二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【視点小説】消えた雪姫【参加者募集中!】 ( No.347 )
- 日時: 2015/05/07 18:44
- 名前: 美空月子 ◆QLKd0uPt9c (ID: z43aEV/5)
リナルド「バックナイト・アビス!!」
初奈「スターライト・ブリザード!!」
しかし
スパイダーフラッシュローリングサンダー
ハカイ「無駄だッ!蜘蛛光輪廻雷鳴!!」
リナルド「っ!!ギャァアアアッ!!」
初奈「イヤァアアアッ!!」
二人は雷で吹き飛ばされてしまう。
そう。ハカイとゴカイは、フウカやナイカ、ヤイカのように甘くはない。
二人は、三人とは桁違いの強さだった。
ハカイ「これでとどめだ!!雷鳴弓撃!!」
初奈「!!きゃ……!」
アルフレド「初奈ちゃぁあああん!!」
グサッ!!
そして、アルフレドの胸に、雷を纏った矢が突き刺さる。
そう。アルフレドは初奈を庇ってハカイに射抜かれたのだ。
そして、アルフレドは倒れる。
初奈「アルフレドォオオオ!!」
アルフレド「……」
アルフレドは、胸から血を流して倒れている。
瞳は濡れていて、涙が出ている。
※アルフレドは蛇の妖怪です。不死身ですが死にます。
ですが脱皮を利用して生き返ります。※
初奈「アルフレド!アルフレド!……アルフレドさぁあああん!!」
アルフレド「……う、初奈ちゃん……僕」
初奈「ダメよアルフレド!死んじゃダメ!!」
アルフレド「うくっ……うっ」
初奈は瀕死の重傷を負って倒れているアルフレドを見て泣いていた。
自分の最愛の彼女が泣いているのを見て、アルフレドまで悲しくなり、アルフレドもよくわからなくなっていた。
自分が、いつの間にか涙を流していた事を。
初奈「アルフレド?」
アルフレド「初奈ちゃん……ありがとう……
こんな僕の為に泣いてくれて……
僕は、ずっと一人だと思ってた。
でも、初奈ちゃんがいてくれてるってわかって……
あの日は本当に、涙が止まらなかった。
だから……ゴホッ!!ゴホッ!!泣かないでよ?
いつも可愛い顔が台無しになっちゃうよ……?」
初奈「ぅん……私、絶対に泣かない。アルフレドを、笑顔で見送りたいから。
なのに……どうしてだろう……涙が止まんないよ……」
アルフレド「初奈ちゃん……僕はたとえ君が毒舌でも頑固でも……
僕は初奈ちゃんが一番なんだ……何よりも……」
初奈「アルフレド……ありがとう……
ずっと友達だよ。アルフレド……」
アルフレド「僕からもありがとう……
溢れるほどの幸せをくれて……
今……僕、本当に幸せだよ。」
アルフレドは、自分の為に泣いてくれているロミオ達や瑠衣達、そしてスコール達、ホリー達等を見て、心がふわりとしていく感じがしていた。
アルフレド「皆、僕の為に泣いてくれているの……?」
初奈「そうよ……」
アルフレド「そっか……僕、一人じゃなかったんだね……」
初奈「アルフレド……」
アルフレドは、自分の未来を受け継いでくれる人を知っていた。
それは、最愛の彼女、初奈だった。
アルフレドは、もう何も望む物も願う物も、思い残す事もなかった。
こうして、大好きな人に最期を看取ってもらえるのだから……
アルフレド「もう……寂しくないよ……ありがとう……皆……
これが、最期の一言、だ……初奈ちゃん……」
初奈「えぇ……」
アルフレド「初奈ちゃん……君は僕と出会ってからずっと青い空を持っていた……
後はその翼を使って空へ羽ばたくだけ……
初奈ちゃん……君と出会えて……本当に……よかっ……た……」
そう言い終わると、アルフレドは優しく目を閉じた。
初奈の握っていた手が、力なく落ちていく。
アルフレドはもうすでにこの世を去っていた。
アルフレドの死に顔に、後悔等残っていなかった。
その死に顔は、穏やかに幸せな夢を見ているかのように、優しく暖かな笑顔だった。
じゃあ、これの続きをお願いね?
あと、アルフレドの死にかけの台詞はこれでお願いします。
「初奈ちゃん……君は僕と出会ってからずっと青い空を持っていた……
後はその翼を使って空へ羽ばたくだけ……
初奈ちゃん……君と出会えて……本当に……よかっ……た……」
でお願いします。