二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- STORY-藤見野/最終兵器お兄ちゃん ( No.193 )
- 日時: 2015/03/01 18:41
- 名前: 小雪@MSSP好き (ID: B240tmf4)
みのり視点
「おー、電池切れやるじゃーん」
関西弁で『俺』とかいうくせにw
「みのり!危な…」
「よそ見しないでください、死にますよ?」
助かったぁ…でも、なんかイラッとくるな、るんちゃん。
「私もこの状態10分しか持たないので…あとそのあとしばらく動けなくなるんで、その時は宜しくお願いします」
「分かった、俺らに任せろ!」
よし…そろそろ飴を!
「お兄ちゃん!ここは協力プレイだよ!」
「いよっ、その言葉を待ってました!」
「と言うわけで、お兄ちゃんそこに立って」
「…待て、俺を投げる気じゃないだろうな!?」
「投げるよ、でもあいつに当たるようにする。当たる前に『死声』使って思いっきり殴って」
「……わかった」
ついでに電池切れに合図すれば完璧かな。
「じゃ、立って」
「頼むぞ…」
「行くよ…『シスコンブラスト』!」
我ながら酷いネーミングセンスだ。
こんな事してる場合じゃない。お兄ちゃんが息を吸い込んだであろう瞬間に…
「電池切れ!」
一瞬で察したのか、彼の顔は『おう』とでも言うかのようだった。
そして……
「「アルブレドォォォォォ!!」」
うわ、うるっせ。お兄ちゃんの拳と足はアルフレドにしっかりヒットした。
着地で\グギッ/と言う音がしたが気にせん。
「はあ…ティン、どうや!?」
「ああ…わからん…」
「おお!珍しく声普通やん!ようやった!」
「た…ただ」
「どうしたの?お兄ちゃん」
「さっきから堪えてたんだが…もう無理、リバる…」
「う、嘘やろ…?俺もよくデスボ使っとるがそこまでやっか?」
「いや…牛乳さっき大量に飲まされたとき…と…もう…げんが…」
「おいバカ!ちっくしょ…みのり!もう外にぶん投げろ!」
「言われなくても!」
「ちょ、お前r」
……よし、一見落着。
「ねえ、電池切れ」
「なんや?」
「あんたってなんで関西弁の癖に一人称が『俺』なの?」
「俺でもええやろ、んなやつぎょうさん居るで」
「そうかな?」
「え え や ろ ?」
「わかったよ、近いって!ルイちゃんがみたら…」
「「ネエ…でんちん?」」
あ。そう、そこには…
「さ、さっきというたこと違うやん…」
「わかんない、ミドル(仮名)さん、戻っちゃった」
「でも動けないカラ、残念ダナア…」
すまん電池切れ、あたし逃げるわ。
「ところデでんちん…私以外ノ女に顔近づけてるっテどういう事?」
「でんちんはあたしのお嫁さんでしょ…?みんちゃんにも渡さないって決めたのに…」
あたしはこんなやつ興味もないけどね。
「「ネエ、ドウナノ?」」
「あ…えっと…な?…俺は…な…?別に近づきたくて…な?近づいたわけとちゃう…やから…」
「「言イ訳はヤメテよ」」
「いや…その…」
絶対こっち側に助け求めてるわ。
「スコール、助けに行かなくていいからね」
彼の耳にそっと語りかけた。
「みのり!聞こえとるわ!」
「うわー、聴覚まで人間より優れてるとか神じゃーん、やっぱり人間じゃないじゃーん」
「うるっせえ!」
「「でんちん…話聞いてるノ?」」
「だー、うっとうしいわ!」
いやー、平和デスネー。