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14.多元の作者と魔月感染の恐怖なん打ッ！・1

<前説・ライス君の末路と作者ネオイクスが咎落ちである証拠>

現在、白百合邸書斎

＊映像です

ライス「ちょ、待て茶あああああああ”ーーーー！！」

この後、米の貴公子もとい米の裸族はサバイブ状態のナイトの一撃をくらっていたんです。

長原「ライスはやらかした馬鹿4人より先に捕まって蓮にシバかれたんですね(ー ー;)」
ネオイクス「安定の裸族...(ー ー;)」

＊数分後。

長原「で、改めて”魔月”の事になるんですね。そして...ネオイクスさんが咎落ちだったなんてな。」

ネオイクスは動揺している。そりゃ当然。

ネオイクス「どこが丁度良かった、ですか！信じられませんよ！咎落ちだって言われても...」

やはり”信じられません”、か。彼の場合は身をもって体験させないと納得しないタイプだからな...「私」はあるモノを取り出して2人に見せた。それは...

あの時課題4に出た月曜原珠のサンプル

だ！

長原「ぐ、かなり強引です、ね...試験用サンプルとはいえ油断出来ねえな...！」
<体が軽い衰弱を起こす&月が5.6以上あるせいか耐えてる

黒槍の作者は堪える方か。だが、機神の作者はサンプル結晶を見せただけで...

バタッ

長原「ネオイクスさん！？」

ネオイクスが失神して倒れた。しかも虚ろな目をしている。

ユマ「あーあ。絶対こうなるから駄目だったんですよ？(ー ー;)」

バチッ
<ユマ、ネオイクスに手をかざして共鳴を中和する

ネオイクス「え？...なんで僕は倒れ」

グラッ

ネオイクス「な...体が麻痺して動かない！？」

倒れた事を知り、立ち上がろうとしたネオイクスは体が麻痺して思う様に動かない。「私」はすぐに月曜原珠へ悪影響防止のカバーをかけた。

ユマ「限界まで中和してもこうか...長原さん。これが咎落ちの証拠です。彼の適性なら本来、

迅宗さんや羽清さんや鬼藤さんみたいに軽い頭痛を起こす程度の筈です。

すぐ失神したり全身に麻痺が残るような事はありません...」
長原「マジかよ((((；゜Д゜)))))))」
橘「(やはり、か。)ユマ、こいつをネオイクスに投与してみてくれ。4、5分後に容態は安定する筈だ。ユマと長原も念の為投与しろ。」
<3人分のワクチンキャンディ。橘さんが独自調合したモノ。

＊数分後、ネオイクスの容態が回復してから本題。

ユマ「で、ネオイクスさん。咎落ちの恐ろしさは身をもって理解したかと。」
ネオイクス「あの結晶を見ただけで意識が飛んで...気がついたら体が麻痺してて...ユマさんと橘さんの処置がなかったらどうなってたか...(>_<)」

機神の作者は青ざめている。あの羽清の試合時の共鳴現象に巻き込まれなかったのが救いなのか否か。

長原「で、依頼のモノを持って来るように言ったのでユニがもうすぐ来ます。」

ありがとうございます、長原さん。ユニが来るのか。

続きは後に、では本編

14.多元の作者と魔月感染の恐怖なん打ッ！・2

さあ今回は

<ここまでのミッション2>
1戦目、VSランスロット>WIN
2戦目、VSトーチ>LOSE
3戦目、VS榊秋人>WIN
4戦目、VS羽清アユカ>WIN
5戦目、VSヤマビコ>WIN

＊現在ハンター×1の放出確定

晴人「次の舞台は...」

現れたのはウィザードの変身者。モニター画面には草加の時と同様、unknownの文字。6戦目からは常にコレだ...

晴人「どこに行くかはわからないのか。じゃあ行くぞ〜。」
<ウィザードに変身して魔法発動。

仮面ライダーウィザード、魔法の炎弾を的に！

ボンッ！×3

晴人「コン、メタナイト、赤羽カルマ。以上はステージに。」

そして6戦目の3人決定。

一護「ふざけた真似はすんなよ？(ー ー;)」
コン「任しとけ。(・ω・)b」
渚「カルマ君、出番だね。」
カルマ「...待ちくたびれたよ。」
メタナイト「私、か。」

まだ先の裸族騒ぎと比べるとマシな人選だ。変態のぬいぐるみがいるけどね。

ユマ「では、アドバンテージに入る。jubeatを1人ずつプレイさ。」

アドバンテージ>
jubeatをプレイさー。3曲プレイなのさー。

で、始めは...

カルマ「俺がやって良いかな？」

カルマ君の選曲>
梅雪夜
ビビットストリーム

で、3曲目は...

BGM:Niflheimr
(jubeat prop)

ユマ「おお、ユマが好きな曲なのだ。」

この後は...

コンの選曲>
乙女繚乱舞い咲き誇れ
滅びに至るエランプシス
ホーンテッド・メイドランチ

メタナイトの選曲>
量子の海のリンドブルム
True Blue
少年は空を辿る

コンはさきき関与のひなビタ、メタナイトは青いジャケット曲...評価は普通かな？

アドバンテージのアイテム>
石ころのお面×3

メタナイト「ゼルダのムジュラの仮面に出たアレか...」
コン「どうしてだー！(>3<)」
カルマ「...」
<反応に困っている

今回の作者は？感想待て

14.多元の作者と魔月感染の恐怖なん打ッ！・3

今回はバレてるが

葉月「はー、はー、...大丈夫かな...」
零児「作者、落ち着いてな。」
黄瀬「作者だけで3曲プレイスね、羨ましいッスよぉ...」

今回の作者は多元の作者、葉月。逃走者3人と同じくjubeatをプレイする。相当緊張してますね...

葉月の選曲>

1曲目>FLOWER

2曲目>紅焔

3曲目>

葉月「迷うな...さっきの2曲以外あまり知らない曲が多いよ...あ、この曲リズミンの...」

決定らしい。

BGM:Engraved Mark
(BEMANIスタジアム)

ユマ「この曲は当時、アプリのダウンロードで入手する特殊な解禁方法での解禁曲です。ユマも持ってますよ。」

アドバンテージでは、人気曲2曲の選抜&スコアもそこそこあるので逃走者チームより効果のあるモノを...

零児「...フルコン逃しで1曲目はAA、残る2曲はAAAでフルコンか...」
ユマ「葉月さんのアドバンテージ補正は強めかな...？元は携帯アプリからの人ですし。」

で、葉月チームに提供したモノは...

つ謎のトイレットペーパー×3

3人(　゜д゜)

これの効果はお楽しみに。一方の逃走者チームは例のごとく転送される...

バシュン！×3

コン「ここは...」
カルマ「...何処かの研究施設だね。」
メタナイト「...」

なお、この時点でユマはメタナイトに正規契約者の独自連絡網で連絡をしていた。

メタナイト「”最悪の事態になったらコンとカルマを連れて研究施設から離れろ”、か。エダの件は作者に対して問題があるからだな...」
？？「お前らはー？」

彼らの目の前に現れたのは...秀徳のトラック要因。

？？=宮地「まあいい。ユマさんの課題で選ばれたんだな。俺から課題は説明しよう。」
3人「！」

一方、葉月チーム。

ユリカ「あ、あのー...」
葉月「何で逃走者チームは宮地先輩なんだボケえええええ！！轢いて刺すぞオラぁああああ！！」

葉月さんは自重してね(>_<)

「最悪の事態になったらコンとカルマを連れて研究施設から離れろ」と。

魔月化したら引き分けでしょうか？

葉月さん心配していましたからね

14.多元の作者と魔月感染の恐怖なん打ッ！・4

課題6
研究施設でのかくれんぼ対決

研究施設を舞台に、隠れながら目的地に到達し、見つかった頻度の低さと到着時間を競う。

さらに、隠し条件を満たしたチームには追加アドバンテージがありますぞ？

宮地「とりあえず、見つからない様に前に進めって訳だ。」
カルマ「隠れるのは訓練のおかげで得意だけど...」
メタナイト「訓練と実際は違う。慎重にな。」
コン((((；゜Д゜)))))))

逃走者チームは簡単なルール解説、そして葉月チームには有利になるネタを話しておきます。

ユリカ「葉月さんは幾らか存じていると思いますが、入手すると自チームに有利になるアイテムを逃走者チームにも貴方のチームにも1つずつ配置しました。」
黄瀬「隠れアイテムを有効活用出来るかにかかっているスね。」
零児「...」
<納得した顔

ただ...葉月はトイレットペーパーを見ていた。コレの効果はユリカが話しているものの、他の点でも不安らしい...

葉月「(先程ユマさんから聞いたけど...私達が探しに来たモノにエダが手を出してたら怖いよぉ...)」

そう、葉月の一番の不安要素はエダに関してだ。依頼した情報を思いつく限り悪意のある形で奴が使えばとんでもない事態となる。

零児「作者。まずエダの事は頭から外そう。鉢合わせしてから考えろ。」
ユリカ「エダの事はユマさん達が調査して下さいます。連絡を待ちましょう...分かりましたね？」
葉月「...」

無言ながらも無理やり自分を納得させるしかない多元の作者。それでは。

GAME START！

ガチャン！
<両チーム、入口が開く

BGM:HEAT-BIT-HIT-BEAT
(APPEND TRAVEL)

宮地「頑張れよ。(・ω・)ノシ」
ユリカ「...検討を祈ります。」

不安を抱えながら両チームスタート。

メタナイト「慎重に進む...！」
コン「マズッ！」
カルマ「歯がゆいね...進みたいのに進めないのは...」

逃走者チームは慎重に進むらしいです。そして葉月チームは...

黄瀬「そうだ葉月っち、そのトイレットペーパーはどんな効果があるんスか？」
葉月「あ、これね。これは...」

葉月はトイレットペーパーを腕に巻きつける。すると...

零児「巻きつけた部分が消えているぞ！」
葉月「そう。巻きつけた部分を視認出来なくする魔法のトイレットペーパーなんだウェイ。(○w○)b」

葉月さん、オンドゥルは自重しろwwwなお、この魔法のトイレットペーパーは水に弱いから乱用する際は水気を避ける様にお願いする。

葉月(´○w○`)ユマさん酷い言いたかったのに
黄瀬(´○w○`U)水に注意って使い勝手悪いッス
零児(´○w○`;)俺達大事な事を忘れている気が

葉月は零児の発言に気がつく。あ、そう言えば...

ビーッ！ビーッ！ビーッ！

3人「忘れてたぁああああ！」

3人の近くに現れたのは...ネット界隈で昔流行ったアナロ熊軍団...つか絶滅してなかったの？

アナロ熊軍団
「見つけたー！」
「とりあえずアンテナをぶっ刺すぞオラぁあ！」
「頭か...野朗ならお尻の穴にアンテナをー。」
「アナログ放送があってのデジタル放送だクマー！」

葉月&黄瀬&零児「とりあえず逃げろおおおお！！」

あーあ。見つかると減点ですよ。

見つかると減点及びピンチに

14.多元の作者と魔月感染の恐怖なん打ッ！・5

逃走者側は××が多め

一方の逃走者チームは目的地の距離を調べている。石ころのお面があるので誰かの近くで大きな音を立てなければ気づかれないのだが...リスクもあった。

メタナイト「この仮面だが...改造されているみたいだ。」
カルマ「お面をかぶっている間だけ、魔力を消費して隠ぺいする設計にワザとされてんだな...チッ。」
コン「ここから先の事を考えたら魔力枯渇しそうで俺様怖えぜ...」

アドバンテージのお面の使用を控えるべきなのか？考えていたら...

コツ、コツ...

3人「(来た！？)」

身を隠す3人。だが...誰も来る気配が無い。ホッと胸を撫で下ろした瞬間だった。

？？「みぃつけたー」
メタナイト「な」
コン「ヒィイ！？」
カルマ「誰ッ！」

3人の足元には...鈍色のスライム。しかも天井の換気扇から同じ奴が大量に降ってくる...

ボタッ、ボタッ...ボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタ

コン「ぎゃあああああああ！」
カルマ「な、こいつら俺らに化けて...」
メタナイト「な、化けているのはユマや葉月側の3人までいるぞ...」

この鈍色スライム、”ミラームース”は試験作成したモンスター。逃走者側の敵として出したが他にも出した訳はある...特徴としては

自分のいる範囲内にいる相手に化ける能力持ちのスライムなのさ〜。

ユマの変形は初期設定に入れていただけさ〜。

カルマ「なんで沖縄風味なの！？」

一方の葉月チームは謎の熊軍団の追跡を振り切り、ある部屋でアイテムを入手。さらに...

葉月「はい、はい。そうなんですか。...これが例のアレなんですね。監視しているシェイドにコレを渡せ、と。」

葉月が持ってるのは書簡と封筒入りの大事そうな書類。これは...

今回の裏側で詳細説明する、葉月と彼女のチームメイトに課題と共に依頼したモノ

だったのだ。

黄瀬「で、これをシェイドに渡...」
？？「葉月ちゃんみつけたー。」

誰かが後ろから現れ、葉月の書類に手を出そうとするが零児が気配に気がつき、ショットガンを不振な相手へ向ける。

零児「貴様！そこを動くな！」

葉月と黄瀬も遅れて事の重大さに気がつき、葉月は右側の銃を抜き、黄瀬は圏と呼ばれるチャクラムを構えて何時でも投げつける用意をする。

黄瀬「...(姿が見えていないッスが...)！」
葉月「アンタがエダ、ね？」

葉月達が見た先には誰もいないが歪んだ空間。誰かが姿を隠しているらしい。相手は多元の作者の質問には答えず、

？？「...面白い事、思いついちゃったかなぁ。ああ、その書類は開封してないけど

”魔月”

と

”作者のグレちゃん(=グレイディア)の力のひみちゅ”

は分かっちゃった。」

葉月達も、我々も驚愕。そのまま闖入者の歪んだ空間が消える。

葉月「え、それじゃああいつは何処から...あの書類を...」
ユマ「葉月さん、今は課題に集中して下さい。終わった後で作戦を練り直しましょう。」

で、これが...

14.多元の作者と魔月感染の恐怖なん打ッ！・6

＊一度現在に

現在、白百合邸書斎

長原「え、葉月さん達に回収依頼をした書類からエダは魔月の事を得たんじゃなかったんですか！？」
ユマ「そうなんですよ。課題後に施設を調べたら...」

「私」はネオイクスを見た。何故ならばあの差し入れの後機神の作者は帰ろうとしたがこの事態の為、医療スタッフ手伝いとして協力して下さったのだ...

ネオイクス「強引に情報を引き出された研究者の死体が発見されたんです。僕と当時の医療スタッフで司法解剖した結果...

頭部以外は損傷や抵抗跡が発見されず、死亡してから時間は2、3時間程経過してました...

その人の部屋の中にある監視カメラも提供して貰いましたが

急にドアが2回開閉した事

その人の頭が急に抑えつけられて黒焦げになった事

保存ケースの施錠が勝手に外れてケースが開いた

以外は...」

何も映していなかった。ただし実際は...「私」と正規契約者にしか見えないモノが映ってたんですよ。さらに言えば、

ユマ「貴方方も適性があり、且つやり方を知っていると可能です。長原さんは6.5、ネオイクスさんは5...2人共”綺麗に見える”タイプですね。」

男子2人、ユマを見る。その足で「私」はネオイクスの言っていた映像データを取り出し、サンプル用の黄金レンズの腕輪をネオイクスに渡す。

ユマ「解説します。

長原さんは月光蝶を膝において

ネオイクスさんは私が渡した腕輪をはめて

視覚に意識を集中し、映像を見て下さい。そして何が見えたかは嘘つかずに全部話して下さい。」

そして目が金色に輝く男性作者2人の見たモノはあの映像を月の力で一部修正した結果だ...

長原「嘘...だろ...」
ネオイクス「ど、どうして...あの時に気がつかなかったんだ僕は...畜生...ッ！」

映像データ、修正版>

・研究者の頭が黒焦げになったのはエダが彼の頭を抑えて無理やり情報を引き出された為(その時の記憶を無くしたが24時間経過してなかったのでデータバックアップで彼は回復しています。)

・ケースの施錠はエダが素手で無理やり引き剥がしていた。お目当てのケースから何かを取り出している！

・エダが手をドアにかざすだけでドアが開閉していた。

長原「この黒い髪の女が...」
ユマ「ええ、エダです。我々が追いかけて捕まえようとしている、

”異端者”

と呼ばれる存在...」

エダについてはまた後で

”魔月”
”作者のグレちゃん(=グレイディア)の力のひみちゅ”

これは・・・！グレイちゃんに魔月の疑い！

14.多元の作者と魔月感染の恐怖なん打ッ！・7

シェイド(ー ー;)つ”任しとけ”
葉月「ごめんね、シェイド。」

葉月は先の資料をシェイドに渡すと...

バクッ！
<シェイド、資料を食べる

黄瀬((((；゜Д゜)))))))
零児「食った！？」

あ、補足しますね。

ユマ「シェイドは生き物以外の食べたモノを転送する機能が搭載されてます。すぐに資料は我々の所に行く筈ですよ。」

一方、逃走者チーム。

カルマ「コン君、ごめんね」
コン「いだいいだいいだいー！頭の綿がぁぁぁああ！！」
<コンは了承済みだが痛いそうな

E組のエースはコンの頭を握りしめている&ナイフで変形スライム軍団を撃破していく！

メタナイト「マッハトルネイド！最大出力ー！！」

メタ様は必殺技で敵を大量に撃破ー。

カルマ「これで全滅かなぁ。」
メタナイト「...！」

ボタッボタッボタッボタッボタッボタッボタッボタッボタッボタッボタッ
<例のスライム、まだ出てくる

カルマ「まずっ！まだ増えるのか...よッ！」
コン「え、嘘でしょうカルマ君、投」

あーあ、変態ぬいぐるみは投げつけられ...

カチン！
<何かが起動する

メタナイト「！...そういう事か。」
カルマ「走るよ！」

メタナイトとカルマはコンを投げた先に走る。そこは扉が。手動スイッチで開く仕掛けだったのだ。扉の近くでコンを確保して...

メタナイト「今だ！」
カルマ「間に合え！」

2人が連携で手動スイッチを起動。

ガコンッ！
<扉が閉まる

間一髪で扉は閉まる。今いる場の座標を確認した結果...

カルマ「あと数mか...」
メタナイト「アレで見つかり過ぎた可能性がある。気配は出来る限り殺すぞ。」
コン「ど、とりあえず俺様の頭は限界よ...」

一方...葉月チームは...

零児「(音を立てるなよ...)」
黄瀬「(はいッス...)」
葉月「(あの骸骨...魔女の家のアレに似てるな...これはこれでユマさんが鬼畜なのを理解出来る...)」

透明トイレットペーパーを全身に巻きつけて沢山いる警備員もとい骸骨の頭に見つからない様に抜き足差し足で移動中...扉の近くに到着したが...

黄瀬「扉に到着スね...」
葉月「あー、苦しい...」

カチン

零児「...」
<壁の隠しスイッチで罠を起動させてしまい顔が青ざめる

ただ...そのトイレットペーパーの弱点を忘れてますよね？

バシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャ
<水ぶっかけの罠が起動&...

3人「冷たぁああああ！！」
<トイレットペーパーの隠ぺいが駄目になる

骸骨達「！！」

あちゃー。逃走劇再び...

ユマさん鬼畜だろ(by葉月チーム)

14.多元の作者と魔月感染の恐怖なん打ッ！・8

再度逃げまくる葉月チーム。広い部屋に到着するが行き止まり！？

骸骨達「キェエエエ！(怒)」

3人は資料と共に手に入れたモノを取り出す！それは...

葉月「もう使うよ！SAVEクリスタル！」

葉月チームが手に入れたのは浅葱色のクリスタル。SAVEクリスタルといって、

見つかってから制限時間以内に使うと見つかったカウントを無効に出来るのだ。ただし1回限りなのである。

黄瀬「が、骸骨達が消えたッス。」
零児「ギリギリだったな...」

PPPPP...

葉月「？」

部屋の何処からか、電話？葉月は鳴っている電話に答える。

葉月「はい、作者同盟でーす(・Д・)ノシ」
2人「ヲイ！Σ（゜д゜lll）」
？？「もしもし。私メリーさん。今、

貴方達の部屋の前にいるの...

」
葉月「まずっ！」

能天気に電話にでた葉月は内容を聞いて青ざめた。受話器を下ろし、

零児「まさかあの電話...罠か！」
葉月「うん！ここの扉以外で出られる場所を探して！！早く！！」

残り時間>00:10

黄瀬「ヤバイッ、ヤバ...」
零児「焦るな黄瀬、何処かに絶対出口がある筈だ！」

残り時間>00:08

ガタッ、ゴゴゴ...

葉月「あ、ここだ(・ω・)ノ」

残り時間>00:05

零児「隠し扉だな！」
黄瀬「怖いけど仕方ないッス...」

残り時間>00:02

脱出成功！

知らない人に解説するが、都市伝説を題材にした”メリーさんの電話トラップ”は...

・出入口から出たら葉月チームの負けになる罠

・制限時間以内に部屋から脱出出来なくても葉月チームの負けになる罠

・回避の為には隠し扉から出ていかないと駄目

なのだよ。(□ω□)ノあ、余談ですが件のトイレットペーパーでは罠回避出来ませんので。そして...

メタナイト「敵はここもいない様だ。」
コン「さっきのスライム以外見かけねぇよな...？」

変態ぬいぐるみが何かを見かけた。

カルマ「どうした...」
コン「ひぇえええ！吸い込まれ」
メタナイト「カルマ！コン！」

すぽん。

なんと。壁の小さな隙間にコンとカルマが吸い込まれた！

メタナイト「何かの罠か隠し部屋なのか...？」

メタナイトは今2人がいる座標を確認。敵がいない部屋なので隠し部屋なのは明らかだ。だが...

？？「あらあら...迷子のお家は何処かしらぁ？」

端末を持っているメタナイトの後ろに誰かがいた...手には注射器のようなモノ...

え？

14.多元の作者と魔月感染の恐怖なん打ッ！・9

カルマ「痛...」
コン「おいコラカルマー！コン様を潰すなー！」

E組のエースと変態ぬいぐるみが飛ばされた隠し部屋は...

宝箱1個

のお部屋です。

カルマ「罠とかは無さそうだね。」
コン「開けるぞ！」

そして宝箱の中身は...緑の薬が入った小瓶。

魔力回復薬

だそうな。

カルマ「で、手に入れたのは良いけど...」
コン「何処から出たら良いんだ...」

カルマとコンが考えていると...

ズズズズ...

2人「うわぁああああ！？」

急に足元に開いた黒い穴に飲み込まれ...

ドスン！×2

コン「痛えな...」
カルマ「これで2回目...ってここさっきの場所だ(・ω・)」
メタナイト「う...2人共！無事だったんだな。」

メタナイトも発見。だが...顔が赤い。足も少しふらついていて、

カルマ「ちょ、顔赤くない？」
コン「む、無茶するなっての...」
メタナイト「心配...無用だ...そういえば...」

逃走者チームはもうすぐで目的地なのだ。一方の葉月チームも...

葉月「あ、ここが目的地だね。」

目的地、そこは専用エレベーターホール。小さなエレベーターのみが部屋に配置されていて、この施設で大事そうな場所だ。

零児「逃走者チームは来ていないな。」
黄瀬「やったッスね。(・ω・U)」

プシュー。

カルマ「畜生...」
コン「葉月チームは到着済みかよ...」
メタナイト「はぁ、はぁ...」

ドクン...

零児「悪いな、先に着かせて貰ったぞ。」
葉月「激しい接戦、だったね〜(何だ？メタ様から何かが...)」

多元の作者はメタナイトの中から”何か”を感じていた。

ドクン、ドクン...

カルマ「メタナイト...？」
黄瀬「様子...おかしくないスか！メタっち、大丈...」

葉月が様子のおかしいハルバートの戦士に近づく海常の摸倣者を止めた。顔が怯えている！

葉月「黄瀬！駄目！今メタ様に近づいたら」

その時だった。一同の目の前で...

メタナイト「ぐぁあああああ！！やめてくれぇええええ！！ヤメ...」

メタナイトから黄金の魔力の光が吹き出し始めた！？

葉月「な、...これが”魔月”ですか...ユマさん」

魔月って何？

・・・メタ様大丈夫ですか！？

（魔月化、うちのラーフィなら似合うんだけどな〜）

14.多元の作者と魔月感染の恐怖なん打ッ！・10

黄金の光を吹き出したメタナイトは周りを見渡すと...

メタナイト「...壊す、壊す、壊」

物騒な言葉とソードビームを周りに無差別に撒き散らし始めた！？

黄瀬「待って！待ってメタっちぃい！！」
コン「嫌ああああああ！どうしてこうなってんだぁあああ！！」

何故...そう考える前に「私」は葉月と話をまとめる。

ユマ「これが”魔月”です。軽傷レベルでこれなんですよ...」
葉月「...これが”魔月”によるモノで、メタナイトは月の属性の呵責に体が耐えられずに半分暴走しているんですね。」
ユマ「まだ化け物に変わってなくて助かりました。仮にメタ様が化け物になってたらここの建物半壊してますよ...」

ただ、気になる点はあった。メタナイトはユマの正規契約者。こんな事にはならない筈だ。

葉月「まだアレで寸止めなら正規契約の影響があるんでしょうね...」
シェイド(ー ー;)

そして対処法。

ユマ「全員聞いて下さい。メタナイトの症状はまだ軽傷レベルなんで対処法はあります、まずは...全力で彼を倒し、拘束して下さい。後から我々が彼を回収します！あ、それと、

今のメタ様はゴキブリ並の生命力と再生、自己修復能力を持つので手加減は無用です。
」

緊急課題
暴走メタナイトを撃破せよ！

暴走したメタナイトを全力で倒せ！手加減無しでお願いいたします。

ただし、今回の課題は逃走者チームの負け扱いでハンター放出確定になります...

コン「チキショウ、悔しいが仕方ねぇよな...」
カルマ「協力するよ。」
零児「いくぞ、2人共、アレだ」

葉月と黄瀬は反応。そして、葉月はメタナイトに近づいて...

葉月「十式改・”IXION”」

4連続で刀の突きを相手に繰り出し、メタナイトを氷漬けにした！三人で...

零児「木は火を生み」

零児が2本の刀、火燐と地禮で斬りつけ、

葉月「火は土を生み」

葉月が炎属性を付加した刀で斬り上げ、

黄瀬「土は金を生む！」

黄瀬は雷をまとった圏を交互に投げて圏をキャッチした後に蹴り上げだ！

葉月・黄瀬「そして金は水を生む！」

葉月、黄瀬、零児が最後に飛んで交差するように斬り捨てる、これが...

三人「森羅...万象ッ！」

「森羅万象」。葉月チームの3人での連携なのだ。確かに連携技は炸裂したが...

メタナイト「ごぁああ！？...壊す壊スス壊す...kわす...壊壊壊、」

動きが衰えないどころか声にノイズが発生し始めた！？悪化の特徴として言動が壊れ始めている...しかも...移動回転切りで...

葉月「ひぇえええ！私に狙いを定めてぇえええ！？」
零児「葉月！」

森羅の有名エージェントが狙われている多元の作者の盾になり、

零児「二丁・樹金道・裏」

そのままショットガン=柊樹、拳銃=金による連続銃撃！なお、この技は元の技”二丁・樹金道”がEXCEEDで強化されたモノだ。追い詰められるメタナイトの後ろから

カルマ「...覚悟」

カルマが不意打ちを狙い、石ころのお面で身を隠し、魔力で強化したナイフを突き立てる！なお、ユマのカルマ君は強化系の術が得意ですの。

ザクッ！ズドン！！

カルマ「作者さん、早く！」
葉月「...ええ。コンから貰った魔力回復薬込みでも準備に時間がかかる技だからね。...モード・クイックシルバー」
<彼女の足元にはガラスの小瓶

コレも彼女の自己解釈。チャージに時間がかかる技だが...

ズンッ！
<2艇の拳銃を地面に突き刺す

地面から大規模のダウンバースト攻撃をぶちかます範囲攻撃。威力等は保証しよう。さすがのメタ様もコレは...

メタナイト「」
<凍りつく

ユマ「お疲れ様です。及びカルマ君とコン。」
コン「...」
カルマ「まあ、仕方ないよね。ハンター放出確定とメタナイトのリタイアは...」

試合は負け、ハンター放出確定及び...

メタナイト
ゲーム続行不可能によるリタイア
残り29人

ユマ「そして皆様、コレを。」

ユマは残る全員に緋色のタブレット錠剤を手渡す。この場ですぐ服用して貰った。

では...

14.多元の作者と魔月感染の恐怖なん打ッ！・11

次回予告
15.桜花の作者の球技大会と恐怖の足音なん打ッ！
<葉月さんはまだ前座だ...

おまけ>

＊一度現在に

現在、白百合邸書斎

長原、ネオイクスはユニが持って来た映像を除く。例のやり方で、だ。

長原「あの時ユマさんがキモイロンに聞いてた事はコレなのか！？」

長原が見たユニが持って来た映像には怯えるキモイロンと謎の女性が映る映像。女性は手に鋏が...髪を切ろうと脅している。

ネオイクス「何か口論してますね。え〜...”実験台”、”ロン毛”...って鋏はおかしいよ(ー ー;)」

＊で。

長原「魔月...俺らみたいな月の属性を扱える作者以外の奴が使うと
100%起こる拒絶現象なんですね。」

ユマと正規契約者達は当たり前の様に、ネオイクスは当時の患者の治癒に立ち会っているので魔月に詳しい。余計だが、機神の作者は今ユマが知る中で医学知識と応急処置スキルが高い作者。だから医療スタッフへの彼の協力に反対しなかったのだ。

ネオイクス「はい。月属性は

”自身の存在をアピールしたい、その為に貴様に不可能を可能にする力を与えてやる”

という形式で適性者に力を与えています。月属性の適性を持たない作者以外の人物では...月輪の属性の負荷に体が耐えられないんです。この状態が”魔月”です。僕の様な医学関係者では新種の感染症と同じなので

"魔月感染者"

とも通称されます。」
ユマ「魔月になると意識は狂い肉体は異形に変異し暴走と破壊を尽くした後、手遅れになって肉体が黄金の結晶になって砕けます。ただ...」
長原「”今回のメタナイトはアレで寸止めだった”、ですね。」

ええ、ギリギリでしたよ。治癒する方法は少し手荒い。

橘「...あの時と同じように、動けなくしてから、

ユマ含む作者チームの誰かの血液から作成した中和剤を投与、そのまま1日耐えきる

のが正規の治療法。」

余計だが、メタナイトにはランスロットの血液が相性の良いモノだった。

真司「魔月になった人は

意識も思考も壊れている上、ゴキブリ並の生命力と再生・自己修復能力を持つ

から元から手加減は無用なんだ。可哀想だけど手加減して被害を拡大させる訳にはいかないからね...。」
進ノ介「"魔月"に感染した場合、処置として隔離病棟で治療するんだ。"魔月"の感染者は高濃度の月属性の結晶そのもので、

近づいたり接触することで"魔月"に感染するケースが多い

のさ。神様と剣崎さんの件も...」

魔月の治療は個人差もあるが、早いなら1日で回復する。次回の試合前後に倒れた剣崎と紘汰は処置として医務室の地下にある隔離病棟で治療を受けていたそうな...

ユマ「さらに言うと葉月さん達と逃走者チームに渡したタブレットは私の血で作成した中和剤の塊で応急処置の薬です。」

ガチャ。

草加「で。訓練所の準備は何時でも良いよ。...長原。ネオイクス。

君達2人で模擬戦をしてくれないかなぁ？ギャラリーも白百合邸に何人かいるし。」
2人(　゜д゜)

長原VS.ネオイクスの模擬戦は次回で。本編で咎落ちについてはこちらで。

葉月さんの裏でも大事なので咎落ちを解説する。

感想OK&

長原さん
ネオイクスさん
グレイディアさん
MAHOKOさん

以上4人に後日メッセージ送ります。