二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.568 )
- 日時: 2016/09/16 08:10
- 名前: YUMA (ID: a0p/ia.h)
え?
羽清アユカさん>
お、お久しぶりです!まだまだ暑い日が多めですがね...
及びモーさんは戦力を保障可能ですから組めるとラッキーですぞ。
そしてタイマー君はホンマに不意打ちでした。残念。
*ではコメント遅くなったお詫びというのは何ですが更新になります
31.ラストミッションと月輪の根源とは何なん打ッ!・1
まず始めに...
29:35頃 パークエリア、南西道路
ランサー「はぁ、はぁ...頭が沸騰した時以上に今の嬢ちゃんは過激過ぎんぜ...」
ランサーは前回のあの際、ユマの心臓に宝具をブチ込んでいたが反撃を腹にくらっていた。今は放置された工事現場にあったビニールシートを加工したモノで傷口を止血している。元々...
*過去回想。時系列ではep1が終わった少し後になる
白百合邸、談話室
ユマ「そうだな...対策武装以外で私を仕留めたいか動けなくなる状態にするには人間で致命的な心臓か頭をブチ抜くか宝具なり何らかの派手なやり方で体を消し炭にする、さらに可能であれば一瞬の隙を突くか油断してる時か調子に乗っている時の不意打ちかな?これで言うと...」
ランサー「簡単に言えば俺の宝具を心臓に直撃させるか」
アーチャー「一瞬の隙か油断してる所を見せた際に頭か心臓に一撃か...君の場合は難しいな。少しでも気付かれると零距離で狙うしかない、零距離だとどうしても近接戦で心臓への一撃になってしまう...ブツブツ...」
モードレッド「ンな面倒な隙を狙うより宝具を零距離で放ってマスターを消し炭にしちまえば早ぇよ。父上だと街を...」
セイバー「私だと何ですかモードレッド卿(・ω・#)手加減無用とユマは言いました。全力で宝具を放てば」
いやセイバーさん、モーさん。アンタらの全力だと街を幾らか吹き飛ばすから郊外で実施して(>_<)ただ、
ユマ「最後にそんなことしたら、の後の事だけど...相当油断してる時かまずい傷や毒でない場合普段の私でもブッ壊れた私でも絶対相手に手痛い反撃をすると思うんだ。そういう性質だから...私を攻撃したら絶対に遠くまで逃げる事を追加で念頭に入れてね。」
*過去回想終了
ランサー「宝具を心臓にブチ込んだらすぐに逃げろってのは、...即反撃するからって訳か。それより...?お前ら、か。...遅ぇよ...」
遊戯「ランサー、さん?」
銀時「まずいぜ、コレ。兄貴でもこうなの!?(>_<)」
カルマ「回復出来る手段は武藤さん達のカードに...だよね。」
城之内「一応、”死者蘇生”は俺も遊戯も1枚ずつ持ってる。応急処置にしかならねぇと思うが...」
何らかのイレギュラーな事態になった際に、と言って城之内に無理やり持たせた有名な魔法カードが幸いしたらしい。だが、目の前の槍兵は城之内の手を止める。
ランサー「ガキ共...そんなことより早く、ユマを。俺以外にあと1人...腐れ縁の奴がギリギリで止めているが...2陣が駄目に、なった、と」
城之内「分かってる。アンタは早く怪我を治療しろっての!」
カルマ「俺が知らせるよ。連絡先は教えて貰ったから。...すんません。目的地付近に着いたんですがもう2陣は手遅れでした...はい。」
銀時「急ぐぞ、武藤少年!もしかしたらまだ公園にユマはいるかもな...」
遊戯「はい!」
そして...
パークエリア、自然公園内部
ガスッ、ガスッ、ガスッ...
ユマ「あちゃー、もう来たのか。もっとセイバーさんを腹蹴りでいたぶってから醒の魔法で騙そうと」
セイバー「ユマ...何故...皇を」
バシッ
皇の魔法の話題でユマは形相を変え、目の前の散々抵抗した事で黙らせる為サンドバッグ代わりに腹蹴りを入れていた騎士王の顔面をひっぱたいて首を掴む...何か変な事を言ってユマの逆鱗に触れたのか?
ユマ「やかましいわ、優等生が。貴様は知らんでええことやボケカスが!もうええわ、もう決めた、零距離で心臓ふっ飛ばそう...クォーツ・ホムラ...」
<リンリィさんの魔法が...!なお彼女の”可能性”の1つ
ボンッ
ユマ「はがっ!?...忘れてたな」
<手が黒焦げに
その時だった。ユマのセイバーへ向けた攻撃が全て弾き返された。遊戯の...
遊戯「銀さん、セイバーさんへのミラーフォース間に合いました!」
銀時「おーおーユマちゃん。派手にやってんなー。俺らも喧嘩に混ぜろってーの!」
ユマ「火傷しても知らんで?(黒笑)」
すると、ユマが黒焦げになった手を伸ばす。工事現場の鉄パイプの一部だった。
銀時「あ、そっか、作者の力を5人分くらい奪ってたな(・_・;」
遊戯「ランスさん、迅宗さん、葉月さん、リンリィさん...あれ?まさかあと1人は昴さんかチビの」
ユマ「非常事態でチビの方からしか奪えなかったんだよね。だから...楽には死ねんぞ!」
鉄パイプの先から紫の炎。本来ならスキルコンバートした人の属性を付与するのだが、ユマの場合は正規契約者の力をスキルコンバートの代用として付与し使っている。今回はKOFの八神庵の炎を用いていた。
銀時「チッ、どんなモノが来るか分かんねえと来たか!」
遊戯「守り固めます!クリボー、召喚!魔法カード”増殖”」
ユマ「(問題な事に鉄パイプとか、何らかの棒が無いと発揮出来へんのが難点やけどねぇ!今はエミリア変化を温存...)って遊戯...コレやとスタンや氷海やアテナをコンバートしてもクリボーは完全に消されへんな(・_・;」
クリボー軍団「クリー」「クリクリクリー」「クリ!」
カルマ「間に合ったね」
スッ
ユマ「あちゃー、カルマ君か...お早めな登校は良い事やってーの。ただ今は迷惑千ば...」
E組のエースに背中からナイフを首に向けられるが、
ブスッ
ユマ「え?炎の剣士?」
炎の剣士(`_´)
土手っ腹に城之内の戦士カードが剣を突き刺す。
城之内「3人共、セイバーはもう安全な場所に運んだ。今は応急処置中だぜ。」
カルマ「ナイス城之内さん。(・ω・)ノシねぇ、ユマさんは何でチビ昴の魔法だけでなく昴さんの魔法を使ってないの?使えるなら動けなかったセイバーや最悪の場合さっき会ったランサー、マークしてる俺らに何か命令してるか即取り憑いてると思うんだ。」
銀時「そういやチビ昴の力はコンバートしか見てねえ、よな。」
ユマの場合はチビ昴の得物であるメイス関連の大半と醒の魔法、諸事情で昴さん本人の皇の魔法を奪えるのだが...
ユマ「...チッ」
<鉄パイプを投げ捨てた。
チビ昴から奪ってた事が重要だった
- Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.569 )
- 日時: 2016/09/16 08:12
- 名前: YUMA (ID: a0p/ia.h)
31.ラストミッションと月輪の根源とは何なん打ッ!・2
イレギュラー発生!
鉄パイプを投げ捨てたユマはすぐにカルマに近づく。
カルマ「え?」
ユマ「ンな事をぬかしたんや。悪い事したガキンチョには醒の力を実体験させなきゃいけへんなぁ?」
セイバー「駄目だ!醒の魔法は抱きつかれると発動する」
ぎゅっ
<カルマ君をムギューっとする
カルマ「は?何なんだこれ?」
ユマ「...アレ?”発動プログラムに深刻なエラーが起きた為に発動出来ません??”どうなっとんねん!?」
確かにカルマはユマに抱きつかれた。異変はここからだった。魔法が発動していなかったのだ。何故...駄目なら皇はどうだ!城之内が目についたので奴に命じた。
ユマ「なら皇はどうや...城之内克也...【アンタの力で今すぐに私以外を拘束しろ!3分以内だ!!】」
城之内「ンな事出来るか!...って何にも起こってねーぞ!?」
銀時「...そういう訳だったんだな。チビの方から奪っていたせいで...!」
遊戯「セイバーさん、まだ駄目だよ!」
クリボー軍団((((;゜Д゜)))))))動いちゃ駄目ー!
セイバー「私はまだ動けます。ユマ...ランサーに小さい方の昴の力を使おうとして抱きついた際にそのまま引き剥がされ、無防備で宝具を受けた時から怪しいと思っていましたが...やはりでしたか。さらに皇も使えないと来た...!」
あの際の騎士王の推測が当たったのだ。ユマはチビ昴から奪った際に不全を起こしてチビ昴の醒も昴の皇も使えなくなっていた!
ユマ「クソ、皇も醒と同じエラーか!うるさい!黙れ!力を使わせろーーーーーー!」
そして増援も来訪。
ルート「む?馬鹿権利者の叫びが聞こえて来たが...!」
ルキア「ユマはまだ動いておらん、捕まえるなら今だ!早く熱酸水を...」
*以下、現在に
現在、白百合邸書斎
ユマ「コレに気付いたのはランサーに抱きついた際かな。頭の中でフェイタルエラーのアラームが鳴り響いたんです。データ不全で使えません、とね。ポンコツとカルマ君が合流するまで軽く受け止めてました。」
そして、このエラーを甘く見ていた事がユマに災いした。醒の2発目と皇を挑発にのって使った事で...
昴「...あいつのメイス関連以外...醒も皇も使えない事がバレちまった訳だな。何故なんすか。何故俺からじゃなくてこいつからダウンロードしただけでこんな事に。」
チビ昴(・_・;
コレがチビ昴限定の力だった。詳しくは裏側だが、彼女は”抗体持ち”といってユマの奪うダウンロードや一部の干渉が効かない珍しい作者だった。後々判明したが作者の関係者で諸事情により月属性を持つ人がなりやすい事などが分かった。
なお、注意して欲しいが昴さんは抗体持ちではない。チビ昴との関係から得た特異性からお互い同じスキルや特性を持っていてもコレだけは得られなかった。
ユマ「長原さん?様子おかしいですが(・ω・)?」
長原「あ、いや何でもないんです。多分俺は駄目でもあいつなら得られるかなー、って考えてただけで(・_・;」
本題に戻ろうか
- Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.570 )
- 日時: 2016/09/12 20:29
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
31.ラストミッションと月輪の根源とは何なん打ッ!・3
月輪の根源とは
28:50頃 ベイエリア、地下シェルター内部
そのころ、シェルターに待機していたメンバーは今後の作戦会議の真っ最中。今は甘味の作者の飴細工の駆動が危険な話と防護壁の作成絡み。
草加「No@hの飴細工は翅刃虫もカナリアも駄目だ。下手に動かすとユマに捕まえられて破片や残留魔力や駆動履歴まで調べられてここの場所を逆探知されてしまう可能性があるよ。」
No@h「安全上仕方ないのね...」
エルザ「破片だけで知られてしまう以上、飴細工は駄目か。」
桜「...シェルターの場所の漏洩防止と安全の為に防護壁を作者の魔力で作れ、とは言っても」
ユーリ「桜だけでは魔力不足だ。どうにかならんのか?」
防護壁のプランはどうにかなりそう。
ユリカ「橘と話をつけてきた。桜さん」
桜「?」
ユリカ曰く、自分の魔力を桜に還元して防護壁の足しにすればいいとの事...
桜「なんですと、そんな単純な手段で...!(・_・;」
及びNo@hはお菓子の材料を取り出して何かし始めた。索敵用に開発した飴細工が駄目なら別な魔導菓子を自力作成する様子。
No@h「ブツブツブツブツブツ...?」
橘「まず3人共。防衛作戦を開始する前に少しいいか?ユマと月輪に関する話なんだが。」
作戦会議が終わってすぐに橘の話。この場で唯一仮面ライダーギャレンのみがこの話についての詳細を知っていた。
橘「まず、他の作者7人と昴が行ったセクターエリアについてだが...原始結晶についてどれだけユマに知らされているんだ?」
作者3人は原始結晶の事についてミッション2の千年の作者の件で少し知っていた。
ユリカ「ユマさん絡みで色々あって生まれた属性、原始結晶がユマさんの姿なのが証拠って言ってたわ。」
桜「まさか、橘が話そうとしてる事って」
橘「月輪の、根源についてだ。ユマと戦う事はあまりないだろうがお前らも頭に入れて欲しい。」
ただ橘は、”俺は根源についてはある程度確定してる部分とお前らに話して支障がない事柄しか話せない、一部の質問には答えられないかもしれない”とだけ前置きして話し始めた。同刻では...
同刻、MAHOKOの病室
病室ではMAHOKOが3人が橘から聞いているのと同じ話を宮地から聞いていた。こちらも橘と同じ前置き込み。
MAHOKO「...月輪の根源は元々、自己保存と自己誇示と存在する意義の塊だという事はユマさんが明かしてくれたわ。」
宮地「ただ、ブッ壊れたユマ姉さんはそれだけで終わらねーんすよ。バグから受け継いだ部分も根源に染み付いてる。プログラムというか本能というか...とにかく悪意ありでも悪意無しでもユマ姉さんはバグの症状を普段から抑え込んでた。」
同刻、セクターエリア管制室
一方、グレイディアと昴も...
ヴラド3世「バグとやらに僅かに残ってたのは破壊衝動と自己分解でな。この街を破壊した後、全ての作者から月の欠片を回収したら己を分解する本能に従いユマは月輪と共に存在ごと消える気だろうな。仮にユマを見殺しにすれば月輪の力は完全に世界から消滅させることが出来る。ただしユマの命と貴様ら作者もこの世界で存在を保てなくなるのが代償となるがな...」
昴「...俺らの為でもある、見殺しも実は正しい選択ってこの事か?」
グレイディア「...このままユマさんを見殺しにすれば世界を蝕む月輪を完全に消し去れる、ただユマさんの命と我々がこの世界で存在出来なくなるのと引き換えか。クソッ...」
28:25頃 ベイエリア、地下シェルター内部
橘「そしてこれはユマが望んでいる事でもある。作者を巻き込む形になるがこうでもしなければ世界を蝕む月輪は完全に消し去れない、これ以上魔月に感染する輩や月輪の弊害を増やす訳にはいかないと思っているのかもしれん。」
No@h「ユマさんに悪意があったとしても無かったとしてもこれじゃあ...」
ユリカ「橘...証拠はあるの?」
なお、証拠は橘が渡したタブレット端末の中身。その中にはユマ自身の体を人体実験で使ったデータまで...
橘「ユマを研究員総出、非人道的なやり方も込みで調べた資料だ。どんな手を使っても今言った手段以外では月輪を消し去れなかった。他にも...MAHOKOとグレイディアと昴にも同様の話をしているらしい。何かが自分の身に起きたら話せ、と指示してたんだろうな。」
桜「...」
では本題。桜花の作者は防護壁をシェルターに。もう迷わないと決断したらしく目の色はまっすぐだった。
桜「新開発の桜の魔法、名付けるならばブロッサムスモーク!」
シェルター外部から、ピンク色の煙が立ち込める。桜花の作者曰くこの煙自体が探知機能と防護壁を兼ねているという。
桜「はぁ、はぁ...ほん、らいなら、負荷、がめっちゃ...どれだけ持つんだ私の魔力...」
ユリカ「桜さんは私がフォローするわ。桜さんは自分の魔力と私の魔力を維持バッテリーにして防護壁を張っています。何か異変を探知したら全員に知らせますので...ぐ、キツイ...絶対ユマさんをどうにかしてみます。諦めないと判断しました。」
桜花の作者と大樹の作者でどれだけ防護壁がもつか...及び
No@h「後は実際に稼働させてどうなるかだけだわ。」
そしてNo@hが即席開発したのは大量のチョコレートの巻き毛カナリア??
橘「あのチョコレートのカナリア達には熱酸水を風味付けの代用に混ぜておいた。これで飴細工のカナリアとは違い情報漏洩の心配は無くなったが...」
No@h「ユマさんに捕まって情報漏洩しそうになったら自爆して熱酸水を含んだチョコ液をばらまくんですね。...特殊な魔力を通したカナリアなんで耐久性は保障します。って橘...使ったのが熱酸水ってふざけんな食えなくなったらどうすんだ(怒)」
ダディ、熱酸水を菓子に混ぜるな
- Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.571 )
- 日時: 2016/09/12 20:34
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
31.ラストミッションと月輪の根源とは何なん打ッ!・4
セクターΩへのルート開拓
セクターエリア、セクターβ内部
昴とグレイディアがショッキングな話を聞いている中、他6組はセクターβまで進軍していた。
ドガァアアン!ドガァアアン!
ジャンヌオルタ「榊、もっと派手にやれないの!?」
榊「今からやるぞ!伏せて!」
闇喰の作者が作成したのは喰の大型ガトリング機関銃。伏せた龍の魔女の目の前にいた大量のデジタル生物を殲滅した。
ズガガガガガ!
断末魔の悲鳴を挙げながら体を崩壊させ、消えていく雑魚。
ザクッ
ヤマビコ「こいつら、倒しても倒しても湧いて、くるっ!」
天草「キリがありませんね。早く目的地に到着しなければならないのに...!」
羽清「モーさん、粘着弾投げました!」
モードレッド「任せな!」
大半が苦戦を強いられる中、水翼の作者が大技のデバイスカードを使用...
Ga.「負荷がかかるけど...デバイスカード」
ガッ
<ブリュンヒルデ、Ga.の手首を掴む
Ga.((((;゜Д゜)))))))
ブリュンヒルデ「それ...使われると私が困ります(黒)」
...とはいかなかった。Ga.の負荷を考え、常に明後日に向かう戦乙女は彼に最深部へ到着するまで広範囲攻撃カードを使わせない様に”脅して”いる様子。
Ga.「いや、だから...」
ギリギリギリギリ...
<ブリュンヒルデ、Ga.の手首を掴む力が強くなった!?
Ga.「痛ぇえええ!!」
ブリュンヒルデ「困 り ま す」
鬼藤「あの2人...」
アタランテ「ノーコメントだ、関わった後が怖い(・_・;」
そんなこんなで昴とグレイディアからの通信が入る。あの話の後だから心配と思うが動揺は少なめだ。
昴「アンタらが今いる場所は...セクターβか。この先のワープポイントから向かえる第3階層セクターγ、隣のワープポイントから向かえる第4階層セクターΔ、かなり先に行く事になるが第7階層セクターΞまで行けばセクターΩへの直通ワープポイントがあるんです。」
グレイディア「だが、γとΔが問題でな...。
セクターγはユマさんと互角に戦えるレベルの巨大ガーディアンが3体セクターΩへのワープポイントを死守している。相当な実力派でない限り正面突破は危険だ。
セクターΔはΩからの毒素が影響していて2番目に毒素が濃いエリア。今の遮断システムが効いている状態でも侵入には制限時間がある。それまでにセクターΩへのワープポイントを探して出て行かないといけない。」
ジキル「って事は...」
トーチ「まっすぐΞまで進めばいいんですか?」
狩人の作者とパートナーのサーヴァントの発言にグレイディアは悩んだ。セクターΞはリスクが無い訳ではなくマシなだけ。
グレイディア「セクターΞからの直通ワープは安全なんだが...第6階層から下は基本的にγよりマシな強めの雑魚がウヨウヨしてる。さらに直通ワープポイントが無いからここからセクターΞへは1階層ずつ下りて向かわないといけない。体力的な面と時間的な面で考慮したらこのルートは危険だ。全員...γかΔかどちらからセクターΩに向かうかを選択してくれ。最悪の場合、部隊も2つに分ける。」
*一旦現在に
現在、白百合邸書斎
長原はユマから受け取ったセクターエリアの当時の状況を含めた見取り図を眺めていたが...
1.セクターα、最初に入るエリア。
2.セクターβ、セクターαから向かわないといけない。
3.セクターγ、セクターβから向かわないといけないがΩへの直通ワープがある。ユマと互角に戦えるガーディアンが防衛していて正面からは危険過ぎる。
4.セクターΔ、セクターβから向かわないといけないが当時はΩからの直通ワープから発生していた毒素が非常に強く充満していて長時間のこのエリアでの行動は厳禁だった。
5.セクターλ、セクターγからのワープポイントからしか行けない。
6.セクターν、セクターλからのワープポイントからしか行けない。ここから以下の階層は雑魚でも凶悪な敵が沢山徘徊している。
7.セクターΞ、セクターνからのワープポイントからしか行けないが5から9階層までの間で唯一Ωへのワープポイントがある。
8.セクターτ、セクターΞからのワープポイントからしか行けない。
9.セクターφ、セクターτからのワープポイントからしか行けない上一方通行だがαへの直通ワープポイントがある。
10.セクターΩ。最深部で原始結晶がある。γ、Δ、Ξからの直通ワープポイントからしか行けない。
長原「」
<頭から煙がぷすぷす出てる
昴「アンタの頭は爆発寸前かよ。(ー ー;)...ただ、順調には進まなかった。実はユマさんが呼び出した影が管制室とセクターエリアまで攻めてきたんだ...あいつら全て独立して行動出来たんだよ。さらに”あいつ”の影までいた。後から思ったらめちゃくちゃ悪趣味だぜ。」
昴は映像を見せた。3つある。
1.影が5体、セクターエリアに向かっていた監視カメラの映像
2.管制室の扉の前でグレイディアとヴラドのおじ様がヘビーメイスを持った昴と彼女の後ろで魔法を繰り出す迅宗の影から猛攻を受けている。
3.セクターαに侵入する3つの影。前衛にランスロット、中衛に葉月、後衛がリンリィだった!
長原「チビ昴から力を奪うと影がヘビーメイスを持った昴さんの形で出てくるのか。(・_・;」
知らない方々に説明するとある事情でチビ昴はミニサイズの姿なだけ。本来なら昴さんそっくりの女性なのだが...その正体の影響でチビ昴の影を作ると昴と同じ姿でヘビーメイスを持った影が出てくる。(詳しくは裏側で)
悪意と絶望を与える為、2組に分けました
- Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.572 )
- 日時: 2016/09/12 20:38
- 名前: YUMA (ID: nAia7yCz)
31.ラストミッションと月輪の根源とは何なん打ッ!・5
ユマ確保と影、襲来
29:00頃 パークエリア、公園内部
あの後、ユマは熱酸水のリンチを受けて遊戯の六芒星の呪縛で拘束されていた。喉を焼かれたみたいで叫ぶのがやっとらしい。まだ安心は出来ないがひと段落だ。
ユマ「...!ーーーーーーッ!!」
<心臓をブチ抜かれた部分と腹部の刺し傷が目立つ&まだ暴れてる
遊戯「僕が見張るよ。ユマ、さんを抑えなきゃ...!」
ルキア「あれだけ熱酸水を浴びせてもコレか...」
銀時「熱酸水とランサーの件で心臓をブチ抜かれてたのが幸いだったよな(ー ー;)」
そしてユマに散々フルボッコされて怪我を負ったセイバーさんもこれから病院に搬送されるみたいだ。
セイバー「ランサーとアーチャー達は無事なんですね。はい。後はお願いします...」
なお、追求されていなかったが他にも赤セイバー、アーチャー、ロビンフッドの3人が滞在していたアパートの部屋がユマに長距離砲撃されたのだが、通信から無事な様子。
ルキア「(詳細は不明だが...
セイバー殿に止めをさそうとした”クォーツ・ホムラ”、
アパートに砲撃した遠距離からの破壊力の高い100%精密射撃...”モード・メタリックマインド”
か。
リンリィと葉月の”可能性”の一片と言うべきだろうな...?)城之内?」
城之内「(待てよ。何でユマさん影の作者を別行動させてんだ...誰も同行してねーし...な、なんか俺忘れてねぇか。大事な事...!((((;゜Д゜))))))))」
同刻 セクターβ、Δへのワープポイント前
一方、セクターエリアでも進展が。
昴「...2つに部隊を分けて進むぞ。内分けはこうだ。」
γに向かうのは>
モードレッド&羽清
ブリュンヒルデ&Ga.
天草&ヤマビコ
Δに向かうのは>
ジキル&トーチ
ジャンヌオルタ&榊
アタランテ&鬼藤
グレイディア「ガーディアンとの戦闘を考慮したら生存率が高いGa.さん、基本的なスペックの高いモードレッドとブリュンヒルデがいればγでも問題無いだろう。」
昴「...Δでは時間が勝負だ。あそこは遮断システムが効いていても1時間半で限界が来る可能性がある。念のため戦闘で問題無いトーチさんを同行させる組み合わせにしてますが...何らかの兆候が体に現れたら気を付けて下さい。」
そして、γとΔに突入するが...
同刻、セクターエリア、管制室
シェイド(>_<)
グレイディア「...何だ。ユマさんは確保したのか。...!?そんな...」
ヴラド3世「...余も共に行く。守りを固めよ。」
シェイドからのメッセージを受け取ったグレイディアとヴラドは管制室から出て行く。
昴「なあ、シェイド。一体何で2人は...!何でだ、影とはいえ何で...!」
シェイドからのメッセージは映像だった。さらに言うとヘビーメイスを持った自分の影が他の影4人と共に行動していたのだ。驚愕している昴。自分の分身が力を奪われた事から覚悟していたがショックがデカそうだ。
シェイド(>_<)さらにユマからの追記、グレイディアとおじ様はまだ聞いてない
昴「は?追加で何だよ。」
件名:追記
送信者:YUMA
ユマです。皆様にお知らせです。
これ以降、影達のリミッターを全解除しておきました。さっさと全員力を私に返して下さい
昴「あーあ、”私が提供した月輪の欠片を返せ”ね。言われる覚悟はしていたがな。」
シェイド( ー ー; )
<昴に体をびろーんされている
そりゃ力を返せ、って言われると御社の作者は目の前のシェイドに体をびろーんを繰り出し、
昴「グレイディアさん。おじ様も。2人共聞いてない部分がありまし...」
グレイディア&ヴラド3世
「リミッターが全て外れているのだろう!私も(余も)先程知った所だ!」
え。待てよ。アンタらまさか?2人の通信が途中で切れた事から考えると...
昴「え?あの、まさか...もう殺りあってんのか!?何処でだよ、何処...((((;゜Д゜)))))))」
しかも2人が戦闘している場所がさらに問題。管制室から目と鼻の先の廊下だった。及び...
天草「昴、セクターΩ行きのワープポイントを発見しましたが...やはりガーディアンが徘徊しています。」
Ga.「天草とモーさんの提案で1組ずつガーディアンを分断して戦闘を開始する予定でーす。いつでもどうぞ。」
鬼藤「昴さーん。Δ侵入して現在誰も異常は起きてませ...!」
ジャンヌオルタ「な、何でランスロットと葉月とリンリィが来てるのよぉおおお!!」
ジキル「トーチ、何で」
ハイド「作者の影がいんだよ、ボケ!奴も俺様も聞いてねーぞ!」
トーチ「俺だって知らないよ!」
作者の影の残り3体がセクターエリア、しかも毒素が特に充満しているΔに到達。昴もやむを得ず頭をセクターエリアに戻し、
昴「...分かった。
γ班はそのまま戦闘を開始。
Δ班は作者のデータを可能な範囲で送る。影を足止めしてΩに行く事を優先させるんだ。
それと...グレイディアさんとヴラドにも影を潰したらすぐに...っと。」
次回予告
32.ラストミッションと原始結晶へ介入打ッ!
<まだピンチは前菜、原始結晶のハッキングがメインなのだ...
以下おまけ
*以下、別側
1.アパート屋上で何が
パークエリア、アパート屋上
あの際は追求されていなかったが、アパート屋上はセイバーとランサーが戦闘を開始する前にユマがブチ抜いていた。なので部屋の中は天井が少し崩壊、瓦礫の山が。
パラパラ、ガラッ...
赤セイバー「ぐ、うぅ...やはり痛いのだ...何処か...片腕がひび割れたかの...」
赤王ちゃまは皇帝特権で強引に幸運を引き上げたおかげで体に打撲と片腕を骨折する怪我で済んだのだが...
アーチャー「ぐ、皇帝陛下か。...どうなった...」
<足が瓦礫で...
ロビンフッド「(...紅茶野郎は足をやられてるのか。まあ俺も無傷では、無いんですけどねぇ...)」
<腹に屋上の舗装タイルの破片が刺さってる&幾らか体の一部も骨折してるみたい
残る弓兵2人も満身創痍の状態。動けない怪我を負っていた。
バタバタバタバタ...
どうやら、連絡も早めだったのか救護班のヘリが到着したのが幸い。
ネオイクス「...動けないアーチャーから運んで!ロビンの怪我が最も重いから運ぶ際は慎重に!...ネロはこの場で応急処置をしてからヘリで運ぶよ。」
赤セイバー「...すまぬな(>_<)」
2.セイバーさん、移送後
あの後、騎士王も赤枝の槍兵もきちんと治療を受けた。
セイバー「あの時ユマの襲撃を受けた際にいたガウェイン卿達は全員意識も回復、アーチャー達もランサーも私も今回病院に送られたサーヴァントは全員数日の入院が必須とは...」
死人が出ていない事が奇跡なのか否か。別な病室ではランサーが眠っていた。
ランサー「...」
あの時止血処置をしていなければ危険な状態だったそうだ。辛うじてカルマ達が発見していた事ですぐ病院へ搬送出来たそうです。
感想OKだが今回もお仕置きとクレーム厳禁だ