二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【視点小説】消えた雪姫【参加者募集中!】 ( No.676 )
- 日時: 2015/05/26 03:54
- 名前: 美咲明奈 ◆.WxxLii19U (ID: z43aEV/5)
ガッシャーン!!
今度はアスランが奇襲してきた。
郷太郎達はそれに気づかなかった。
月影学園校門……
ロミオ「逃げるんだ!!」
アルフレド「うん!!」
その時、ガンダムの足がロミオに向かう。ロミオを踏みつけようとしている。
ロミオ「!!」
アルフレド「ロミオ!!危ない!!」ガバッ
ガッ!!
〜ロミオside〜
ロミオ「……え?」
アルフレド「……」
一瞬の出来事だった。
僕の親友アルフレドが、ガンダムに踏みつけられたんだ。
ロミオ「アルフレド?アルフレド?」
アルフレド「ロミ、オ……」
アルフレドは光のない瞳をうっすらと開けた。
そう。アルフレドの体は、血塗れだった。
僕はその力ないアルフレドの体を、抱いていた。
ロミオ「アルフレド!」
アルフレド「ロミオ、大好き……だよ。」
ロミオ「アルフレド……?」
アルフレド「……ロミオ、愛してる。……」
そう涙を流しながら言うと、アルフレドは優しく静かに目を閉じた。
僕の手を握っていた手が、力なく落ちていった。
アルフレドは、僕に抱き締められて、僕に見守られながら、僕の腕の中で、眠るように息を引き取った。
『ロミオ、愛してる』それが、君の最後の言葉だった。
アルフレドのその死に顔は、殺されたとは思えないほど、穏やかだった。
そう。楽しい夢でも見ているかのように、安らかに眠っているようだった。
ロミオ「アルフレド……嫌だよ!冗談はやめてよ!
もう一度だけ、目を開けてよ……アルフレド!!
わぁああああああん!!」
僕はアルフレドを強く抱き締めながら、泣き続けた。
郷太郎「あ、ロミオ!」
ロミオ「……」
郷太郎達の目の前には、放心状態のロミオがいた。
目には涙が溜まっている。それに体中が震えている。
兵吉「どうしたロミオ?誰かにいじめられたのか?」
ロミオ「郷太郎……兵吉……ジョバンニ……わぁあああっ!」
ロミオは大声で泣き出し、ジョバンニに飛びついた。
ジョバンニ「どうしたんだ、ロミオ!」
ロミオ「アルフレドが、ガンダムに殺された……」
郷太郎「は!?」
ロミオ「アルフレドが死んじゃった……
でも、何だか不思議なんだ……
あのアルフレドの死に顔は、眠っているようだったんだ。
普通殺されたら、あんな顔で死なないのに」
※これの続きをお願いします。
アルフレドは自分の体の本体の代わりを使って、体質と記憶等の自分の全てを新しい体に移し、生き返る事ができます。
それで、使い物にならなくなった死骸は、生き返った方が食べてしまいます。※