二次創作小説(映像)※倉庫ログ

STORY-月影/こうして世界は終わりを告げない ( No.355 )
日時: 2015/04/07 20:46
名前: 小雪 (ID: UXIe.98c)

電池視点

「…ルイ、ほら立て」
「うん」
いつもなら『逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃ(ry』でシリアスぶち壊しなんやけど…その気力もないみたいやな。
「お兄ちゃん、やろう」
「わかってる」
さて…どうすっか…
「ま、ほんとはあたしら出る幕もないみたいだけど」
「は?それどういう…」
「ヒント、そこで黒い笑顔のまま硬直してるのだーれ?」
硬直…あ
「さ、ジギさん。正解をどうぞ」
「ショタコンさーん…」
「フフ…三人とも察しがいいな。じゃ、問題です。『僕』が一人で行ったところで勝てる確率は0とします。では『俺』達四天王で行ったときに勝てる確率は?」
あ…お怒りでいらっしゃる…
「もー、なにいってんのよ」
「んなの決まってるだろ?」
「せーのでいうよ」
どうせかっこいいとこもってくんやろ?せやろ?
「「「限りなく0に近い1!」」」
あ、こいつらバカや。
「正解、それを踏まえたうえで『俺』ら全員で行ったときに勝てる確率は?」
「0かなぁ」
「5だろ」
「2だね」
さいっていや!こいつらさいっていや!
「嘘嘘、100パー勝てる、切り上げでね。どうやったかは言ってない」
は…
「るんちゃん、イケメンなのか外道なのかわかんないや」
「どぅぇぇしょぉ?リオにいに似たのかもね、はは」
「うおっし!じゃそうと決まったら…」
「『俺』が一人で行く」
「え?」
「ちょ」
「みゅさ」
「待って」
「おい」
「君たちは黙ってそこで見てて」
「ちょ、みゅさん!チョマテヨだよ!PKチョマテヨ!今までの話し合いなんだったの!?一人で行っても勝てる望みは——」
「うるっさい、黙ってみてろって言ってるでしょ」
「あ、はい」
黙らせた!
「ルイ…ほんとにいいのか?あいつ…」
「ティンは世界が終わってもいいっていうの?」
「…フルフル」
「そうだよ、僕らの安全のためにも今は黙って見守ろ」
まああいつも飽きるかヤバくなったら戻るやろ…
にしてもあそこまでまじめなみゅさん見んの…初めてやろか?
「男の子殺した罪は、大きいから…僕が…いや、俺が君を倒す!ショタコンの名にかけて!」
「だめだ、どうしても最後で笑いそうになる」
「誰だよ台本作った奴」
「メタい!メタいで女子組!」