二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 【視点小説】消えた雪姫【参加者募集中!】 ( No.76 )
日時: 2015/02/11 23:06
名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: KG6j5ysh)



スコール視点

スコール「……………ここは……………?」
どうやら病院のようだ。あの腹の痛みは大分収まっているがまだ痛い。隣のベッドにはイルミアがいる。どうやら打ち所が悪かったらしく未だにうなされている。
………リノアはどうしているだろうか。
まさかあいつらに拐われたとか………。そう考えるといてもたってもいられなくなり、スコールは上半身を軽く起こそうとすると
スコール「いつつつ……………」
あの腹の痛みがまたやってくる。
瑠衣や電池、ホリーやロディンはいない。そばにいるのはうなされているイルミアだけ…………。
スコール「………淋しいな…………」
心の中(たぶん事情聴取をされているんだろう。あれだけ乱闘して騒ぎになれば、警察だって動くはずだ。

でもその騒ぎを警察は信じるだろうか?

俺達は『人ならざる者』と戦っていた訳だが、その存在を警察は信じるのか?確かにあの音は鉄のような音だったが…………鉄板を腹に巻いていたとは考えられないし、そうだとしても俺のリボルバーなら容易く切れたはずだ。やはりあれは化け物ということか。)

すると

リノア「やっほースコールぅ!」
スコール「り、リノア!?いつつつ……………」
リノアが健全な体で戻ってきていた。
ホリー「やっと事情聴取終わったー!」
ロディン「でも警察の皆信じてくれない……どうしよう…………」
ホリーとロディンだ。やはり俺の推測通りか。
電池「はぁ…………なんど言っても駄目やったなぁ。」
リオ「警察ってこうも薄情なんだね……………。」
ん?知らない人が混ざっているな。
電池「おぉスコール。起きとったんか。」
ホリー「お加減はどうですか?」
スコール「腹が少し痛いだけだが、まぁ大丈夫だ。」
ロディン「イルミア先輩はまだ治らないのね……」
スコール「で、誰なんだお前は?」
スコールはリオを見てそう問いかける。
リオ「僕はリオ。瑠衣の兄だよ。よろしくね。」
スコール「瑠衣は?」
リオ「急用があって帰ったよ。」
スコール「……………そうか。」

リノア「で、初奈ちゃんのこと、どうする?」
スコール「そうだな…………あいつの研究所さえ分かれば……………」
ホリー「でもどうすれば…………」
スコール「そうだ。ヴィンセントに聞け。あいつなら何か分かるかも知れない。」
ホリー「ヴィンセント先輩にか…」
スコール「俺とイルミアは完治するまで動けない。だから俺の同期のやつと行動してほしい。相手は怪物を作れる科学者だからな。」



セシル「…………うん、わかったよスコール君。」
ティナ「後はあの子達が来るまで待つだけね。」