二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 【視点小説】アプリウォーズ ( No.365 )
日時: 2015/02/05 23:30
名前: eYcia ◆BlPaXkGu22 (ID: MaPmeIRC)

エイシアです。

やっとリコルちゃんのプロローグを書き上げました!

リコル「作者までちゃん付けで呼ばないで…;僕は男だってば;」

かなり罪(あざとさで)なオリキャラを作ってしまった感がありますね…これ;

・・・・・








ピピピピピ!

雑然としたワンルーム、そのこたつの上に置いた目覚まし時計が "時" を知らせるようにパソコンの前でこたつに座りながら伏せて寝ている少年に向かって鳴り始める。

「ん、ふぁぁぁ…眠たい…なぁ…」

ダン!

目覚まし時計の "時" を知らせる煩い音をこの世の全ての悪を殲滅させるかのように止める。





パソコンにはスクリーンセーバーが映っている。そのスクリーンセーバーを解除すると。何万円もした作曲ソフトが映っていた。

曲は完成しているようだが、これからMIXが必要だ。

(ああ、そうだった。作り終えて寝ちゃったんだ。って何か忘れてるような…)

ふと、ワンルームマンションの壁に貼ってあったポスターを見た。

彼は吃驚して目覚まし時計を見る…………

リコル「やばっ!遅刻じゃん!!!」

少年リコルは慌てた表情でそれを見た。






朝食をパン一枚で済まし、急いで寝巻きから白いコートに着替える。

リコル(今日ライブあるし!急がないと!!)

この世界は音楽の世界。昼夜を問わず世界から様々なジャンルの音楽がやって来る。

リコルことライコ・カラーズはこの音楽の世界でUndergroundながらも独自のセンスを生かしたUK HardcoreやHappy Hardcore等のジャンルの彼の自作曲でファンを増やしてきた新進気鋭のDJだ。

リコル「あ、宅配便さん!この機材一式ライブハウスのGround Agency dotに送って下さいー!」

彼はそう言うとこの世界の乗り物「スケジェット」に乗る。

大通りは大量のスケジェットがいたが、


リコル「えっと、ここを右で…………」

この世界では日常茶飯事。スイスイと避けていく。



出発からおおよそ10分。

リコル「ここで合ってる……かな?」

スケジェットを路肩帯の停車場に停め、ライブハウスを探す。


リコル「ここかな?見るからに新しそう!」

せっせと入口に入る。

ライブハウスの中はこじんまりとしていたが…

リコル「これ!?最新式のスピーカー!!すごーい!!!」

座席もきれいに拭いてある。ゴミ一つないくらいしっかりと整備されていた。

???「君がリコル君かぁ…」

リコル「!…はい!ライコ・カラーズです。」

そしてライブハウスの管理人が現れる。

彼の名前はハドロン・ユイスユウィル。(ただしこれは彼の名前の一つである。)

新人でありながらその才能で一気に階段を上り詰め、ライブハウスを持つまでとなった注目のDJである!

ハドロン「君のCD、出たら真っ先に予約して何度もリピートしてるぞ!今回、仕事受け入れてくれてありがとうな!」

リコル「こちらこそ!ありがとうございます!」

ハドロン「へへ、それにしても…とてもDJしている様には見えないなぁ…」(リコルを舐め回すように見る)

リコル「あのーそんなやらしい目で見るのやめてください………;」

ハドロン「へへ、3割冗談だよ」

リコル「7割本気じゃないですかー!やだー!」

そんなくだらない会話の後、ハドロンは僕の楽屋を教えてくれた。そして今その楽屋にいる……

リコル「うーんなんか楽しい音ゲーないかなー?」

出番はまだまだ先なので、音楽と同じくらい好きな音ゲーを探している。

リコル「この音ゲー楽しそうだなー…よし、インストールしてみよっと!」




インストールボタンを押した直後であった。






突如白い渦が自分を包みだす。それはホワイトホールの様に…


リコル「ん?なんだこれ……」

渦はだんだんと巨大化し、自分を磁石のように引きつけていく。

リコル「ちょっと待てって!うわー!!!」


渦には0と1の羅列が描かれていた。



僕はそのまま、吸い込まれていった。









こんな感じでよろしいでしょうか?