二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 【視点小説】消えた雪姫【参加者募集中!】 ( No.84 )
日時: 2015/02/12 18:47
名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: 7WA3pLQ0)




スコールからセシルへバトンパスです。

スコールとイルミアのお見舞いにいったあとの翌日、ホリー達はスコールの同期と会うために公園にやってきた。

セシル「君たちがスコール君の言っていた後輩かい?」
ホリー「そうですが……………あなた達は?」
セシル「僕はセシル。で、この子が……」
ティナ「私はティナ…………よろしくね。」
ロディン「で、私たちはどうするのですか?」
セシル「あのロッティという科学者のことを知ることが大事だね。その為にはロッティと深い関わりを持つ人と接することが大事だ。」
電池「それが、ヴィンセントっちゅう先輩やな。」
セシル「あぁ。」
セシルはヴィンセントの事を話す。

ヴィンセントはとある組織の一員で、その成績は優秀で同じ組織に彼女がいて、子どもを彼女のお腹に宿す。
しかしその組織の一員である科学者がヴィンセントを捕らえ改造人間にしてしまった。更には彼女の胎児にも謎の細胞を宿される。
ヴィンセントの彼女はとても苦しんだあげく亡くなってしまった。
ヴィンセントはその光景を目の当たりにし、彼女を救う事が出来なかった自分を『罪人』と称し月影学園に身を隠したらしい。

セシル「で、ヴィンセントを改造した科学者グループの中に、もしかしたらロッティがいるんじゃないかと思ってね。」
リノア「なんかかわいそうね…………」
電池「よっしゃ!探すで!」
セシル「僕たちもロッティの居場所を探すよ。じゃあ、頑張って。」
セシルとホリー達は一端別れた。



閉じられた科学室

電池「ここやな………『罪人の棺』………」
リノア「さすがセルフィちゃんだ………」
セルフィとはこの学園において知らない人はいない情報屋さんである。
ホリー「せーの!」
ホリー達が棺を開けると、中から電池と同じか少し年上の青年が眠っていた。
ヴィンセント「…………誰だ。」
ロディン「ヴィンセント先輩、ですよね?」
ヴィンセントは目を開けて辺りを見回す。
ヴィンセント「私は…………罪を犯した…………このまま眠りにつくのが定められた罪なのだ………」
リノア「そんなことどうでもいいの!彼女の復讐とかしたくないの!?」
ヴィンセント「できるのか?彼女を………ルクレツィアを奪ったあの科学者どもに仕返しを…………」

リノア「うん!絶対にやってみせるから!」
ヴィンセント「そうか…………確か、やつらは裏山の頂上の奥深く、『改造魔界』という世界にいるはずだ………。これは勘だが、やつらはもう実験を始めているだろう。実験台を救うなら、今しかない!」
ロディン「わかった!裏山だね!」
リノア「行こう!ヴィン!」
ヴィンセント「…………あぁ!」

このあと電池達はセシル達と合流し、初奈がいる改造魔界へと向かう。