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第二部スタート。
そして、またいつもの学校生活が始まった……
授業中。私のクラスは社会の授業、リナルドのクラスは数学の授業。
そう。私とリナルドは、普通の人間にはない力を持っている。
そう。私達は人間ではない。

初奈「っ！？」
浦部「……宝晶、どうしたんだ？」
初奈「いいえ、何でもないです……すみません……」

私は担任の浦部先生に注意される
未来予知？私何かさっき頭痛がしたわ……
私はテレパシーでリナルドの脳内に話しかける

初奈『リナルド！リナルド！』
　　（……あら？反応ないわね……）

私は遠くのリナルドの様子を透視能力で見る
すると、リナルドが居眠りしていた。
リナルドがうっとりしたような顔で涎を垂らしながら気持ち良さそうに寝ていた。

リナルド「Zzz……」
初奈（やっぱり寝てるよ……；）
　　『起きろ！』
リナルド「Zzz……初奈ぁ……そんなに怒るなよぉ……」
初奈（寝言言ってるよ……；）
　　『起きろッ！！このクソ赤毛が！！』
リナルド「はっ！！」

リナルドは目を覚ます。
テレパシーで会話している時はしていない人には声は聞こえないの。

リナルド「ファア〜……ん？」
　　　　（またあいつかよ……まぁテレパシー出るか……）
初奈『あら、リナルド起きた？授業中に寝ちゃダメよ』
リナルド『違うんだ……俺、予知夢見てたみたいだ』
初奈『予知夢？どんな予知夢を見たの？』
リナルド『俺が美しい心を……セーラがこの町を……
　　　　　スコール先輩とリノア先輩がセーラに……』
初奈『……続きは？』
リナルド『わかんねぇ。二人がどうなるかを見る前に、
　　　　　怒鳴られてお前に起こされたからな』
初奈『そう、ごめんなさい……』

そして、私達はまた授業に集中する……