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リナルドが病室にいないことに気がついたのは今だった。どうやらテレポートを使ったらしい。
スコール「ったく……まだ完治してないのに……あいつはどこへ行ったんだ？」
リノア「もしかしたら学園じゃない？リナルド君の行くところってそこしかないと思うけど。」
スコール「……わかった。」

教室
案の定、リナルドは昏睡状態に戻って倒れていた。しかし、スコール達が驚いたのはそのことではない。
白雪「あら、皆さん………」
そばに和光白雪がいたのである。しかし彼女も混乱しているようで倒れこんでしまった。
スコール「リナルド………お前は無理をしてまでこいつに何を伝えたかったんだ………とりあえず病院へ戻るぞ、リノア、白雪を運んでくれ！」
リノア「りょーかーい！」

病院
医師の診断を受けた結果、リナルドはまだ回復してもいないのにテレポートを使ったことでダウンしたらしい。しかしテレポートだけではあそこまでダウンはしないはずだ。あいつはあそこで『何か』をやったんだ。だからこそのあそこでダウンしたんだ。和光白雪はただのショックだったようだ、すぐに目を覚ますだろう。
スコールが寝ているリナルドの顔を見ると、ふと、髪の毛がいつもと違うことに気がついた。スコールはリナルドの髪の毛を優しく取った。
スコール「これで何かわかるかもしれない。」
リノア「スコールそれは変むぐぅ〜〜……」

次の日、スコールはそれを調べた。そしてその髪の毛が『月島一夜』というものだった。
スコール「なるほど………人体変化か、これならダウンするはずだ。」
………いずれこいつからは聞きたいことが多すぎる。
いったい、月島一夜とは誰なのか…………