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誰か美雪と絡んで！


僕は藤見野学園の裏校舎に来た……
ここにアルフレド君がいるんだね……！

アルフレド「うーん……何か上原君から謎めいた雰囲気が漂ってたような……」
美雪「！！」
　　（ヤバい……めっちゃかっこいい……
　　　凛々しい顔つき……神秘的な瞳……あぁ……まるで天使様みたいじゃないか……
　　　あぁ……ますます僕の好みにぴったりじゃないか……）

はっ！ダメダメ……こんなところで浮かれてちゃ……
僕は仮にもエリート吸血鬼、ルビー・ホワイトなんだから……
アルフレド君は僕のターゲットなんだから厳重に監視して……！！

美雪「こんにちは、アルフレドさん。」
アルフレド「！君は？」
美雪「これはこれは。ミスターアルフレド。
　　　僕は明日本校に転校する凉野美雪と申します。」
アルフレド「美雪……？美雪ちゃん？」
美雪「そうですが……」
アルフレド「そう……可愛い名前ですね。」

あぁ……！！何て魅力的だぁ！
心を突かれたぁああ！！

アルフレド（でも、美雪という名前に懐かしさを感じる……
　　　　　　初奈ちゃんの変装時の偽名と同じ名前……）

ん？アルフレド君顔赤い……

美雪「アルフレドさん？」
アルフレド「！！いいえ……」
美雪「アルフレドさん、僕と付き合ってくれませんか？」
アルフレド「！？いえいえ、僕には初奈という愛人がいるので流石にそれは……んっ！？」

僕は拒否するアルフレド君の顔を引き寄せて口づけをした……
あぁ……何ていい感触なんだ……

美雪「……クス」ギラ
アルフレド「！……」

僕は白い瞳を青白く染めアルフレド君の瞳も青白くする
アルフレド君は僕の魅力に完全に取り憑かれたようだ……

アルフレド「美雪ちゃん……」
美雪「アルフレド君……」


はぁ疲れた……ん？アルフレドだ！
でも……何か赤茶色の髪の子と一緒にいる……どうして？

初奈「アルフレド！」
アルフレド「……初奈か。」
初奈「ん？どうしたの？いきなり呼び捨てとか」
アルフレド「この子ね、美雪ちゃんっていうの♪友達になったんだ。」
初奈「そ、そう……まぁいいかな、今日は美亜と帰るし。」
アルフレド「うん、じゃあね、初奈」
初奈「……？」