二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 【視点小説】消えた雪姫【参加者募集中!】 ( No.207 )
日時: 2015/03/03 17:45
名前: 小雪 (ID: iEydDqYB)
参照: http://uranai.nosv.org/u.php/novel/0602rui1/

初奈
誕生日おめでとう!ではでは、出し物という名の茶番を…

※生放送のため視聴者からのコメントが≪ ≫内で流れます

瑠衣「茶番とはなんだカラオケメドレーだぞ」
信也「まあまあ!で、誰からどうする?」
瑠衣「じゃ、この曲で」

【M.S.S.Phantom】
≪初っ端から神曲来たww≫
≪先生歌えんですかww≫
流れる草をものともせずルイは前奏のメロディーをてゅふん混じりに刻みだす。
≪てゅふーん止めろww≫
≪これで声可愛いから腹立つww≫
瑠衣「キオク 歪んでいる ジカン 跳躍しても シンリ とうに無くし セイギ 見たこともない ジゴク この世の果て アクイ ありふれている セカイ 絶望して ボクハ このままなのか?」
≪てゅふんさんがログアウトしました≫
≪ロボイスすげえ≫
後半の方に入るにつれてルイの歌唱力は上がっていく。
瑠衣「ありふれた日常が 幻で霞んだ 幻想を魅せるなら このまま覚めないで 当たり前の現実を 変えられるのなら なにもかもを連れて 僕はファントムになるさ」
曲が終わるとともに感想コメが流れていく。
≪てゅふーんが嘘のようだ≫
≪最初から最後までイケボでしたありがとうございます≫

が、視聴者の何人かは次の悲劇を想定していたようでざわついていた。
信也「よし、次俺な!」
みのり「さてはてどんな名曲を歌ってくれるのか」
彼は高音も低音も出るバケモノ音域の持ち主だ。しかしそんな歌唱力の塊の彼が選んだのは——

【くるみ☆ぽんちお】
≪ファww≫
≪嘘だろww≫
≪信也様ご乱心ww≫
≪落ち着け今なら間に合う!≫
彼にも、健全なファンはいる。しかし大体戸惑った。
信也「Dub-I Dub-I Dub-I Chu-ppa-ppa Dub-You Dub-You Dub-You-yeah-yeah Dub-I Dub-I Dub-I Chu-ppa-ppa Dub-You Dub-You Dub-You-yeah!」
≪本人ノリノリすぎワロタww≫
≪みのりちゃんの言ったこと名曲じゃなくて迷曲だろww≫
視聴者と連れの三人は、地獄のような時間を過ごす…はずだった。なぜなら彼を殴る動機が出てしまったからだ。
そう、サビ前で逆読みを仕掛けたのである。
信也「おち…」
≪やめろおおおおお!!≫
≪逆読みらめえええええ!!≫
電池「いいかげんにせえへんか!!」
切れた電池が信也を殴り、同時にみのりが演奏停止ボタンを押したことで悲劇は終わった。
≪GJ≫
≪もう少し聞きたかった≫
≪でんちんナイス≫
みのり「もういい…あたし次ね」