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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- STORY-狂霊/偉い。 ( No.651 )
- 日時: 2015/05/19 23:34
- 名前: 小雪@つわたんhshs ◆VUQvTq9Vpk (ID: wsTJH6tA)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode
清視点
「…テツくん、今の発言、撤回して」
あ?
「撤回しろ!カミサマは僕一人で十分!だって、どんな世界であろうが僕が一番強い、誰よりも偉い、凄い!僕が…一番…どんな神だろうが…世界を束ねる僕に…は…」
「カミサマ!」
小さなその体はふらついていた。
「…テツヤくん、覚えていてね。…その発言、撤回しない限りは僕も君を許さないから」
ミヤコまで…
「霊斗くん、そっち」
「わった」
「やだ…放して…僕…まだ…」
「待て、霊斗!」
「…キヨくん」
「お前…」
「すまん、今ははなせへん。でも…また、あおな」
「れい」
……くそ、消えた。
「…先輩」
「ちょっと、こっち」
光視点
…夢をみた。
カランカランとガラスの音が響く部屋。
あの時の風景だった。
電池廃が角砂糖を3、4、5、6と自分のコーヒーカップにいれてこう聞いた。
『あたしの事、嫌いになっちゃった?』
でも、誰も頷かない。
ショタコンは頭を撫でて、
『嫌いにならないよ』
ロリコンはクスクスと笑って、
『そんな訳ないでしょ』
シスコンはため息をついて微笑んで、
『バーカ、嫌いになる理由なんてねえよ』
あの日、僕はなんていったっけ…?
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