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アルフレド「……」
？「アルフレド！」
アルフレド「はっ！！」

さっきの初奈ちゃんの声で理性を取り戻した
あ……さっき……美雪さんにキスをされて……それでさっきまで催眠状態だったって事なのかな……

初奈「ふぅ、危ないところだったわね、アルフレド。」
アルフレド「あ！初奈ちゃん！」

僕は笑顔で答える。
初奈ちゃんのその姿は、白い長い浴衣に紫の帯、そしてポニーテールだった髪を解いて地面までつく異常な長さのロングヘアだった。
そしてつっかけが紫の下駄を履いていた。
瞳の色は普段と同じだが死んだような目つきをしている。
そして尖った耳に氷のクリスタルのイヤリングをしている。
その肌は死んだ人みたいに冷たく真っ白だった。

アルフレド「初奈ちゃん、その姿は？」
初奈「雪女の本来の姿。私、実はこの髪の長さを知られたくなくて背中半分まで長い髪にしていたの。」
アルフレド「でも、どうしてその髪の長さを知られたくないの？」
初奈「一般人に知られたら、大騒ぎになるからよ。」
アルフレド「そっか……」
ネフライト(初奈)「そして、この姿ではネフライト・メタリアと呼びなさい。」
アルフレド「わかった、初奈ちゃん……じゃない、ネフライト。」
ネフライト「それでいいわ。行くわよ。」
アルフレド「うん、僕も姿を変える。」

僕は姿を変えた。
黒いベアトップに黒いベルトショートパンツのへそ出しコスチューム、茶色い長いブーツ、黒いチョーカー、黒いブレスレット、尖った耳に黒いイヤリングをしていた。
目はツリ目になりどす黒くなり死んだような目つきになり、目には鋭い瞳を思わせる形に彩られたアイシャドーがある。
髪型は変わっていない。そして首には一匹のヤマタノオロチの蛇が巻きついている。が、このヤマタノオロチは僕に相当なついているのか、きつく巻きつかずに緩く巻きついている。

ノワール(アルフレド)「ネフライト、この姿ではノワール・アンドリュウスって呼んでくれるかな？」
ネフライト「勿論よ、ノワール。」
ノワール「行くよ。ネフライト。」
ネフライト「わかってるわ、ノワール。」


誰かこの話についてきてくださいorz