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清太視点

「お前ら、遊んでるひまあんなら次の授業の準備しろ」
出席簿で頭をぺし、と叩く。
「ねー、清太くん!何で僕は修学旅行いけないのー!?」
「カミサマ、我慢してください」
「先生ー、そこ持たないで、首絞まる」
「そのまま過呼吸になって死ね」
「死なないけどね」
…話にならん。
「あ、そうだ。今日保健の先生新しい人きた…けど、危険だからあんまり関わんなよ」
「そうだよ、解剖されるよ」
「虻くんそういうとこ可愛いもんね」
カミサマの感覚おかしー。絶対あの薮医者解雇しよう。
「あと、アルフレド。俺次の授業このバカと眼鏡とシスコンとロリコンとショタコンにみっちり勉強叩き込むから自習って伝えといて」
これくらいか…
「あ。あとさ…音楽室のドア壊れてたんだけど誰か知らね?」
「あー、コジマさんかキヨ先輩かつわさんですよ」
「…ピキッ」
「清光使います?」
「いや、お前は勉強しろ」
「清太くーん!修学旅行つれていかなきゃこのセカイ壊すからな!」
「はあ!?」
「だって神だもーん」
…冗談じゃない。つれていかなきゃ！
「…じゃあな、勉強頑張れよ」