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そして、カセットチェンジで水属性となったリナルドは、初奈達を襲う。

リナルド「水流剣術」
初奈「スターダストブリザード！！」

初奈は流星のような吹雪で水流剣の攻撃を防いだ。
不正プログラミングをされると、その高性能アンドロイドは親しい者の呼びかけに応じなくなる。
リナルドは初奈達が敵に見えているのだ。

初奈「リナルド兄さん。」
リナルド「っ！？」

初奈はリナルドの腕を取る。
そして、セットされていたカセットを抜き取る。
カチャッ！！
初奈はそのカセットを放り投げる。

初奈「リナルドは氷属性と闇属性で十分よ。」
ロッティ「なっ！！」
初奈「リナルド、私あんたに敵視されて攻撃されてもうめちゃくちゃ怒ってるよ。
　　　でもね……私わかるの。あんたは今心の中で戦ってるって。
　　　それで、メモリーを元に戻せたなら、あんたを許そうと思うんだ。
　　　ありがとう、リナルド。こんな私をいつも守ってくれて。
　　　ずっと……ずっと、兄弟だよ。」
リナルド「ずっと……ずっと……兄弟……」

リナルドは涙を浮かべながらそう言う。
リナルドは少々メモリーが復元されて来ている。

初奈「もうこんな事……やめましょう？」
リナルド「……はつ……な……」

リナルドは苦しみながらもメモリーが復元されるのを感じ取っていた。
※ピコパさんへ
　リナルドの正気を戻した後の初奈への言葉は、
　「バカ野郎……だから不安だったんだよ……お前が足手まといにならないか……」
　という台詞でお願いします。※