二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【視点小説】消えた雪姫【参加者募集中】 ( No.903 )
- 日時: 2015/07/13 20:07
- 名前: ユウリ (ID: 344/XKJR)
理緒視点
理緒「まさか、理事長だったなんてね…。っていうか悠馬!あんた、また!?」
悠馬「らしい…。この薬で……我慢するさ。」
と言って、悠馬は薬を飲む。すると、発作が止まった。
悠馬「理緒。どうする?」
美亜「明日、理事長に会いに行けば?」
悠馬「はぁ!?んな事出来るわけ…。」
理緒「生徒会長の力なら、出来るかも。」
美亜「そう。」
悠馬「なんか、理緒に小さい時から色々とさせてもらってるな。」
理緒「そう?」
悠馬「ああ。あの時だって…。」
そして、思い出話に入り浸る。
悠馬・理緒5歳の頃。
悠馬「理緒ー。」
理緒「ん?何?」
悠馬「何か、親父にこんな薬を飲まされて、体がおかしいんだ。」
悠馬は、青い液体が入ったビンを見せる。
理緒「んー。これ、どっかの本で見た気が…。あ!」
悠馬「思いだした?」
理緒「それ、転生妖怪になって、無理やり吸血鬼になっちゃう薬だよ!」
悠馬「え!?…。そうか、俺の親父、吸血鬼なんだけどさ、俺が吸血鬼の血を全く持ってなく、人間の血しか無かったから、俺にこんな薬を…。」
理緒「…。」
悠馬「俺、吸血鬼として生まれてきた方がよかったのかな…。いつも家に帰ったら、親父にいつも殴られるんだ。「この不良品め!」って言われながら。」
理緒「悠馬は、人間として生まれてきてよかったんだよ。吸血鬼なんてなったら、悠馬はいい人だから、人の血を吸わず、死んじゃうかも。だったら、人間として生きたほうがずっといいよ!」
悠馬「…。でも、帰ったらまた親父にあざが出来るまで殴られる…。」
理緒「だったら、私の家に来ればいいよ!」
悠馬「え?」
理緒「お母さんもいいって言ってくれるはずだし、私、悠馬が自分の家に帰って傷つくんなら、私の家で楽しく過ごせばいいよ!」
悠馬「いいの?」
理緒「うん!」
悠馬「ありがと。」
そして、話が終わる。
理緒「お母さん、「悠馬君がいてくれて本当に助かるわー。」っていつも言ってるよ!」
悠馬「お、俺はそんな大層な事はしてねぇよ。」
理緒「あ、そういえば、小学3年生まで私のベットで一緒に寝てたよね!」
悠馬「あ、そんな事もあったな!」
理緒「今日、久しぶりに一緒に寝る?私のベットで。」
すると悠馬は顔が真っ赤になった。
悠馬「い、いいよ!///」
理緒「遠慮しないでよ!」
悠馬「え、遠慮とかそういうのじゃなくて…。///(恥ずかしい…。///)」
理緒「うっ、ううっ。」←泣いてます。(嘘泣き)
悠馬「わ、分かった!一緒に寝てやるから泣くなって!」
理緒「本当?悠馬大好き!」
私が抱きつくと、悠馬の顔はさらに赤くなった。
悠馬「じ、じじじじゃあかかかか帰ろうか!///」
理緒「悠馬、なんか言葉が変だよ?」
悠馬「そそそそそそそうか?べべべべべべべ別に変じゃねえよ?///」
理緒「じゃあかーえろ!」
悠馬「あ、ああ。///(こんな状態で明日、理事長の部屋に行けるのか、俺…。)」