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美奏良、行きます！

【夜羽視点】

「…よし、時間通り。」

月影学園中等部の校門に8:00丁度に着いた少女、
夜羽はそう呟いた。
校門を通り、玄関まで歩く。
歩いていると、

少女A「あっ、あの！夜羽先輩！」

夜羽(あ〜、またか)
夜羽はこの学校で一番人気。
そのため、女子からもモテる。

夜羽「なに？」
少女A「えと、その。これ！」

女子生徒はハート型で可愛らしくラッピングされた物を差し出してきた。

少女A「受け取ってください！」

夜羽「ごめんね、気持ちは嬉しいけど。中身」

少女A「え？」

夜羽「中身は？なんなの？」

少女A「えと…チョコレートです…焦」

夜羽は差し出された物の中身をまず聞く。
前に貰った箱の中にピーマンの肉詰めが入っていたからだ。
ピーマンが大嫌いな夜羽。それから中身を聞くようになった。なぜピーマンの肉詰めなのかって？
女子生徒の嫌がらせだからだよ。((殴殴

夜羽「ふぅ〜ん……」
そう言うが、こういう反応だと可哀想だったので

夜羽「ありがと」
そう言いながら軽く微笑んだ。
そして手に取り、玄関へ進んでいった。
夜羽(やった♪チョコレート大好きなんだよな〜♪)
そう思いながらルンルン気分で靴を履き替えた。
後ろからは、
少女A「きゃあー！貰ってもらえた！私、これで夜羽先輩と仲良く出来るかな…！」
友達に結果報告をしている女子生徒がいた。


{教室}

自分の机に着き、次の授業の用意を始めた。
夜羽「あれ…美月が来てない。予知するか。」
夜羽は目を閉じ、集中した。

見えて来たのはベットで寝ている美月の姿。
額には冷えピタが貼ってある。
夜羽(風邪か…しょうがない。今日は一人でいよう)

すいません、一旦切ります！
美月に関してはすぐキャラの説明します！
さらだばー！