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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【視点小説】消えた雪姫【参加者募集中!】 ( No.34 )
- 日時: 2015/02/09 21:07
- 名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: EM5V5iBd)
イルミア視点でいきます!
とある少女の朝は早い。毎朝決まった時間に起き、朝ごはんを作り、学校へ行く準備をする。彼女は月影学園に通う高校2年生である。
イルミア「お姉さん、行ってきます!」
ディクシア「うん、いってらっしゃい!」
大学生となったディクシアに見送られ、イルミアは元気に家を出た。
リノア「いるっちー!おっはよー!」
長い黒髪の少女、リノアがイルミアに抱きつく。
イルミア「リノア先輩、おはようございます!」
スコール「おいリノア、あんまり騒ぐな………」
顔に傷がついた男、スコールが諌める。
リノア「全く、スコールは朝からうるさいぞー!」
スコール「うるさくて結構だ。行くぞ。」
リノアのちょっかいをスコールはスルーした。
リノア「もう!このぶっきらぼう!」
イルミア「ま、まぁまぁリノア先輩…………」
スコールは腰に着いたシルバーのアクセサリーをカチャカチャならしながら早足で歩いた。
イルミア「スコール先輩、今度また勉強教えて下さいね!」
スコールは月影学園の高校3年生であり、成績はとても優秀でいつも上位を取っている。教え方も上手で最近はイルミアの成績もグングン上がっており、すっかり感謝している。
スコール「あぁ、どうせ1人も2人も変わらないからな。」
スコールはリノアを横目にそう言った。
リノア「な、なによ!?」
リノアは顔はいいが成績は悪く学年でもクラスでも半分も下回る。進路を決めなくてはならない時期なのだが、リノアは最後までほったらかしにしていたので、いまではスコールに付きっきり指導されている。
イルミア「スコール先輩も大変ですね………じゃ、私はこれで。」
スコール「あぁ、頑張ってな。」
リノア「じゃーねー!」
3人は今日も月影学園の門を通る。
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