二次創作小説(映像)※倉庫ログ

STORY-月影/厚籐四郎は偉大 ( No.974 )
日時: 2015/07/21 21:35
名前: 涼月@鶴沼に沈んだ ◆VUQvTq9Vpk (ID: UXIe.98c)
参照: 鶴丸センセーションいい曲すぎ…

瑠衣視点

まず、数学の時間。
…なのだが、今先生…ミヤコさんと壮絶な戦いを繰り広げている。
「あっはは、ルイちゃん遅いよ?そんなんじゃ足も当たらない」
「都先生!いい加減白状したらどうですか?あたしのヨーグルト食べたこと!」
「身に覚えのない罪を被せられるのは心外だなぁ…」
黒板前、蹴りとこぶしで戦う。
「フフ…知ってるんですよ!黙っておけば女子共が貴方の事を弁護してくれるんだろうっておもってんの!」
「おっとぉ、バレた?…でーも、僕がヨーグルトを食べたって証拠は…」
彼が隙を見せたと同時に、袖に忍ばせといた『ソレ』を彼の頬にピタッ、と当てる。
「…驚いた、まさかその速さで厚くんを使うなんて」
「驚きましたか…?蛍石さえあれば機動あがるんですよ!ストーンカッターサークルとは違う!」
「石切丸さんへの熱い風評被害!」
「証拠…ですか。そうですね。…きっちり、カメラが見ていました」
「………ははっ、こりゃ一本とられたねぇ」
「私の刃は、防げないんです」
「いやぁ…でも、次はどうかな?」
「どうでしょうね…」
あたしが着席するのと同時に、都先生への非難の声があがる。
さて…少しは驚いてもらえたかな、と厚籐四郎を袖に仕舞う。
そして、ため息をついた。
「平和はいいことだけど…つまんないなぁ」