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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- STORY-月影/『おかしい』なんてのは置いといて ( No.131 )
- 日時: 2015/02/17 22:43
- 名前: 小雪 (ID: iykFqmai)
電池視点
…痛い。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い…
「でんちん!大丈夫か!?」
「あ…ああ」
何でこいつ釘バット持っとんの。
「…ねえ、でんちん」
「…」
ルイ、やった。
でも…いつもとちゃう。
「ねえでんちん。その腕…誰ニやられたノ?」
「……」
「ああ!わかった!スコールくん…デショ?」
「るん…ちゃん?」
「大丈夫、見ててネ…あたしガ…君ヲ…守るカラ…」
……俺の腕……
そっか、俺のせい…か?
いや、待て!もしかしたら直しゃ…
「…鉄」
鉄をさがす。ここにあるものじゃ…
「!」
せや!さっきのドア…
「ティン!あれ砕けるか?」
「釘バットなめんなよ」
もう、つっこまへん。
「みのりはルイ見てろ!あいつ今の状況じゃなにすっか…」
「電池切れ!」
……は?
俺の…右足?
「…っ!」
「もう…離れちゃ駄目…ダヨ」
「ルイ!お前…」
「黙ってて」
おかしい。こいつ…
「でんちん…大丈夫…壊れても…あたしガ…ずーっと隣ニ居てあげるカラ」
「ル…イ……」
「お兄ちゃん!はやく鉄!」
「やってる!ただ…かてえ!」
「でんちん…ねえでんちんでんちんでんちんでんちん…」
「お前…」
「るんちゃ…」
「みのり!来るな!」
「でも…」
痛い…でも…俺が守ってやれなかったから…
「でんちんガどっか行くなら…どっか行けないようニしてあげるカラ…」
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