二次創作小説(映像)※倉庫ログ

STORY-月影/そっかそっか通りで ( No.747 )
日時: 2015/06/08 22:47
名前: 小雪@しきかんどの ◆VUQvTq9Vpk (ID: vzjvor/5)
参照: http://uranai.nosv.org/u.php/list/0602rui1/

瑠衣視点

「…ネ、外ノ人」
「うわー、あたしかよー、パス」
「…元ハト言えば貴方ノせいなんだよ?」
「うるっせえPKサンダーΩ食らわすぞ」
「噛み合わせろや」
「ふむ、どういうことだ」
「…私ガ消えるノニハ、2つシカ方法はないヨ。…私ノ望みガ叶うか、貴方ガいなくなるカ」
「……そ、じゃあ消えなくていいよ」
どうせ、カミサマの手の内なんだ…もうどうにでもなれ。俺はじじいがほしいんだ!
「さて、問題」
「ハ?」
「小説『M.S.S.Planet〜古に伝わりし勇者たち〜』の最強プラネット編でダイスケが入手した武器は?」
「…ヘエ、勝てないッテ分かって気デモおかしくナッタ?」
「正解は」
持っていたそれを前に突き出しトリガーを握る。
「『シグザウエルP228』…だっけ」
最後の方はこっそりと言ってトリガーを引く。
「ッ……」
「あれー、はずしたはずした…でも、次は……」
もう一発、と銃口を向ける自分を止めた人がいた。
「………ルイちゃん、頼む。やめてくれ」
「…ミヤコさん」
「…彼女に消えてもらおうとしても無理だ。あの2つしか…方法はないから…さて、問題。君はそこでどうする?」
……ああ、そうか。
ミヤコさんは、進めたいんだ。
…ここで、きっと誰かが狂華をかばう。
それで、犠牲を出したくないんだ。
だったら…
「あたしが、狂華から全力ででんちんを守ります」
「…正解、花丸」
頭を撫でられる。
あー、なんだろう。
この感触、やっぱり知ってる。
誰、誰?
思い出せない。
「……まあ、それしか出来ないよね。…お兄ちゃんすら守れなかったルイちゃんにはさ…」
お兄ちゃん…いや…
「…っ、カミサマ!なにいって…」
「ミヤコー、僕はここで時間をとりたくないの。わかる?だから…」
「………わかりました。狂華ちゃん…逃げて、カミサマ…こう言うことでしょ?僕は貴方に逆らえない」
「フフ、カミサマハ話ノ分かる人ヨネ…」
そういって彼女は消える。
…あー、そっか。
あたし、弱い人だもんなー。
一人じゃなんもできねえ…
天性の弱虫…
「ルイ」
「でん…ち…」
「お前な、それどっから調達したん!?」
「ふぇ!?」
予想の真上の質問…っていうかなぜ質問!?
「……もらったの」
「誰にや?」
「般若面被った男の子に」
「……そいつどういうことや」
「俺はしらん、シグザウエルP228の先制攻撃だべ!」