ、お一つどおぞぉ〜!♪」

ブランカさんは、みたことのない色々な花に回り逢う為に旅に出た女の子です。
長旅にも関わらず、色あせずに鮮度を保つ花の不思議さとメルクの好意に、とても感動したブランカさん。

椅子から立ち上がって階段を上っていきます。
ぶかぶかの服の裾が引っかかったのか、途中でこけそうになるブランカさんを見ながら、メルクはハラハラドキドキ。

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.14 )
日時: 2015/01/02 00:00
名前: ぽちもどき (ID: Ej01LbUa)

支える腕はあっても、近寄る為の足がない。
小瓶の中にいるメルクは、手を貸せずに見守るしか出来ません。

見守るしか出来ないのは苦しい事だよね・・・皆、あんまり心配かけちゃだめだよ。

「綺麗なお花にはかなわないけれど・・・私の国にある石なの。 えへへ。」

戻ってきたブランカさんの手には、キラキラ光る透明な小さい丸石が握られていました。
メルクは光モノやかわいい物が大好きです。
二人は共に喜びます。

・・・このまま終れればよかったのですが、戻ってきたブランカさんは、所々に生傷が・・・コケタのかな
(==;)

お昼はほのぼのゆったりライフ。
ぶかぶか服には気をつけよう。

大丈夫なのかブランカさん。
おっとりブランカさんの日常(夕方編)へ続く

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.15 )
日時: 2015/01/01 00:00
名前: ぽちもどき (ID: Ej01LbUa)

おっとりブランカさんの日常 (夕方編)

私の名前は「ブランカ」 17才の女の子。
母様が持ち帰った色とりどりの花に魅せられて、お友達と一緒に旅をしているの。
今日はお外でお花探索。

「ただいま♪」
元気にニコニコ帰ってきたブランカさん。
でもよく見ると、所々に草や泥を付け、擦り傷を作っていました。

またこけたのかな???
いつもぶかぶかな服を着ているブランカさん。
ズボンの裾上げはバッチリ出来ているので引っ掛からないはずなのに・・・

こける要素は何か??
ユウとメルクは悩みました。
カポっ、カポっ、カポっ。ブランカさんの後ろ姿を見たメルクは叫びました。

「靴までぶかぶかですぅ!」
其処か!!(゜ロ゜ノ)ノ

転ける要素満載なブランカさん。
ぶかぶか靴にも気を付けよう・・・

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.16 )
日時: 2015/01/01 23:58
名前: ぽちもどき (ID: Ej01LbUa)

後日、目撃者Aさんは言いました。

「ブランカさんって面白い人だね。目の前でこけたと思ったら、ちょうど目先に咲いていた花に向かって転がっていったんだぜ」・・・と。

擦り切れ、汚れが当たり前なブランカさんでした。

大丈夫なのかブランカさん。
おっとりブランカさんの日常(夜編)へ続く

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.17 )
日時: 2015/01/03 00:27
名前: ぽちもどき (ID: mextbE/J)

おっとりブランカさんの日常 (夜編)

私の名前は 「ブランカ」 17才の女の子。
母様が持ち帰った色とりどりの花に魅せられて、お友達と一緒に旅をしているの。

今日も楽しい一日だったよ(*^¬^*)ノ
今は、今日有った事を思いだし中。

朝ごはんを食べた後に、お世話になっている宿屋の花壇の手入れをするブランカさん。

花が好きな彼女にとっては、憩い安らぎの時間。
水やりに雑草とり、花に話しかけたりもして、とても楽しそうにお世話をします。

お日様のさんさんと照りつける暖かさ、見上げた空の眩しさに目を細めて見とれ、吹く風の中に香る草花の匂いを嗅いで頬が緩みます。

何気ない時間を過ごす時、自分の住んでいる【死者の国】の事がよぎります。

空は厚い雲に覆われて日の光がほとんどささず、大地に咲くのは埋葬花とも言われる白い花々。
ほのかに光る蛍石に照らされる、幻想的な物悲しい風景。

けして自分のすむ国が嫌いなんかじゃないよ。

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.18 )
日時: 2015/01/03 01:08
名前: ぽちもどき (ID: mextbE/J)

ただ一歩外に踏み出すだけで、色鮮やかな世界がある事に驚き、感動し、心温まるお友達に出会えて・・・。

— 母親が旅をしていた時に着ていた服を身につけているブランカさん —

おっとりしている私を心配して、服を気にする様に旅の道中も回りにも気を配って怪我に気を付けなさいと、叱咤激励のために渡してくれたのかな?

それとも、成長する子供の姿を直接見えない母様が無事に成長してねと願いを込めて渡してくれたのかなぁ・・・

服を畳みながら、いつも着ているこのぶかぶか服がぴったりになったら国に帰ると決めているけれど、もう少しこの旅が続けばとも思うブランカさん。

いつか、自分の住む国も色とりどりの花が咲けば・・・
いや、咲かせよう(*‾ー‾)!。

そんな事を夢をみながら、今夜も眠りにつきます。

今夜はちょっぴりセンチメンタル。
ふわりとお日様の匂いがするお布団に入って、フワワと欠伸ひとつ。

今日も一日お疲れ様。

おっとりブランカさんの日常
いずれまたね。

ブランカ編 後書き ( No.19 )
日時: 2015/01/06 23:17
名前: ぽちもどき (ID: P/XU6MHR)
参照: http://www.kakiko.info/bbs_talk/read.cgi?mode=view&no=17962&word=%e3%81%bd%e3%81%a1

メルクストーリア創作「ギルドログを動かそうネタ」集
ブランカ編を読んで頂き、ありがとうございます。

当作品では、メルクストーリアの中に出てくるユニットを使ったオリジナル作品となっております。
独自なユニット解釈による作品な為、皆様の考えている性格とズレる部分が出てくると思われますが、ご理解頂き【読む】を楽しんで戴けたらうれしく思います。

この作品はゲーム内にアップしました、第5弾〜8弾 ブランカ編となっております。

続きは第9弾となりますが、カキコサイトのオリジナ作品を一筆いれさせて頂き後に、続きをアップさせていただきます。


次は季節イベント作品の為に少々違和感があるやも知れませんが、楽しんで頂けたら嬉しく思います。
多彩なユニットが出てきますので、別サイト『ぽちの呟き、もどきへの呟き』にて簡単な説明を追記させていただきます。

また、ネットにて《メルクストーリア、ユニット名前》で検索頂きましたら詳しい説明が在りますので、ご活用下さい。

では、次作品 第9弾〜
【ハロウィン編】をお楽しみください♪ヽ(´▽`)/

宜しければ、
【ご意見】【ご感想】【ご指摘】などありましたら、上記URLサイトへ、記入戴けたら嬉しく思います。

※サイト名「ぽちの呟き、もどきへの呟き」

上記サイトには、此方の作品へのROMをアップしておりますので、良ければ利用ください。

カキコオリジナル創作ネタ (ブランカ編) ( No.20 )
日時: 2015/02/02 00:54
名前: ぽちもどき (ID: TPmYcxrv)

手紙を届けて三千里。
勤始めは十代の頃、今では40年勤めのベテラン郵便配達屋。
今手にしている手紙を届ける為に向かう某一軒家・・・

見つからない様に、コッソリ【手紙】をポストに投函 ・・・する前に『バタン!!』と、ポスト近くの扉が開きました。
勢いが付きすぎた為、留金が取れて枠から扉が外れた模様。
壊すなよ! Σ(´口`;)

外れた扉を支える郵便屋さんの前にニコニコ笑顔の妙齢な女性が現れました。

「郵便屋さん、いつもありがとう♪」

ポストに入れなくても手渡してくれたら良いのに。ハムカツサンドを沢山作ったの。そろそろお昼の時間でしょ? コーヒーを淹れるから是非上がって行ってね♪

郵便屋さんの口を挟む隙無く、ぐいぐいと腕を引っ張られます。

「腕を引っ張るんじゃない!支えてる扉が倒れるだろう! ・・・って、俺の話を聞け〜!」
手紙を届ける度に、何度も繰り返されるやり取り。

はな垂れ小娘の時代からの付き合いだ。
勝手知ったる、他人の家。
お前さんは、娘の手紙が読みたいんだろ?
コーヒーは俺が淹れるぜ・・・たく。

ブツブツ文句を吐きますが、本気で拒絶している険悪ムードではなく、巻き込まれながらも仕方が無いと諦め許している優しい雰囲気を醸す郵便屋さん。
完全に巻き込まれ体質だよね。 クスクス(*´艸`)


= 昼食によるまったりタイム =

「郵便屋さん。 醤油を買いに行きたくなったから、お留守番お願い!」
手紙を読み終えた彼女は、郵便屋さんに無茶なお願いをして出掛けようとします。

しかし、長年の付き合いがある郵便屋さん。
彼女の行動理由を瞬時に理解して止めに入ります。

「待て待て。 お前さんの買い物は隣の雑貨屋に行く・・・ では終わらないだろ! 昔、冒険したさに護衛士になったお前さんの事だ。 手紙を読む度に、旅に行きたくなる気持ちは・・・ 俺には判らんが、コーヒー淹れ直してやるから落ち着け。 娘の帰りも待つんだろ?」

娘の事を言われて我にかえります。

「醤油は止めて塩にするわ・・・」
「それだと、同じじゃないか!」
「あら、生産国が違うわよ?」
「右が左になっただけじゃねぇか!
・・・って、生産国まで行こうとするんじゃねぇ!」
郵便屋さんは、ため息を吐きました。

手紙を読んだ後だ・・・
「娘に会えないのは寂しいよな。 この前、娘さんの布団を干してたろぅ・・・。 お前さんから手紙をだしちゃどうだい?」
郵便屋さんはしみじみと話しかけます。

「偶には干さないと、カビが生えてくるもの。 手紙は出さないわよ? 旅は軽い方が良いもの」
私からの便りが無いことが元気な証拠だって伝えてあるしね・・・と笑い飛ばされました。

手紙に書かれてある事が娘の全てなんて思っていないわ。
けれど、書かれている内容と、文字の書き方等を見たら、楽しく元気に旅を満喫している様子が・・・他人の事よりは分かるだけよ。

まだまだ人生はこれからなのよ?
日々を楽しみ、苦楽を共にする人に出合って、困難も、ゆっくり乗り越えて強さを手に入れて・・・挫折だって立派な経験よ。
心も、体も時間を掛けて大きく成長して元気に帰ってきてくれたら嬉しすぎて言うことなしね!

「「さて、お昼も頂いたし」」
二人の言葉が被りました。

「そろそろ次の配達に向かうか・・・」
郵便屋さんは椅子から立ち上がり、手紙の入った鞄を肩に下げました。

「そろそろ娘を喜ばせる為に動きますか〜♪」
食器を台所に置いて、手に根の付いた若木を持って戻って来ました。

この町にはない色鮮やかな花。
娘さんに、根付いた色のある花を見せてやれたら良いな。
其の時は俺も見に来てやるかな。
「がんばれよ」
郵便屋さんは応援します。

娘が旅に出た理由である色鮮やかな花。
娘が帰って来るまでに出来なければ一緒にがんばれば良いのよ。
其れでも咲いている風景をみせて驚かせたいから。
「がんばるわ」


= その後、玄関先にて =

「郵便屋さん!」
「なんだ?」
「郵便配達のお仕事、としだからって退職しちゃだめよ!」
「おいおい、・・・俺をあと何年働かせる気だ」
「娘が帰って来るまで・・・か、お墓に国産の色がついたお花が飾れる様になるまで!」
「俺に過労死しろと!Σ(‾□‾;) ・・・まぁ、考えとくさ」


忙しない日常 いずれまたね。

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.21 )
日時: 2015/01/08 01:11
名前: ぽちもどき (ID: P/XU6MHR)

ハロウィン・パーティー (告知編)

『全国 ハロウィン・パーティー開催のお知らせ』
《豆知識・・・(想像の説明だよ!)》

古い昔、死者の国では無秩序に魂が飛び交い、骨は踊り、亡くなった皆さま好き勝手。
死者の国の人達も、周辺国の人達も困り果てていました。

某10月31日、
お祈り(鎮魂)・お菓子・仮装・言葉・遊び(悪戯) ・・・etc、
様々な国が、お供えを提供しました。

その甲斐あって、死者の国は10月31日を除き、日々静かな日常を取り戻しました。

古来より続く伝統ある行事。
死者の皆様だけではなく、生者の皆様にも楽しんで戴ける様、今では、多彩な催を数多く盛り込んだ祭りとなっております。

皆さま、振るってご参加ください。

≪死者の国の鎮魂祭≫
ハロウィン祭をあなたの街で〜。

開催地区は以下の場所になります(><)ノ))




「お!お化け」
説明半ば、アレクが大声を上げました。

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.22 )
日時: 2015/01/27 01:33
名前: ぽちもどき (ID: TPmYcxrv)

メルクストーリア。
この世界は、人間とモンスターが共存する世界。

時としてお互いに衝突してしまう二つの存在を、癒しの力を持って導く「癒術士」と呼ばれる存在がいた。

物語の主人公 「ユウ」
やる気のないヘタレ癒術士の主人公。

友人の液体?瓶詰め少女の「メルク」
初めはただの水のはずが・・・今では手乗りサイズの人型少女に!
彼女には記憶が有りません。
自分の正体を知りたい為、ユウに頼んでルーツを探る旅に出かけます。
瓶から出られない為、持ち運んで貰わないと移動できないのがネック。

旅は怖いモンスターでいっぱい。
癒術士であるユウには戦う力はありません。

力もない。お金もない。やる気もない・・・が、友人の為に、なけなしの気力を振り絞って頑張るユウ。
旅の為に護衛を雇い、旅の途中で仲間を増やします。

モンスターの事が大好きな女の子 「フィーリア」
普段は無口で話す事はあまり得意ではないけれど、大切な言葉、伝えなければならない事はきちんと話す。
大好きだけでは傷付ける事もあると気付きモンスターの知識を学ぶ為、ユウと一緒に旅に同行。
回復を得意とする。

少々気弱な少年「アレク」
アレクが持っているモンスターとの絆の証の《ティンクルシード》は父親の形見。
ワイバーン(モンスター)に相棒として認めて貰える様にと自分を鍛える為、ユウに同行。
前衛で大剣を振るう。

エリアスという人物を探す女性「ステラ」
このパーティの中では一番の年長者。
一般的な知識に長けていて、モンスターの源吾を独自な解釈で訳すことも出来る。
トトの腹黒説もステラの訳仕方に原因の一端があると思われる。
メルクとエリアスが何らかの繋がりがあると見いだし、旅に同行。
後援で弓を操る。

ユウの幼馴染の女の子 「シエット」
ユウのモンスター恐怖症の切っ掛けを作ったと考え少々過保護に扱う。
旅に同行しようとするも、旅中でのユウの成長ぶりにあきらめかけるが、ユウに説得されて旅の仲間となる。
普段はつんけんとした物言いをしていても、ユウを大切に思っている。
ラブの進展は今後の期待 !Σ(‾□‾;)は!・・・
o(__*)グフ。(屍)
ええっと、前衛で槍を振り回す。

そして、ユウの相棒モンスターである「トト」
一進一退を繰り広げるも今では仲の良い相棒(パートナー)。
但し、トトの生態は謎に包まれている。

他にも仲間や友達がいっぱい!
はてさて、凸凹仲間が今回はどんな出来事に遭遇するのか、 ・・・
『ハロウィン編』始まり始まり(*゜▽゜)ノ♪

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.23 )
日時: 2015/01/09 01:54
名前: ぽちもどき (ID: jo2UR50i)

シエットが街から持ち帰った広告を見せて貰ったユウ達。
お化けに過剰反応して怖がっているアレクを見て、ステラがクスクスと笑います。

「霊が戻る場所は死者の国に限定されているはずよ」
周辺のお祭り便乗は、地域活性化が目的なのか、死者の国まで足を運べない人達の為のお祭りなのか・・・。
まぁ、基本的に皆、お祭り騒ぎが好きなのよね。

ステラは、ハロウィン祭の知識がある様で、アレクに心配は不要だということをからかい半分に説明しました。

「・・・楽しそう・・・」フィーリアが呟きました。

ハロウィン祭には、シードモンスターのパレードなど、多彩な催しもあり、表情をあまり表に出さないフィーリアも頬が緩んでいる様に見えます。

皆が、ユウを見つめ、言葉を待っています。
個々の内情を汲み取り適切な処断を行うのは、リーダーであるユウがしなくてはなりません。

皆の様子を見つめるユウ・・・

「・・・参加するか!」

メルク、フィーリア、アレク、ステラ、シエット、そしてトト。
見返した皆の顔は一目瞭然。
普段は怠け者の自分ですら楽しそうなのだから、参加するしかないよな!

ハロウィン 準備編へ続く


真面目な話から始まりました〜♪
後々盛り上がってくるので、次も宜しく!

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.24 )
日時: 2015/01/10 16:18
名前: ぽちもどき (ID: uWCnjyP1)

ハロウィン・パーティー(準備編)

ハロウィン・パーティーに参加する事を決めたユウ達。
護衛してくれている仲間にも、祭りに参加する旨を伝えました。

参加する為には、色々と準備しなくてはいけません。
材料の買い出しは『ユウ』『メルク』、
お菓子を作る係を『フィーリア』と『ステラ』、
お菓子を梱包する係は『アレク』『シエット』『トト』が担当する事になりました。

買い出しについていくメルクは監視役。
間違えて買い物をしない様に、一緒に付いていきます。
トトは梱包の駄目だしチェックの為に、ユウとは別行動です。
梱包の二人、何だか不器用そうで心配だからね ・・・(;ーー)


=準備を終えた夜=

「当日、宿屋でお菓子を配給するのは俺がやるよ。 俺は基本、やる気なしだからさ。 みんな、楽しんできてくれ」
ユウは宿屋でのんびりさせて欲しいと皆に伝えます。

「みゅっ。 なら私も残ります!」

スカウトの紹介所で、10人の護衛を雇用しないとクエスト成功が難しいといわれた依頼。
誰を勧誘したのか忘れて、同じ人達に同じ依頼をお願いしたこと、忘れたとは言わせませんよぉ〜!

「あの時は、結局8人で依頼を遂行したんだよね。護衛で来てくれた皆に負担かける事になって、皆は許してくれたけど・・・本当大変だったよね」
シエットが口を挟んで補足します。

一度ではなくて、その先何度も・・・忘れっぽいんですから・・・
ユウさんだけになんて、お任せ出来ませんよ〜

メルクがジド目と指差しで指摘します。

メルクの会心の一撃にユウ敗北o(__*)。
ゴングの鐘はメルクに鳴り響いた。

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.25 )
日時: 2015/01/11 23:46
名前: ぽちもどき (ID: AxfLwmKD)

落ち込む前に・・・と、席を離れて包を取って戻ってきたユウは、フィーリア・アレク・ステラ・シエットに其々包を渡しました。

中身を見た皆の反応は!

アレクは喜んでお礼を言いました・・・が、フィーリアは杖を振り上げ、ステラは弓の弦を引き、シエットは槍を握りしめてユウに向かって構えます!!
・・・ええぇ!!

「「「どおして知っているの? 白状しなさい!」」」
女性3人に威嚇されます!!

「乙女の秘密はバラしてないので、安心して欲しいのです!!」

袋の中身はハロウィン用の衣装。
ユウがアレクの服を担当し、メルクがお店の人と一緒に選んだと伝えて事を収めました。

ハロウィン 序盤編に続く。
真面目な話・・・から離れましたなぁ。

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.26 )
日時: 2015/01/28 09:52
名前: ぽちもどき (ID: TPmYcxrv)

ハロウィン・パーティー (序盤編)

朝起きた後に宿屋の窓辺の一画を借り受け、椅子や机を運び、配布用のお菓子を準備。

≪ただ今から、ハロウィン際を開始いたします♪≫
準備半で、町のアナウンスが流れました。

パンっパンっ。
開催をさらに盛り上げる為に日中用の花火が打ち上げられ、ピンクや黄色など色鮮やかな煙が青空を染め上げます。

「皆さん。 いってらっしゃいなのですぅ〜♪」
メルクが皆に手を振りながら見送ります。

開始直後、
「お前がこの祭りに参加すると聞いて、来てやったぞ!!」

窓辺に座ったユウ達の前に、自称ライバルの癒術師ラーテルが現れた。
どれくらいお菓子を貰えるか勝負だ!・・・など一人で盛り上がっています。

〜メルクより注意ひとつ〜
ラーテルは、癒術士を→ゆじゅちゅし・・・と言ってしまう位、噛みまくります。
が、ゲーム内のログ行数に限りがあります。更に、カキコのアップでも行数短縮の為、ストレートに変換された言葉を皆さまにお届けしております。
「だれがリョグにせちゅめいを載せりょと・・・
。・°(ノД`)泣」

「きょうもたのしくげんきにあいさつ、ハローハロー?♪」
一部が無駄に騒いでいる所にハロハロが来ました。

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.27 )
日時: 2015/02/25 12:32
名前: ぽちもどき (ID: ktd2gwmh)

ユウやメルクは『ハロー』と挨拶。

普段の彼女は、水色とピンクをベースとしたチューリップ半袖シャツ、レースのひだが付いたプリーツスカート、かわいらしい底上げパンプスに、アイスクリームやクッキーのお菓子を象ったアクセサリーで髪をデコッ。

護衛士の一人である彼女の装備は機関砲。
アクセントに機関砲に装填する予備の金平糖弾をもデコッた奇抜に富んだ衣装を着こなしますが、本日の彼女は、黒ベースに蛍光色彩でデコッた普段以上の独創的なハロウィン衣装に身をつつんで登場。

「お・・・おい、今日の挨拶は『トリック オア トリート』のはずだぞ!」
ハロハロに向けて言おうとしますが、今回も説明途中で盛大に噛んで言葉が途絶えるラーテル。
理解に戸惑っているのか、挨拶をしていません。

うん?
ハロハロの雰囲気が・・・

ユウは咄嗟に窓辺に置いていたメルクの瓶と頭上にいるトトを抱え、窓越しにしゃがんで隠れました。

「あいさつ〜しないこには〜、いたずらするゾ!!」
ハロハロは、言うと同時にハロウィン悪戯用に威力を改造した金平糖砲をラーテルに向けて連射!
めるめるめるめるー♪

普段、読者様に対してユニットの細かな説明は省いています。
では、何故ハロハロの詳細を説明したのか・・・。

彼女の独特な挨拶、独創性あふれる衣装。
他者からは奇抜性に富んだ行動に見えても、彼女の中では理論然とした思考回路が存在するらしいく、その路線より外れたモノの末路は・・・

ぴんぽんぱんぽ〜ん。
≪悪戯のやりすぎには注意して本日も楽しんでください≫
アナウンスからは町長の挨拶や盛り上げる為の音楽が流れてきました。

注意連絡は・・・うん。
少し遅かったな。

窓枠から外を覗き込むと、口いっぱいに金平糖を詰め込んだラーテルが倒れていました。

≪お菓子を食べ過ぎた皆さま。救護班のご入り用は・・・≫


ハロウィン祭 中盤編に続く。

ユウ:・・・開始早々で悪いんだけど、救護班、お願いします。 (==;)

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.28 )
日時: 2015/01/30 21:15
名前: ぽちもどき (ID: TPmYcxrv)

ハロウィン・パーティー (昼日中編)

ラーテルを救護班に任せて、ハロウィンの続きを楽しむユウ達。

お菓子好きの余り、全部取って食べかねないショコラやソワレなどからお菓子を死守したり、普段は食べないのではと思われるチェルシーや年齢に関係なくフェルゼルなど、皆がユウ達に会いに来てくれます。

大人も子供も関係なく、お祭りは楽しいイベント。

外を歩く大人達のポケットには、いたずら回避用の必須アイテムとして、小さなお菓子が入っているんだよ。
訪れた人から、ハロウィン祭りでの一般常識だという雑談や話題を聞きながら、和やかに時間が過ぎて行きます。


〜昼日中〜

メルティーが泣きながら歩いてきました。

甘味が大好な女の子「メルティー」
但し・・・、
甘味を定期的に摂取しないと、体質なのか涙がポロポロポロとこぼれ出し、さらに甘味が食べられないとイライラしてきて、手に持っているチュッパチャップスを象った胴体よりも大きな重量級ハンマーを両手で振り回し、手の付けられない程の暴れっぷりを披露する <<甘い物中毒者>> なのだ。

泣いている=〉お腹が空いている=〉暴れ出す前触れ!
と連想して、ユウは直ぐ様お菓子を差しだしました。

差しだしたお菓子は受け取るものの、いつもの切れが有りません。

話を聞くと、いつもお菓子を分けてくれる友達のクリームが兄に渡そうと作ったお菓子を味見係(・・・又の名を残飯処理と言う )を引き受けたメルティーが間違えて食べてしまった様です。

「トリック オア トリート。
クリームが元気になるお菓子、いっぱい頂戴」

メルティはユウに向かってお願いしました。

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.29 )
日時: 2015/02/02 00:29
名前: ぽちもどき (ID: TPmYcxrv)

メルティーと話しをていると・・・、

ざわざわ・・・なんだろう?
周辺が騒がしいような・・・。

周りを見渡すと、陽気な鼻歌を口ずさみながらアネモネが歩いてきました。
今日は凄く嬉しそうです。

「みなさん、こんにちは。 おひとついかがですか♪」

差し出されたお菓子を反射的に受け取ってしまったユウ。
アネモネを勧誘した時に起こった菓子事件を思い出して、冷や汗が止まりません。

しまった!
ここは危機回避の為の話題でも・・・
「後ろの方が騒がしいが、何かイベントでも?」
(*‾ー‾)ノ)

アネモネはにっこりほほ笑むと、爆弾発言投下!
「お菓子を受けっとってくれた皆さんが、とってもはしゃいでくれるんです♪」

アネモネのお菓子を食べると元気になると思い込んだメルティーは、貰ったお菓子を持って猛ダッシュ!!

待て、メルティー!
それはマズ過ぎて脳内破壊を起こしているんだ!
トト! 追いかるぞって、アネモネに貰ったお菓子を食べたのか!!!
「きゅ〜きゅよ・・・、きゅきゅきゅきゅ〜!!」

ハロウィン 終盤編に続く。


ステラ : 訳『ユウは俺が守・・・、きゅきゅきゅ』
うん。壊れてるわね。

ユウ  : トトー!!!!

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.30 )
日時: 2015/02/01 00:50
名前: ぽちもどき (ID: TPmYcxrv)

ハロウィン・パーティー (終盤編)

顔の前で手の平をプラプラと振っても反応なし。
アネモネのお菓子を食べて、ケタケタ笑い続ける被害者達。

アネモネの通ってきた道中に放置されている被害者とトトの為に、再び救護班に出動を依頼。

トトは食した量が微量だった事もあり、ユウが救護活動に奮闘している時に正気を取り戻しました。

脈拍良好、意識もしっかりしている・・・
救護班の一人に見て貰い健康に害なしとお墨付きをもらいます。

それを聞いたユウは地べたにペタリと座り込んで溜息。
「はぁ・・・よかった・・・」
そう言ってトトを軽く抱きしめました。

救護班の出場二回目という事もあって、運営から注意勧告を受けて少しへとへとなユウ達。
のんびりする為に配給係をしている筈なのにと凹み気味。

「落ち込んでいるのかい?」
救護班が撤収して少し落ち着いた宿屋の前にフェスカとトルテがお菓子籠を抱えてやってきました。

甘いお菓子が大好きな青年 「フェスカ」
普段からお菓子を持ち歩き、他人の不調に気付き易く、甘いお菓子は、悲しい時や辛い時に食べると自然と笑顔になあれる幸せな味だと考え、励ましにと持っている甘いお菓子を分けてくれる程の気遣い屋。

一緒に連れ添っているのは 「トルテ」
大好きなお兄さんとお祭りに参加。
なんでも、フェスカが作ったお菓子を配る手伝いをしているとか。
フェスカと同様の籠を抱えて、幸せそうに隣を歩いています。


「籠の中のお菓子を選んでおくれ!」
そんな時こそ、甘いお菓子が必要だよねと、今回もユウの凹み気味に気が付いて励まします。

二人が差しだした籠の中には不透明な色とりどりの袋が入っていました。
袋の中身は黒(胡麻)・白(ホワイトチョコ)・緑(紅茶)・赤(ジャム)・水(ナッツ)。

人数分作ったからと進められて、ユウは黒、メルクは赤、トトは水を選択しました。

是非袋を開けてみて・・・とトルテにせがまれ、中身を見ると、ユウの袋には星型やリーフ型などのクッキーと一緒にフェスカの顔が描かれたクッキーが入っていました。

「袋の中には顔型のクッキーが一つ入っていてね。
どの子が当たるかは運だめし。
是非、僕のお菓子を食べて、元気を出しておくれ。」

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.31 )
日時: 2015/02/02 00:33
名前: ぽちもどき (ID: TPmYcxrv)

= 午後を廻って、空が薄ぼんやり夕暮れ色の橙いろが混じり始めた頃 =

「頑張ってくれたまえ・・・じゃ、」
フェスカ達は労いと挨拶を言うと去っていきました。

そろそろお祭りも終わりかな。
感慨深げに思案に暮れていた時、ぶるぶる・・・
なんだか身震いが!

窓辺にずっと座っていたから、風邪でも引いたかなと考えていると体が硬直・・・ビリビリ、シビレビレ!!

「やっと手にする事ができましたわ。うふふ、ふふふ」
私を焦らして・・・ふふふ。

ユウは、うっすらとした意識の中で呟きを拾いました。

13秒後、

何があったんだ!!
意識を取り戻し自由に動ける様になった後、周りを見渡して現状を確認してみると、ユウが貰ったクッキーの代わりに、紅茶がポツリと置かれていました。

「「「  え〜っ(きゅー)!! 」」」

帰ってきたフィーリア達と、イベントのフィナーレである打ち上げ花火を観賞しながら、今日あった出来事を話します。

どんちゃん騒ぎはまだまだこれから。
ハロウィン祭 お疲れ様。

メルク: ふぇ〜〜〜! 
本物のお化けがでたのですよぉ〜!!!
ユウ : まてまて!!
違うから!!

Trick or Treat (トリック オア トリート)
ユウ達のハロウィン編は此れにて終幕。


何が有ったのか、気になる、きになる?
ハロウィン(疑惑解明編)へ続く〜(‾▽‾)ノ♪

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.32 )
日時: 2015/02/03 23:35
名前: ぽちもどき (ID: TPmYcxrv)

ハロウィン (疑惑解明)

私の名前は 『トルテ』
お兄様を誰よりも愛する15才の女の子。
旅先で会った癒術師様に声を掛けられて一緒に旅をする事になったけれど、偶然にも同じ癒術師様の元にいらしたお兄様と旅に出られるなんて♪ ふふ。
やはり、お兄様とは深い縁でつながっているのですね。

ハロウィン前日、お兄様は楽しいそうに、お菓子を準備されていました。

私も手伝います・・・
そうお伝えすると、とても嬉しそうに返事を下さいます。

お兄様の笑顔が見られるなんて・・・私、幸せすぎます。

お手伝いをする私の為にもお菓子を用意してくれたお兄様。
頂いた袋の中身を見ると、私の顔が書かれたクッキーが入っています。

「袋の中には顔型のクッキーが一つ入っていてね。 本当は、どの子が当たるかは運だめしなんだけれど、トルテは手伝ってくれるから特別に用意したよ!」

お兄様が私の為に用意してくれたお菓子。
感激すぎて、くらくら眩暈が・・・
倒れそうになりながらも、頭をよぎった疑問をぶつけました。

「お兄様の顔が描かれたクッキーも有りますの?」


返事を聞いたトルテは決意します。
普段は内きでおしとやかな私ではありますが、たとえクッキーであっても、何処の馬の骨とも判らない輩に大切なお兄様をお渡しする訳には参りません。

お兄様と私の縁を邪魔する方々、踏みにじられる覚悟でいらして。
道端に転がる石同様、踏み砕いて差し上げますわ。
・⌒ ヾ(*´ー`)

メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.33 )
日時: 2015/04/10 16:29
名前: ぽちもどき (ID: 4CvsChtQ)

= 後 =

旅先で出会ったシードモンスター、相棒のペタルデスのスキルを使ってユウ達を麻痺させたトルテ。

手に入れたクッキーを見ながら、思い浸ります。

癒術師様が手にされるなんて・・・これも縁かしら。
私を旅に出たお兄様の元に道びいてくれたのも癒術師様。

今日はハロウィン。
なんだか、夜道で迷わない様に往く道を照らすランタンの様だわ。

兄の事になると豹変するトルテ。
相手を顧みない場合も多い中で、感謝の気持ちを示す為にトルテ自ら焙煎した手作り紅茶葉を机の上に置いた。

普段、兄にしか見せない様な柔らかい頬笑みを浮かべている事に気がついているのやら・・・

お兄様とデートの続きですわ・・・ふふふ・・・

手に入れたクッキーを貰ったクッキー同様大切にしまって、待たせている兄の元へもどります。

今日はハロウィン。
どんな不思議が有ってもおかしくない日。

ハロウィン疑惑解明編。
楽しんでもらえたら嬉しいです。

それではまたね ♪(o・ω・)ノ))

ハロウィン祭り編 後書き ( No.34 )
日時: 2015/04/10 14:15
名前: ぽちもどき (ID: 4CvsChtQ)
参照: http://www.kakiko.info/bbs_talk/read.cgi?mode=view&no=17962&word=%e3%81%bd%e3%81%a1

メルクストーリア創作「ギルドログを動かそうネタ」集
ハリウィン編を読んで頂き、ありがとうございます。

当作品では、メルクストーリアの中に出てくるユニットを使ったオリジナル作品となっております。
独自なユニット解釈による作品な為、皆様の考えている性格とズレる部分が出てくると思われますが、ご理解頂き【読む】を楽しんで戴けたらうれしく思います。

この作品はゲーム内にアップしました、第9弾〜14弾 ハロウィン編となっております。

続きは第15弾となりますが、カキコサイトのオリジナ作品を今回は3編( 更に長編の為1/2に分断あるかもですがご了承下さい )いれさせて頂いた後に、続きをアップさせていただきます。


次は、ネル編になります。進化後の情報を見ずに作った話の為、違和感あると思われますが、ご了承下さい。

では、次作品 第15弾〜
【ネル編】をお楽しみください♪ヽ(´▽`)/


宜しければ、
【ご意見】【ご感想】【ご指摘】などありましたら、上記URLサイトへ、記入戴けたら嬉しく思います。

※サイト名「ぽちの呟き、もどきへの呟き」

上記サイトには、此方の作品へのROMをアップしておりますので、良ければ利用ください。

カキコオリジナル創作ネタ ( ハロウィン編 )① ( No.35 )
日時: 2015/02/13 00:10
名前: ぽちもどき (ID: zMzpDovM)

かしまし三人娘。
ナイト役のアレクに出番はあるのか??
ハロウィン・パーティー 『ネット編:前編』
始まり始まり〜♪

只今ハロウィン祭りの当日。
フィーリア、アレク、ステラ、シエット の4人は、用意された衣装に身を包み、メルクとユウとトトに見送られながら出掛けて行きました。

見送られたシエットは宿屋を振り返り溜息をつきます。

それを見ていたステラがシエットの横に並んで声を掛けました。
「一緒に回れなくて、やっぱり寂しい?」

「!! な、なに言ってるの! ち、ちがうんだから!」
アタフタと手を交差させて全力で否定します。

初々しい動作を見てステラはクスクスと笑います。
「じゃ、私達じゃ物足りないかもしれないけれど、一緒に楽しみましょ♪」
ステラはシエットの片腕に腕を絡めてぐいぐいと屋台の立ち並ぶ街道へ引っ張って行きました。


= 宿屋サイド =

「皆さんと一緒に祭りに参加しなくて本当に良かったのですか?」
窓辺から皆を見送るメルクは、ユウを見ながらもう一度確認しました。

「メルク・・・。 俺は・・・一般人より体力が無いのを認識している」
「そこは強調する処ではないのですよ〜!」
情けない事を言うユウに対して、間髪いれずに突っ込みを入れるメルク。

「羽目を外したあの三人に付き合ってみろ!ものの数分で倒れる自身がある!」
「そこもドヤ顔でいう処ではないのですぅ〜!」
力拳を作りながら決め台詞を吐くユウに、さらに突っ込みを入れるメルク。

「アレク・・・健闘を祈る・・・合掌(=人=)」
「むみゅ〜〜〜〜!!!!」

カキコオリジナル創作ネタ (ハロウィン編)② ( No.36 )
日時: 2015/02/25 12:24
名前: ぽちもどき (ID: ktd2gwmh)
参照: http://www.kakiko.info/bbs_talk/read.cgi?mode

アレクはというと・・・

父さんは、女性は男が守る相手なんだと言っていたのを思い出し、今日は人も多いんだ・・・ 何があるか判らないもんね。がんばろう!
決意を胸に意気込むのであった。

今日の挨拶は違うんだよな・・・
ええっと・・
「トリック オア トリート! お菓子をくれないと悪戯をがんばる!」
道のど真ん中で大声を上げるアレク。

「クスクス、悪戯されるとお姉さん、困るわ!」
本番に間違えない様にと練習していたはずが、近くを歩いていたお姉さんをナンパしているのであった。

ちっ・・ちがうんだ!!!


フィーリアは、ステラ達の後を付いて行こうとしますが、アレクが近くに居ない事に気が付いて辺りをキョロキョロ。

女性と話している場面を目撃し・・・
放置することにした様です。

「お、置いてかないで!!!」
アレクの叫びが木霊しました。


メルク :このフレーズは! 絵本シリーズ「おいていかないで」 ですねぇ〜。
ユウ  :筒井 頼子先生 作、林 明子先生 絵
・・・判る人いるのか??
トト  :きゅきゅいぃ〜! (内容違うじゃないか!)

カキコオリジナル創作ネタ (ハロウィン編)③ ( No.37 )
日時: 2015/02/25 12:43
名前: ぽちもどき (ID: ktd2gwmh)

さてさて、女子会トークはどうなったかな?

えっ・・・アレクは?
何を言っているのですか。
男性として意識されている訳がない・・・(;´Д⊂)!

と言う事で、女性が集まれば遠慮はいらぬ。
ハロウィン・パーティー 『ネット編:中編』
始まり始まり〜♪

ステラに腕を掴まれているシエット。
「自分で歩けるから放して! その、胸が・・・」
ステラの腕に当たる福よかな膨らみが気になるのか、少し困った顔で歩きづつけるシエット。

何に困っているのか気が付いたステラは、女性同士なんだから、気にしなくていいのに・・・と言いながら腕を離します。

「前々から聞きたかったんだけど・・・」

とある屋台の前でぴたりと立ち止まったシエット。
振り向いたシエットの手には、見たことの無い拳銃が握られ、トリガーに指を掛けて真剣な顔でステラを見ます。

「勝負に勝ったら、その・・・胸の・・・秘密を喋るっていうのはどう?」
その、大きくなる秘訣とか・・・恥ずかしそうに小声で話すシエット。

銃口を空に向けて 「ポンっ」 と発砲。
コルクの弾が放物線を描いて飛んで行きました。

的屋の店員の親父からは歓迎する挨拶を掛けられます。
「ぃらっしゃい!」


「その勝負、乗ったわ! 私が勝ったら、シエット式恋愛方程式でも伝授していただこうかしら?」
そろそろ本音で暴露して貰わなくっちゃ♪

楽しそうに台の上に置かれている玩具の銃を手に取りポーズ。
道行く異性はステラに釘付けです!

その横でフィーリアも玩具の銃を手に取り、勝負に参戦する意を告げます。

「私が勝ったら、イベントの一つ 『 此れを見逃したら損をする!! モンスターの行動観察の成果 』 の発表を皆で見に行きたい」
普段のほんわか雰囲気を一転、獲物を狙う狩人の様に目を鋭くさせて狙う獲物を物色するフィーリア。
( ・`ω・´)キリ

「「そこは、普通に誘っていいよの!!」」
シエットとステラは同時に突っ込み(指摘)を入れました。

カキコオリジナル創作ネタ (ハロウィン編)④ ( No.38 )
日時: 2015/04/10 14:46
名前: ぽちもどき (ID: 4CvsChtQ)

「女性に囲まれて、兄ちゃん、やるね〜♪ 誰が本命だい!」

店員の親父はアレクに話しかけましたが、内容を聞いたアレクは、青くなったり赤くなったり、アタフタ。
アレクの行動を見た店員の親父は、まだまだ恋愛事情には程遠い青い少年だと知り、アドバイス・・・という名の商売をします。

「おう、兄ちゃんも一発どうだい! 彼女達に兄ちゃんの凄い処を見せて、メロメロにさせて見ちゃぁどうだい!」
一発で決めれば、彼女達も見直すんじゃないかい・・・
店員の親父は、玩具の銃を指差してアレクに進めます。

アレクも年頃の少年です。
女性の前で格好を付けたいお年頃・・・まぁ、女性と言わず、男の子ですから、格好良い処を人に見せたいという欲はあるよね。

商売親父の罠に嵌り、フィーリアの横に置かれている玩具の銃を手に取ってしまいました。
「じゃぁ、僕も・・・」

アレクが銃を握る姿を見た女性三人の反応は、今までの対立的やり取りは何処へやらといった具合に息がピッタリ。

「へぇ、アレクも私達から、何か聞きたい事があるのね・・・ふぅん・・」
シエットは手に持っている玩具の銃を握り締め、アレクを睨みつけました。

えぇ!!! アレクの額から一筋の汗が。

「あら、女性の秘密を聞きたいだなんて、イケない子ね」
ステラはアレクに微笑みを向けますが、銃を構えた姿はモンスターを前にした臨戦態勢。

ち、違うんだよ!!! アレクの額から流れる汗が止まりません。

「・・・4対1で、殲滅あるのみ」
フィーリアは、お店の余っている銃を借受け、左右両手に握りしめて狙いを定めます。

やる気だ! 狩る気だ! アレクの目から汗が流れ出ました。
【 男の子だぞ! な、泣いてないやい! ( ;∀;)シクシク 】

店員の親父は、クククと一笑いして開始の言葉を宣言。
「コルク弾は全部で5発。 それじゃ、・・・ レディー・ゴー」

「ご、ごめんなさ〜い!!!!」
開始を宣告されてコルクの発射音が回りに響きわたる中、それと同時にアレクの叫びが木霊しました。


メルク : つまらぬモノを撃ってしまった!
ユウ  : 五右衛門!
メルク : うみゅ〜、ならば、『 か・い・か・ん ふぅ〜!』
ユウ  : 薬師丸 ひろ子! ・・・古!

カキコオリジナル創作ネタ (ハロウィン編)⑤ ( No.39 )
日時: 2015/04/10 15:07
名前: ぽちもどき (ID: 4CvsChtQ)

さてさて、結果はどうなったかな?
もう、言うまでも無くアレク惨敗だぉ・・・
(;´Д⊂)!よよよ。

女性が集まれば遠慮はないない。
ハロウィン・パーティー 『ネット編:後編』
始まり始まり〜♪

射的の他にも、綱引きくじ引き・開運お御籤・金魚すくい・ヨウヨウ釣り 〜等の遊戯店から、他の屋台で食事をしたり、 ハロウィン用のお菓子を買っては老若男女年齢問わず配ったり、見知った知人や見知らぬ他人からお菓子を貰ったり、イベント会場を覗いては拍手喝采・感激しながら4人は楽しみました。

「もう少しで、モンスターシードのパレードが始まるわね」
ハロウィン祭りの目玉の一つでもあるパレードの開始時刻が迫っていました。
ステラの一言に、フィーリアは事前に考えていた見易い位置まで皆を誘導します。

それなりに見易い位置取りが出来たシエット達。
フィーリアは期待を胸に瞳を輝かせて、通過する時を待っていると、左側から女の子に服を引っ張られました。

「トリック オア トリート。 お菓子くれなきゃ、悪戯するゾ」
皆は顔を見合わせて、それぞれの持ち物を確認。
配布用に持っていたお菓子は全部配ってしまった様で、誰もお菓子を持っていませんでした。
《貰ったお菓子を、別の子にあげるのは失礼だよねぇ》

皆の様子を見ていた女の子は、お菓子を貰えないと悟り表情を暗くさせて下を向いてしまいました。
「お菓子をくれなきゃ、・・・お菓子じゃなくてもいいよ ・・・」
そして・・・ぼそりと聞き取り辛い小さな呟きをこぼしました。

その瞬間、パレードの巡回ルート周辺から阿鼻叫喚の悲鳴が上がりました。
!!
「パレードの・・・、パレードのモンスターが暴走しているゾ!」

周辺には非常時に備えて警備係や癒術師が控えていましたが、暴走しているモンスターの数が多すぎて押えが間に合わずに、シエット達が立っている方に向かって数匹突進してきました。

カキコオリジナル創作ネタ (ハロウィン編)⑥ ( No.40 )
日時: 2015/02/19 00:43
名前: ぽちもどき (ID: SU4m4287)

ハロウィンイベント用の仮装を身に付けている為に普段の武器を身に付けていないシエット達。
それでも、今まで護衛士として腕をふるってきた皆だ。

シエットは近くの大人から、衣装の付属として持っていた箒を借受け、迎撃の為ではなく逃げ道を作る為の時間稼ぎにと前にでて、暴走しているモンスターの次の行動を予測し、足元に数度の突きを繰り出して、モンスターを逃げる人達に近寄らせない様に誘導。

ステラは、マフラーを投石器代わりにして、近くに落ちている石やジュースの入った瓶をモンスターの近くに投げて、音や匂で意識を引き付け、次の動作予測をたて易いようにとシエットを支援します。

フィーリアはシエットを助けようと前に出ようとするアレクを押し止めて、お菓子を欲しがった女の子を預けて、怪我をした人への回復と逃げる手助けしました。

・・・女性陣、強ーい!
アレクに預けたのは意味がありますよ!

「君、逃げなきゃ! 動いて・・・にぎぎぎぎ・・・」
アレクは女の子を逃がそうと腕を引っ張りますが動いてくれません。

女の子はフィーリアが誘導しようとしても岩の様にその場に起ちつくしたまま動いてくれない為、フィーリアより力のあるアレクに抱え上げて貰って回避させようと考えたのです。

「にゅぎぎぎぎ・・・お、重い!」
「!! お、重くないもん! 女の子に体重の事を言うなんて!・・・ お兄ちゃん。そんなんじゃモテないんだからね!!」
アレクの呟きに過剰反応を示す女の子。

女の子のひとことにアレクはタジタジ!
「ご、ごめん!(/≧◇≦\) ・・・ あれ? 軽い?」
先程は岩の様に重いと感じた女の子は、今は羽のような軽さ。
アレクは抱き上げた際に勢いがつきすぎて少しヨロケましたが、突進してきたモンスターを回避できました。

アレク! ナイス!

皆が頑張ったお陰で、時間稼ぎが出来て警備係や癒術師が駆け付け、騒動を収めました。
会場を騒がせたお詫びにと、贅沢なお菓子が振る舞われました。

一方、アレクは抱え上げた際に、女の子の体がとても冷たい事に気が付きました。
景品で得た中に確か・・・

下を向いたままの女の子に可愛い花柄のモコモコ耳あてを差し出しました。
「お菓子が無くてごめんね。 代わりに此れを使ってよ!」

アレクの行動に気が付いたシエット達は、ハロウィン仕様の獣手形手袋、マフラー、毛糸の帽子、寛容ポンチョを差し出して羽織らせました。

「ありがとう」
女の子は嬉しそうに、にっこり笑ってお礼を言って手を振りました。

女の子が歩き始めるのを見送りながら、空を見上げれば、茜色が混ざりは始めた夕刻です。
フィナーレの花火は皆で見ようと、宿屋に向けて歩き始めました。

アレクは、ふと後ろを振り向くと、先ほどの女の子と、会場を警備していた癒術師の一人が話をしていました。

知り合いかな?・・・!!!!(‾□‾;)!


思った瞬間、女の子の姿が消えて・・・癒術師の手の中には、綺麗な宝石が一つ握られていました。
一部始終目撃したアレクはお約束の一言、さん、はい!

「お、オバケ—!!!!」

アレクの叫びが木霊しました。


ステラ  : 話を聞くと、極稀に迷いこむ事は有るみたいね。
シエット : 会場の警備係や癒術師はそういった迷い子の対処の為にも居るみたいだね。
フィーリア: 今回のモンスターの暴走もその子が引き起こしたみたい。
アレク  : オバケ、本物!!!!! ・・・で、でも、輝石が有ったってことは、満足したのかな。


ハロウィン祭り、ネット3編 、此れにて終了。
少し長くなりましたが、楽しんで頂けたら嬉しいです。
それでは、♪(o・ω・)ノ))またね♪

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.41 )
日時: 2015/02/24 10:07
名前: ぽちもどき (ID: NywdsHCz)

ネルお嬢様の成長記録 (手始め編)

私しの名前は『ネル』 15才のお嬢様。
私しの事を大人しそうだという方がいるけれど、見た目で判断するだなんて甘いですね。
皆との旅で、払拭して差し上げますね!(><)☆


ただ今旅途中で森の中、癒されていないモンスターと対峙中。

ユウ(主人公)に狙いをつけたモンスター達。
癒術士であるユウは戦う能力がありません。

ネルさんの立ち位置からは拳銃リーチギリギリの範囲。
普段のおっとりな物腰をキリリと引き締めて、狙いを定めて銃弾発射。

暴れるモンスターを癒して安全な場所まで移動したユウ達。

「ネルさん。 危ない処を助けてくれてありがとう。 助かったよ」
「いえいえ。 お役に立ててよかったわ」
うふふ・・・といつものおっとりとした物腰に戻ったネルさん。

以前より腕が上がったんじゃないかな?(゜▽゜*)
ユウはネルさんに会って間もない頃の事を思い出します。

昔はよく銃弾を外して・・・外して・・・
(・_ ・;)・・・ あれ?

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.42 )
日時: 2015/02/25 13:36
名前: ぽちもどき (ID: ktd2gwmh)

〜昔〜

モンスターに狙いを定めるネルさん。
『バン!!』 ピューン♪

狙い方向が180度違うのに、耳元数センチ横を飛んでいった銃弾に身震いするユウ。
時には、頬を掠め、時には髪を掠め、掠め、掠・・・め etc ・・・

「あぶ、あぶないのですぅ!!」
固まっているユウの代わりにメルクが叫びました。

ネルさんの弾丸は俺を狙っている!
・・・あ、いや、・・・狙っているのはきっと違うかな ・・・。
えっえっと、・・・いや、驚くのはそこじゃないんだ!
(微混乱中)

茂み奥にいた癒されていないモンスターが、ドサリと倒れ出てきて、ユウの横で目を回しています。

「あら? また外してもあたっちゃった♪(´ー`*)」
不思議な現象を喜ぶネルさん。
俺が言いたい事は一つ。
俺を掠めて飛ぶ弾は、必ずモンスターに当たるんだ!
Σ(ノД<)

茂みにいるモンスター見えてた?
見えていると言ってほしい。
見えない敵すら外さない、銃弾を粗末にしないちゃっかりネルさん。
ネルさんは侮れません。


ネルお嬢様の成長記録 (王道編)へと続く。

ぶるぶる。
私のなかのネルさんはこんな方です。
ごめんよ。 ( ノ;_ _)ノ

メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.43 )
日時: 2015/04/10 16:21
名前: ぽちもどき (ID: 4CvsChtQ)

ネルお嬢様の成長記録 (王道編)

私の名前は『ネル』 15才のお嬢様。
今日は浜辺でバカンス♪。
素敵な貝殻に巡り会えそうな予感だったのに・・・
私の事を世間知らずだなんて侮ってるモンスターさん、一掃して差し上げますね♪


燦々と輝く真夏の太陽・・・

ビーチに轟く悲鳴の数々・・・

宝石の様に煌めくマリンブルーの海を意識した、水色の淡色に貝の絵柄がアクセントになっているダブルフリルスカート・ワンピース水着の、とてもオシャレな一品を着こなしているネルさん。

"悲鳴" がなければ注目を集める程の似合いっプリ。

海へはバカンスに来たはずなのに、今日に限ってシェルプシという二枚貝に似たモンスターがウヨウヨと浜辺を占領。
癒術師が一緒に居るのならと、モンスター除去を依頼された一行。

ネルさんは、 貝殻を集めるのが好きなお嬢様。
けれども、シェルプシに貝があっても、やはり本質はモンスター。
凄く残念そうにモンスターを撃退していきます。

モンスターの襲撃により預けになったバカンスや更にこの暑さの中での立ち回り。
その所為で、皆がとても不機嫌に。
こんな中で一分一秒も続けて いられるわけがない・・・?と、ユウは雰囲気を変える為にある提案をしました。

「もう少し癒して落ち着いたら、そこの出店でカキ氷でも食べて休憩しよう」
どうだろか? (゜▽゜*)♪

ユウの一言で皆の雰囲気が明るくなり、あと少しだと頑張ろうとした矢先、皆は浜辺のモンスターに囲まれてしまいました。

ピンチだ!(><)

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.44 )
日時: 2015/03/02 03:51
名前: ぽちもどき (ID: NLcS5gZX)

「カキ氷・・・、良いですよね・・・」
ぶつぶつ呟くネルさんが前衛近くまで近付いて行きます。

ネルさんは後援支援型の為、防御面はとても弱い。
ユウは止めようとしましたが、ネルさんに片腕を上げて遮られました。

耳にイヤホンマイクを付け指示を出すネルさん。
「皆さん、宜しくお願いします。 では、目標、かき氷屋迄の道中を塞ぐシェルプシ! 一斉射撃用意、・・・3・2・1 、全弾発射!」

ネルさんが腕を降り下ろした瞬間、ドン・バン・ひゅーん・・・四方八方から銃弾が飛んで来ました!!

えええぇ!!!(゜ロ゜ノ)

海沿いの建家の2階などから、見慣れない黒服集団が一斉に射撃した様で、かき氷屋までの砂浜には、ユウ達を囲んでいたシェルプシが倒れ伏しています。


説明しよう(*゜▽゜)ノ♪
護衛には横繋がりがあり、50ゴルド支払う事で救援を受け取る事が出きるのです。
ネルさんはお金持ち。連絡一本で皆様にSOSを出したと言うわけであ〜る!
(ゲーム内での救援機能を使ってみました)


「渡る世間はモンスターばかりですね・・・かき氷♪」

ネルお嬢様は、必要なら権力行使も厭わない。
お見逸れしました、お嬢様。
ネルさんは侮れません!

本来なら、浜辺で探した素敵な貝殻を手にしていたのですよ!
私の道を塞ぐなんて、その貝剥がしてコレクションに加えてさしあげなきゃ。
SP集団召喚・・・なんてね。 きゃ♪

ネルお嬢様の成長記録(交渉術)へ続く。

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.45 )
日時: 2015/03/04 15:24
名前: ぽちもどき (ID: VB7Q11rn)

ネルお嬢様の成長記録 (交渉術編)

私の名前は『ネル』 15才のお嬢様(*´ー`*)ノ'
今回は露店市場が出ていると情報を受け、やって来ました中央広場。
私の事をおっとりした娘だという方がいるけれど、見た目だけで判断するだなんて・・・うふふ。


「いやいや、この細かい細工仕様をみてよ。20000ゴルドの価値あり!」
「元単価より数倍も上乗せなんて・・・駄目ですよ。5000ゴルド」
「運搬料や人件費もバカにならないんでねぇ・・・19000ゴルド」
「売れ残りを運搬する費用を考えた上ですの?7500ゴルド」
「いやいや、関税通すのもタダじゃないんで17500ゴルド」

販売員と応酬を繰り広げるネルさん。店を囲うように見物人の群衆まで出来ています。

「君は良い所のお嬢ちゃんなんだろ?・・・仕草や服の布地なんか見たら何となくわかるぜ!それとも銭も持たずに冷やかしかい?」
販売員は嘲りの言葉を吐きます。

「貴方、渡りの商売人なんでしょ?軍資金が無ければ次に販売する商品の買付が出来ませんよ。・・・売れなくて良いの?」
相手の挑発と判断したネルさんは、手にしている情報を駆使し、冷静にかわして交渉を続けます。

交渉の最中、なんだか群衆から悲鳴が上がりだした!
「暴れモンスターが出たぞ!」

モンスターを見ると、ネルさんのいる露店に向かって突進している模様。
販売員はおろおろ、あわあわ・・・と、パニック状態。

「商品が壊れては一大事ですね。9000ゴルド」
そんな中、ネルさんは交渉を続けるのであった。

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.46 )
日時: 2015/03/16 19:02
名前: ぽちもどき (ID: QeRJ9Rzx)

「おいおい、無茶苦茶だなぁ。勘弁してくれ!15000」
ネルさんの動揺すらなく堂々とした交渉姿勢に、販売員は顔を青くして頭を抱えながらも商売魂をみせます。

「私、こう見えても護衛士なんですよ。商品10000ゴルドでの販売で雇用しません?」
私はモンスターが来たら避ければ良いだけですし・・・。

販売員を見るネルさんは、普段の様におっとりと微笑んでいるのに、目元は笑っていません。
段々近づいてくるモンスター。

「わ・・・分かった、・・・頼む!」
ただし傷付けたら元値で弁償させるからな!

相手よりいかに優位に立つか、無理なら妥協線はどこか、相手に舐められたままでは今後の商売にも影響がある。
それも相手は遣り手でも年端のいかない女の子なのだ。
此ばかりは引かないぞと、横暴な一言を吐き出します。

販売員が言い終わる寸前、ネルさんは使いなれた拳銃を握り、モンスターに向けて発砲。
右前足へ銃弾が掠り、方向転換するモンスター。

「おいおい、逃げて行くが対処しなくて良いのか」
心配する販売員。

ネルさんはニッコリ笑って・・・


「向こうには、癒術師が居るのを知っていますから」
使える『モノ』は何でも活用すべきですよね〜♪

ユウの預かり知らぬ場面で巻き込んでいるちゃっかりネルさん。 侮れません!


ネルお嬢様の成長記録 (買い物編)に続く〜♪

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.47 )
日時: 2015/03/17 15:53
名前: ぽちもどき (ID: ak9ikTR3)

ネルお嬢様の成長記録 (買い物編)

私の名前は『ネル』15才のお嬢様。
ハプニングに見舞われながらも、露店市での交渉成功♪
私の事を箱入り娘だなんていう方がいるけれど、今の私を見て判断してね!

では・・・と、店の商品の名前を端から揚げていく購入意欲満点のネルさん。

「ちょと、まてまて!!そんなに聞いてないぞ!・・・ 一品か二品に・・・」
販売員のおじさんは半泣き状態で、焦って止めに入ります!

・・・しかたが無いですね(==)
冗談はさておき。

「今のは本気だっただろう!Σ(-∀-;)」
販売員突っ込みに、真顔で相手の顔をじっ・・・と見返すネルさん。

「・・・・・。 お、俺が悪かった。だ、頼む!」
更に低姿勢で懇願する販売員。
膝の震えを目撃したネルさんは頷きました。
言葉尻を捉えて反論するよりも、素直が一番ですよ。

悩み抜いた末に、希少な貝の加工付属品が付いたネクタイピンと、同仕様のネックレスの購入を決めたネルさん。支払いに財布から取り出したのは・・・『お嬢様』には似合わない使い古した2万ゴルド分だった。

取り出した財布をチラリと除き見していた販売員は、ある品を指差し驚愕しています。
「本物を見たのは初めてだぜ。上限金なく支払えるブラックカード!」

そんなカードを持っているなら、わざわざ値切ずに一発で購入してくれたらいいのによぉ・・・。

ネルさんの耳に聞こえる位の大きさでぶつぶつ文句を呟きました。

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.48 )
日時: 2015/03/19 16:05
名前: ぽちもどき (ID: ai5/g0Y4)

何度も人手に渡り、摩擦で凹みが出来た古いゴルド。

ネルさんは、使い古された手元のゴルドをじっと見つめた後に、考え深げに数秒間瞼を閉じ、ゆっくりとした動作で顔を上げて販売員を見つめて言いました。

「でも、これが私の掴んだ全財産ですよ」

箱入り娘のお嬢様が外の世界に憧れて護衛士になったのだ。
世間とずれた『考え』・『行動』、出来て当然の事も出来ない奴だと辛酸を嘗める事柄も数多く有った。
親の心配を背に、庇護という殻の外に出たネルさん。

「両親に送るプレゼントを親のお金(カード)で買う訳にはいかないでしょ?」
外に出て得た価値(学んだすべて)を活かしている私を知って欲しいから。

両手分の2万ゴルドは、護衛士の仕事を任された証。
信頼され、人脈を築いた証。
そして、今も挫けずに前を向いている証だと思ってるんだもの!

ネルさんは誰もが見惚れる程の素敵な笑顔で答えました。

ネルお嬢様に見とれて、ぽやや〜んとなっている販売員さん。
お仕事の手を止めさせてしまったネルお嬢様の人を惹き付ける笑顔に、お見それしました。

ネルお嬢様の成長記録 (おまけ編)に続く〜♪

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.49 )
日時: 2015/03/19 16:22
名前: ぽちもどき (ID: ai5/g0Y4)

ネルお嬢様の成長記録 (おまけ編)


ネルさんの素敵笑顔の虜になった販売員のお兄さん。
「持ってけ、泥棒!!」
ネルさんが購入した同仕様のブレスレットを渡しました。

「・・・えっ?」
ネルさんは首をかしげて販売員を見ます。

「親だけお揃いじゃ、もったいないというか・・・さっ、寂しいじゃないか。 ・・・助けてくれたお礼だ。 うん、お礼。」
さっさと持っていけと、手でジェスチャーしてネルさんを露店から追いたてます。

ネルさんに見られたくないのか、顔を反らす販売員。
横顔を見れば、真っ赤っか。

ネルさんはお礼を言って立ち去りました。

ネルさんの様に良い事が皆さまに有ります様に。
大分速いですが、メリー・クリスマス ♪☆ミ

ネルお嬢様の成長記録  いずれまたね。
♪(o・ω・)ノ))

ネルお嬢様編 後書き ( No.50 )
日時: 2015/05/10 20:32
名前: ぽちもどき (ID: yLuSZds4)
参照: http://www.kakiko.info/bbs_talk/read.cgi?no=17962

メルクストーリア創作「ギルドログを動かそうネタ」集
ネル編を読んで頂き、ありがとうございます。

当作品では、メルクストーリアの中に出てくるユニットを使ったオリジナル作品となっております。
独自なユニット解釈による作品な為、皆様の考えている性格とズレる部分が出てくると思われますが、ご理解頂き【読む】を楽しんで戴けたらうれしく思います。

この作品はゲーム内にアップしました、第15弾〜18弾 ネル編となっております。


続きはカキコサイトのオリジナ作品をいれさせて頂いた後に、本来は19弾をアップするのですが、19、21〜25弾は続きになっているので、飛ばして20弾を先にアップさせていただきます。



次は、クリスマスギルバト編になります。
今回は、特定のユニットを主役にした話ではなく、メルストの醍醐味であるギルドバトル使って遊んだ話をさらに読みやすく改訂した作品をアップいたします。
メルストに出てくるユニットや、モンスターも出てきますので違和感ある場合は、あくまでも創作だという事でご了承ください。

では、次作品 第20弾〜
【クリスマスギルバト編】をお楽しみください♪ヽ(´▽`)/


宜しければ、
【ご意見】【ご感想】【ご指摘】などありましたら、上記URLサイトへ、記入戴けたら嬉しく思います。

※サイト名「ぽちの呟き、もどきへの呟き」

上記サイトには、此方の作品へのROMをアップしておりますので、良ければ利用ください。

カキコオリジナル創作ネタ(ネル編) ( No.51 )
日時: 2015/04/07 14:06
名前: ぽちもどき (ID: Hh73DxLo)

ネルお嬢様の成長記録 (恋愛相談)

前略

私は、リュビー地方に住んでいるんだけれど、私だって女よ!
恋人にするなら守ってくれる強い男がいいでしょ?
だから、片っ端からアタックしていったけれど、同族じゃ見つからなかったの。

だから、別の種族でもこの際いいわってアタックし続けたら、私より強くて、人で言うならイケメンを見つけちゃった!
ココで逃したらって思ったから思い切って告白したらOK貰えたの♪
きゃ〜♪

私の事、可愛いって言ってくれて〜!
大好きって言ってくれるんだけれど・・・

私は理想の男性に会えたんだもの!
凄く嬉しくって、毎日が幸せいっぱいなの。

でもでも、やっぱり種族が違うでしょ?
いつ愛想尽かされて捨てられるかもって思うと不安で・・・

同世代の人達から恋愛相談を受けているって聞いたの。
私とは年齢が離れているかもしれないけれど、私の相談にも乗ってくれないかしら?

草々

代筆 : ヒポポターシャの友達 ソフィーヤより


宿屋から荷物を抱えて出掛けるネルさんを目撃したユウは、メルクに何か聞いていないか聞いてみました。

「いつもの恋愛相談を受けたのだけれど、本人達を見ないと判らないので行ってくるわ〜と、出掛けられたのですよ〜」
メルクに出掛けた経緯を説明されたユウ。
あはははは・・・と凄過ぎて空笑いしか出てこないのであった。

何が凄いって?
ヒポポターシャとは、リュビー森林に生息し、その一帯に君臨する・・・いや、していた、辺境調査隊第5番隊の隊長(人間)に惚れた『モンスター』なのである。

人外にもコネクションを広げるネルお嬢様
最後までお見それしました。
恋愛話? あの隊長ならば、浮気はないと思うぞ♪

機会あればいずれ♪(o・ω・)ノ))
ネルお嬢様、楽しんで戴けたら嬉しいです。

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.52 )
日時: 2015/04/07 16:48
名前: ぽちもどき (ID: Hh73DxLo)

クリスマスギルバトイベント
ヒポちゃま、お婿見つけ隊 (とある隊員の愚痴)編

ザクッズボッ、ザクッズボ・・・
サクサクサク・・・

ザラメ雪の上にまた新雪が降り積もった様で、歩く度に雪の中に足が入り込み、一歩前に進むのも難儀する行程。
吐く息は白く、分厚いブーツを履いていても、風通しの悪い服を何重に着込み動いても、足の先は冷たさに痺れ体は寒さに震える・・・枯木賑わう山に白銀世界。
白い殺風景よりいずれ花咲く枯れ木の色が有るだけまだマシな風情だ。

世間では、ライトアップで飾り付けられクリスマスのイベントを控え、浮かれた人様でワイワイと盛り上がっているにも関わらず、猪突猛進型恋愛脳である家の隊長様のお陰で・・・

男磨きには筋トレが効果ありだなどというネジ一本外れた脳内仕様が悪いんだろうが、隊長が『アイツ』を連れて来た事でさらに悪化していやがるんだからなぁ。

モンスターが彼女だぁ。
彼女出来無さ過ぎて・・・とうとうそっちに行かれてしまいましたよ、全く。

俺とお前が居たら、どんなハードルも乗り越えられるぜっ!
なんて言って、隊員の俺らまで巻き込んだハード訓練・・・と言う名の追いかけっこ。
イチャラブしたいなら、此方を巻き込まないで頂きたい!
まぁ、アレを見てもリア充羨ましいとは思わないです。
副隊は爆破死滅しろ! リア充め・・・と、内心で呪うけどな。

世間ではクリスマスっすよ。
こんな雪山下んだりまで来て何が悲しくて一人身で寂しく、辺境調査や訓練、ギルバトせんとならんのですか!

・・・一通り叫んだあと、雪だまりに背中から倒れ込み、溜息を一つ。
あ、ため息吐いたら幸せが逃げるんだっけ(‾。‾)=3

メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.53 )
日時: 2015/05/10 16:27
名前: ぽちもどき (ID: u/mfVk0T)

枯木の合間から見える空を見上げた折、一匹のモンスターが飛来しているのを目撃しました。

一瞬、癒されて居ないモンスターが襲って来たのかと、起き上がって身構えましたが、抱えているロゴ入り鞄を目撃して郵便屋のシードモンスターだと気が付き、運んできた手紙を受取り中身を速読しました。

「よっしゃ!!!!! 予約ゲットだぜ!」

空高く、ガッツポーズを決めた次の瞬間、顔を青くし、更に青くした後直ぐに、眉間にシワが深く刻まれる程考え込み始めました。

どう対策を取ろうか!
隊長外のギルド員を巻き込むのは当たり前だな。
なんせピン(一人身)ばかりだ。
それに、いっそ他の人員が集まるギルバトを使って・・・
ブツブツと呟きながらも、仕事である周辺調査を行う隊員。

今の所、周辺の生態系に変化はなく、異常らしきは見当たりません。
しかし、自分より強い相手(彼氏)を探して所構わず喧嘩を売り、気付けば頂点のボスに収まりこの辺一帯を纏めていたというモンスター『ヒポポダマス』を隊長が引き抜いてしまったのだ。
モンスターによるボス争いや縄張り争いがいつ始まってもおかしくはない、と気を引き締めて真面目に仕事に取り組みます。
数時間後、そろそろ集合時間だと日の傾きを確認して砦に向かいました。


〜簡単なギルバト説明〜

バババ〜ン♪
ギルド対抗バトル、略して『ギルバト』
同じ思想を持つ人員の集まり・・・上限20名で構成された団体をギルドと呼び、そのギルドを四つ集めてギルド間での対抗バトルを行うのである。

自分達の砦を守り迎撃するモンスターシード5体を選出。
攻めはギルド隊員。
迎え撃つシードを倒し、砦に振り分けられたポイントを奪い合う対抗試合なのだ。

朝から夜までの半日、各ギルドで戦略を駆使し執り行います。
勝てば賞金まで出る為、皆様本気の勝負なのです!

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.54 )
日時: 2015/05/10 21:24
名前: ぽちもどき (ID: yLuSZds4)

今回のクリスマスギルバトのイベント内容を連絡します。
参加される方は確認して下さい。

集まったギルド隊員の皆さま。
ギルバトでのイベントを思いついたので、12月24日(水曜日)・25日(木曜日)はギルバトを決行致します。
水曜日は普段より実施日ですが、木曜日は急遽追加しました。

一つ、基本はリアル優先。

一つ、メルスト運営よりギルバトに関するイベントが無い場合に限り決行。
イベントがある場合はそちらを優先とします。

一つ、最終決行有無の連絡は23日の朝にもう一度連絡ログを流します。
見落としの無い様に確認して下さい。


☆ 連絡事項
【以下の事を守ってご参加ください】

題して
『当ギルドのヒポポターシャのお婿さんを探そう!』
ヒポポターシャ、略してヒポちゃまのお婿探し隊を結成、開催致します。

企画内容 ①
ギルバトに参加する人は必ず、ユニット前の自己紹介欄に当ギルドのヒポちゃまのお婿を探している・・・といったアピール文を記入して下さい。

≪例題≫
キミはヒポちゃまの婿にふさわしいかな?婿求む!

※ヒポちゃまは自分より強い男しか認めていないません。
相手を煽りたてながらも、求める文章を是非。

企画内容 ②
防衛シードは、ヒポちゃまをラストボスに設定し、ボスシード2体、雑魚シード3体で構成します。
突破した人(又は相手ギルド長)がヒポちゃまのお婿候補という設定になります!
最終突破された方に声を掛けて返事をお願いしてみます。
見事、ヒポちゃまのお婿さんが見つかる様に頑張ってアピールして下さい。

※工程次第で、以後のネタ話が変わってきます。 
楽しみながら参加してください。

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.55 )
日時: 2015/04/20 17:08
名前: ぽちもどき (ID: cFBA8MLZ)

企画者からの連絡【某いち隊員より】

すべての人数ではないが、クリスマスの日に一人寂しく過ごす事になろう人員を集めて来た。
この内容は隊長や副隊長には伝達してはならない事を肝に銘じて欲しい。

今回、5本の指に入る程の人気バー店 『にゃんにゃんパラダイス』の予約が取れた。
なかなかの盛況っぷりに下々には手が出せない店なのだが、チャレンジしてみて良かった。

ココで問題に成るのは、『ラブに生きる男』
そう、隊長のことだ!

何時もならは誘ってから飲みに行くのに支障は無い。
逆に誘わずに羽目を外したのがバレた時なんぞは・・・地獄の特訓が有ったものだ。
・・・ぶるぶる

ただし、今はヒポちゃまがいる。
誘わなくとも問題はなさそうだが、我らの訓練が無くなる訳ではないだろう。
それに、隊長を誘ったら、今度はヒポちゃまの八つ当たりが自分達にくるのだ!・・・ぶるぶる

そこで、今回のギルバトを利用して隊長と同等の武力をもつ者を探し出し、ヒポちゃまを押しつけよう作戦を決行する!!
コードネームは、『ヒポちゃまお婿探し隊』だ!

作戦内容は、自分達より強い者を探し出し、当ギルドへ突撃して来る様に仕向けるのだ!
なに、ギルバトに参加する者達なのだ。
ほんの少し、挑発するだけで、敵愾心を燃やして突撃してくるだろう!

無事、ヒポちゃまのお婿さんが見つかれば、25日の夜の強化訓練は無くなり、晴れて自由の身となれるのだ!

むむ?
言いたい事が有る?
質問か!
疑問が有るなら言ってくれ。
なになに、ヒポちゃまは、オレが嫁に貰う・・・だと!
ば、バカ者!

隊長の気概心を煽ってどうするんだ!
恋の障害と見なして更に状況が悪化するじゃないか!
クリスマス処じゃなくなってしまう!

馬鹿な真似は止すんだ!・・・それに君の力では・・・あの人を止める事は難しいだろう。

ランファルームで行うファミチキ(ファミリーマートチキン祭り)も捨てがたいかもしれないが、皆で楽しくバーに繰り出そうじゃないか!

では、検討を祈る!
解散!!

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.56 )
日時: 2015/05/10 14:51
名前: ぽちもどき (ID: u/mfVk0T)

〜 集会後 〜

集会を終えて、静まり返った部屋に一人残っている人物がいました。

アイツ等の気持ちは分からなくはない。
俺もほんの少し前までは、色々と抱えていた訳だしなぁ。
「・・・しかし、黙認してバレた日には、俺まで八つ当たりが来るからなぁ」
とりあえず今は様子見だな。

一通り考え事を纏めた後、ふと手元に脱いで持っていた耳あて帽子を見ました。
普段かぶっている緑色の耳あて帽子。
「・・・!っつうか、帽子を取っただけで判らないなんて、俺ってそんなに特徴ないのかよ!」

ヴァレリーは少し傷心しているのだろう。
つい聞く相手もいないのに愚痴ってしまったとため息を溢し、帽子を被り直して、静寂に溶け込む様にひっそりとその場を立ち去りました。


さてさて、後はどうなるかな?
24日のギルバト結果編へ続く〜♪

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.57 )
日時: 2015/05/10 18:09
名前: ぽちもどき (ID: yLuSZds4)

24日のギルバト結果

ギルバトは、半日続くがいつ攻めても守っても良いわけではない。
突撃する為の下準備、シードの体調管理なども合わせて『朝・昼・夕方・夜中』の決まった時間に行う攻防戦なのだ。

ギルバトは最終保有するポイントの量で勝利が決まる為、夜が本番と言われるいる。
朝〜夕方間に攻めた場合、夜に3方向より集中砲火を浴び、一瞬にして逆転を許すなど多々ある為、突撃部隊と防衛部隊をどう組み合わせるのか等、勝利をつかみ取る為の戦略を皆で考えるのだ。

「ぶっちゃけ、数だよな!参加人数に突撃人数・・・ブフォ!!!」

現在 24日、本日晴天なり!
一人制裁を受け人数は減ったが、問題無かろう!

戦略を・・・とかっこいい事を言ったが、初戦は脳筋バトル。
相手を挑発し、さぁ!掛って来い!!!!!


〜 結果 〜

なぜだ(/´△`\)・・・
こんなはずじゃ無かったのに!
思ったよりヒポちゃまの戦力が強いというのか!
我等は今宵は祈りだけに徹したというのに!

「違う!・・・お前ら!張り切りすぎだ!」
クリスマスイベントのせいで普段以上にはっちゃけたギルド隊員!・・・いや、此くらいしなければヒポちゃまのお眼鏡に叶わないだろう。

だが、このままでは明日も地獄の特訓で終わってしまうじゃないか!
おぅ、俺達のドリーム『にゃんにゃんバラダイ』のお姉さまとのラブナイトが!!

明日こそ、皆で一丸となって、ヒポちゃまにお婿をさがすのだ!(ノ`△´)Ψ

明日(25日)のギルバトへ続く

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.58 )
日時: 2015/05/10 18:29
名前: ぽちもどき (ID: yLuSZds4)

〜某一幕〜

今回のギルバトでは思惑が外れた隊員達だけれど、士気は下がって居ないようだなぁ。

で、此方はどうしますか?(ー_ー;)
・・・あぁ、結果次第と。
自信過剰過ぎるのも・・・え、あぁ、はいはぃ〜。
障害は乗り越える為にあると。

ヴァレリーは帽子の鍔を持って斜めに深くかぶり直して目元を隠しました。
話していた相手は立ち去った様で、近くには誰もいません。

運命は明日で決まる・・・
いや、既に決しているのだろうか。

同情しているのか?
それとも、困惑しているのか?
ヴェレリーの表情は帽子に隠れて伺い知ることは出来ませんでした。

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.59 )
日時: 2015/05/10 20:24
名前: ぽちもどき (ID: yLuSZds4)

25日のギルバト結果

泣いても笑っても今日で最後だ!
悔いのない試合にしようじゃないか!

相手は格上だ。
全力で行かねば画策どころではなく潰されるかもしれないのだ。
気絶で次の日に起きる・・・にも成りかねない!


現在 25日、本日も晴天なり!
戦略は状況を見ながらの夜、突貫バトル。
格上相手でも挑発を忘れず、さぁ!掛って来い!!!!!


〜 結果 〜

くぅ!
今日のギルバト相手は強い!Σ(ノд<)Ψ
この方なら、是非ヒポちゃまでも気に入るはず!

企画者は相手の砦を見上げながら叫んだ。
『是非、当ギルドのヒポちゃまの婿になって下さい!』
その叫びは思った以上に大きく、他の砦を守護しているギルド員を含める全ての者がギルバト功労者である勝者を見つめ、返答を待った。

相手は振り向き、にっこり笑顔!!

やった! 婿になってくれる!
・・・そう思った瞬間、相手のギルドから防衛シードが一気に5体も突進して来た!

ぬぉ!!!! ぶふぁ!(=゜ω゜=)=○)´3`)∴

突っ伏している我がギルド員に向けて、相手はひとこと
『ムリ』
そう言って去っていきました。
(;ω;`*)

今回の婿騒動は隊長に知れ渡り、ヒポちゃまに追いかけ回され、汗だく特訓クリスマスとして一夜過ごすことになりました。
(いや、既に知っていたよ。 凄く凶悪楽しそうな顔をしてこの瞬間を待っていたからねぇ・・・ヴァレリー談)

「事前キャンセルは料金が発生します」
一夜明けた26日、念願だった『にゃんにゃんバラダイ』バーのママより、領収証が渡されました。

ランファルームのファミチキ祭りも出れずに、とほほなクリスマスになったのでした。
(;つД`)


ギルバトイベントネタ、楽しんでくれたら嬉しいです。

ギルドバトルイベント編 後書き ( No.60 )
日時: 2015/05/13 17:56
名前: ぽちもどき (ID: YhMlOecY)
参照: http://www.kakiko.info/bbs_talk/read.cgi?no=17962

メルクストーリア創作「ギルドログを動かそうネタ」集
ギルバトルイベント編を読んで頂き、ありがとうございます。

当作品では、メルクストーリアの中のギルド対抗戦(ギルバト)を使ったオリジナル作品となっております。
独自なユニット・ネタ解釈による作品な為、皆様の考えている内容とズレる部分が出てくると思われますが、ご理解頂き【読む】を楽しんで戴けたらうれしく思います。

この作品はゲーム内にアップしました、第20弾 ギルドバトル編ですが、オリジナルに近い形となっておりますので、引き続き第19弾・21弾〜をアップさせていただきます。


次は、クリスマス(ショート)編とお正月編の季節作品になります。
メルストに出てくるユニットを使った作品となっております。違和感ある場合は、あくまでも創作だという事でご了承ください。


では、次作品 第19弾・第21弾〜
【クリスマス(ショート)編】と【お正月編】
続けてをお楽しみください♪ヽ(´▽`)/

※ 次の後書きはお正月編の後にアップ予定。


宜しければ、
【ご意見】【ご感想】【ご指摘】などありましたら、上記URLサイトへ、記入戴けたら嬉しく思います。

※サイト名「ぽちの呟き、もどきへの呟き」

上記サイトには、此方の作品へのROMをアップしておりますので、良ければ利用ください。

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.61 )
日時: 2015/05/13 18:03
名前: ぽちもどき (ID: YhMlOecY)

恐怖のクリスマスケーキ

チャンチャンチャラチャラ、ちゃっちゃっちゃ〜♪
三分クッキングの曲でお願いします・・・って、いいのか!
Σ(-∀-;)

ユウとメルクのテーブルの前には、先ほど購入したケーキを作る材料。
対面に立っている人物はなんとアネモネ!

「さぁ、元気にクリスマスケーキを作りましょう♪」

ユウ達にとってアネモネのお菓子は恐怖の象徴。
ギルドで紹介してもらった護衛士の『アネモネ』
歓迎したその場で食べたお菓子によって、人格破壊・意識混濁・記憶傷害、数々な症状を引き起こした出来事は当事者の記憶に無くても忘れられない出来事だ。

何故ならば、彼女とお菓子関連付けて考えただけでも背筋が凍り、体が震え、額から流れる嫌な汗が止まらない。
防衛本能が働いているのだから・・・。

どうしてアネモネと、ケーキを作る事になったのかと振りかえるユウ。

① ケーキの予約を忘れた事に気がつく→
② ケーキを買う為に当日並ぶ・・・と意気込んで就寝した翌日寝坊→
③ ケーキ屋に行ったら完売!→
④ 落ち込んでいる所にアネモネに遭遇し、力ずくで話を聞き出され、有無なく連れてこられたキッチン。

・・・うん。俺のせいだな!
「だから予約しておけばぁ・・・みゅぅぅ」
・・・泣くなメルク。俺も泣きたい。
因みに、トトはアネモネを見た瞬間、俺の頭上で気絶中。
分からなくもない。 トト・・・お前が羨ましいよ!

「では、先ず小麦粉を篩にかけて〜♪」
にこにこ笑顔でアネモネがお菓子作りを説明します。

作業の説明が始まってしまったら作るしかない!
ユウは決意し、作業を開始しました!

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.62 )
日時: 2015/08/13 07:18
名前: ぽちもどき (ID: 6mW1p4Tl)

ち、ち、ち、ぽ〜ん♪

数時間後、見た目完璧な苺のホールケーキが2つ出来上がりました。
ユウが手にするのを躊躇っていると、切り分けたケーキを載せたお皿を2枚、アネモネはユウの前に差し出します。

「作ったからには味見しないとね〜♪」
アネモネはにっこり微笑みます。

今まで作っていたお菓子を試食して居ただと!
あの絶望的な凶器と言う名のお菓子を!
アネモネの胃袋は超合金で出来ているのか!!
Σ(‾□‾;)

いや、待て! 2皿だと!

アネモネの発言した『試食』と言う言葉に驚いている隙に何故かアネモネさんが作ったケーキまで試食する事になってしまったユウ。
皿の上に置かれているケーキを見つめ続けて数十秒間固まり続けましたが、アネモネの期待する目に逃げ場が無く肩を落とします。

ここは食べるしか道が無い・・・よなぁ。 
絶望と恐怖に震えながら、自分で作ったケーキをパクリ!

「ん!!・・・お、おいしい!!」
ユウはメルクを見つめた後、嘘い偽りない事をもう一口食べる事で証明してみせました。

生クリームは極め細かく、さらりと溶けて無くなり、生地はふっくら仕上がっていて口のなかでホロリとほどけ、イチゴの酸味とクリームの甘さの絶妙具合に目から鱗状態。

・・・やぱりおいしい!
もう一口、更に一口と、一皿全て完食してしまいました。

じゃ・・・じゃぁ、普段、激マズなアネモネのケーキも成功しているのか!・・・ユウは恐る恐る一口パクリ。

「なぜだだだだだ・・・わわわ、はははは・・・」
ユウが正気づいたのは、12月31日の正月前だったという!

たとえ材料が同じでも、腕が違えば味も変わる。
アネモネのお菓子は信用してはいけないと、実証できた聖なる夜。
こんなメリークリスマスを望んだのか!
負けるなユウ。 来年こそ!

恐怖のクリスマスケーキ、楽しんで頂けたら嬉しいです。

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.63 )
日時: 2015/05/18 00:33
名前: ぽちもどき (ID: xbduus1y)

お正月 (その1)

もぅ〜いくつ、寝ると〜お正月〜♪

白い天井、薬品臭いベット・・・
ユウは目を覚まして回りを見渡し開口一番疑問をもらします。
「ここは・・・どこだ?」

「気がついたのね」
・・・ガラガラと扉を開けてシエットが入ってきました。

ユウが起きているのを見たシエットはほっと安心した表情をしましたが、むっとした表情に変えて、アネモネのケーキを食べて病院に運ばれた現状を説明します。

さすがツンデレ!属性のシエット♪
Σ(>Д<)ギャァ!! スミマセン!

「全く。・・・クリスマスケーキ」
シエットはユウをじと目で見ます。
ユウはビクビク・・・縮こまってシエットを直視出来ません。

「買え無いなら言えば良いのに・・・変にカッコつけて・・・」
シエットが話を切る毎にユウはビクビク。
「私、料理作れるわよ・・・」

ソレを聞いたユウはアネモネを思い出しながら。
「料理が趣味でも、味がなぁ・・・いや、違うから、シエットの事じゃ無いから!」

Σ(>Д<)ぐぉ! スミマセン!

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.64 )
日時: 2015/06/10 07:58
名前: ぽちもどき (ID: kImpvJe5)

獰猛に睨み付けてくるシエットに危険を感じたユウは話題を変えます。
「他の皆は?」(*゜▽゜;)

シエットはさらにじと目でユウを見ます。
「病院の治療費、貴方が起きるまでの私達の宿泊費・・・お金、掛かるのよ・・・。 皆は神社で仕事。 年末だから大忙しだっていってたわ」
・・・Σ(ノд<)あぅ!! スミマセン! 他の話題は!

「シ・・・シエットは神社の仕事はして無いのか?」
(´▽`;)
ユウのさらなる一言に、室内の温度が一気に下がった様な気配が!
シエットは息を深く吸うと、
・・・やぁ、(o゜Д゜)=○
たぁ、○=(゜ο゜)o
麺(o゜口゜)=○)´3`)∴!

「心配しすぎてストレス貯まるから、年末の蕎麦打ちの仕事を選んだのよ」
配達ついでに様子も見に来れるから、皆に頼まれたのよ。

空中に拳を繰り出して説明するシエット。
ユウはベットに突っ伏し意気消沈・・・
o(__*)もうギブです。
ユウは白旗を振りました。

年末31日の昼半ば、目が覚めたユウ。
心配した皆からのお小言はまだまだこれから。
お正月編(その2)へ続く〜♪

「退院出来そうなら、配達手伝ってよね!・・・後、元気になって良かったわ・・・」
ユウから目線を外して呟くシエット。

やっぱり、ツンデレ!
(o゜口゜)=○)´3`)∴ 違うから!

作者にまで八つ当たり来ました!Σ(ノд<)

メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.65 )
日時: 2015/08/02 06:40
名前: ぽちもどき (ID: jQF4W0MP)

正月編 (その②)

ユウは退院後、迷惑を掛けた事を反省してシエットの仕事を手伝いました。
「年末は年越しの蕎麦を求めてくる客が後を断たたず、猫の手も借りたい程の忙しさだからね。凄く助かったよ。」
蕎麦屋の女将さんは、給金とは別に感謝の気持ちだよと言ってお蕎麦をくれました。

「蕎麦、沢山貰ったなぁ。皆を迎えに行って年越し食べるか」
ユウとシエットは二人で迎えに行くことにしました。

・・・ピュウピュウ〜♪デートですな!(ФωФ)
(o゜口゜)=○))´3`゜)∴
「違うでしょ! 皆を迎えにいくだけなんだからね!」


神社の周辺では、《ゴーン・・・ゴーン・・・》ゆっくりと撞き鳴らされる鈍重な鐘の音や、《ジャリン、シャリン》祈りの鈴が鳴り響き、《ガヤガヤ》と人の喧騒に溢れて賑わっていました。

鳥居の前では、参拝客の多さにお参りする為の列が出来ており、列の誘導にと神社側の関係者が幾人鳥居の表に立っていました。
その係の中に、旅先で知り合った24歳の女性『あんず』の姿を発見。

彼女は、天子の代わりに世の中を見回る大役を請け負っている天照神社の戦巫女。
額に赤紐長めのハチマキを絞め、弓を射るのに袖が邪魔に成らないようにと襷で縛り上げているのが普段の彼女の姿で、凛とした立ち振舞いに流石は厳しい終業を乗り越えた名うての射手だと言われ、和の国では知らない人が居ない程、知名度の高い人なのだ。
女性らしさも忘れておらず、レースとヒダをあしらった作りの袴にリボンのアクセント。
男男しいではなく、女性らしく頼りになる姉御肌の持ち主だ。

シエットは、あんずと既に何度か会っている様で軽く挨拶を交わしますが、ユウは疑問符を頭に浮かべます。
彼女程天子に信頼されているのなら、年明けの行事や報告の為に天照神社の本殿にいなくて良いのかと考えたからだ。

「この時期は本殿もそうだが地方だろうと多忙だからね、皆に手伝いの命が下るのさ」
ユウが疑問に思った事を問うと、あんずは丁寧に教えてくれました。


ユウ達が立ち止まって世間話をしていると、鳥居近くの群衆に囲まれた辺りからアレクの切羽詰まった声が聞こえて来ました。

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.66 )
日時: 2015/08/08 14:31
名前: ぽちもどき (ID: aW5Ed34M)

「よいちさん。そろそろ両手に持っている温い甘酒を置いて、配るのを手伝って下さいよ」
!Σ(´□`;)

大声を張り上げているのはユウ達が迎えに来た仲間の一人で『アレク』
神社のバイトでは、甘酒の支給を担当している様だ。

「まぁ、まぁ、焦らずとも、皆様は逃げませぬよ〜♪今宵も素晴らしい月ですなぁ・・・向こうには兎が〜♪」

頭には成人の証である烏帽子。
両手に和帽子をはめ、水干衣に胴着を付けた姿は、いつ何時でも討ち入り御免といったピリリと緊張感を纏ったやり手に見える出で立だが・・・
まぁ、キリっと顔が引き締まっていれば見えるのだろうな。
普段はとぼけた感じの礼儀正しい青年である。

どうやら、お酒に弱いよいちは配給途中で甘酒に『気分酔い』してしまった模様で、月を見上げて締まりのない顔をして笑っています。

なかなか進まない列に苛立ったのか一人の男性が最前列に割り込み、よいちとアレクに詰め寄りました。
それを見たあんずは、素早く弓を構えて一撃必中!

見事よいちに当たり、キュ〜ンばたん!と倒れてしましいまた。

「「え〜!!そっち!」」!Σ(´□`;)

「参拝客に弓をつがう訳には行くまい。それに矢の先は潰してあるし、修行した身はそんなに柔では無いさ」

あんずはユウ達に淡々と説明し、掴み掛かろうとした客に向き直り相対。

「そこな御仁。派手な喧嘩は和の国の華。しかし年始に持ち越すのは不粋では?・・・この場にて喧嘩両成敗も出来ますが、ここは『【華射貫く光矢】あんず』に預けて頂けませんか?(ヾ(‾ー‾*) 見事解決してみせましょう!」

あんずの貫禄に男性はたじたじで、只頷くだけしか出来ません。
しかし、よいちは完全に気を失っているのにどうするのか・・・
ユウは心配になり手伝う旨を伝えましたが、あんずは、首を横に振って拒否。
「なに。心配召されるな」

あんずは一呼吸し・・・

「流石年末、良い月夜だ。見逃しては月兎の有無についての議論何ぞ、来年からは語れぬなぁ」
よいちの耳元で叫びました。

「月に兎は居るのですぞ!・・・おや?」
完全に意識がなかったよいちが飛び起きました。

「「あれで起きた!Σ(‾□‾;)」」

驚きつつも、回りの野次馬から拍手喝采。
あんずはよいちにマスクを渡して頑張れよ(*゜▽゜)ノ〜!と応援。
何とか一件落着。
お正月編(その③)に続く!

「そろそろ仕事と僕の事を思い出して、甘酒の配給を手伝って下さいよ」
。゜(゜´Д`゜)゜。
横ではアレクが配給を続けながら、泣きべそをかいていました。
皆様、さんはい、

「「「「ごめんなさい」」」」

メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.67 )
日時: 2015/08/13 06:32
名前: ぽちもどき (ID: 6mW1p4Tl)

正月編 (その③)

アレクはまだまだ忙しそう。
他の皆にも会いに行こうと神社の境内を散策します。

シエットちゃん♪(ФωФ)ぴゅ〜デートの・・・ヘバブ!
(o゜Д゜)=○)´3`)∴
もういいってば!


『「「モエー♪♪」」』
散策を続ける二人は、奇っ怪な呟きをあげながらパシャ、パシャとカメラを撮る群衆を見つけました。

どうやら石畳を挟んだ左右対面にある神籖引換所の片側に何かあるようで、人集りが出来ています。
ユウ達も、何が人を惹き付けているのか気になったので、遠目から様子を伺う事にしました。

引換所では、メルク、フィーリア、ひなげしが神籖を配っていました。

「ユウお兄ちゃん!シエットお姉ちゃん!」

ひなげしがユウ達に気がついて笑顔で呼び掛けます。
少女の呼び掛けが皆の興味を引いたのか、群衆の目が一斉にユウ達を見ます。
ぎゃ〜! 敵意ある目で見ないでくれ!!

「ここは天照神社じゃないのに、どうしてひなげしが居るんだ?」

ひなげしは天照神社の巫女です。
本社から出て来てよかったのかと、ユウは疑問に思って質問しました。

「お兄ちゃんに渡さなきゃいけない物があって・・・厄避けの御守り。これがないと大変な目にあうからお兄ちゃんに会って来なさいって、占いのお告げがあったんだよ♪」
ひなげしは、はいっと御守りをくれました。

「倒れたのを心配してお見舞いに来てくれたのですょ〜。元気になって良かったですぅ」
心配そうに話すメルク。

「・・・モンスターとの出会いが遅くれて・・・・・・ふぅ。人災じゃ仕方ない・・・。次、同じことで倒れても心配しない・・・」
表情を動かさずになじるフィーリア。

うぅ・・・済みません!

話し込むと引換客の邪魔になると考え建物の隅から離れようとした時、神籖を受け取った一人の参拝客から悲鳴があがりました。

メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.68 )
日時: 2015/08/13 07:25
名前: ぽちもどき (ID: 6mW1p4Tl)

「き、凶だと!・・・・・・落ちた、今年は受験なのに悪夢だ!!」
。゜(゜´Д`゜)゜。
クジを引いた若者が騒ぎ始めました。

「凶を引いたからと言って、勉強を止めて将来を諦めてしまえば・・・落ちますね。やるべきことは、するべき・・・」
フィーリアは叫んでいる客に話しかけました。

「神籖は天命の結果だけれど、神籖に書かれている内容を切に受け止めて、慢心せずに最善を尽くせば、実りある未来(先)に繋がるよ♪。凶以上には悪くならないから、挫けないで頑張って♪」
ひなげしが励まします。

「凶の神籖を利き腕と反対の手で結べば、困難な行いを達成・・・つまりは、修行をしたことになって、凶が吉に転じる・・・という説もあるのですよぅ〜♪」
本に書いてありましたぁ〜と、メルクが良い案を教えます。

禍を転じて福と為す・・・悪いことも、マイナスではなくプラスに考えて行けば良い未来に出会えます。
明けましておめでとうございます。
皆様に本年も幸多く実りある年になりますようお祈り申し上げます。
畄⌒ヾ(・ω-。)♪

次は正月編(その④)へ続く!
♪(o・ω・)ノ))

無表情に見下しながらの励まし。
方や癒される笑顔の励まし。
さらに陰りない笑顔で励まし。
・・・いい!やっぱり
『「「モエー」」』

神籖引換所は、シャッター音が響き渡りフラッシュ光が辺りを光輝かせました。

「「ここは・・・そっとしておこう」」

二人は頷き合い、その場を後にしました。

メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.69 )
日時: 2015/08/13 08:31
名前: ぽちもどき (ID: 6mW1p4Tl)

お正月編(その④)

本年も残すところ数十分、ゴーンと撞き鳴らされる除夜の鐘もあと僅か。
参拝客にシャラン、ジャランと、賽銭を投げ入れ祈りの鈴が鳴らされる中、楽器の音が聞こえて来ました。

笙や竜笛など管弦楽器の音や唄で盛り上げ、ヒラヒラと艶やかな舞いを踊り神様を楽しませ、一年の感謝の祈りを捧げる除夜際。

群衆に取り囲まれた神楽殿を見てシエットが呟きます。
「ステラって才色兼備だよね・・・」

唐突な呟きにユウは振り返りますが、神楽殿を見たまま、動かないシエットに気が付いて神楽殿に目線を向けました。
社の巫女と市井より選ばれた幾人とが一緒に舞を披露している中、ステラが居るのを見つけます。

純白な白衣、目を引く緋袴、幻想的に見える千早を着用したステラの妖艶な舞姿に二人は見とれました。
もちろん回りの群衆もステラに釘付け。

シエットは同じ仲間として誇らしく、女性として羨望を感じました。
人を引き付ける美貌・・・
そして・・・
自分の胸の辺りを手で撫でた後にもう一度ステラを見れば、ため息しか出て来ません。
更に、横に立っているユウを見たら・・・無性に腹立たしくなります。

「あっ痛!!!!」
シエットに足を踏まれたユウは大声を上げてしまいました。

メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.70 )
日時: 2015/08/13 09:36
名前: ぽちもどき (ID: 6mW1p4Tl)

何事かと、回りの群衆は大声を上げたユウを睨み付けましたが、シエットの獰猛な怒気による圧力を受けて視線を逸らしました。

「ステラに見とれて、鼻下を伸ばしてるんじゃなぁ〜い!ほら、時間だってないんだからね。持ってきた蕎麦を皆の分まで湯がかせて貰わなきゃ、行くわよ」

「耳、耳を引っ張るな! 痛たたたっ! 睨まないで! 勘弁してくれ〜!」

片や耳を引っ張り、片や苦痛に悲鳴を上げながら神楽殿を後にする二人。
舞ながらも一部始終を視界に入れていたステラは真面目な顔の水面下では必死に笑いを堪えます。

— シエットって本当、素直じゃ無いんだから —


耳を引っ張られながら、ユウは回りをキョロキョロ。

「そ、そういえは、トトは何処に居るんだ?」
呟いた時に丁度、拝殿の右側付近で黄色い悲鳴が聞こえてきました。
『きゃ〜♪ 可愛い』
なに!Σ(゜Д゜)

納品された大きな丸餅の上に蜜柑を頭に乗せたトトを発見!
「「トト鏡餅!!祀られてる!」」
!!Σ(T▽T;)

ユウ達に気が付いたトト。
「きゅきゃきゅぅ〜い♪」
特大丸餅の上で嬉し気に飛びはねるトトに、益々歓喜なる悲鳴で盛り上がります。

正月編楽しんでいただけたら嬉しいです。
今年は、是非トト鏡餅様にお願いしてみては?
(゜▽゜*)ノ◎【賽銭】・・・(‐人‐)パンパン


〜 その後 〜
神社の人の好意で蕎麦を湯がかせて貰い、休憩に来た皆と一緒食べて新年を迎えました。

「トトも心配掛けてゴメン。ありがとうな」
「きゅきゅきゅぅい♪」

トトに感謝を伝えるユウ。
暖かい雰囲気に皆が馴染んでいる中

「(下僕を養うのも飼い主の勤めだ)— 知らぬが仏よね — 」
ステラの呟きは新年最初の鐘が撞き鳴らされたことで知る人は居なかった。

クリスマス・正月編 後書き ( No.71 )
日時: 2015/08/14 02:03
名前: ぽちもどき (ID: 6mW1p4Tl)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi

メルクストーリア創作「ギルドログを動かそうネタ」集
クリスマス・正月編を読んで頂き、ありがとうございます。

当作品では、メルクストーリアの中に出てくるユニットを使ったオリジナル作品となっております。
独自なユニット解釈による作品な為、皆様の考えている性格とズレる部分が出てくると思われますが、ご理解頂き【読む】を楽しんで戴けたらうれしく思います。

この作品はゲーム内にアップしました、第19弾、21弾〜24弾 クリスマス編と正月編となっております。

続きはカキコサイトのオリジナ作品をいれさせて頂いた後に、25弾をアップするのですが、25弾以降は先に過去作品をアップさせていただきます。
ネタはあるのですがまだ文になっておらず、でき次第オリジナルは埋めさせていただきます。

次は、リト編になります。
リトはメルスト本編にも出てくるキャラでしたが、作っている私が忘れており、違和感ある方も出てくるかと。
あくまでも創作だという事でご了承ください。

では、次作品 第25弾〜
【リト編】をお楽しみください♪ヽ(´▽`)/


宜しければ、
【ご意見】【ご感想】【ご指摘】などありましたら、上記URLサイトへ、記入戴けたら嬉しく思います。
以前のサイトではなく場所が変わりました。
(過去掲載とは別のサイトですので注意下さい)

※サイト名「ぽちの呟き、もどきへの呟き」

上記サイトには、此方の作品へのROMをアップしておりますので、良ければ利用ください。

メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.72 )
日時: 2015/08/14 01:06
名前: ぽちもどき (ID: 6mW1p4Tl)

オリジナルは少し飛ばします( ノ;_ _)ノ

パスが●●●●●桁に!!Σ(‾□‾;)
いつもよりすくななで注意!!!

私、忘れちゃダメよさん!

Re: メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.73 )
日時: 2015/08/14 01:51
名前: ぽちもどき (ID: 6mW1p4Tl)

リト君へのライトアップ! この演出は俺の為にある!
(*゜▽゜)ノ

俺の名前は『リト』
17才の重剣士の男の子。
重い剣を振り回すのに体力を使うからいつもお腹はペコペコ。
さらに食べて、食べて、食べて・・・お財布の中身もスッカラかん。
皆、食べても腹八分目にするから、ご飯を奢ってよ!

今日もご飯の為、奢ってくれる人を探しに・・・コホン
(´゜з゜)〜♪
仕事を探しに紹介場のスカウトまで来た俺は、良い仕事が無いかと受付嬢に話しかけた。

「ご飯、沢山食べられそうな依頼ない?」

受付嬢はリトを見るとニコニコ、挨拶を交わして1枚の紙を差し出します。

「丁度、お腹を空かせているリト君向きの仕事じゃないかしら♪それに、彼とは知り合いでしょ?」
(゜▽゜*)

お姉さんのひとことを聞いて受け取った紙に書かれている依頼人を確認。
そこには以前出会った事のある癒術師の『ユウ』の名前が書かれていました。

−1度奢ってくれた彼奴か −

「あぁ!俺にも2度目以降もご飯を奢ってくれるパトロンが出来るのかな・・・っと、なになに〜、注意書きに奢らないだって!ちぇっ、ケチケチしてんの・・・」

リト君の胃袋は底無し。
ブラックホール並に食べ物を吸い込む様な食べっぷりに、奢る方のお財布までスッカラかんにしてしまう事も多々。
1度目は知らぬが仏、腹ペコ年下の頼みに頷く年配者も、二度目となると奢ることはありません。

知り合いの依頼という事もあり幻の二度目を期待したが、依頼書の端に書かれた釘指し文章を読んでリトは心底ガッカリ。
まぁ、駆け出しでお金無さそうな奴だったしな。

「そんで、依頼だな。内容は何々・・・」

依頼内容は『トトの救出』・・・・・・
救出!!Σ(‾□‾;)

メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.74 )
日時: 2015/08/14 08:02
名前: ぽちもどき (ID: 6mW1p4Tl)

俺にもヒーロー的役割が回って来たんだな!
救出・・・
この依頼が達成出来た暁には、俺の知名度は鰻登りに!
依頼はバンバン来て、ご飯の心配も要らない!

「お姉さん!この依頼、引き受けるよ」

受付嬢に依頼受理手続きをして貰う為に紙を1度戻して伝えました。

「救出内容は書かれてないから、依頼人に詳しく話を聞いてね」
手続きをした受付嬢は紙をリト君に渡して必要な話を伝えました。

「じゃ、行ってきます」
「行ってらっしゃい♪・・・君なら出来るわ」

背を向けるリト君へ意味深に呟きました。

リト君の未来は輝けるモノとなるのか!
次回へ続く!♪ヽ(´▽`)/

メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.75 )
日時: 2015/08/14 07:34
名前: ぽちもどき (ID: 6mW1p4Tl)

リト君へのライトアップ!
この演出は俺の為にある! セカンド
(*゜▽゜)ノ

俺の名前は『リト』
17才の重剣士の男の子。
重い剣を振り回すのに体力を使うからいつもお腹はペコペコ。
さらに食べて、食べて、食べて・・・お財布の中身もスッカラかん。
そんな俺にとって今は猛烈に拷問に近い状況下・・・
ねぇ、もう食べても良いよね
( ´△`;)

燦々と輝くライト。
ステージから見下ろす観戦者の人集り。
俺は確かに注目を浴びたいと望んだ。
だが何かが違う様な・・・
( ´△`)

「エントリーNo5番、全てを飲み込む男、リト〜♪・・・」

アナウンスが流れ、紹介と同時にリト君は握り拳を作った右腕を高々に振り上げます。
その動作に観戦者は『うぉ〜!』と声援と拍手を送ります。
さてさて、どうして救援依頼なのにステージの上に居るのか?
・・・少し思い返してみよう。

救出依頼の指定場所、クルソ地方にある某村までやって来たリト君。
ワイワイガヤガヤとお祭り騒ぎで盛り上がる村に、リトはウキウキと心弾みます。

いけないいけない!
これから危険が待ち受けているってんだ・・・気を引き締めねば!
気合いを入れる為、頬をパンパンと両手で叩きます。

依頼内容を確認するためにユウ達のいる宿屋まで歩きますが途中の屋台には、『トト大福』・『トトステッカー』・『トト人形焼き』・『トトラーメン』・・・等と、トトだらけ。

『トト』と言えば、癒術師であるアイツの相棒(モンスターシード)だったはずだと考えるリト君の前に巨大な広告看板が目に入りました。

「ラーメン・・・トト入り!!ま、まさか!出汁に!」
!Σ(‾□‾;)

メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.76 )
日時: 2015/08/14 07:55
名前: ぽちもどき (ID: 6mW1p4Tl)

宿屋に着いたリト君は、ユウ達を見つけて開口一番に謝罪しました。

「お金が無くなってトトを売ったのか!トトがラーメンの出汁になるなんて・・・この前はご飯を奢らせてごめん」
『違う!』Σヽ(゜∀゜;)

リト君の先走りに全員から突っ込みが入りました!

え、違うの?
「じゃぁ、肉として捕縛されたのか!救出間に合わなくて・・・ごめんなぁ」
『違うから!』Σヽ(゜∀゜;)

頭に疑問符をつけながら数秒考え出した結論。
苦いものを口にしたかのように顔を歪め謝罪したリト君に、またまた全員から突っ込み入りました!

そろそろ話聞こうね。

何々、村の復興の為に話題となったトトに目を着け、トト饅頭を作って儲けた村が、更に村を活気づけようと大食い祭りを開催したと。
ふむふむ。

・・・なに!・・・俺の為にある祭りじゃないか!!
Σ(‾□‾;)

「俺も祭りにエントリーするぜ!」
(ノ^ω^)ノ♪

一人盛り上がり、参加する為の受付まで走って行くリト君。
トトの救出はどうなった!
話は最後まで聞こうよ・・・

次回に続く(‾∇‾;)
・・・あややぁ。

メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.77 )
日時: 2016/02/13 12:39
名前: ぽちもどき (ID: CGuaQ/h8)

リト君へのライトアップ!
この演出は俺の為にある! サード
(*゜▽゜)ノ

話を聞かずに、大食い祭り参加への受付をするために駆け出したリト君。
ユウは説明の為に引き留めようと、掴む為に腕を上げたが既に遅く虚しく空を切るだけだった。

そんなユウの肩をポンと叩くステラ。

「説明は出来なかったけれど、大食い祭りには参加してくれる様だし、後は彼の胃袋を信用しましょう」

ステラは心配顔のユウを励ます様に伝えます。

ユウはリト君が出ていった出入口を見つめた後、力強く頷いた。

俺の名前は『リト』
17才の重剣士の男の子。
重い剣を振り回すのに体力を使うからいつもお腹はペコペコ。
さらに食べて、食べて、食べて・・・何時もお財布の中身はスッカラかん。
今は『救出依頼内容聞いてなかった!!』っと頭を抱えて踞り中。

ただし、悩みは食べ物を見る迄。
煩悩に負けたんじゃない!食欲優先の本能が勝っただけだい!

受付を済ませると、『直ぐに始まるので会場の袖口でお待ちください』と引き留められ、あれよあれよと紹介アナウンスが流れ、開始を知らせるゴングが会場全体に大音響で鳴らされました。

「では、ただ今より、大食い祭りを始めます」

祭りの内容は出される食品を食べ続け、誰が一番食べられるかを競う大会の様だ。

一品目の食品はこの村の名産品であるトトの形をした手乗りサイズの饅頭が2個乗ったお皿が出されましたが、これは参加者の全員が余裕の表情でぱくり。

こんなのは食べた気にならないぜ!
リト君も一口で平らげます。

メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.78 )
日時: 2016/02/13 13:14
名前: ぽちもどき (ID: CGuaQ/h8)

そもそも彼奴の依頼は今回で2回目。

出会い頭に迷惑を掛けたのに(ゲーム作本編参照)、これも縁だと仕事を依頼してくれたのだ。
更に依頼の初っ端から、大食いなのを言わずに騙して奢らせたというインパクトある受け方をしたんだから、食べ物に目がないのは知ってるだろ?
大会が終わるまで依頼待ってくれるよな・・・。

〜二皿目、トトの形をした肉マンを秒単位で完食〜

そもそも『2回目』なんて俺にはなかなか縁の無い話だ。
奢らせられるのは御免だと相手が警戒して2回目の依頼をして貰えないからだ。

〜三皿目、トトを形どったピザを食べた〜

四皿目のカレー、五皿目のラーメン、七皿目の・・・次々出されてはパクリ、パクモグとリト君のお腹に納められて行きます。


斡旋徐の受付嬢は、ユウ達との出会いを知っていて依頼を薦めてくれた。
食べても食べても満腹にはほど遠い。
けれど・・・

「俺は此のまま依頼を聞かずに食べ続けて良いんだろうか・・・」

呟いた後、リト君の食べる手はパタリと止まってしまいました。

「おおっと!リト選手。見事な食べっプリを披露していたか、ここへ来てギブアップかぁ〜!」


ユニットネタシリーズにて初シリアス!

普段脳を使わない彼が思想。これはトト饅頭の糖質の成した奇跡か!
自分の行動を弁明し正当化する為に思想したのに、不安と苦悩に陥ったリト君。
そしてトトの救出は?!
どうなる?気になる?

大食い祭り、次回をまて。

メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.79 )
日時: 2016/02/13 16:35
名前: ぽちもどき (ID: rRbNISg3)

リト君へのライトアップ!
この演出は俺の為にある! ラスト!

食べ物の事ですっかり忘れていたが、自分の悪癖を理解してもらっての2回目の依頼なのだ。
その依頼を完遂させる事は、今までを省察する時であり、信頼の重要性を考慮する時であり、今後の生き方が変わるかもしれない岐路であるかもしれないのだ。

人に奢ってもらおうと日々虎視眈々と狙っているリト君の行動に、村では賛否両論。
報酬が食事で良いと言われれば、ゴルドを払うより安いと考え依頼するのに、いざ奢ってみれはブラックホール並みの胃袋。

2回目以降の依頼がないリト君は常に新規依頼者を探さねばならない。
大食いの噂が立つと奢って貰える率は更に低くなるので、食べる為に村を出て紹介所を渡り歩く生活を選択しなければならない日も来るかもしれないのだ。

『トトの救出』
・・・うまく解決出来れば、3回目や更には指名依頼があるかもしれないじゃないか!

—俺なにやってるんだ!!どうする?どうする、俺!—

答えの出せない問題にピタリと食べる手が止まってしまいました。

俺の名前は『リト』
17才の重剣士の男の子。
思い剣を振り回すのに体力を使うからいつもお腹はペコペコ。
体力を使う俺にとって、食事は何よりも大切なんだゾ!!

「某解説者のメルクさん。24皿目にして皆さんの手が止まってしまいましたが、今後の展開をどう見ますか!?」

「大会の為だけにつくられたトト型ビックサイズの乾パン。お腹が膨れた今、味ッけのないパサパサ乾パンに苦戦を強いられている様ですね〜ぇ!」

「審判よりカウントが入りました!10カウント以内に食べ進めて頂けない場合はアウトとなります」

10・・・9・・・8・・・

「ですが・・・問題なく食べられる人が一人居ますよぉ〜!、頑張ってくださ〜い!!!」

リト君は近くに居た解説者のメルクの応援を受け・・・

ではなく、使い馴れない脳をフル回転させた為にお腹が空き、目の前の味ヶのないパサパサした乾パンをぺロりと平らげました。

「 お腹、減ってたんだよ!」

メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.80 )
日時: 2016/02/13 22:04
名前: ぽちもどき (ID: CVGC9rYr)

「優勝はリト選手!!賞品は、この村の名物であるトト饅頭と・・・」

大会は大いに盛り上がり、会場は割れんばかりの拍手喝采!優勝したリト君は、トト饅頭と救出依頼がだされていたトトを受け取りました。

受け取ったトトから紙を渡されたリト君。
なになに・・・

『人気マスコットキャラクターをその手に♪トトと1日一緒に過ごそう権利を贈呈』

「やっぱり売られたのかトト」

「そんなことしていませんよぅ〜!」

メルク、痛恨の一撃!
読み終えたリト君の呟きに間髪入れずに言葉の突込み。
ついでにトトからは本物の足ゲリがお見舞されました。

では、気になる皆様♪・・・?
あ、展開か解ってた・・・と。な、なるほど。
でも説明(*゜▽゜;)ノ

過疎った村の復興を目的にとユウ達に許可を得てトト饅頭を作り見事にヒット。人気を博したトトをマスコットとして更に村を盛り上げようとトト祭が企画されました。
後々問題ない様にと用意された契約書類を確認している所、ファンだと名乗る追っ掛けから逃げ回っていたトトが契約書を踏んで足形ペタリ!
どんな状況下でも印が押されてしまえば契約は成立。契約破棄に膨大な金額の支払いが盛り込まれていた為、支払い出来ない皆はトトを祭りの賞品に差し出すしかなかったのである。

普段なら問題視しないのだが、過剰反応を示すトトファンがいる中、『トトと過ごす権利』という賞品は危険なのではと思案したユウ達がギルドに依頼したのだ。

「俺の悩んだ時間を返せ〜!!」
説明を聞き終えたリト君は頭を抱えてしゃがみ込み叫びましたが、皆から食べていただけじゃないかと突っ込みが入ったのはご愛敬。

ユウとトトが嬉しそうにしている姿をみて、納得するリト君なのでした。

リト君へのライトアップはこれにて終了
(*゜▽゜)ノ♪

楽しんでくれたら嬉しいです。

リト君の信頼度?
最高値でしょ。食に関しては(*-ω-)♪

カキコオリジナル創作ネタ (リト編) ( No.81 )
日時: 2016/02/14 06:42
名前: ぽちもどき (ID: CVGC9rYr)

創作ネタ(脳内構想まて)はあるので、時間が出来ればネタってアップする為の場所取りをします。
( ノ;_ _)ノ

とりあえず今はゲーム内にアップした作品を置かせて頂くために、未アップにて次行かせていただきます!

ごめんよ(‐人‐;)

メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.82 )
日時: 2016/02/14 14:04
名前: ぽちもどき (ID: CVGC9rYr)

節分

節分とは、『季節を分ける』(=変わり目)の事を指します。立春・立夏・立秋・立冬の節目の前日に節分は存在したのですが、【春夏秋冬】と書くように、一年の始まりは春なんだと意識され春の行事として広まったそうだよ。

皆様は2月3日、不幸や災いがない一年でになる様にと願いを込めて豆まきをしますよね?

メルスト界でも、鬼の様だと言われるユニット(人)は各地に存在するのだけど、何かトラブル臭が♪
(ФωФ*)

暇があるならばどうです?
皆で様子を覗こうじゃないですか!

豆まきしながら各国を廻ろう。題して『各国の節分を楽しもうツアー』を決行いたします。

行き先は〈王国〉→〈機械の国〉→〈恐竜の国〉となります。


〜 王国 〜

彼の名前は「カイザー」
元近衛騎士団の団長で野性味のある32歳のおっさんである。

武器収集が趣味で、行き付けの鍛冶屋親父より新作が出来たから見に来ないかと誘われて、久々に王国に出没。元団長だった事もあり国の大人達からは慕われているも、子供達にはその風貌で怖がられているのだ。

パシン・・・コロン、コロン

カイザーの足に大豆が当たった。

「おう、何だ?・・・ああ、今日は節分か」

子供たちが投げた豆が運悪くカイザーを直撃。子共達は、豆が当たった人物が誰かに気が付いてビクビクっと硬直状態!

「ご、ごめん・・・なさ、ひぃ!」

カイザーは謝ろうとした子供に近付いて見下げました。(身長差があるからどうしても見下げる体制になるんだよね)

「よし、オレが鬼になってやるよ」
旨く口の中に入れろよ・・・

怖がっている子供の頭をワシワシと大きな手で撫でた後、口を大きく開けて子供たちの前に屈み込みました。

—それ節分じゃないし!!!—

子共達はカイザーの的外れな一面を目撃し、一緒に豆まきを楽しんだのでした。


カイザー氏への直撃インタビュー

「ん? 節分は当てられながら豆を食べる行事なんだろ?」

違うから!(;-д- 三 -д-;)

メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.83 )
日時: 2016/02/15 05:54
名前: ぽちもどき (ID: CVGC9rYr)

〜 機械の国 〜

科学の国の生まれだが、機械の国で設計について学ぶ真面目な19歳の青年 「ヒューズ」

ヒューズ本人は子供達と仲良くしたいと考え、尊敬する先輩を見習いポケットに飴を忍ばせているが、歩いているだけで子供達が泣き出す程の強面っぷりに、渡せる機会なし・・・とほほ。

節分の本日、子供達の楽しげな声が辺りから聞こえてきます。

ヒューズは備品設計の材料の買出しで外に出る用事が有るが邪魔をしてはいけないと我慢・我慢・・・我・・・慢したが、研修先の同僚に、さっさと行ってこいと蹴飛ばされしばしば外出。

豆まきを楽しんでいた子供達は、想像通りにヒューズが近くを通り抜けると蜘蛛の子を散らす様に逃げて行った。

「こんな時、デンさんなら・・・」

子供達と一緒になって遊ぶデンホルム兄貴の姿を思い浮かべます。

仕方ない・・・
塵取りと箒を持ってきて、散らばっている豆を片づけて用事を済ます為にその場を後にするのであった。

・・・真面目だ!!!!


ヒューズさんへの直撃インタビュー

ヒューズさん?その塵取りと箒は置いていかないのですかな?

「豆を踏んで転ける子供が居るかもしれないからな。片付けながら行くんだよ」

!!!!


〜 恐竜の国 〜

少々暑苦しくも、友達思いの16歳の兄貴分「ダイナー」

重量級もある斧を振り回す筋力は伊達ではなく勢いよく相手の肩に腕を回しては首の骨を折りかける程の馬鹿力の持ち主。友達思いな性格の為、子供達からも慕われているのだ。

「おいおい、豆を散らかしてるんじゃねーぞ」

「お兄ちゃん。今日は節分だか、鬼を追い出す為に豆をまくんだよ。」

子供達はダイソーに節分の説明をします。

「鬼を追い出すだぁ?・・・これじゃ、逆にモンスターが豆を食べに来るじゃねぇか!」
怪我したらどうするんだ!

恐竜の国は野生モンスターの宝庫。癒されているモンスターは殆ど居ません。ダイソーは子供達に危険だと叱りましたが、泣きそうになる子供達を見て・・・

「じゃ・・・じゃぁ、豆まきが終わったらちゃんと埋めとけよ!」

来年も生えてくるかもしれないからな!

「・・・お兄ちゃん。・・・煎り豆だから、芽なんて生えないよ」

子供達が心配で豆まきが終わるまで見守ろうと近くに居たのに、途中から子供達に混ざって節分を楽しんでいたダイソーなのでした。

子共、一人追加!!!


ダイソー君への直撃インタビュー

撒いた豆の行方は?

「虫型モンスターが転がして運んでったぞ。無事に済んで良かったぜ」

フンコロガシ・・・じゃなくて、マメコロガシ!
(‾□‾;)!!

メルクストーリア創作 『ギルドログを動かそうネタ』集 ( No.84 )
日時: 2016/02/18 18:16
名前: ぽちもどき (ID: /XK1VBbn)

バレンタイン編

『さぁ、さぁ、寄ってらっしゃい〜♪見てらっしゃい!チョコの町で仕入れた甘く蕩ける、チョコレート♪』
(*´ω`*)

『特S越えの超絶濃厚なビターチョコから、アッサリ仕立てのミルクチョコ。見た目も様々で選り取りミドリの早い者勝ちだよ〜!さぁ、買って行って頂戴じゃも♪』

本日もじゃも商店は人気御礼、ありがとうございますじゃも〜♪

喜びながらも何か考えている様子のジャモさん。ユウは気づかぬ振りをしてその場から離れようとしましたが、メルクが声を掛けてしまいました。

—ま、巻き込まれる!—

聞いてくれるかじゃも!!
(☆∀☆)キラリ!

目を輝かせたジャモさんは、弾丸トーク炸裂!
・・・長過ぎるので【略】

つまりは、明日のバレンタインに渡すチョコ以外に、モテない野郎の慰めチョコと称した女性の手作りチョコが欲しい・・・と。

じゃぁ、シエット達に頼んで・・・
あぁ、既に断られたのか。後は・・・え?俺の知り合いに頼めと?!
た、例えば誰に Σ(゜Д゜;)&#160;

「そうじゃもなぁ。例えば砂漠の国で出会ったリンちゃんの様な、元気のある女の子じゃもが作ったチョコが欲しいじゃも!売れるじゃもよぉ!!」

【空想】

チョコ作りをお願いする→
材料を渡す→
リンはオッチョコチョイ属性→
作りながら味見をする→
する→
する・・・→

「普段食べられないチョコが美味し過ぎて、全部食べちゃった!」

【空想終わり】

「じゃも!!」


「じゃも〜、魔法の国で出会ったユエルちゃんじゃも!彼女の無邪気さに一人身は癒されるじゃも!」

「彼女の趣味は食べ歩きなのですぅ〜♪確実に食べられてしまうのですよ〜♪」

「た、食べちゃ駄目じゃも!!恋する少女ならば時には我慢も必要じゃもよよょ」

【空想2】

チョコ作りをお願いする→
チョコ完成!→
受け取ろうとするとチョコが逃げて、ルスティを追いかけて去っていった・・・→

「幸せになる創作魔法を使って作ったら飛んでいっちゃったんだよ〜!あわわ!」

【空想終わり】

「じゃも!!」