ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

ライカのクラスメート視点

「今日から家の事情で、雷堂さんが１週間学校に来られません。」

二階堂先生がHRで伝えた。
「１週間休みか…」「ズル休みじゃないよね？」「寂しくなるな〜」等それぞれに呟く。
ライカはクラスの中のムードメーカーの一人で、中休みは皆といつも一緒に喋ってる。だけど、どこか隠していて。りまがそう言っていた。


「…なんか、嫌な予感がする。」

ライカ視点

私は、薄暗い森の中で歩いていた。
向こうにうっすらと光が見える。あれが、漆黒の館か？それとも、普通の小屋か？
辿り着いた所には、黒い柵と真っ黒の館。
その柵の向こう、誰かが居た。

「…お客さん？」

ゲームに出てきそうな、ゴシロリの服を着た高校生ぐらいの人があたしを見るなり言ってきた。

「…あなたは？」
「私は…、哀川ショコラよ。」