二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.353 )
日時: 2015/10/24 20:59
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

18.水翼の作者と迷宮ホテルとユマの正規契約の秘密打ッ!(その2)・1

まずは現在の話から

現在、白百合邸書斎

長原「あの前後にラビの魔月が消えていたのは、No@hさんと共鳴だか何だかを起こしていた、って訳っすか。」
ネオイクス「僕もそのケースは今でも信用出来ません...本来ならあんな反応を起こさない筈なんです。親兄弟か同じ種族でなら話は別ですが...」

長原さんの発言は訂正しておこう。

ユマ「共鳴ではないんですよ、アレは。正確には”中和”ですね。」
柊「中和は同時に放つと月属性が互いに跳ね返る、だったよな。」
楓「...魔月に感染した人にも共鳴や中和が可能なのは驚きだよ。」

余談、前回の甘味の作者とラビの件は...

・魔月感染で化け物になったラビとNo@hのフル使用時の月属性が互いに跳ね返る事で起こった中和現象。

・ただし、No@hさんと周辺にいた逃走者チームの3人にラビがアラジン、エルザと共にエダに捕まっていた近い過去の出来事が垂れ流しに。この現象も中和現象も現在まだ調査中

・ラビも曖昧ながらNo@hと逃走者チームの近い過去の出来事の映像を幾らか見たらしいです。

・中和か中和時の現象に全ての力を解放したのか否か、ラビの体内の魔月は完全に消え去っていた。周囲にいた逃走者チーム3人もNo@hも後に検査した結果、魔月の反応が全く無かった。

では、重要な話に戻ります。

ユマ「長原さん、ネオイクスさん。”異端者”エダについて、聞く覚悟はしていますか。」

2人が息を呑む...

*ここから本編。Ga.チーム側から出るんだ。

8F、西側廊下

ガギン!バシュン!バシュ!

Rhymos「フルプッシュ...グッ、テメエ...コレでも動じないのか?」
謎の刺客「...」
<歪んだ笑み

Ga.チームは現在、Rhymosがもう1体の不浄なる刺客と剣同士のつばぜり合いに。こいつを早く何とかしないと大ピンチだ。

同刻、8019号室前

同じ頃、進ノ介はベルトさんと共に依頼された客室のドア前に来ていた。

ドライブ(進ノ介)「で、ここが例の客室...」
ベルトさん「...進ノ介。Ga.から聞いた事が本当なら目的を済ませたらすぐに部屋から出るんだぞ。」

2人共、事前に水翼の作者から得た情報からこの部屋の危険さを理解した上で、ドアを...

ガチャ。
<進ノ介、部屋の中へ

BGM:サラのテーマ曲
(パネルでポンGC版より)

仮面ライダードライブと彼の相棒が見た部屋の中は全てが闇。元々真っ暗闇の部屋なのだ。

ドライブ(進ノ介)「ここは...!」
ベルトさん「8019号室、通称”常闇の間”...全てが真っ暗闇の部屋という訳かッ...!」

だが、部屋が単純に真っ暗闇ならまだマシだった。

バタンッ!
<入って来たドアが閉まる!

ベルトさん「”逃がさない”という訳か。」
ドライブ(進ノ介)「篠崎警視の悪意を感じ...いや、エダのせいで変更になった場合もあるから...」

悪かったな。(^ω^#)

ビー!ビー!
<何かの音が?

ドライブ(進ノ介)「ん...?」

音の正体はシフトカー。しかも

デコトラベラー(>_<)
ベルトさん「この様子だと...先導してくれるらしいな。」

シフトカーの1つ、デコトラベラーの効果は車体の大量のライトで光を発する目くらまし能力を持つ。今回はそれの応用でライト代わりになってくれる様子。ちなみにシフトカーは変身に使うモノとデコトラベラー以外にあと1台連れて来ているそうな。

ドライブ(進ノ介)「にしてもここは普通の部屋の中なんだな。ライトがあって初めて分かるぜ...?」

そして部屋の中を探し回っているとテレビの下にある棚から

ガタッ

ドライブ(進ノ介)「!?」

何かの音が。棚を開けてみると、

ドライブ(進ノ介)「...普通の番組表とガイドブックと...」

コトン。

ベルトさん「ん?何だこのカードは。」

棚に入っていた本やファイルの中から何かが進ノ介の足元に落ちた。拾った所、何かのカードらしい。デコトラベラーが見やすくライトで照らしてくれる。

ドライブ(進ノ介)「ペン、グラ...??この場に剛がいたら読み方も意味も分かるかもしれなかったけど」
ベルトさん「進ノ介!後ろだ!」
デコトラベラー((((;゜Д゜)))))))

ガシャン!×4

ドライブ(進ノ介)「うわぁあ!?コップを投げたのは誰だ!」
<ガラスコップを全て避ける

進ノ介がカードを手に取った瞬間、部屋の備え付けのガラスコップが進ノ介に襲いかかった!?

ふわふわ...

枕、本、ファイルに引き出しetc...投げた犯人はアイテムを入手した瞬間に発動するポルターガイストトラップ。部屋の中にあるあらゆるモノが襲って来るのです(黒笑)

ベルトさん「こういう訳、か。進ノ介。対処より部屋から出る事に集中するんだ!!」
ドライブ(進ノ介)「わ、分かった!トップギアで逃げるぞッ!!」

そして進ノ介は出口を探す。デコトラベラーが懐中電灯代わりになりながらも、

ザクザクッ!バコッ!

ドライブ(進ノ介)「は、歯ブラシに石けんに櫛かよ!」

パコン!

ベルトさん「進ノ介、大丈夫か?」
ドライブ(進ノ介)「痛...トイレットペーパーだからまだ良いけど(>_<)」

バシャバシャバシャバシャ!!

ドライブ(進ノ介)「冷たぁああ!?」
ベルトさん「今度は風呂のシャワーか!」

そして右往左往しながら出口に着くがドアノブを握って押し引きしてもドアが開かない。

ドライブ(進ノ介)「あ、開かねえ!どうしたら良いんだ!」
ベルトさん「落ち着け、進ノ介。回りを見渡すんだ。」

進ノ介はドアから離れ、周辺を見渡すとなんと靴箱から黒い煙が。

ドライブ(進ノ介)「...なんだ?この黒い煙。」

ポウ...

デコトラベラー「!!」
<何かを進ノ介に知らせようとしている
ベルトさん「進ノ介、さっき手に入れたカードの件だが...」

まさか。進ノ介はカードを取り出す。

ドライブ(進ノ介)「...コレが光っていたのか。ベルトさん、ここでカードを使え、って事かな。」
ベルトさん「ドアが開かない原因に関与しているかもしれん。やってみる価値はあるだろうな。」

そして進ノ介はカードを煙に向けたのだった。

何が起こる

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.354 )
日時: 2015/10/24 21:06
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

18.水翼の作者と迷宮ホテルとユマの正規契約の秘密打ッ!(その2)・2

カードの能力と逃走者チーム

オオオオオ...

ドライブ(進ノ介)「こ、コレは」
ベルトさん「当たりらしいな。」

カードを煙に向けた瞬間、空気が振動し始めると共に...

ブシャァアアア!!

ドライブ(進ノ介)「な、部屋の中の暗闇が消えていくぞ!?」
デコトラベラー(^ω^)

コレがドライブの変身者が入手したカードの効果だった。

”ペングラ・ムーブメント”。

cytusのチャプターTの曲の1つが名称由来となったデバイスカード。効果は邪悪な力や呪い、穢れに該当するモノ全てを空気振動による波動で清めて無効にする事。

本来なら...

Ga.のデバイスマネージャー

ユマのプロトマネージャー

のどちらかと認証で使うのが本来の使い方だが、対象の規模が小規模な場合はカード単体での浄化が可能なのだ。運良く8019号室は対象の規模が小規模な部類だったらしい。

ドライブ(進ノ介)「はぁ、にしても折角の良い部屋がグチャグチャだな。」

進ノ介とベルトさんの目の前にはポルターガイストトラップでグチャグチャになった室内。

ベルトさん「後でユマが修復してくれるそうだ。君が心配する事ではない。」

進ノ介がカードを入手し、部屋から出たのと同刻、

同刻、2F非常口前

逃走者チームはあの後、再度2Fへ。

No@h「ラビは医務室に運ばれたから心配無用として。」

ブックマンJrはスタッフが用意してくれた転移術式で医務室に運ばれたそうな。安堵すると同時に、

カテジナ「ここなんだね、モイ子」
モイモイ「うん。」

モイモイがラビから得た情報に注目して、カードを使用。

モイモイ「デバイスカード、マジェスティック・フェニックス!!」

カードを認証した瞬間、プロトマネージャーが赤い鳥型のフックショットに姿を変化させた。さらに...

バシュン!

首領パッチ「すげえ!コレゼル伝みてえだぜー!」
No@h「デバイスカード、こんなモノがあるなんて...」
カテジナ「この複製絵みたいにフックショットが刺さりそうなモノも探してみるか...」

で、4人はフックショットを飾られている複製画に突き刺し、移動して手付かずの3Fに...ここは奥に大ホールがあった。

3F、大ホール内部

そこにはピアノ、バイオリンなどの楽器が入ったケースと譜面台、そして何故か1人暮らし用の小さな冷蔵庫。

カテジナ「...」

ギィイ...

カテジナ、冷蔵庫に近づくと中身を調べた。そこにはちくわのパックが沢山...

カテジナ「あたしらに対して...何か”演奏しろ”って訳だね。」
No@h「(ヘタしたらカテジナが暴走しそう...怖すぎ...((((;゜Д゜)))))))」

だが、今はコレだけ。このホールで演奏しろということは理解出来るのだが...

首領パッチ「他に行ける場所探そうぜー。アラジンきゅんと...」
モイモイ「エルザの事も込み、だね。おやびん。」

で、4人はホールの外に。すると...

BGM:Elisha
(beatmania IIDX 17 SIRIUS)

No@h「!!」

なんと甘味の作者から誰かの着信。彼女の様子から誰かの着信らしい!

No@h「エルザ、エルザなの!一体何故...」

着信の主は妖精女王。しかし着信が不安定なのか所々音声にノイズが。

エルザ「アラジン...近...る。今私、だち...ガガッ...4F...」

プツッ。

No@h「きれちゃった...」
モイモイ「微かだけど、4Fって言ってたね。」
首領パッチ「じゃあ探してみるか。助けを求めているかもしれないだワン。」
<犬鼻装備

ふざけてるおやびんはスルーで4人は非常階段を使おうとするが...

No@h「このバリケード邪魔...何にも術式が無いからアレで壊して大丈夫かも!」

バリケードで塞がれています。辛うじて術式等が無いから普通に壊して大丈夫らしい...

No@h「デバイスカード、ハーキュリー!」

バゴぉおおおン!

先程ラビから貰ったデバイスカード、ハーキュリーは一部の障害物やバリケードを爆破出来る能力だ。

4F、エレベーターホール前

モイモイ「あ、ここに出てくるんだね。」
首領パッチ「下より照明が暗くねぇか((((;゜Д゜)))))))」

首領パッチの追求通り、照明が下の階以上に薄暗い。嫌な予感を感じながらも探索開始です。

Ga.チームは?

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.355 )
日時: 2015/10/24 21:12
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

18.水翼の作者と迷宮ホテルとユマの正規契約の秘密打ッ!(その2)・3

次の行き先は?

同刻、8010号室前

一方の水翼の作者、部屋では何も見つからなかったらしいです。

Ga.「探索しても見つからねえなら...」

ガゴン!

何かが水翼の作者の目の前に吹き飛ばされて来た!なんとボロボロの...

Rhymos「作者...!」
謎の刺客「...」
<ニヤニヤ

嫌悪を浮かべ、Ga.は黄金のカードを取り出して認証。

Ga.「...出来たらエダに会うか...最悪9Fから使おうと思ってたんだけど。デバイスカード、ツクヨミ!Rhymosは俺の後ろに!」

Rhymosが指示通り後ろに来たのと刺客が光弾を放つのを見て、右手を上げる水翼の作者。

Ga.「Ge.と進兄さんが来るまで覚悟しとけ。ミラーシールド!」

これが水翼の作者の魔法、”鏡の魔法”。

バチバチッ、バシュン!
<光弾が跳ね返る!

謎の刺客「!!」

バゴォオオオオン!

盾型のフィールドを発生させ、攻撃を受けると受けた攻撃を相手に弾き返す魔法。弾き返すのは本来魔法だけなのだが、Ga.さんの場合、月輪の影響で許容限界を越えないならどんな攻撃でも弾き返すのだ。

ただし、使用条件としてデバイスカード・ツクヨミを認証し、カードと融合して黄金になったデバイスマネージャーを装備している右手を向けないと盾を発生出来ない上、盾を発生している間術者のGa.はその場から動けない。リスクもあるのだ。

さらに言うと盾の作成可能な数は1つのみ。何か技を使っている際は他の技を使えない。

仲間の目の前に遠隔操作で盾を出すのも可能だが前述の通り術者は動けない事で無防備になる。これもリスク。

余談、リスクについては自己解釈技に魔法を応用して少しマシにはなったらしい...

及びここで、ツクヨミの事も。コレを使わないと水翼の作者は魔法を使えないのだ。

デバイスカード・ツクヨミ>
ユマが独自開発した金色のデバイスカード。カードには月輪のマークと”月読”という祥南行書体の黒い名印が彫られているのが特徴。Ga.さんの月の魔力を制御するシステムを搭載しており、認証後はデバイスマネージャーと融合して黄金に輝くデバイスマネージャーになるが、このカードを使うと、形態を解除するまで他のデバイスカードは使えない。

Ga.「ユマさん、キャパ越えないなら何でも跳ね返しなだけで充分チートだから」
Rhymos「!作者前を見ろ!!」

相手に跳ね返った攻撃は決定打ではない。すぐに体制を立て直して2人に迫る不浄なる刺客。

謎の刺客(°皿°#)

だが、

??「間に合ええええええ!」

バゴッ!

Ge.「間に合った...」
??=ドライブ(進ノ介)「はぁ、はぁ...」
<タイプトライドロンに
ベルトさん「Ga.、我々を信じてこのカードを使ってくれ!」
<進ノ介と意識を交代してカードを手渡し

刺客に体当たりした進ノ介とベルトさんとGe.の合流も早かった。すぐにGa.はツクヨミを解除して...

Ga.「(これは賭けだ...)デバイスカード・えーっと、...ペングラ・ムーブメント!!」

ォオオオオ...

Ge.「え、ええええ!?」
Rhymos「空気が振動している...」
ドライブ(進ノ介)「さ、さっきより振動がデカくないか!?」

そして謎の刺客に異変。白い灰になって体が砕け始めた!

謎の刺客「ーーーーッ!!」
<断末魔の悲鳴
Ga.「え?このカードの効果がヒントの答えだったの!?」

そして謎の刺客は灰化。灰の中から赤い宝石も見つけた。

ベルトさん「これをあの像の目にはめれば進めるな。」

そして、Ga.チームは赤い宝石を像にはめる。すると、

ガゴン。

非常階段のドアが開いた。下り階段は塞がれており、使えるのは上がりの階段のみ。

Ge.「9Fに向かえ、って事ですね。」

4F、4012号室前。

一方の逃走者チーム。先程の電話で4Fと聞いてラビから貰ったカードで開く部屋へ。理由は...

No@h「エルザからの着信を逆探知したらこの部屋からだったの。まさかだけど...」
カテジナ「...行くしかないね。(裸友からの情報には月輪の影響で一部の部屋は謎の現象を起こしていたって聞いてるけど...)」
モイモイ「...じゃあ、皆。開けるね!」

ピピッ

逃走者チームはカードキーを認証し、部屋を開く。

そこは...

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.356 )
日時: 2015/10/24 21:18
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

18.水翼の作者と迷宮ホテルとユマの正規契約の秘密打ッ!(その2)・4

4012号室の恐怖

No@h「...礼拝堂、よね。」
モイモイ「綺麗だ...!」

美しい礼拝堂。モイモイの視点の先には...何故か奥の高台に一行を見て動揺している十字架へ拘束されたマギの少年と妖精女王?

首領パッチ「エルザにアラジンきゅん!?何でいるでちゅか」
<何故赤ん坊に(>_<)
エルザ「!...作者、皆も何で来たんだ!!ここは」
アラジン「だ、駄目だよ!この部屋は」

バゴッ!
<逃走者チームの近くの壁が破壊

逃走者チーム「!!」

エルザ&アラジン
「姿が見えない上に攻撃が効かない敵が徘徊しているんだ!!」

4012号室、通称”礼拝の間”。

謎の声「神聖なる礼拝堂を穢す不届き者め...我が裁きを受けよ!」

武装している、下心や邪悪な心がある等の不届きな輩が入ると天罰が下ると言われているこのホテルで危険な部屋ランキングベスト10に入る部屋のうちの1つだ...

謎の声「穢れた者に天罰をー!!」
ゴトラタン((((;゜Д゜)))))))
カテジナ「シールドだッ、グ...」

部屋の主は歪んだ空間からの声のみ。全員の攻撃被弾率から見てカテジナが一番嫌われているらしいです。裸族ですからね〜。

BGM:プラズマ団戦のテーマ
(ポケットモンスターBW2より)

No@h「このっ!流し飴、星の型...流星群ッ!!」
エルザ「作者!攻撃しても...」

ガガガガガ!

甘味の作者の属性を帯びた星型の飴多数。しかし敵には...

謎の声「この不届き者の小娘め、無駄だ!!我が体は神より頂いた身体...ククク...」
No@h「命中してない、つか全部すり抜けですって!?((((;゜Д゜)))))))」

謎の声の反撃か、光弾が逃走者と甘味の作者を襲う!アラジンはじたばたしながら自分の作者に呼びかける。

アラジン「お姉さん駄目だよ!あの人...どんな攻撃もすり抜けちゃうんだ!僕もエルザお姉さんも...」
首領パッチ「ひぇええ!((((;゜Д゜)))))))攻撃が全て効かねえのか...攻撃を当てる方法があれば...(あ、アレ使えるか?)」

おやびん、カードを探って何かを思いついた様子。

首領パッチ「ロビーじゃ何の効果があるか分からねえカードだったが...デバイスカード、アイリス!」

パァアアアア...

謎の声「ぐ、おおおお!?な!」

部屋一体を光が飲み込むと、敵が姿を見せた。星のカービィ64のルームガーダー、デカラミを目以外全て真っ白にしたのが”部屋の主”だった。

謎の声=部屋の主「ぐ、我が神聖なる姿を穢れた貴様らに...」
首領パッチ「今だ!必殺!」

コレがこのカード”アイリス”の効果。見えないモノを一時的に見える様にするのだ。

首領パッチ「ボンタンボンタンボンタンボンタンボンタンボンタンボンタン(ry」

はい?原作でもやらかしたボンタン攻撃ってヲイ!馬鹿!(>_<)

部屋の主「ギェエエエ!!わ、我はカビ生えたミカンで腹を壊してから柑橘類が嫌なのじゃあああああ!!やめろ、やめて下さ」
首領パッチ以外「何で普通のボンタン効果抜群なんだぁあああああ!?」
首領パッチ「やったぜ!(`・ω・´)b」

BGM:やる気の無いプラズマ団のテーマ

よ、余談。部屋の主の弱点についてはNo@hさん含めた逃走者チームのデータからランダムで設定されています。今回のボンタンが弱点の件は首領パッチの関連が偶然設定されていただけなのだよ。

<補足・他メンバーが弱点設定されていた場合の一例。>

カテジナ>
裸族技で気絶

マウストウマウスされて脱力

股間の御来光で”おぼろしゃああああ!(吐)”

モイモイ>
偶然光属性の技が効果抜群

蝶の鱗粉でアレルギー起こして戦う所ではなくなる。

No@h>
偶然氷属性が効果抜群

フル使用で寒い寒い言い始めて最後は逃げる

お菓子攻撃でスイーツに関するトラウマを発生、青ざめて硬直する

エルザ「うちの作者も他も色々とおかしい...」
<アラジンと共に拘束を解かれている。

*さらに余談。エダも...

エダ「ユマちゃんもやるじゃなーい。エダちゃんも主の設定がオモローだからワザと変更しなかったんだーwwwwぎゃはははwwwwww」

*あれから数分後。部屋の外。

アラジン「じゃあお姉さん、後はよろしくね。」
エルザ「このカードをフロントで見つけたんだ。」

2人から手渡されたのは、

・5階の部屋全てのスペアキー。認証部分が破損したドアが沢山ある事と”ある理由”から一部しか開かないらしい。

アラジン「...理由は行けば分かるよ。部屋によっては怖い気配がしたんだ。」

そして...

エルザ「皆、これだけ聞いてほしい。

この部屋の...4012のカードキーは一般客用で地下エレベーターの認証は出来ない。

確か...会員客用の黒いカードキーか従業員用の白いカードキーが反応する筈だ。」

エルザから得た情報...地下行きエレベーターに必要なカードキーは黒か白のカードキーでないといけない。一行が確認した所、4012号室のカードキーは赤い”一般客用”のカードキーだった...

逃走者チーム、次は5Fに

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.357 )
日時: 2015/10/24 21:22
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

18.水翼の作者と迷宮ホテルとユマの正規契約の秘密打ッ!(その2)・5

Ga.チームは個人戦に

9F、専用エレベーターホール。

非常階段を抜けた水翼の作者達は9Fの専用エレベーターホールに。ここから10F以降の上階に行く専用エレベーター、当然起動していないのだが...

Ge.「透明な、というかすり抜ける手紙しかありませんよ...」

備え付けられたテーブルに4通の何故か透明な手紙。手紙の封蝋から誰宛かが分かる。

Ga.>彼の特例措置の刻印、水色
Ge.>Ga.と同じだが色はパールホワイト
Rhymos>Xとだけ記載、黒
進ノ介>自分のライダークレストで臙脂色

封蝋を確認すると同時にエダのアナウンスが...

エダ(声のみ)「テストー、マイクテストー!ジエちゃん達にお知らせです。先に進みたいなら手紙に記載された部屋にお越し下さい。ただし、

部屋のロックは全てジエちゃんのカードじゃないと解除出来ませーん。

手紙にもこの事は記載してるから分かると思いまーす。」

そして通信終了。”団体で全滅出来ないなら単独になる様に仕向けて1人ずつ潰しちゃえー!”って判断だな...

ベルトさん「皆どうする?肝心な手紙を手に取れないのだが。」
Rhymos「任せてくれ。リアライズ!」

大剣の青年にはアイテムを具現化させる技がありました。それで手紙を実体にし、中身を見た結果...

Ga.>9004号室、手紙の隅にモルフォのマークが
Ge.>9016号室、手紙の隅にスリットのマークが
Rhymos>9013号室、手紙の隅にラプラスのマークが
進ノ介>9007号室、手紙の隅にアキシオンのマークが

Ga.「俺のカードじゃないと...解除出来ねえって訳!?しかもよく使うカードが3つある((((;゜Д゜)))))))」

とにかく今は部屋の前に行くしかない。まずはここから一番近い仮面ライダードライブが担当する9007号室に。

ドライブ(進ノ介)「...まずはカードだな。」

Ga.からカードを受け取り、カードキー代わりに認証部分に差し込む。

ピピピッ。
<認証音&緑色なのでこれでOK

認証音と共にドアが半開きに。

ドライブ(進ノ介)「...こういう訳か。

Ga.さんのデバイスカードをカードキー代わりにして開けろ、って訳だな。

あの手紙の隅のマークはカードキー代わりに使うデバイスカードを意味してるらしい。」
Ga.「ンなのありかよぉおおお!(`3´)ブーブー!!」
Rhymos「作者、拗ねてブーイングしないでカードを渡してくれ。」

Ga.は渋々、彼からカードを受け取ったRhymosは手早く目的の部屋に。Ge.はカードを受け取った後、

Ge.「あ、泊さん。兄からですが...9007号室の件で...」
<手にカード。

部屋に向かおうとする進ノ介を呼び止め、Ge.は9007号室の事を話した。水翼の作者曰く、Ga.チームの4人が指示された部屋は全部”何かがある”部屋だからだ。

ガチャ。×4

で、4人は担当する部屋に。まずは水翼の作者の妹分。

BGM:レインボーリゾートのステージBGM
(星のカービィ 夢の泉の物語より)

Ge.「9016は”蒼穹の間”...ってきゃあああああ!いきなりですかぁああ!ハルシオン!」

バサッ、バサッ...
<イーちゃんのマントが透き通った水の羽に

部屋に入った瞬間、Ge.はいきなり空中からのスタート。驚くが飛行スキルでピンチは回避したようです。

Ge.「さっきのは心臓に弱いですよ...(>_<)」

BGM:ファイアバブルランドのテーマ
(スーパーマリオ64より)

Rhymos「ンな、ここが9013号室...”焔色の間”か...あづい...」

Rhymos君、ドアを開けた先は溶岩が流れる洞窟内部。汗がダラダラと流れながらも奥に進む。

ベルトさん「進ノ介。9Fの部屋は全て”何らかの色を持つ部屋”と言われていたな。という事は」
ドライブ(進ノ介)「9007号室、通称”暗緑の間”...俺らは緑って事か。」

BGM:とげとげタル迷路のBGM
(スーパードンキーコングより)

進ノ介とベルトさんは部屋に入った瞬間、見るからに人間の手が加わってない様な樹海の奥地に来ていた。

ベルトさん「気をつけろよ、進ノ介。”常闇の間”のデバイスカードはGa.に手渡してしまったし我々だけで部屋の仕掛けを解かないといかん。」

そして最後、Ga.が入った9004号室は...。

BGM:アクアロックのテーマ
(黄金の太陽 失われし時代より)

ゴポッ、ゴポゴポッ...

何故か全てが真っ白で水中らしいが息が出来るという謎の空間。

Ga.「”白衣の間”...ずーっと真っ白で何故か水の中だよな...俺以外誰もいない、...何だ?」

何を見つけた?

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.358 )
日時: 2015/10/24 21:26
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

18.水翼の作者と迷宮ホテルとユマの正規契約の秘密打ッ!(その2)・6

楽器と??×2

Ga.「これって、何かの楽器?...クラリネットだよな。」

水翼の作者が見つけたのは全てが半透明な白いクラリネット。同時に後ろから、

ゴポゴポゴポゴポッ...

Ga.「は?何!?バイオのグロブスターってアリか!」

バイオハザードリベレーションに出てきたブヨブヨなトラウマ怪物がGa.に襲いかかる!クラリネットを入手すると発動する敵出現の罠だ。しかも...

ゴバァ!

Ga.「早...な、かすっただけだぞ!...奴に噛み付かれたらアウトって訳か。」
<肩に深い傷が

バイオを知らない人に説明するとグロブスターは水中では素早く泳ぐBOWなので、水中は敵の独壇場。(実話です。)

Ga.「何とか出来る方法...デバイスカード、うわっ!?」

ばくん!

グロブスター(^ω^)m9
<ざまあみろ、な様子でニヤけてる

水翼の作者、大切なカードが1枚食べられちゃいました(´・_・`)だが異変がすぐに起こる。

グロブスター「!?」

メキメキメキメキ...ボンッ!

急に敵の体が膨張して破裂!大量のコインがばら撒かれた...あの時に大量のコインで攻撃するデバイスカード、”200億”が発動していたのだ。たちまち敵の回りが赤い血と肉塊だらけに。

Ga.「...200億があの時発動してたんだな。つかおぇえ...回収したくねえけど仕方ないなー。アレ?”200億”の他にも奴の腹の中にデバイスカードがあるぞ??...このマークって、チャプターTの”カタストロフィ”?」

水翼の作者が拾ったデバイスカードには放射線に関するハザードマーク。及び...

バシュン!

Ga.「あれ?部屋の中??」

なんと、水翼の作者はクラリネットと共に普通の部屋の中に戻って来た。リビングで楽器を置くスタンドらしいモノがある。

Ga.「楽器用のスタンドだな。...コレをのっけろって訳か?」

Ga.は楽器を近くのスタンドに設置するが、ヘソを曲げているのかGa.に対して冷たい態度。

クラリネット(`∧´)
Ga.「俺も忙しいのに...コレじゃあ...(>_<)」

Ga.が最後の最後で苦戦する一方。

同刻、9013号室。

Rhymos「ぜー、はー、ここまで来たら涼しいな。」

火山地帯で涼しい魔力が発生している安全地点を見つけてひと休みするRhymos。上を見上げると、

Rhymos「何だ、こりゃ。」

どうやら何らかの楽譜が壁画みたいに描かれている様だが、一部が抜け落ちている。近づいて見るが...

Rhymos「音符がマリオシリーズのワンワンの顔?何の意味が...!」

ババッ!

ワンワン軍団
「ワンワン!」「ワンワン!」「ワンワン!」「ワンワン!」「ワンワン!」「ワンワン!」
「ワンワン!」「ワンワン!」

Rhymos「はぁあああ!?大量に来んなぁああ!((((;゜Д゜)))))))」

慌てながらもワンワン軍団を倒していくチャプターSのイケメン。すると。

ボシュ、ボシュ、ボシュ...

倒したワンワンが光になって次々壁画に吸い込まれる。まさか。

Rhymos「全滅で壁画は完成って奴か!」

察したRhymos。そして数分後にワンワン軍団は全滅。壁画が完成すると同時に、

壁画
「ワンワンワンワンワンワン!」

壁画がワンワン吠えて演奏。そして、

バシュン!

Rhymos「で、音を鳴らすのはアレで良かったのか否か...(・_・;)」

どうやらクリアしたらしく、元の部屋の中に転送。Rhymosがワンワン軍団と戦闘している前後だが...

数分前、9016号室

Ge.「ここは、大広間みたいですね。空中に浮かぶ城跡と共にゆっくり見たい所なんですけど...。」

水翼の作者の妹分はあの後空を飛ぶ中で唯一見つかった城跡に進入していたのだ。

Ge.「やけに静か過ぎます。た、戦える方法があまり無いから不安...」

そして奥地にあるのは京都駅にあるモノと似た鐘。不安になりながらも鐘を鳴らしてみるGe.。

カローン、カローン!

Ge.「音を鳴らすならこれで...な」

ギュイイイ!

不安的中。何故かドリルミサイルが襲って来る!

Ge.「嫌ぁああああああ!と、とにかく逃げないと!」

Ge.は再度ハルシオンを発動、無我夢中で飛行し、ドリルミサイルから逃げる!彼女は戦闘スキルを所持していない為、逃げるしかない!!

イーちゃんピンチ

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.359 )
日時: 2015/10/24 22:55
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

18.水翼の作者と迷宮ホテルとユマの正規契約の秘密打ッ!(その2)・7

Ga.チーム、フラグ

そして水翼の作者の妹分はなんとか城跡から脱出。

Ge.「はー、はー、外に出れば」

バシュン!

Ge.「今度は何の...?アレ??ここはホテルの廊下」

Ge.が振り返ると9016号室のドア。状況に混乱しているとそこに

Rhymos「Ge.か!さっきあっちのエレベーターの電球が点灯したからもしかしたらと思って...」

Rhymos曰く、後は水翼の作者とドライブの変身者のみらしい。

同刻、4007号室

BGM:うみねこの鳴く頃に(オルゴール音)
(志方あきこ)

こちらも音を鳴らすのは鳴らしていた。及びユマはその際進ノ介にGa.がデバイスカードを入手した事ともう1つ...

ベルトさん「...進ノ介、その様子だと篠崎女史と通信していたらしいな。」
ドライブ(進ノ介)「ああ。そうさ。さっき篠崎さんから連絡が来て...って鳥?」

進ノ介は森の奥地にあるオルゴールが安置された神殿前でスーパードンキーコング3のトラウマステージに登場する敵、スイーピー達に囲まれていた。オルゴールを鳴らしたら出現する仕掛けなのだ。

スイーピー達
「聖地を荒らす人間め!」
「茨地帯に追い詰めたぞー!!」

しかも茨の藪に追い詰められている!

ベルトさん「君が言う事が本当ならGa.が入手した隠しカード、そして...我々が探しているもう1枚の隠しカードがエダに対する反撃策に必要なんだな。」
ドライブ(進ノ介)「(入手方法はもう篠崎さんから聞いた。後は...)ベルトさん、あの鳥達の中にいる”足に何かがある奴”を探してくれ。俺も...」
<ハンドル剣を構える

進ノ介とベルトさんは敵の攻撃を高速起動で回避しながら”足に何かがある”スイーピーを探す。

ベルトさん「進ノ介!探している奴を見つけた!だが...」

目的のスイーピーは2人がマークした瞬間、他のスイーピーが総出でディフェンス。

ドライブ(進ノ介)「ならいいじゃん。纏めて捕まえれば良いんだ!」

タイヤコウカーン!ジャスティスハンター!!

ドライブの十八番、タイヤ交換による武装換装。今回はパトカー型のシフトカー、ジャスティスハンターだ。コレの特徴は...

バシュン!

スイーピー達((((;゜Д゜)))))))

敵を閉じこめる武装、ジャスティスケージ。原作ではコレを防戦にも使うが今回はコレを応用してスイーピー達を全部捕獲!

スイーピー達
「嫌ぁあああ!」
「エロ同人みたいに乱暴する気だー!(>_<)」
「出せよー!」
「えーんえーん!出してぇー!」

ドライブ(進ノ介)「さーて、お前ら全員の足を検査するぞ...!ベルトさん、こいつの足かな。」
ベルトさん「見た所オルゴール用のネジだな。アレに使えという事か?」

2人はすぐにオルゴールのネジを先程手に入れたネジと取り替え、鳴らしてみる。先程と別な音楽が流れ、

BGM:色彩(オルゴール音)
(坂本真綾)

キィイン...

オルゴールが輝き、カードに形を変化。すぐにカードを手にとり、確認する進ノ介。

ドライブ(進ノ介)「ああ、コレコレ。バーコードらしいモノが記載されているのが篠崎さんの言っていたカードだ。」
ベルトさん「文字の読み方から”ファビング”...どんな効果が...」

一方。水翼の作者もあのクラリネットを演奏させる手掛かりに気がついた。クラリネットがあるデバイスカードを見て怯え出したからだ。

Ga.「おい...これ以上拗ねるならコレ使うぞ?あァ!?(^ω^##)」
クラリネット((((;゜Д゜)))))))
<慌てて演奏を始める!

そのデバイスカードは...先程Ga.がグロブスターのお腹から見つけた隠しカード、”カタストロフィ”だった。Ga.チーム、ようやく9Fをクリアです。

カード効果は後で

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.360 )
日時: 2015/10/24 23:18
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

18.水翼の作者と迷宮ホテルとユマの正規契約の秘密打ッ!(その2)・8

逃走者チーム、ついに

5F、バリア床の廊下前

一方、逃走者チームはエレベーターから5Fへ。先程別れたエルザとアラジンはスタッフにより安全な場所に転送されているので無問題だ。

モイモイ「アラジン君が言っていたのはこの事かなぁ。大半の部屋の認証装置が壊れてるか装置が止まっているのかスペアのカードキーを使っても反応しないよ(>_<)」
首領パッチ「で、反応する部屋は雑魚塗れで舐めてんのかオラあああ!」
<パンチパーマヅラとサングラス。ヤクザ風

そう。入れる部屋の中は雑魚塗れの罠しかなかった。そして、まだ調べていない部屋で最も怪しいのが問題。バリアの床で厳重に守られているという事は...

No@h「ドラクエに出たバリア床の奥か。怪しいの丸出しね。」
カテジナ「そうだねぇ。No@h、このカードキーを使うよ。回復の波動があったが回復しないっていうのなら、あたしはこう使うと思うんだ。デバイスカード、ファレンブルーム!」

デバイスカードを発動すると体から青い光が。カテジナは覚悟した顔でバリア床に突っ込むと、奥にある何かを作動させた。

カチン。シュウウウ...

No@h「バリア床が消えたわ。まさかファレンブルームは...」

デバイスカード、”ファレンブルーム”の効果は罠の効果を一時的に無効化出来るデバイスカードだ。

モイモイ「5020号室、か。何かあるとしても...」

一行は覚悟し、部屋の中に。そこは...

ウホ男君に似たゴリマッチョな銅像だらけの誰得な部屋...中央には楽譜が置かれている。

カテジナ「な、ここ、これ、れれは...!」

裸族の本能なのか血相を変えたカテジナ。あの様子からどうやら見つけた譜面は裸族にとって神聖なモノらしい。譜面を回収し、血相を変えたままのカテジナはすぐに3Fに戻る様全員に指示。

数分後。3F、大ホール内部。

全員、カテ公の行動は後悔したと言っていいかもしれない。(>_<)

BGM:オリオンをなぞる
(UNISON SQUARE GARDEN)

カテジナ(^ω^)ノシ
<ちくわ笛で演奏なう

ちくわ笛での演奏は見事なのだ、見事なんだよ!だが奴が全裸でお尻をフリフリしたり尻でタンバリンを叩いたり等でやらかしているのが問題で...

No@h&モイモイ「」
<気絶...
首領パッチ「だじげてくれぇええええ...。・゜・(ノД`)・゜・。」

ドンッ!ガゴン!

カテジナ「ぎゃぼぁああ!」
<何かが顔面直撃

エダ「あー、あー、マイクテストマイクテストー!おやびんー、モイちゃんー、ノアちゃんー。聞こえているなら手を挙げてー!」
首領パッチ「内心は複雑だけどな...(´・_・`)ノ」

ハジケリストは手を挙げた。そしてあいつは話を続ける。

エダ「カテ公の件はエダちゃんマジストライクで笑かして貰いました。オモロいモノをエダちゃんに見せてくれたので特別サービス。

今現在、逃走者チームピンチでーす。ジエちゃんのチームは現在最後の罠の解除に奮闘しておりますー。なので逆転チャンスをプレゼント。倒れてる3人にもこれは共有させておいてねー?」

なお、逆転チャンスはユマもチームに危害を加えないモノか否かはチェック済み。と前置きしてから奴は”プレゼント”を述べた。

逆転チャンス内容>

エダ「今お仕置きでカテ公に投げつけたモノは...一般エレベーターの機動装置の部品なの。こいつをあの装置にはめてね。

さっきまでエレベーターを作動させてたデバイスカードで5Fの何処かにある認証装置を機動させたら入れる部屋の中に会員客のブラックパスがあるんだ。ただし、

簡単には手に入れられない様にしてるよ?

覚悟して行こうね?」

*一旦現在に。

現在、白百合邸書斎

ユマ「私も驚きでした、エダがギャグカオス好きなのはあの時初めて知ったからなぁ(・_・;」
長原「そこかよ!?Σ(>_<)」
ネオイクス「そして...エダが逆転チャンスを提示したのはもう1つ理由があったんだね。」

ネオイクスは進ノ介を見る。彼からエダに対する嫌悪が浮かんでいたからだ。

進ノ介「ああ、そうだよ...あの時に知ってたら被害が俺達以外にも拡大せずに済んでいたんだ...」

フラグだ...

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.361 )
日時: 2015/10/24 23:34
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

18.水翼の作者と迷宮ホテルとユマの正規契約の秘密打ッ!(その2)・9

チャンスはピンチにもなる

逃走者チームはエダの言う事を聞いてエレベーターに。あの装置は配電盤のプラグが無い部分にぴったりとはまった。

カテジナ「エダからの逆転チャンスは罠かもしれないね...」
<まだ顔に赤い跡が
モイモイ「負けたくないけど信用出来ないのが悩む...」

そして再度5Fに。今度はエレベーター近くにある電気設備のメンテナンス装置の入ったドアを開け、

No@h「多分ここだね。カードキーの装置を作動させるのは...デバイスカード、ベルベル!」

オオオオン...

首領パッチ「で、今の時点で開く部屋を探せばいいんだな。開かねえ部屋の番号はメモとってるぞー。(^ω^)ノシ」

ベルベルの効果で新しく開くドアはすぐに発見。だってそのドアは派手な電飾で輝いていたからだ。(・_・;

モイモイ「5005号室、か。」
カテジナ「4Fのあの時みたいにどんなことになるか分からない。覚悟して行くよ!」

ガチャ。

部屋の中には...看板だけ。

首領パッチ「ん?何々...

”・頭をブチ抜かれて即死

・炎で苦しみながら悶え死ぬ

・毒霧でもがいて死ぬ

選ぶならどれにする...?”ヲイどっちも選べるかΣ(゜д゜lll)」

プチン。

No@h「え?」

急に部屋の中が停電になり、

ゴゴゴゴゴゴ...
<何かが近づいてくる!

??「どれも選べないなら俺が食ってやらぁああー!!」
4人「食われんのはもっと嫌だぁああああ!!」

4人の後ろから何かが迫る!??=機械仕掛けのダイオウデメマダラが...

映画”ピクセル”の宣伝みたいに追っかけてくるシーンを思い浮かべてみて下さい。

さらに言うとそのシーンでは目の前にあるモノを全てパクパク食べちゃいます。

ここが5005号室、通称”絶望の間”。入った人々を悪趣味な質問をしたりして苦しめ殺して食べてしまう、

このホテルで最も危険な部屋第4位

の部屋なのだ...

モイモイ「そ、そうだ。このカードを使ってみよう!上手くいけば...」

一か八か。モイモイはカードを使う。

モイモイ「デバイスカード、ブラックケース!」

”ブラックケース”の効果は敵に有効だった。何故なら...

首領パッチ((((;゜Д゜)))))))
No@h「この、カテ公!私を盾にすんなぁああ!」
カテジナ「そういうNo@hもあたしを盾にすんじゃなぁい!!」
??=メカダイオウデメマダラ「いただきまー...あれ?あと1人はどこだ??」

カードの効果は術者を一定時間、体を透明化して相手から目視出来ない様にするカード。今のモイモイは敵にも味方にも見えなくなっている。

モイモイ「と、とりあえず安全な場所を...?」

モイモイが見つけたモノは後述するとして、一方...

10F、VIP専用エレベーターホール前

ドライブ(進ノ介)「篠崎さん?...!他は...え。モイモイがあのカードを?...はい、分かりました。」

ユマからの通信を受けた進ノ介、すぐに水翼の作者に耳打ち...

ドライブ(進ノ介)「Ga.さん、折り入った話ですが...」
Ga.「?...!何だって。」

ユマからの緊急連絡の共有は出来た様子。そのままエダに気取られない様にお願いする。そしてGa.チームの最後の課題は、

警備ロボA「...」
警備ロボB「...」
警備ロボC「...」
警備ロボD「...」

ゼル伝のアイアンナックを銀色にし、銃火器を持ったモノに似た警備ロボ4体の妨害を潜り抜け、警備への対策とVIP客室に向かうエレベーターの機動を行うモノ。さらに言うと...

ベルトさん「ロボ達の制御システムはここのセキュリティと独立している様だ。何とかは出来ると思うぞ。」
Rhymos「ミニシーカーストーンも使ったが...」

*数分前。ミニシーカーストーンの使用結果は歌、

シーカーストーン「ヒントチャンス2発目キター!

デバイスカードをまた使ええ〜

ただし手に入れたモノ限ぇええん定〜

警備は手薄ー、法則は見ておけYo〜オオオオ〜

強いて言えばぁ、

1010
北の女子トイレの天井
機械仕掛けにだけ見える黄金

が鍵になるぅー、

ただしこれを聞く聞かないどちらでもぉ〜

警備ロボの蜂の巣になるか否かはわからなーい!」
4人(ー ー;)

*この後、シーカーストーンは砕けた。過去回想終了

Rhymos「ヘンテコな歌だが、1010は認証装置が壊れていたんだ。及び」
Ga.「まずっ!Ge.にデバイスマネージャーとカード持たせて女子トイレは調べて貰っているけど。」

ガチャガチャガチャ...
<警備ロボの足音

ドライブ(進ノ介)「!ロボ達が1010に行ってる!!あれ?4体全部??そして」

ガチャ、ガチャ。

警備ロボA(音声)「皆!聞こえていますか!!Ge.です!警備ロボ達のシステムは全部あの時泊さんが手に入れたファビングのカードでハッキングして支配下においてます!後は...」

進ノ介が入手したデバイスカード、”ファビング”の効果は相手に使うと視覚をハッキングして相手の視覚を通して見る事が出来る様になるカード。生き物だけでなく機械にも使えるのだ。今回は警備ロボ達のメインシステムをハッキングして支配下においてます。

ベルトさん「金色を探せ、か。君が頼りだ、!?」
警備ロボA(音声はGe.)「ご、ごめんなさい、実は支配下においているのは視覚だけなんです!皆逃げて!!」

警備ロボ達が他3人を追いかけ、

Ga.「うぎゃああああ!!」
Rhymos「それを先に言えGe.!」
ドライブ(進ノ介)「くそ、これで離れ離れだぜ(>_<)」

だが...

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.362 )
日時: 2015/10/24 23:41
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

18.水翼の作者と迷宮ホテルとユマの正規契約の秘密打ッ!(その2)・10

デバイスカード、もう一枚は

1018号室内部

バタンッ!

Ga.「はぁ、はぁ、...くそッ。」

PPPPP!
<電話の音

近くの空き部屋に逃げて来たGa.に電話。もちろん...

Ga.「電話ってまさか。」
Ge.(アナウンス)「お兄ちゃんですか!今こちらからコールをしています。」

電話の内容は、黄金の何かを持った敵が今Ga.が滞在している1018号室に来ているとの事だ。しかし...

Ge.(アナウンス)「敵には何らかの成分で明細込みのコーティングがされていて、攻撃が効かないんです。ただし...”ある毒”ならばコーティングを除去、明細も消す事が出来るんですが」

ズドン!

電話中にその敵は姿を見せた。

FEifのサクラちゃんを真っ黒で黄金の目にして右手に黄金のハンドアックスを持って黒い笑みを浮かべている...((((;゜Д゜)))))))

黄金の暗殺者「発見ー。コソコソ探す人は1人1人捕まえて確実に斬首しないとね〜☆」
Ga.「あ、ぁああ...((((;゜Д゜)))))))」

相手に対する恐怖で手が震える中、Ga.はデバイスカードを取り出す。”普段使うカードじゃない毒のカード”なら。一か八かの勝負に出る様だ!

Ga.「デバイスカード、カタストロフィ!」

ブシャァアアアアアアア!

カードを認証した瞬間、不気味な黒霧がデバイスマネージャーからばら撒かれた!そして、

黄金の暗殺者「な!守り、ガガガ!!」
<コーティングがドロドロ溶けて機械仕掛けの体の骨組みが...

判断は当たりだった。敵のコーティングがドロドロ溶けて中身の機械仕掛けがむき出しに。

Ga.「このカードを使いたくねぇのは負荷よりも周りに被害が出るから使いたくねぇだけなんだけど。まあ、良しとしよう。ついでにくらっとけ!ウォータースラッシュ!!」

水の気をためた双剣の一撃を暗殺者に浴びせ、撃破したGa.の発言は実話。カタストロフィの効果は先程の様にデバイスマネージャーから毒の霧をばら撒くが、注意して使わないと仲間にも被害が及ぶので使う際は注意しないといけない危険なデバイスカードなのだ。

Rhymos「作者!警備ロボ達が機能を停止して...VIPエレベーターが」

そうだった。暗殺者を撃破したのと同時にVIPエレベーターが機動したのだ。Ga.チームが目的地に急ぐのと同刻、

同刻、1F地下エレベーター前

逃走者チームはあの後、ブラックケースの能力でピンチから逃れたモイモイがブラックカードを入手して無事生還したのだった。

首領パッチ「にしても、この小娘がブラックカードゲットって舐めてんじゃないわよ!!(怒)」
<モイモイをペシペシ&パチ美モード
モイモイ「おやびんやめてよ!!(>_<)」
<蝶型の盾でガード
カテジナ「こいつに...デバイスカード、ベルベル!パチ公良いじゃないか。細かい事は(^ω^)」
No@h「ブラックカード認証、...よし、反応した。これで地下に行けるわ!」

そして一行は地下に。そこはベネチアの様な雰囲気で水辺と噴水、所狭しとあらゆる有名な店があるのだが、ロビーと同様に暗くて閉店の看板。目的の広場は歩いてすぐそこだ。

カテジナ「あそこだな!目的地ー」

バシュン!×4

だが。異変はすぐに発生。広場に到着した途端、逃走者チームは何処かに転送される!

え?

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.363 )
日時: 2015/10/24 23:46
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

18.水翼の作者と迷宮ホテルとユマの正規契約の秘密打ッ!(その2)・11

とうとうやって来た。鬱展開1

最上階、VIP客室内部

ピンポーン。

エダ「はいはーい、ドアは開いてるよー。」

バゴォオン!

エダ「わっ、とと。」
Ga.チーム一同(°皿°####)

鬼の様な形相のGa.チーム、目的地のVIP客室に到着。水翼の作者はエダの首筋に剣を向け、

Ga.「率直に言う。柊は何処だ!」
エダ「あそこー。眠って貰いましたよー。エダちゃんマジで待ってたんだよー!」
ドライブ(進ノ介)「あそこだな。俺が行こう。」

目的の柊はソファの上に眠らされていた。ご丁寧に毛布込み。警戒しながら近づく仮面ライダードライブ。相方が検査した所、

ベルトさん「魔月反応無し、薬を服用させられたり、罠や術式はかけられてなさそうだな...」
エダ「うん、柊君には何にもしてないよー。ただ...

もうあんたらはエダちゃんの掌だよ?


ウォン!
<モニターが転送!

Ga.チーム...特に進ノ介とベルトさんは驚愕。モニターに出た映像は...

拘束された詩島剛とチェイスとハートとメディックと国分寺楓だった!5人共外に出ていた、特にチェイス達はホテルから離れていた筈なのに何故...!?とそこに宮地と西谷が戦闘したモノと同じマロガエル、目が藍色の輩が出現。

??=ケロニー「エダちゃまー。ボクちん頑張りまちたー。」
剛「ぐ...何でこんな所で縛られてんだ!?」
楓「あ、あれ?ホテルの外に出ていたのに((((;゜Д゜)))))))」
メディック「だ、駄目...部屋にも何らかの妨害がかかってる!ハート様、このお部屋では力を使えませんわ...」
ハート「やはりか...どうすれば...」
チェイス「!?...進ノ介!?奴の言い分は絶対に聞くな!武器も奪われていて妨害術式が部屋の中に仕込まれている!」
エダ「お疲れ様ケロニー。見張っててねー。ああ、その反応...ジエちゃんの関係者はいなくても...

泊さんの関係者が混ざってるねー。

出来たらジエちゃんの関係者もいて欲しかったけど〜。

良かったー。エダちゃんは超ラッキー。ホテルの近くと遠くにいる人か人達をケロニーに頼んでそれぞれランダム転送したんだよ。(^ω^)」

そう、エダは人質をとっていた。しかも進ノ介の関係者と楓を。恍惚の笑みを浮かべている。

ドライブ(進ノ介)「何故だ...何故こんな事を!スタッフとして出ている剛とチェイスはともかく、楓とハート達はアンタと何も関係ねえだろ!!関係無」
エダ「”関係無い奴を何で巻き込んだのか?”関係あるじゃない。だって

ユマちゃんと話したりした事があるとか

話していなくてもユマちゃんを何らかの形で知っているなら

充分関係してるよぉ?」

エダが彼らを巻き込んだ理由は...”ユマが関係していた。”ただそれだけ。

Ge.「ふざけないで下さい...!貴方の目的は何なんですか!!」

Ga.とGe.は柊を見張り、Rhymosは無言でエダに近づいて剣を向ける。

エダ「目的...目的かー。考えてなかったなぁ。強いて言えば...

ユマちゃんが気に入らないからユマちゃんが大切にしているモノも人もぶっ壊す。

そうすれば、ユマちゃん泣きわめくよね?絶望するよね?その時の顔を見たいんだ。

ユマちゃんを踏んづけて、

”エダちゃんに二度と逆らう真似はしません”って調書を無理やり記載させてハンコ押させたり、

泊さ...いや物足りないな...なら...正規の契約者全員にユマちゃんの隠している契約者に関する真実を全部暴露して反応を見たりー、

他にも色々してユマちゃんを飽きるまで罵倒したいんだー。

だって、あの時」

その際だった。

カテジナ「”ユマは自分を殴ろうとした相手。”って言いたいのかい?このアバズレ。呆れるにも程があるねえ!」
モイモイ「最低...アンタは自分がユマさんに陥れられたと思っていたの?」
首領パッチ「テメエが異端者になる前から今までやらかして来た事を思い返してみろよ。」
No@h「Ga.さん、皆さん!エダが人質にとった人達は我々が安全な場所へ転移します!安心してエダをシバいて下さい。」

エダは驚く。

エダ「あちゃー。ケロニー。バレてたって。嗅ぎつけられたのアンタのせいだよー?後でお仕置きして...。いや待てよ?」
ケロニー「ヒィイ((((;゜Д゜)))))))」

まだ悪だくみがありそうなエダ。進ノ介に近づいて、

エダ「...ねえ、ユマちゃん。出てきて。」
ドライブ(進ノ介)「は?」

何で!?(by進ノ介)

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.364 )
日時: 2015/10/24 23:56
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

18.水翼の作者と迷宮ホテルとユマの正規契約の秘密打ッ!(その2)・12

鬱展開2

エダ「ユマちゃん。はよ出ろや。嘘ついたらあかんわ。分かったってさっき言うたクセに、

疑い深いし自意識過剰も自重せえへん。エダちゃんはともかくどんな輩でも疑うんやね。もう少し他人信じろってのー!

あーあ。本当は色々溜まってんだけど...もうええからはよ出て。出なさい、出ろやボケ!(>_<#)」

進ノ介を何故かユマと呼び罵倒するエダ...

ドライブ(進ノ介)「篠崎さん、一体何で奴...!?は、はい、了解。”接続して構いません”!」

そして彼に「私」は指示。”体を貸して貰う。”と。そして進ノ介に異変が。急に変身を解除し、ベルトさんをRhymosに預けると...

進ノ介(中身はユマ)「...エダ。ギャーギャーほざくな。頭痛がする。」
エダ「あ、良かったユマちゃん。...泊氏の体だから違和感を感じちゃうな。」

現在、ユマは進ノ介の意識にアクセスして体をレンタルしてる状態。彼の目の色が青になっているのが証拠で...

エダ「まあええわ、本題。

何故エダちゃんはVIPルームから出られへんの?訳分からへん。魔法使ってもケロケロズに頼んでも無理やった。

あ、そうだ。ジエちゃん達も試したら?ホンマに出られへんから。」

実は体のレンタル先である進ノ介本人にもこの会話は聞こえていて...(正規契約者とユマの間の約束でもある。その気になれば遮断も可能)

進ノ介「え、出られないって本当なのか!?」
ベルトさん「Ga.、Ge.!?どうしたんだ!」
Ge.「ドアが開かないんです!柊君と一緒に部屋の外に出ようとしたら接着されてて...」
柊「何で開かねえんだ!部屋の中のロックは解除したのに!!」

ガゴン!バチバチ!

Ga.「くそ、換気口からも駄目か!ユマさん...VIPルームってどんな部屋なんすか!知らないんすけど!!」

VIPルームは異変が起きていたのだ。一度部屋の中に入ってしまうとどんな方法を使っても出られなくなってしまう。実は当時の理由についてはユマ調べ済み...

進ノ介(中身はユマ)「VIPルームは通称”偽物の間”...何らかの一定条件が重なると他の部屋に擬態し、真似をする部屋なんです。今回は...

1411号室の”監獄の間”を真似したんだな...宿泊客は明かせないけど現在本人らに確認を...」

エダが反応。

エダ「1411号室の宿泊客はもう知っているよ?さっきここに入る前に部屋リストは回収してんだ。確か...

作者のジエちゃんとお友達の野尾氏が使っていたよね?1411号室。

だからぁ。エダちゃんの元にジエちゃんをよこしなさい。」
Ga.((((;゜Д゜)))))))

ユマは作者をエダの元に向かわせるなんて出来なかった。奴を逃す訳にはいかないし仮に向かわせたらどんな手段で拷問されてしまうのかと思うと背筋が...そして逆指名されたGa.は恐怖で硬直している。

進ノ介「篠崎、さん?...え?こちらから伺う?」

ガチャ。

ベランダのドアを開けてもらい、「私」はVIPルームに進入。シェイド多数を乗り物代わりにしたのです。

ユマ「ったく。エダ。”何らかの条件”は明かされへんよ?多分Ga.さんに聞いても無駄だと思う。」
エダ「くそー!アンラッキー過ぎるよユマちゃ」

殺気を感じたエダが振り向く。

Ga.「デバイスカード、ツクヨミ...及び...」
進ノ介「変身!」
Rhymos「柊はGe.と俺で避難させる!安心してくれ!」

反撃開始だがな...

エダ「ケロイチ、ケロサン、ケロゴー。」

ガシャン!×3

ケロイチ「待ってたんだゲコ。エダ氏ー。」
ケロサン「ケロケロ。ゲコー。ゲッコゲコー。」
ケロゴー「ケロサンは多分、”お前らぶっ飛ばす”って言ってる系ー。俺っちも同意系ー。」

エダも部下のマロガエルを3匹呼び出す。

ドライブ(進ノ介)「余裕がある様だなお前...」
<タイプフォーミュラーでトレーラー砲から...
Ga.「進ノ介は離れて!魔鏡暗舞...」

水翼の作者がユマの自己解釈技をエダに繰り出す瞬間だった。

ケロケロ3匹
「ゲコゲコ、ゲッコウ、ゲッコー!!」

バシュン!

??1「し、進兄さん撃っちゃ駄目ー!」
??2「ちょ、Ga.さんやめて下さいぃい!?」
??3「こ、今度は何だい!」
??4「柊!?え?どうして」

誰かが4人...エダの目の前に転送!

誰かはお分りかな

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.365 )
日時: 2015/10/25 00:00
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

18.水翼の作者と迷宮ホテルとユマの正規契約の秘密打ッ!(その2)・13

エダの作者殺し公開、鬱展開3

エダ「あらあら〜。エダちゃんに必殺の一撃を浴びせるんじゃなかったの?」
ドライブ(進ノ介)「...黙れ!4人を盾にしたら浴びせられないだろ!分かっているのか卑怯者!」

エダの目の前に転移して来た4人を見てすぐに2人は攻撃を止める。

Ga.「の、No@hさん?カテジナも!?拘束付きって何故...」

4人=剛、No@h、カテジナ、楓だった。しかも拘束付き。

??1=剛「ぐ、畜生!進兄さんごめん、また拘束付きだ...」
??2=No@h「ゆ、ユマさん。奴が剛と楓に仕掛けてた術式の妨害は成功しましたけど、カテジナと私が...」
??3=カテジナ「あのアマ...剛と楓に一番近くにいる奴を無差別に1人転移させる術式の罠を仕込んでたんだ!」
??4=楓「!...すいません、東儀先生。あの後剛さんと僕は従業員に化けたカエルに捕まって他の人達と一緒に部屋に閉じ込められたんです。」

楓曰く、剛と共に捕まった前後の意識がなかった事からその間に術式をかけられた見解だそうです。

柊「か、楓?」
Ge.「駄目です!楓さんはエダから近いから危険ですってば!!」

柊の様子を見て、エダが突然口を開いた。ニヤニヤしている。

エダ「ほう、感動の再会だね〜。良かっ」
楓「お前なんかに言われたく無い!」

ドンッ!
<楓、エダを突き飛ばす

エダ「え?...」

場が凍りつく。特にユマとGa.は恐怖で硬直。これは今の楓にあんな発言をしたエダが一番悪い。悪いんだが、

エダ「この、マセガキ...あたしを傷付けて良いのはユマちゃんだけだよ??」
ケロイチ「駄目だゲコ!エダ氏!ユマ氏が近くに」

ブチギレしたエダは声をかけたカエル3匹を全部進ノ介に投げ飛ばした。進ノ介は反動でベルトさんが外れ、変身が解けてしまう。そして何らかのリモコンを取り出す。見た目はテレビリモコンだが...

進ノ介「ぐ、ガハッ!」
ベルトさん「進ノ介!?」
エダ「ケロケロズはお、だ、ま、り!ユマちゃん絡みはこのマセたガキを絶望させてからだ!最終兵器...ポチッとな!!」

ポチッ

リモコンを操作した異変はすぐに起きた。

柊「ぐ、ガハッ!?」
Rhymos「な、え?柊!?」

急に柊が吐血。しかも黒い血を。

楓「ッ!」
エダ「あははは、ハはhaha...ひゃーっはははハは歯!!ざまあみなさいよ。エダちゃんを殺す気なら弟が死なない様にする事を考えてからにしなさい!」

狂った様に笑い、楓の拘束を解くエダ。すぐに楓は苦しんでいる弟の元に向かう。

柊「グ、うぅ...」
楓「柊、柊ッ!しっかりして!死んじゃ駄目だ!!やっと、やっと柊と僕、分かり合えたのにッ...」
Ge.「ぐ、応急処置を施して、ますっ...」
Rhymos「畜生、何故気がつかなかったんだ!!」
ユマ「...貴...様ッ!あれはまさか」
エダ「ユマちゃんの見解にお任せする。葉月ちゃんの件で魔月結晶を回収した際に偶然多元世界のウィルス...研究用のサンプルだけど...を見つけたんだー。さらに言うと完璧に近いワクチンはこの世界には無いから...

多分、今日の夜中に柊君はアウトかなぁ?」

実はあのウィルス、発動するまでスタッフに気がつかない様細工されている上、体内に埋め込む形で仕込まれていた。VIPルームにGa.チームが駆けつけた時からもう柊は手遅れだったと言って良い。

エダ「...楓君ってさ。弟の事になるとホンマに大馬鹿者やないか。だから弟に理解されなかったんやないんかな??」
ユマ「...国分寺兄弟の侮辱は止めろ。2人共本編の件で葛藤したり間違えたりしたんだ。」

ユマは呼びかけて警告。しかし聞いてないのかエダの言葉は止まらない。

エダ「特にあたしがイラついたのは弟君よー。真実を早めに兄貴に伝えてAnotherEDみたいに兄貴を受け入れてたら最悪の事態にならなかったのに。自分の事しか考えていないじゃない。」
ユマ「...」

ちなみにこの前後のエダの発言、”血染めの花”と関連作品の一部ネタバレになるので調べる際はご注意。話を戻し、でも、とエダは続けた。

エダ「ユマちゃん。柊君だけど。

兄貴の愛を受け入れないって何?兄貴の気持ちも考えなさいよ!

真実を言わない理由は兄貴に嫌われたくないってアンタの都合上でしょ!甘ったれ!

血が繋がってないとはいえアンタの唯一の家族で唯一信頼出来る兄貴なのに?ふざけてんの?

だからエダちゃん、あの子は嫌いなのよ。どんな形でも、歪んでいても愛されてんのに自覚してない子が!」
Ga.「色々と複雑らしいが...柊と楓にあんな事したのは”リア充だから”と判断して良いんだな。」
ユマ「Ga.さん?待って!駄目だ!貴方の攻撃は魔法も込みで」

Ga.が不発した技を繰り出す。鏡の魔法の盾をアームブレードにした...

Ga.「魔鏡暗舞・Mermaid girl」
エダ「ジエちゃんの力はこの世界には無いんだよ?”消えて”」

バシュン!

Ga.「え、消えた!?((((;゜Д゜)))))))」

エダの発言だけで技が消滅。Ga.は動揺するが、双剣を取り出して再度攻撃!

エダ「無駄だよ?そんなに足掻いたって...ジエちゃんの武器も、設定も、全部。全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部、この世界には”無いんだよ”!」

彼の得物の双剣まで破損。ツクヨミを解除すると、

Ga.「デバイスカード、プラズマ...」
エダ「無駄だってのが、”分かってないの?”」

ボンッ!ジュウウウウ...

カードがユマのオリジナルデバイスカード以外全てが溶けてなくなり、デバイスマネージャーが爆発。煙を吹いていた。

ベルトさん「こ、これが...作者殺しか。進ノ介達から聞いてはいたが...」

作者殺し、解禁

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.366 )
日時: 2015/10/25 00:03
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

18.水翼の作者と迷宮ホテルとユマの正規契約の秘密打ッ!(その2)・14

作者殺しの詳細とGa.さんのフル使用。鬱展開4

ズガッ、ズガッ!

エダ「ほら、ほら!ジエちゃん観念して離れてぇな。お願い☆」
Ga.「だ、まれ!こいつらには指一本触れさせねえ!!」

武器を全て失ったGa.はエダの一方的な攻撃へ壁になる事しか出来ない。

剛「え、嘘でしょ、さっきから一方的だよ!」
カテジナ「ユマ、止められ無いのか!」
ユマ「そうだ。だから止めて、って言ったのに...作者ってのは...元々”原作”という芯が無い、不安定な存在なんだ。じゃあ何故、作者は存在出来るのかと言うとな...

私と本人らの月輪の力で芯を無理矢理作って存在している。大半がその自覚無しで、ね。

奴の作者殺しはそれを応用したモノで作者が無理矢理芯を作って存在が不安定だからこそ可能な力なんだ、もしもそれを生身で受けたら...」

ボロボロで動ける状態じゃなくなった水翼の作者。そこに止めを刺すエダ。

Ga.「ユマさ...の、No@hさん、早くみんな、を」
エダ「くたばれ、ジエちゃん。存在なんて出来ないのにでしゃばり過ぎた罪として、

”判決、死刑!”」

ザクッ!ズガッ!ズシャッ!

Ga.は作者殺しで全身を引き裂かれ、周囲には血溜まりが。

No@h「...!Ga.さん!!このぉおおおお!!」
<手に大型マテリアルチョコ
ユマ「だ、駄目だって言ってるのに!」

甘味の作者の怒りはエダに通用せず、

エダ「ねぇノアちゃん。お菓子を粗末にするアンタは邪魔だから...

”消え失せろ”!」

ボンッ!×2

No@h「チョコとミキシングロッドが!?」

ガゴッ!

エダがNo@hに作者殺しをかけ、彼女がエダに投げようとした爆弾チョコと得物を破壊してから赤いアザを浮かび上がらせた腕で鳩尾へのストレート。彼女にはそれだけで充分らしかった。吹き飛ばされ、

ガシャン!バリ、バリ...
<台所とセットのカウンターが破壊される音

No@h「...」
<台所のカウンターに叩きつけられ失神
エダ「ノアちゃんへの破壊力のデカさから...エダちゃん今日も絶好調ー。ん?ユマちゃん。ノアちゃんみたいに突撃しないのー?」
ユマ「...気付いてないのか。」

今の時点で甘味の作者を助けようとするユマとベルトさんだけが今の事態に気付いていた。

ベルトさん「今危ないのは貴様だ、エダ。これは脅しではない。”警告”だ。」
進ノ介「...!(な、この気配は月輪)」

2人に遅れて正規の契約者である進ノ介も警告の意味に気付いた。だって、

濃い月輪の気配がGa.から噴き出しているからだ。

これは身近にいたGa.のチームメイトは驚愕、国分寺兄弟は顔を互いに見合うと笑い始めた。

柊「...馬鹿、だな。エダは。」
楓「うん。馬鹿だね。これから僕が手を下す以上にお前は絶望するよ。エダ」

楓の発言と同時に、エダが気付く。

エダ「あれ?ジエちゃんが」

Ga.がいた場所に黄金の結晶の塊があった。それが、

パキン!
<結晶の塊、砕け散る。

塊から現れたのは先程八つ裂きにされた水翼の作者!?だが様子がおかしい。

Ga.「...」
Ge.「あれ...お兄、ちゃん?」
剛「ねえ、Ga.さんのフル使用って自己修復なの?」
カテジナ「...”体のみの自己修復だけ”だったらまだ良いんだけどねえ。今回は八つ裂きにされたから...」
進ノ介「し、篠崎さん。カードも武器一式も復元してるからやっぱりアレです。Ga.さんの今回の自己修復は”駄目”な方...!」

進ノ介は自分の発言で後悔した。目の前の男性作者がデバイスカードを...あ、これエダ終わったな。

Ga.「デバイスカード、ザ・シャドウ」

ズシャッ!ズシャッ!ズシャッ(ry

闇の力の乱舞攻撃から、どんどんエダに近づくGa.。

エダ「このガキ...”消え失せろ”!”消え...”アレ?エダちゃんのミラクルパワーが効いて」
Ga.「排除対象、異端者エダは存命を確認...排除を続行する。デバイスカード、ツクヨミ」

今度は鏡の魔法を発動するGa.。まさか。

ユマ「マズっ!カテジナと進ノ介と剛は伏せて!!」
Ga.「魔鏡暗舞・Mermaid girl」

あの時エダの作者殺しで不発の技が再び。この攻撃は...色々とリミッターが外れているせいかリビング全てをエダ達ごと半壊させる威力だった。

ケロケロズ「」
<3匹共気絶

Ga.はケロケロ3匹の排除を確認、エダが動けないのを確認すると今度は破壊されたカウンターにいたNo@hに近づくと双剣を向け、

Ga.「No@hさん。あの透明カードとプロトマネージャーを出して。さもないと」
No@h「へ?ちょ、何故Ga.さん私に双剣」
ユマ「No@hさん、カードとプロトマネージャーを持っていたら素直に出して下さい...対応の仕方では貴方が危険です。」

No@hは混乱しながらも、持っていたプロトマネージャーと透明な使い捨てカードを2枚共彼に手渡す。余談ですが、もしもの時のためにブラックカードとデバイスカードとプロトマネージャーは彼女が持っていたらしい。

Ga.「デバイスカード、2枚共認証完了」

すぐに使い捨てカードを認証する水翼の作者。このカードは特別性で...認証するとデバイスマネージャーが両方共剣に変化。そして

Ga.「この力...排除対象への攻撃が最も有効と判断...No@hさんには謝罪及び感謝します。ウォーター・プラズマバースト」

水をプラズマ化させた攻撃が2発、エダを直撃。この技はユマの世界では負荷の都合上使用禁止にしている技だ。

エダ「が、こ、のぉおおお!?...ゴハッ??何で、何でよ!」

攻撃後、エダに異変が。先程の剣のダメージのせいか吐血し始めた。

ユマ「ああ。気がついたんだ。このカードは特別な使い捨てカードでな。本来ならボスに対する一撃必殺カードなんだけど、

進ノ介に入手依頼したファビング
Ga.さんが使ったカタストロフィ

及びモイちゃんが入手して今は..
.No@hさん、モイモイが”絶望の間”で入手したブラックカード...魔力コーティングされているモノなんですよ。持っているなら剥がして名前を挙げて下さい。」

No@hがブラックカードを見ると、確かに魔力コーティングの証である魔力残滓があった。自分の魔力でコーティングを引き剥がすと、”核”の文字を反対にしたマークが記載されたデバイスカードが。

No@h「あ、本当だ、コーティングが解けて...読み方は

”プロテスト”

で良いんですか?」

当たり。

エダ「な、ななな...あのブラックパスはただのカードキーじゃな...ガフッ!?グウウ...」
<ショックで発作を起こし吐血
ユマ「前述した3つのカードが揃った上、持っている輩が全員半径1kmの範囲内にいた場合に限り、

全ての権利者、全ての異端者に対する強力な殺傷力が付加される設定にしたのさ。

積んだね、エダ。」

しかし

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.367 )
日時: 2015/10/25 00:05
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

長くなってしまったな

18.水翼の作者と迷宮ホテルとユマの正規契約の秘密打ッ!(その2)・15

エダは懲りない

エダ「ぐ、くふふ、あはははははハ派は...ユマちゃんも、ゴホッ、ゴホ...人の事言えるのかなぁ。」

え?まさかだが。

エダ「部屋をここまで破壊したんだ。ジエちゃんには感謝だね。」
ケロヨン「エダしゃまもみんなもお待ちだぜー!」
Ga.「排除対象、逃走!?...ぐ、止めるなRhymosー!!止めるならお前を殺さないといけなくなるんだよー!止めるなぁああ!」

ああ、そうだった。ケロケロズはあと2匹外にいた。ケロヨンに回収されるエダは、

エダ「ジエちゃんの頑張りとノアちゃんの無謀な勇気に免じて教えましょう。

1.作者のグレちゃん、本日は運が良い日和ですが、

”後ろからの身内の一撃にご注意しましょう☆”

2.作者のマホちゃん、本日最大の屈辱を味わいたいのなら...

”エダちゃんの指示したポイントに来てねー!”

3.そうね。ユリカちゃんはもう既にユマちゃん達にお返ししたよ。多分グレちゃんかマホちゃんが気付くかな?どっちかな、ウフフ。

4.今回の課題8は逃走者チームの大勝利ー。ジエちゃん達がVIPルームに突入する前にもう課題を達成してたみたいよー。証拠映像は後でユマちゃんに送るからよろしくー。

じゃあねー。戦略的な撤退よケロヨンー!」
ケロヨン「ゲロゲロゲロー!(^ω^)ノシ」

吐血しながらも動じてない、か。ただ...

Rhymos「作者!?」

ガクッ

Ga.「お、マエを...殺し、たくない...zzz」

暴れていた水翼の作者が急に意識を失い眠り始めて、

柊「はぁ、はぁ...ぐ、ゴホッ...」
楓「柊...」

柊は投与されたウィルスの症状が悪化...「私」はシェイドを用いて機神の作者を呼び出し、症状を報告していた。

ユマ「ええ。黒い血を吐血して...楓!前見て!!」

バゴッ!

楓「え?柊?...」
柊「や、めてくれ、やめろ...楓を殺し、たくないッ!」

柊の左肩から黒い化け物の腕...楓を襲おうとした寸前で止まったが...ネオイクスはその症状が出るウィルスを知っている、と言う。

ネオイクス「化け物の腕!?アレって”クロイウタ”...あ、失礼しました。柊君が今感染しているのは...狂化ウィルスの一種なんです。」

なお、ネオイクスの世界では柊が感染したウィルスは存在する病だと言う。しかし。

ネオイクス「症状の進み具合から...残念ですがエダの言う通りです。

未成年や50歳を超えた人はウィルス症状の進むスピードが早く、治癒が仮に出来ても体と精神に重い後遺症が残ります。

それ以前に病院に搬送するヘリは手配してますが彼の吐血量と僕と貴方の世界でのウィルスの構成の違いがある可能性から彼の体力が持たない事も考慮した方がいいです。

どうします?最悪の場合の手段は」
ユマ「ええ、あります。あいつは私がこうする事を想定して投与しやがったんだ...それと。」

「私」は覚悟を決め、ネオイクスの通信を楓に。彼も本当の事は医者として全て洗いざらい話している。

ネオイクス「楓君だね。落ち着いて聞いてほしい。君の弟の事だ。

今、弟君を搬送するヘリを手配しているけど...運ぶ時間と治療の時間、残された彼の体力を考慮すると、確実に手遅れの状態になってしまう。

だけど、ここからが大切。ユマさん...ああ、君達の世界では”東儀さん”だね。何とか出来る方法を知っているよ。」

泣きじゃくる楓の顔に驚きが。ユマを見ている。

ユマ「助ける事は出来る。裏技になるんだけど...

柊を私と契約させ、正規契約者にするなら助かる。

さらに言うとそれ以外の手段が無い上、本来なら彼との正規契約はやりたくないんだけどさ。未成年を契約者にしたくない事もあるが...」
楓「僕と柊との関係性を考えたら僕が先生だけでなく、他の契約者を殺しかねない、って事?」

ああ、そうだ。楓の柊に対する執着心を考えたら契約者には出来ない。だが、彼から帰ってきたのは意外にも...

楓「構いません!どんな理由でもいい、柊を...弟を助けて下さい!!僕のたった1人の」

家族、ねえ。...分かった。

ユマ「まずは...柊の右手の甲に...」
楓「Sの...マーク。」

そして。

ユマ「...楓。離れて!」

ドンッ!

楓「!?東儀先...」
柊「嫌だ、イヤだぁあああ!!」

ズシャッ!

楓が見たのは、柊の黒い化け物の腕がユマの体を引き裂いた瞬間だった。大量の血を柊が浴びると、互いの体から青い光が。

ユマ「こんな事になって申し訳ない、国分寺柊。契約は成立した。」
柊「ごめんなさい、ごめんなさ...グス、うぅ...」

この訳はおまけに回して、

次回予告
19.灰鹿の作者の規格外の秘密とその代償なん打ッ!
<ついに規格外のあの人が参戦!しかし...

以下、現在とおまけ

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.368 )
日時: 2015/10/25 00:07
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

18.水翼の作者と迷宮ホテルとユマの正規契約の秘密打ッ!(その2)・16

エダについてと後日談

*一度、現在。

現在、白百合邸書斎

柊「あの時俺は東儀先生の血を浴びて正規契約者になった。後で聞いた所...俺が感染したウィルスの症状を先生が大部分を肩代わりしてくれたんだ。それで手術と投薬による悪影響も目立たなくて...」

柊は契約者になったあの後、無事に回復したのだと言う。

楓「ネオイクスさんにも感謝しています。弟の治療の後のケアまで対応してくれました。」
ネオイクス「いえいえ。僕もユマさんの世界では始めての事さ。最善を尽くしても助からない人だっている...及び」

ネオイクスは「私」に視線。柊を助ける事は出来たがこれもエダの計画通りだった。

ユマ「エダの今回の件は私に誰かとやむを得ない正規契約を結ばせ、負荷を与える作戦だったんです...場合によっては」
長原「他も目をつけていた可能性アリ、か。」

ユマがエダの嘘に気づいて逃走者チームとNo@hさんに人質救助と対策を講じてなかったらもっとややこしい事態になっていたかも。ギリギリセーフ、かな。

長原「にしても...

ユマさんとの正規契約の方法は契約したい相手の手の甲に弐寺のSIRIUSのSマークを付け、ユマさんを殺させて血を浴びないといけない、

ってマジか((((;゜Д゜)))))))」

そういえば。長原はスタッフ4人に質問。

長原「聞くけど、4人は一体どういう訳で契約者に?柊はさっき聞いたからパスで。」

最初に口を開いたのは意外にも草加。嫌悪の顔で話す。

草加「...ユマにハメられた。コレだけで分かるよね?乾君に対して味方するわ真里から俺を遠ざけるわで苛立って...」

草加雅人>思い通りにならない事に苛立ってユマを殺したら正規契約者になってしまった。自業自得。

次は真司。

真司「元々俺は士に推薦されたんだ。蓮と正規契約の案もあったけどあいつが面倒臭がって俺に白羽の矢が、って事。」

城戸真司>元から推薦された正規契約者。推薦したのは門矢士。

橘「俺は...そこにいる柊と同じやむを得ない契約だ。」

橘朔也>詳細はあまり語れないが、柊と同じやむを得ない契約で正規契約者になった。

長原「で、進ノ介は」
進ノ介「...他の3人とは違う。篠崎警視に関する知ってはいけないモノを...コレだけで勘弁してくれないか?口封じがかかっててあまり詳しくは喋れないんだ。」

泊進ノ介>詳細は語れないがユマの事を探り過ぎて知ってはいけない機密事項を知り、口封じで無理やり正規契約者にされた。

では本題、エダについてですね。

ユマ「エダは言動でふざけている一面が大半ですが...」

<エダの特記事項>

普段は誰に対しても”〜氏”と呼ぶのだが、ユマ含む権利者と異端者、作者に対しては”〜ちゃん”と呼ぶ。

異常レベルでユマに執着。

やられたら倍にしてやり返すタイプ。恨み深い。

ユマ以外に傷付けられたらどんな理由でも激昂する。

ユマを陥れ、罵倒する事を主目的としている事から他人をあらゆる手段で罵倒するのを好む。しかも無視してもしなくてもしつこく突っ掛かる。

”ケロケロズ”と呼ばれるマロガエル5匹を連れている。ユマのシェイド軍団と同じ様なモノと思えば良いかと。

得意事項は”作者殺し”に代表される作者への対策能力。

正体=現実ではバツイチ子持ちの三十路越えしたババア。人としてクズな元旦那にDVくらっていた。その反動で...

・元旦那を思い出す事から金髪ロン毛を嫌っている。キモイロンを脅している事で理解可能

・リア充は男女カップルも女同士も男同士も大嫌い。ハートとメディック、国分寺兄弟を巻き込んだのもこれが原因

・ユマ以外の作者はリア充以上に大嫌い。思い通りにならないことへの嫉妬じみたモノ。作者対策能力を得たのはこれが関与?

・重度のギャグカオス大好物です。裸族ネタもこいつにはバカ受けします。

おまけにデバイスカードと...

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.369 )
日時: 2015/10/25 00:09
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

18.水翼の作者と迷宮ホテルとユマの正規契約の秘密打ッ!(その2)・17

<おまけ・ユマオリジナルのデバイスカード全詳細>

注意>
*のマークは逃走者チームが道中で拾ったカードです。

☆のマークはGa.チームが道中で拾ったカードです。

<>のマークは使い捨てカードのオリジナルカード。

・マジェスティック・フェニックス>デバイスマネージャーを赤い鳥型のフックショットに変え、伸ばしたり縮めたりして移動等に使う。略称は”フェニックス”

・ブラックケース>一定時間、体を透明化して相手から目視出来ない様にするカード。絶望の間でモイモイの危機を救ったカードはこれ。

・ベルベル>乗り物など、故障などで動かないモノを”一時的に”稼働させるカード。

・アイリス>見えないモノを一時的に見る事が出来るカード。礼拝の間の見えない主を見破ったのがコレ。

・ファレンブルーム>罠の効果を一時的に無効化するカード。

*ハーキュリー>一部の脆いモノに使うと爆破出来るカード。ラビから入手した。

*プロテスト>ある理由でブラックパスに似せたデバイスカードがコレ。魔法による偽装を引き剥がす能力があるが本編では公開されなかった(>_<)

☆ペングラ・ムーブメント>呪いや穢れや不浄な存在を消し去り、清める事が出来るカード。空気を振動させてその音で魔払いを行う。略称”ペングラ”。常闇の間で進ノ介とベルトさん、不浄なる刺客に襲われたRhymosの危機を救った。

☆ファビング>相手に使うと視覚をハッキングして相手の視覚を通して見る事が出来る様になるカード。生き物だけでなく、機械にも使える。10FでGe.が使ったカードがコレ。

☆カタストロフィ>カードを認証すると同時に、周囲へ毒煙を撒き散らす。周りも巻き込んでしまうので周囲に人がいる際は注意!10Fで黄金の暗殺者討伐の際に活躍。

<>ドラゴンウォリアー>デバイスマネージャーを一部の敵に強い殺傷力がある剣に変える。負荷が大きいので使う際は注意。剣の見た目はカードキャプターさくらのさくらカード時のソードを装飾含めて全て白くしたモノ。使い捨てカード2枚の正体はコレを条件が重なる事で異端者と権利者に対して強力な殺傷力を付加するエダ対策用の特注品。

<おまけ2・作者Ga.のフル使用>

回復スキル親和性と混ざったフル使用による圧倒的な自己修復・自己回復を行うが...実は当時判明した(2015.09〜2015.10前後)フル使用組の中でもGa.さんは色々な意味で危険な輩。

普段は本来のフル使用能力の断片をデフォルトで使用している為、気絶するか一時的に動けなくなるレベルならオートで怪我は自己修復。簡単に言うと条件付きのオートリジェネ効果です。ただしこの場合は...

・服や眼鏡等、肉体以外は修復不可能。欠点です。

・傷の自己修復は一瞬だが、被弾したダメージの自己回復には時間がかかる。これも欠点。

・長い時間動けないレベルか気絶したと体内の月の力が判断しないと発動しないので、狙って発動は危険。お止め下さい。これも欠点。

・笑ってはいけないの件で服と眼鏡と装飾品が修復出来てない事と受けたダメージがあまり回復していないのはこれが原因。

で、本題>

本題は生命危険レベルの損傷を受けると強制発動するモノ。圧倒的な自己修復・自己回復で肉体以外も自己修復、自己回復する。

頭をぶっ飛ばされる
首を跳ねられる
八つ裂きにされる
獣に引き裂かれてグロ画像状態になる
お仕置き以外で消し炭になる
致死毒をくらう
酸で体を溶かされる
何らかのショックか精神崩壊で精神的に死ぬ
etc...

で”お仕置き以外”の理由により一度肉体的か精神的に死亡してこれは発動する。余談だが胸や心臓や肺を刃物で突き刺されたりショットガンでぶち抜かれた程度、完全に首と胴体が分断されてないなら断片の自己修復、自己回復になってしまう。(意識ではすぐに死亡していない為。こうなりたくないなら基本的に頭部や首の損傷に注意かな?)

発動すると常に定期保存されている最新の専用バックアップから意識と記憶が復元されるのですが、フル使用で月輪属性にそのバックアップが汚染された悪影響が一番問題。

自分を淘汰した対象、つまり自分を殺した輩と関与した輩を全員排除する

という歪んだやり方で存在を肯定しようとします。さらに言うとGa.さんの行動を邪魔する全員も排除対象に含まれます。余談ですが行動を邪魔するなら”ユマ以外”の作者全員も排除対象に含まれます。(”ユマ以外”の部分は理由もあるがネタバレ事項でまだ話せない)

さらに最悪な事に対象を全て排除する為に全スペックを体が崩壊しないギリギリまで発揮する。この時だけ一時的に禁止事項が全て解除されている。(余談。トーチさん、グレイディアさんもこの時の彼との1対1は避けている。本人ら曰く、2分もたないそうです。)

こうなる原因はフル使用で意識と記憶がバックアップからの復元時に月輪に汚染され、月輪の根源そのものに意識がめちゃくちゃ近づいた後遺症。”月輪の根源と本能に意識が一時的に引きずられた”とユマと一部は察してます。

月輪の根源は自己存在の誇示と存在意義の塊。感情も一時的に無い状態になるのでこの時のGa.さんとの対話と交渉は無駄とお思い下さい。ヘタしたら彼、すぐ自分の目的を邪魔する輩と早とちりして排除対象にされます。

さらに言うとこの際のGa.さん本人は月輪の根源衝動を抑えられない&この時の自分がやらかした事を曖昧にしか覚えてない&自分が殺された前後の記憶はあるとの事。

まとめ>
Ga.さんは珍しい断片使用と本使用の2つのフル使用能力があるセミ・レア作者。グレイディアさんやネオイクスさんみたいなレア作者扱いには少し足りないかな?

余談>自己修復、自己回復時には体の傷全てに黄金の結晶が発生します。フル使用時は全身から結晶が大量発生して巨大な繭みたいになるそうです。

余談2>寿命を迎えるなどの自然な死亡はここで記述した死亡事項に該当しません。これはまだ良い。

ps.Ga.さんの裏側は後日公開予定です。フル使用も再度のせます。

感想OK&お仕置きとクレームは駄目ですよ?