二次創作小説(映像)※倉庫ログ

STORY-第三者/泣くガキが更に泣く。 ( No.844 )
日時: 2015/06/29 23:27
名前: 涼月 ◆VUQvTq9Vpk (ID: vzjvor/5)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode

有馬視点

「チッ…うるせえ…」
般若面をずらし、よく見えない風景を見て、更にため息をつく。そして、赤いメガネをかける。
「有馬くーん、なでなでさせてー」
何よりもうざいのが俺の13歳年上の合法ロリ、ルイだ。
「うるっせえ、死ね、潰すぞ」
常人がこれをいえば、常人はキレるだろう。
ミヤコさんみたいなナルシストの場合、『あはは、嫉妬?』などとさらにウザくなる。
これならまだマシだ。
俺が言うと、みのりとかを除く大抵の女子は『ドM』になるのだ。
なんだこの能力!世界で一番いらねえ!
ルイさんだって、本当は『誰でもいいから拷問したい!』などと言い出す俺ですら引くドSだ。
しかも本人はその自覚がない。
現に、ルイは本当に男を可愛がる…男のみを可愛がる存在だ。たまに保護者。直樹なんかいっつも撫でられてる。
そして…現実に戻ろう。
俺が毒を吐くと、こんなことになる。
「ありがとうございます!ていうか踏んでください!罵ってください!殺してください!」
こうなる。
そして仕方なく踏む形になる。
すると
「ぁんっ…」
俺が変態に見える。
そして末期には。
「おらおら…もっと踏んでやろうか?」
自分でも何をいってるかわかんなくなる。
こういう時のストッパーが…
「……あろま、先輩いじめたらダメだぞ」
「あ、直樹きゅーん、モフモフさせてー」
「主!反省してない!」
直樹だ。直樹は俺を我に戻らせてくれるうえに、ルイがなでてもなんも言わない。
「もふもふ…」
「なでなで…」
「僕イケメン…」
何か増えてる。
「やっほー、僕だよー」
「おや…こんなところにイケメンが…あ、僕かー」
しまんない。死ね。