二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【視点小説】消えた雪姫【参加者募集中】 ( No.823 )
- 日時: 2015/06/28 15:25
- 名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: en4NGxwI)
赤璃は吸収した二人の衝撃を一気に放った。
スコール「うおっ!?」
リノア「きゃあっ!?」
二人は吹き飛ばされてしまうが、レビテガのおかげですぐさま体勢を立て直す。
赤璃「どう?私の能力……まだ本気じゃないわよね?」
スコールの心の中(まずいな………まずは相手がどんな魔法を使うのか調べないと……さっきのは衝撃を跳ね返す魔法……リフレクみたいなもんか……ウォールのおかげでまだ耐えられるな。それにほぼすべての『魔法』が通用しないだと………それがもし攻撃魔法のみだったら………状態以上魔法はどうだ?)
スコール「リノア、ブラインだ!」
リノア「だ、大丈夫なの?」
スコール「そのときは俺が守る、やれ!」
リノア「……わかった、ブライン!」
リノアは煙幕を赤璃の周りに焚いた。ブラインはその名の通り相手の視界を悪くして命中率を下げるというもの。
赤璃「な、なんなのこの煙は…………」
スコールは今のうちに負傷したティーダを助けだす。スコールはエリクサーをティーダに飲ませた。すると嘘のようにティーダの傷が癒えていた。
ティーダ「俺……怒ったっスよ!」
ティーダは屈伸運動を数回したあと、すごい勢いで赤璃に突っ込んでいった。
赤璃「もう………邪魔!」
赤璃は大剣で煙幕を振り払う。そこにティーダが現れ一撃を叩きつけた。
赤璃「くっ……まだよ!」
赤璃は空間を歪めそこから炎の球を打ち出した。
ティーダ「よっ!ほっ!よっと!」
ティーダは素早い身のこなしで炎の球を避ける。ヘイスガとレビテガの能力が更にティーダをすばしっこくしているのだ。
赤璃「ちょこまかと………鬱陶しいわね……」
スコール「相手はあいつ一人では無いぞ!」
スコールは後ろに周り赤璃を切りつける。赤璃もそれに気づき大剣でライオンハートを受け止めた。
リノア「それっ!」
赤璃「甘いわよ!」
リノアもヴァルキリーで応戦するが容易く避けられてしまった。
赤璃「ふう………これは本気でやらなきゃいけないわね……でも本気でやって壊れなかった人は今までにいたかしら?ウフフ………」
赤璃の殺伐としたオーラが更に増していく。
スコール「………来るか。」
赤璃「もう手加減はしないから……壊れちゃっても知らないわよ?」
スコール「上等だ………いいだろう。」
スコールは着ていた上着を脱いだ。本気になった証だ。
その頃、校庭では
黄瀬「あっ、あんなところに!」
緑間「しかもかなり本気のようだ………非常にマズいのだよ………」
黒子「相手はあの時の青年…………」
紫原「どうする?」
イルミア「あれは………スコール先輩?」