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路斬視点

「ねえルイちゃん、リナルドくん止める方法ないの?」
「うーん、そうだなー!猫真似すれば大体の男は血を吐いて倒れるよ!」
「いやそれ男の娘業界での話ね!?」
…試す価値はあるかな。
「…にゃん」
瞬間、そこにいた全員が黙る。
あ、やっちゃった?もしかしてやっちゃった?
「は…なにやってんのジギさん」
「ち、ちがう!ルイちゃんがやれって!」
「とうの本人だまりこくっとるが」
…あ、もしかして。
「ルイちゃん、その顔を覆ってる手を放して僕に見せてごらん」
「へへ…あ…」
「うわああああ!ルイちゃんの口から両手では覆いきれないほどおびただしい赤汁がああああ!」
「大丈夫…死なないから」
「そういう問題じゃなーい!」
「もう一回やってー」
「やめろ!その手で触るな!」
「ああ、待ってよぉ、逃げるなー!ちょっとだけ!ねえ!」
「来るなぁぁ!」