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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- STORY-聖夜/サービス() ( No.418 )
- 日時: 2015/04/18 14:47
- 名前: 小雪 ◆VUQvTq9Vpk (ID: tes3uZgg)
路斬視点
湯船の中でゆっくり息を吸う。
——暖かい。
もしこれが女子だったら男読者は興奮するのだろうか。
でも残念ながら僕は見た目は女子に近い男だ。
…あっち方面の人が見ているのなら別だけど。
メタいはなしはやめにして、これからどうするか、と考えた。
もちろんすぐに決まった。僕の日課。
コンビニで弁当を買って、テレビを見よう。
そう決め、しばらく湯船に使った後に風呂場を出る。
「…あれ?」
なぜ、メイド服がここにある?
常人なら驚くだろうが、僕にとっては特に不思議なことでもない。
寝ぼけて持ってきたんだろう。
「どうせ後で着替えなおせばいいもんね」
冷静な判断をしてから着替える。
が、部屋に戻ったときに待っていたのは…
「ジギたん、お帰りなさい♪」
——いつもの御茶会議メンバー、しかも2人メイド服。
その光景を見て一瞬で察した。
はめられた。
「おいルイ…まさか最初から」
「嫌な予感がした…やっぱり逃げればよかったよ、僕」
うん、みゅさんはどうでもいいか。
とりあえず見なかったことにして。
「ちょ、なぜ戻る!ジギた」
脱衣所のドアをしっかり閉める。
…さて、これからどうしよう。
「お困りのようだねぇ」
「…ん?」
さらに困惑したのは。
窓沿いに下手すれば信也くんよりも小さいんじゃないか、というくらいの女の子だった。
「…ルイちゃああああん!!」
「なに?」
ドアを開ける。
「マジかよお前やっぱりロリコンじゃねえか!」
「違う!いたの!いたの!」
「おっとっと、僕が不法侵入したことがもうばれるとは」
不法侵入って言っちゃったよ、この女の子!
「ねえルイちゃん僕を盾にすんのやめてくんない?」
「UV様の命令には従い(以下略)」
…もうなんだよ、これ。
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