二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 【視点小説】消えた雪姫【参加者募集中】 ( No.926 )
日時: 2015/07/15 22:54
名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: wXGYBxg0)


ギザマルークの洞窟にて
スコール「薄暗いな……」
リノア「ほ、ホントにここにクリスタルがあるの?」
イルミア「こ、怖いです………」
二人はスコールの背中にくっつきながら歩いていた。スコールは歩きづらそうだった。
スコール「離れろ、暑苦しい………」
リノア「だ、だってぇ……怖いんだもん……」
イルミア「す、少しだけでいいんです……こうさせてください……」
スコール「はぁ…………」
スコールはめんどくさそうに頭をかきながら先へ進んだ。
リノア「でもよくそんなお伽噺みたいなこと信じたよねスコール。」
スコール「クリスタルが悪の手に渡ることは避けたい。そうなるといくらチート級の能力を持つやつらでも耐久できるかどうか……」
イルミア「まぁ、力が手にはいれば対抗できますし、いいんじゃないですか?」
スコール「そうだな。」

スコール達は先へ進んでいく。先に進んでいくにつれて光は無くなり、財宝を求めて死んでいったものの魂が悪霊化した『アンデッド』の無法地帯と化していく。
スコール「チッ……厄介だな………完全に止めをささなければ他のやつらと合体する……」
イルミア「一応氷漬けにしといたんですが……いつまで持つか………」
回りには骨の欠片や腐った肉片、朽ちた武器などが散らばっていた。
スコール「クリスタルの力を求めやってきた人達は数知れず……皆ここで死んでいったようだが……」
リノア「でも……ここで死んでく要素無いよね?」
イルミア「たぶん……ここでアンデッドとの戦いに破れたか……この先に行けない何かがあるのか…」
イルミアはビクビクしながらスコールにそう言った。すると同時に大きなうなり声が聞こえてきた。イルミアは縮こまってスコールの背中にかくれる。
スコール「……どうやらこの先にガーディアンがいるようだが、目当てのものも近いようだな。」
リノア「しかもこのうなり声……もしかしたらベヒーモスかドラゴンか………」
イルミア「え……それって結構大きめのモンスターってことですよね……勝てるかなぁ……」
スコール「大丈夫だ、俺達ならやれる。それにいざとなったらイルミアの凍結魔法を使ってしのぐさ。」
イルミア「うぅ………プレッシャーが……」
リノア「イルミアちゃんなら大丈夫!さ、いくよ!」
リノアはイルミアの腕を引っ張り扉を開けた。
するとそこにはギンギラギンの武装に包まれたドラゴンがいた。