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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- STORY-第三者/まさに人生あまちゃん ( No.490 )
- 日時: 2015/04/30 21:50
- 名前: 小雪 ◆VUQvTq9Vpk (ID: UXIe.98c)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode
蓮夫視点
「っふぅー…録音完了」
その声とともに俺を含む全員がその声の元を向く。
「き、キヨくん!まさか」
「ああ、一部始終すべて録音したよ!記者として当然だろ!」
「え、すげ」
「まあ、正確には…昨日の晩からリナルドに仕込んでたんだけどな。まさかここまでうまくいくとは…警察に突き出すのも完璧だわ」
一瞬で全員が黙り込む。
「…あれ、お前らどうした?」
「キヨくん」
「キヨさん」
「先輩」
「金髪メッシュ入り」
それぞれ、彼の呼び名を口にする。
『それ、いったらダメなことじゃないですか?』
「…ああああああ!!」
「でんちん、この先輩こんなにヘタレだったっけ?」
「さあ…?」
「まさに人生あまちゃん」
「なめてやがる」
さすがにかわいそうかな。
「キヨくん」
「つわはすぅ…」
肩に向かってジャブを放つ。
「カハッ…」
「またおいで」
同時に、録音したものが保存されてるであろう機械が彼の腕から零れ落ちる。
俺はそれを迷うことなく空中で受け止めた。
「うっわー、つわくん怖い」
「コジマさん?」
「なんでもないよー」
「いやあああああ!!みゅさんが息をふきかえしたかわりに先輩が死んだあああ!!たかが肩パンで!」
「嘘やろ!?まさか…肩パンごときで!」
「先輩!目を開けて!肩パンくらいで死ぬなんてダサいよ!?」
幼馴染組がひどいことになっている。
「おっやー、ロッティさん。ずいぶん早いじゃないか」
その声の方を向くと、カミサマとミヤコがいた。
「やれやれ…僕が作った世界に手を出そうとするからそうなるんだよ?すべては僕がルール。つまり正義は勝つんだ」
「カミサマ、さすがにこれが分かってて…」
「そ。この程度の不具合やバグは、所詮想定内にしか過ぎないのさ」
…ダメだ、よくわからん。
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