二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【視点小説】消えた雪姫【参加者募集中!】 ( No.111 )
- 日時: 2015/02/15 15:57
- 名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: RnkmdEze)
ヤイカはスコールに任せ、イルミア達は初奈と共に帰還を試みた。
しかし
ロッティ「目障りな連中め………これでもくらいなさい!」
ロッティは不思議な装置を起動した。すると紫色の霧が辺りを立ち込める。
イルミア「な、なんでしょうかこの霧は………」
電池「不気味な色やなぁ………」
ロッティ「まだまだよ!それっ!」
ロッティがスイッチを切り替えた。紫色の霧は青色の渦となってイルミア達を巻き込む。
ホリー「うわぁっ!」
セシル「皆!大丈夫か!?」
初奈「駄目………飛ばされちゃう!」
青色の渦巻きは勢いを更に増していく。
ロッティ「さぁ、仕上げだ!」
ロッティは機械のスイッチを最大限に切り替えた。渦は強く大きくなる。
瑠衣「きゃあぁぁ!!」
電池「うわぁっ!」
渦が収まると、そこには仲間の姿はなかった。
スコール「皆、どこだ!どこにいる!」
ロッティ「さぁて………坊や、何して遊ぶ?」
ヤイカ「さんざん減らず口叩いたんだ。さぞ遊びたかったんだろう?」
スコール「くっ…………」
心の中(最悪の状況だ…………初奈の身柄が確保できて油断したのか………?しかし相手は2人………隙をみて抜け出すことは………できないだろうな。)
スコール「仕方ない。ベストを尽くそう。」
ロッティ「実験台がこんなにもいい男なんて、なんかワクワクするなぁ!」
スコール「俺は実験台になるつもりは無いがな。」
ヤイカ「なるんだよ!このボクに負けてなぁっ!」
スコール「ふっ!」
飛びかかるヤイカをスコールが受け止める。
心の中(皆、無事でいてくれっ………!)
イルミア「うーん…………」
イルミアは月影学園の校庭にいた。近くにはセシルとティナ、リノアとヴィンセントがいる。
イルミア「瑠衣さんも、電池先輩も、ホリー君も、大丈夫かな………?」
セシル「う、うぅ………皆、無事かい?」
ティナ「えぇ、なんとか………!?」
月影学園は怪魔の襲撃を受け酷いありさまだった。中には逃げ遅れて怪魔に襲われた生徒もいる。
イルミア「速く、なんとかしないと………」
学園の正門から
ティーダ「イルミア先輩!無事だったんすね!」
せルフィ「よかったわぁ!これでまずは一安心やね!」
イルミア「ティーダ君、セルフィちゃん!大丈夫なの?」
ティーダ「スコール先輩の教えの通り、しっかりやってるっすよ!」
セルフィ「でも、生徒がなんかに操られてて、迂闊には近づけないんや………」
リノア「まずは、その生徒達を落ち着かせないと……」
セシル「よし、行こう!今はできることを確実にやるだけだ!」
イルミア達は月影学園の安定化に乗り出した。