二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.580 )
日時: 2016/10/04 21:37
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

長くなってしまいました

32.ラストミッションと原始結晶へ介入打ッ!・1

今回はちょっと希望的...?

セクターΔ内部

謎の光る霧に覆われているセクターΔ内部。ジキル曰く霧は全てΩから出てきた毒素だという...そして影が来たのは侵入してから約10分前後...!

鬼藤「あちゃー...ガウェイン達から聞いてた影が来たのね。葉月さんとランスさんとリンリィさん...リミット無しの影を私とトーチさんと榊さんでどれだけ止められるかしら...」

残念な事に禍罪の作者、狩人の作者、闇喰の作者は普段なら一般作者レベルの強さしかない。さらに刻印で力を制限されている。対する相手側は影とはいえ全ての制限が解除されており、確実に苦戦する。

ジキル「残ってるΔでの活動限界は残り40分くらいかな。それまでにどうにかしなきゃ...」

追い打ちをかけるかの様にセクターΔの毒素による活動限界の情報。ここで行動出来る時間に制限がある以上、6人はダラダラしてられない。

ジャンヌオルタ「トーチ、聞くけどアンタの月って」
トーチ「2.5だ。」
アタランテ「鬼藤と榊は?」
鬼藤「5、だけど。」
榊「こちらも5だが。...おい待て。アンタらまさか」

そう。最深部にある原始結晶のメイン介入は4以上の月属性を持つか咎落ちである上に月輪過剰に該当してない作者が必須だから聞いていたのだ。

ジキル「覚悟していたけど...トーチ」
トーチ「ここにギリギリまで残れ、影を通すなって事?...無茶な要求だぜ。だが...いつもの事だからあんまり気にしてねーよ。」

トーチの目付きが変わった。確か...

ジキル「(コレがトーチの...本気?)...いや、何でもないよ。足手まといかもしれないけど、援護と後方警戒は任せ...」
ハイド「ヒヒヒヒ...制限無しの作者かよォ。楽しくなって来たぜ!”作者の影”なら良いよな。殺しても俺様何にも文句言われねーしなぁ!!」

そしてこの様子を見ていた4人。

ジャンヌオルタ「ちょっと!離しなさい!離して!」
榊「龍の魔女さんもここは折れて行った方が良い。トーチさんは派手にやる気だ。ハイドまで調子こいて出たならなおさらヤバいかも。」
<オルタちゃんの手首を掴む
アタランテ「先に進もう。下手すると我々が巻き込まれ兼ねないな。」
鬼藤「そうした方が安全ね。ワープポイントはもう少し奥...か」

一方...

同刻 セクターエリア管制室近く、廊下内部

ガキッ!バゴッ!

グレイディア「ぐ、このっ!迅宗...さんは制限無しでどれだけちょこまかと...ッ!早、予備動作無しと詠唱破棄でアクアスパイク!?」
<苦戦なう&大剣を盾にして水魔法を防ぐ

双剣に変えたシャムロックを操りながら、大剣を盾の代用にするグレイディア。普段の得物である斧槍は刻印制限であまり使えない為、ペース配分を考えたのだが相手側の制限無しの移動速度と回避能力に苦戦。今は互角だがこのままだと確実に息切れしてしまう!

影迅宗「...こ、お、れ...雲奪い」

さらに影の蒼海の作者は本業の曇の魔法を発動。

ゴゴゴゴ...パキッ、パキッ...

グレイディア「な?...!?」

追求されていなかったが先程から目の前の影の作者は水の魔法しか使っていない事を灰鹿の作者はこの時点で察する。あの際防いでいた水の魔法の水分の残滓...偶然右足がはまった水たまりで凍りつき始めていたからだ。

グレイディア「チッ、あの人小細工を仕込みやがった!」
<すぐにアポピオーシスを小規模発動して右足を解凍

すぐに凍りついた右足を解凍するグレイディアだが、影の反応が先程から薄い。何を狙っているんだ...?

狙い...?

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.581 )
日時: 2016/10/04 21:41
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

32.ラストミッションと原始結晶へ介入打ッ!・2

大ピンチの詳細

パキッ

グレイディア「く、今度はアイスニードルか!?ってまた足がッ!」
<足をまた凍らされ、アイスニードルをくらう

影の迅宗に小細工を仕掛けられた事で灰鹿の作者は完全に嫌悪を表に出した。

グレイディア「(影とはいえ...)迅宗さん...アンタ、本気出してないからって私を舐めてるな...!良いだろう。舐めた分の倍ぐらい」
<レンズを取り出す
ヴラド3世「いかん!止めろグレイディア!!」

バゴッ
<グレイディア、おじ様が投げた影のチビ昴にぶつかる

グレイディア「ゴハッ!!...え、チビ昴」
影チビ昴「ぐ...k...i...l...l...」

バゴバゴバゴバゴバゴバゴバゴバゴバゴバゴ...
<影のチビ昴、流星群攻撃

ヴラド3世「おのれ...小癪な!」
グレイディア「私が盾になる!ガーディアン、発動...くそ、あいつらの狙いは何なんだ!?」

チビ昴のスキルコンバートによる神様の力から防御に徹する2人。グレイディアを見てにやけている影2人から奴らの”狙い”に思い当たる節があるヴラドが口を開く。

ヴラド3世「...あ奴らの狙いは恐らく貴様に何らかの力を使わせる事。貴様はどうだ?思い当たるモノは余も薄々感じている...。」

自分と後衛のサーヴァントをさらに追い込むのに思い当たるモノ...ここでヴラドに遅れてグレイディアは察する。途中から顔が青ざめていた。

グレイディア「(おじ様はバーサーカーで”あの宝具”が強制発動してる状態、毒素遮断システムの要の1つ、要が1つでも欠けたらシステムが全て機能停止する...それらを全て考慮した結果、今我々がいる場所...!!)思い当たるモノ、あったぞ...私に節の魔法か晴の魔法...どちらかを使わせる事か?」
ヴラド3世「...余が危険なのはどちらかと言えば節よりも小娘の体でしか使えん晴の方だ。仮に使われたら余の体がもたん。」

*一旦現在へ

現在、白百合邸書斎

長原「ユマさん、昴さんもチビ昴も...あの際のグレイディアさんとヴラドのおじ様のピンチについてですが...俺もすぐにピンと来ました。」

1.グレイディアさんのピンチ

長原「彼の魔法は諸事情で2種類ある。自分の周囲の気候を操作出来る本来の力、”節の魔法”と女の子の偽装容姿でのみ発動可能な”晴の魔法”。今の状況で危険なのは後者の発動だった。晴は魔法で恒星...人工的な太陽を作成して周囲を焼き尽くす魔法。さらにペース配分と使い所を考えないと自分を巻き込んで自滅する危険がある上近くにいたおじ様と発動場所によっては昴さんも確実に巻き込む。コレで後述するおじ様の事情があっても遮断システムは全て機能停止してそのまま毒素絡みでセクターエリアにいる作者もサーヴァントも全滅か。」
昴((((;゜Д゜)))))))
<あの時にチビ昴の影がいたせいで背筋が凍りついていた事を思い出していた。

2.ヴラドのおじ様のピンチ

長原「ヴラドは...本来ならランサーだけどユマさんが呼び出した際にレアケースのバーサーカーで呼び出されたって聞いてます。まさかアレも...」
ユマ「はい。おじ様は忌み嫌ってる宝具...鮮血の伝承レジェンド・オブ・ドラキュリアがバーサーカーで呼び出した影響を受けて常時発動してる状態です。吸血鬼としての力と引き換えに太陽光や聖なる道具を苦手にしてしまう弱点もガチで出てしまってます。」

ヴラドのおじ様を知らない人の為に簡単にまとめると、

・本来ならおじ様はApoのランサーとして呼び出すのが正しい。史実の吸血鬼と忌み嫌われた汚名を消し去るのが聖杯への願いだった。

・ただ、FGO設定の為にユマが呼び出したら何故かレアケースのバーサーカーとして呼び出されてしまった。悪意があって呼び出されているなら本来ユマはおじ様に串刺しにされて殺されてる。

・前述したバーサーカーで呼び出しされたのが問題で忌み嫌ってる自分の吸血鬼の汚名を象徴する宝具、鮮血の伝承レジェンド・オブ・ドラキュリアが強制発動している状態に。ただバーサーカー特有の狂化の影響が幸いして吸血鬼の自分を維持出来ている。

・おじ様の鮮血の伝承レジェンド・オブ・ドラキュリアは吸血鬼の特性(詳しくは長いので割愛)と引き換えに宝具の一部制限、太陽の光や聖なる道具などに弱点を得てしまうデメリットがある。太陽を弱点とする点が今回の問題でグレイディアさんの晴の魔法による人工太陽でも悪影響を受けてしまう可能性がある為に彼が本気出す際に警戒し、行動も意図的に妨害していた。なお巻き込む気候操作によっては節の魔法でも危険かもしれない(>_<)

チビ昴(ー ー;)あ、そうか。グレイディアさん以外は節の力の影響を受けてしまうから...!

規格外作者と聖杯大戦の”黒”のランサー、足元掬われた

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.582 )
日時: 2016/10/04 21:45
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

32.ラストミッションと原始結晶へ介入打ッ!・3

ガーディアン、対峙

同刻、セクターγ内部

セクターγはとても開けていたエリア。αやβと似た水中の様な空間、全体的に...床も周りも青なのは変わりないが壁には青と透明なガラスで作られたステンドグラスが。

天草「...セクターΩへのワープポイントはここから先にありますが...いますね、ガーディアン」
ブリュンヒルデ「今回は3体が動かずにじっとしている様子...」
Ga.「青系にしたドーマムゥが3体...こいつらがガーディアンだな。」

MVC3で一躍有名になったマーベルの悪役の1人、ドーマムゥを青系カラーにしたセクター・ガーディアン。物理攻撃と炎の魔法攻撃を繰り出すという。

ヤマビコ「つ、強そう...(´・○・`;)」
モードレッド「こいつらを全員ぶっ飛ばせばいいって事だな?」
<不敵な笑み

ガシッ

羽清「え?モー、さん!?...モードレッド!ちょっと待ってぇえええ!!((((;゜Д゜)))))))」

錬金の作者を無理やり引きずりながらガーディアンに近付こうとする叛逆の騎士に待て、とGa.。

Ga.「はやる気持ちは分かるけど...昴さんとの打ち合わせ通りに1組ずつ分けてピンポイントで潰すぞ。」

で、モードレッドと羽清は真ん中の奴を担当してくれるらしいのでそのまま行かせて、

モードレッド「モードレッド様に任せなー!」
羽清「(嗚呼、諦めましょうか(´・ω・`))」
ブリュンヒルデ「私達は右...」
Ga.「行くか。(`・ω・´)」
ヤマビコ「僕と天草は左!(`・○・´)」
天草「ヤマビコ、主戦闘はお願いします。後方と支援は私にお任せを。(杞憂と思いたいのですが...昴との通信から嫌な予感がしていますからね...)」

なお、天草君はこの前後からセクターΔ側と管制室側の嫌な予感を察していた。及び...

ドガァアアン!ドガァアアン!ザクッ!

羽清「ほぇ!?私のお手製爆薬が効いてない!こいつら、思ってたより早いし罠にも引っかかる気配がないですよ!」
モードレッド「く、硬ぇなおい!お前は毒でも何でもいいから奴を邪魔しろ羽清ーーーーッ!!」

やはりユマと互角以上に殺れるガーディアン。優良クラス、セイバーのモーさんでも苦戦は必須です。及びガーディアンの状態異常耐性はランダム設定で選ばれた1つ以外の耐性が100%...耐性の無いモノに気付かないと羽清とモードレッドは撃破確定...

ヤマビコ「スノープラウカッター!朝日ッ!...駄目だ、思ってたより相手の装甲が固い!(ハンマー技だと隙が出来て危険、スノープラウの疾風や隼は負荷を考えないと撃てないし...どうしよう僕...(ー○ー;))」

負荷無く放てる線路の作者の切り上げと振り下ろしのダブルコンボのブーメランでの斬撃でもガーディアンの装甲は固い。どうすれば崩せるだろうか...支援特化のヤマビコとルーラーで呼ばれたある事情で戦闘向きではない天草側は負荷を考えながらの持久戦...

Ga.「デバイスカード、スリット!今だブリュンヒルデ!」
ブリュンヒルデ「覚悟して下さい...」

ドガッ!

ガーディアンC「Aaaaaa...!」
<しぶとい!

先程の水翼の作者のデバイスカード、スリットの効果は自分の攻撃威力を下げる代わりに相手の攻撃威力を倍加させるモノ。しかし...

Ga.「ブリュンヒルデの攻撃を倍加した筈なのに...!?タフすぎるぜ。」
ブリュンヒルデ「...」
<不服そうな様子

Ga.とブリュンヒルデは2組と違い幾らか善戦しているが下手すると撃破は避けられないらしい...

同刻、セクターエリア管制室近く、廊下内部

相変わらず灰鹿の作者と護国の鬼将は苦戦中。

バゴッ!メキメキッ...

影チビ昴「...グチャっと、させ、ろ...と、くに、頭...」
ヴラド3世「おのれ、小娘如きに...」

本来なら目の前の女性作者はバランスタイプなのだが明らかに一撃くらえばアウトなパワー特化作者顔負けの威力でヘビーメイスを振り回している。さらに...

影チビ昴「...お、ち、ろ」
ヴラド3世「いかん!」

グシャ

間一髪でおじ様、チビ昴の影のジョーカーのスキルコンバートによる押し潰しと薙ぎ払いの連携を回避。コレがあるから影とはいえチビ昴は敵に回すと厄介。

影チビ昴「お...の...れ...」

そして一方のグレイディア...

影迅宗「...」
グレイディア「いかん、コレだとジリ貧になる...」
<シャムロック、双剣に変化してる

近接で詠唱させる隙を与えない様にしているが故に限界が見えつつあった。まだ影の迅宗は回避能力の影響で大した傷を負ってない上に余裕がある。

グレイディア「(どうすれば...)」

ドガァアアン!

影チビ昴「おっさんは潰した...つ、ぎ、は...作者...」

爆発と共にグレイディアが爆音の方向を見たら...影の女性作者の足元に黒焦げのおじ様が...

バシュ!

グレイディア「やばっ、離れ...る必要性は無さそうだな!」

影のチビ昴が何かをメイスの先から放つ。その光を見たグレイディアは目の前の相手の腕を掴むと...盾にした!!

影迅宗((((;゜Д゜)))))))

だが、相手も甘くない。撃ち込んで来た光るモノ...リリーのスキルコンバートによる宝石弾をホーミングで盾にされた影迅宗を回避...

影チビ昴(・ω・)無駄だお

ズシャッ

影チビ昴(・ω・?)アレ?
ヴラド3世「余を忘れておった、な。最後の確認が...甘かった様だぞ...小娘ッ!」
<黒焦げ。リリーのコンバートで不意打ちの宝石爆薬をぶち込まれてしばらく動けなかった様子

ボンッ!
<宝石弾、見当違いな所に飛んで爆発

だが...精密操作してた時に見落としていたのか影の作者の腹にはおじ様を象徴する宝具の杭...血塗れ王鬼カズィクル・ベイだった。その際にグレイディアに放った宝石弾も見当違いの壁に命中、そのまま爆発した。

影チビ昴「こンの...ろす...コ、ロ、ス!!」

影のチビ昴は再度リリーのスキルコンバート。明らかに先程の宝石弾よりも大きな宝石...というよりも加工してない原石の結晶の巨大な塊を零距離で不敵な笑みの護国の鬼将にぶち込む気だった。

ヴラド3世「...”アレ”があったのを思い出した様だな、グレイディア」

ヒョイッ

影迅宗((((;゜Д゜)))))))タイムー!チビ昴さんタイムーーーーッ!
影チビ昴「コ、ロ...!?」

ガシャッ、バキバキバキッ!
<影迅宗、塊宝石弾に直撃&宝石弾が砕け散る

影迅宗「」
<消えかけている...
影チビ昴((((;゜Д゜)))))))

”アレ”って何?

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.583 )
日時: 2016/10/04 21:49
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

32.ラストミッションと原始結晶へ介入打ッ!・4

作者専用の対策武装=基本的に被験者も兼ねていると思え

バゴッ!...ゴスッ!
<影のチビ昴に腹パン&影は壁に激突

グレイディア「早く、寝とけ!」
影チビ昴「ガハ...ッ!!」

”今の状態の”灰鹿の作者による鳩尾の鉄拳制裁で影のチビ昴も消え去る。消滅を確認した後、グレイディアは右胸に鍵を撃ち込んで何かを施錠する動作をした。

カチン

グレイディア「...ぐ、畜生...」
<右胸を抑えてる

宝石の塊が砕け散った原因は灰鹿の作者だった。詳細は管制室にいた頃に遡る上、情報漏洩した際の危険度を考えておじ様にしか知らせていなかった事だ。

*数分前、管制室

グレイディア「これが...スタッフから私に手渡された対策武装だ。」

2本まで入るキーケースに入っていたのは見た目はスマイル君のマークが先についたおもちゃの鍵。ただ入ってた鍵は1本だけでもう1本が無くなっていた。

グレイディア「見た目はこんな感じだが、作者限定で自分の刻印に刺して解錠すると一時的に刻印の制限を全て外す事が出来る。」

ただし...この鍵にはリスクもあった。そのリスクの為にグレイディアに管理及び手渡していただけ。作者限定の対策武装の殆どは作者を実戦試験の被験者扱いにするのを承認した上でないと手渡し出来ない。

*現在に戻る

ヴラド3世「グレイディア...動ける...様だな。」

”鍵”の使用後のリスクは数秒や1分程度の短時間でも体の麻痺と刻印を撃ち込んだ部分の激痛がしばらく残る事と刻印制限を無理やり緩めて容量越えの力を強引な形式で運用しているので長時間の解錠は体がバックヤードを受けて潰れたり、下手すると体内から魔月化する危険度が高い事。後日、これらの点から”鍵”は前述した長時間使用のバックヤードにある程度耐えられる容量を持つ月輪過剰な作者である上咎落ちにも神憑きにも該当してない作者でないと危険な代物だった事が判明した。

グレイディア「ぐ...1分ちょっと解放するだけでも腕に麻痺が残るなんて...ブツブツ...影の迅宗さんを規格外の力で捕まえて...あの人の魔力を槍投げの槍の威力に変換代用したりしても...」

と、そこで昴から連絡。”鍵”の事はもうこの時点でバレてしまった様だ。

昴「グレイディアさん、おじ様も...何なんですか!?迅宗さんの影を投擲したアレとさっきのあいつの影をぶん殴って消滅させたアレ。話してくれ。つか話せ!」

そして昴にも事情を説明する。対策武装の鍵の事も説明したが...1本鍵が無い事も追求してきた。

昴「それよりそのキーケース...2本入りって事は...もう1本同じ鍵があるって事ですよね。無くなったもう1本の鍵、誰が持ってますか?」
グレイディア「もう1本は桜さん達3人に渡しておいた。作者限定の対策武装は月の適性がある程度無いと運用出来ないヤバいモノが多いから月輪過剰な作者でないと危険だという事と魔月感染の件で咎落ちの可能性があるユリカさんと月輪の適性が低めのNo@hさんは使うと危険だから絶対に使わせるな、使うなら桜さん限定、と注意して渡したよ。それと...おじ様もこの事は知ってる。」

なお、当時のユリカは魔月感染の件で回りには咎落ちの可能性がある作者なだけだという事、ヴラドにも無くなったもう1本の”鍵”の行方は説明していたとの事...

昴「あ、そうだグレイディアさん。おじ様。」
ヴラド3世「Δに至急増援で向かえ、か。」
グレイディア「間に合えば良いんだがな...」

*一旦現在に

我々が閲覧しているのはあの際のグレイディアの映像だった。影の迅宗が水の球を彼にぶつけようとしていたが...

*ここから映像

ガシッ

影迅宗(・_・;)!?
グレイディア「...もう、無駄だ...あんたの動きやっと見切れたぜ!」

なんと、灰鹿の作者は水の球を受ける寸前で手首を掴んでいた。濃い月輪の気配からこの時点で解錠してたらしい。そしてすぐに影の作者を持ち上げて投擲する用意をし始めた!?

グレイディア「影とはいえ迅宗さんには小細工されて攻撃も避けられてムカついてたからな...手加減無しで...ファイヤーーーーーーーー!!」
影迅宗((((;゜Д゜)))))))タイムー!チビ昴さんタイムーーーーッ!

ミサイルみたいに投擲された影の迅宗が宝石の塊に頭から直撃した所で映像は終了する。なお、影の作者の肉体を改ざんしてロケット噴射式に魔力放出する様に改造し、威力を上げたそうだ。忘れがちだが彼は規格外のおバカ...無茶な事もある程度可能な輩なのだ...

長原「グレイディアさんとヴラドがピンチを逃れたのは一時的にとはいえ刻印の制限を外せる作者チーム限定の”鍵”か...」
昴「そういや対策武装ってどんなモノあるんすか?」

その質問をされた時の為に資料を3人分手渡し。詳しくは長原さんの裏側だが...

チビ昴(>_<)例の鍵、シャドウサーヴァントを呼び出し出来る簡易聖杯、戦闘用クローン細胞入りのカプセル、罠の材料一式、沢山あるわよ。

とだけ。なお当時は神憑きが明らかになってない為に...

ユマ「本来の作者の力の凄まじさと恐ろしさを桜さんに渡した”鍵”の件で改めて実感しました。」

当時はユリカとNo@hしか桜花の作者が起こした”鍵”の一件を知らない。この際に桜は力を使い果たして...

では本題に戻ろう&桜さんフラグ浮上

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.584 )
日時: 2016/10/04 21:52
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

32.ラストミッションと原始結晶へ介入打ッ!・5

メインゲーム、異変発生

24:30頃、パークエリア、公園内部

あの時しばらく暴れたものの、ユマは怖いぐらい大人しくなった。天才のるー先輩とE組のエースはあの後すぐに公園から離れて増援を呼びに行ったらしい。

ユマ「くく、ははは...あは、あははは...」
ルキア「何がおかしいのだ、ユマ」

だが、目の前の女性は笑っているだけ。歌まで歌っている始末。

ユマ「ー♪ーー♪ーー♪ーー」
<jubeatの我が麗しのバレンシアらしい...

銀時「ん?待て。お前らチョットだけ待てぇえええ!?((((;゜Д゜)))))))」
クリボー兄弟(>_<)
<兄弟で偵察してたら急にハンターが来た事を教えてくれている。
遊戯「え?ハンターがここまで来て僕達を確保しようとしているの!?」

だが、異変発生はすぐにバレてしまったか。それで遊戯の六芒星の呪縛が解けてしまった!

遊戯「そ、そうだユマさんを拘束し続けなきゃ...」
城之内「なあ遊戯、ユマさんの事は任せて逃げてくれ。それとお前の分の熱酸水を。」

ガチャ
<城之内、鎖付きブーメランでユマを拘束

ユマ「な!?また拘束...」

バシャバシャバシャバシャ...
<城之内、容赦無く熱酸水をユマの傷口に

ユマ「...ぁあああああーーーー!!」
城之内「アンタに対する対策として残ってた熱酸水をオマケしておいたぜ。」

ああ、そういう事...

ユマ「自分...ガ犠牲になれば、って思ってんだ...。...馬鹿ヤないの??あの際にいたアンタ以外の輩のデータ...

武藤遊戯
坂田銀時
朽木ルキア

...以上3人ヲ...見つけ次第最優先で確保しろ、ってハンターに知らせておいた。あーあ、るー...先輩とカルマ君はすぐに公園...出て行ったカラもう逆探知...出来ないんだよナァ。企業秘密だけど逆探知出来る裏技を使っデ...+×ラじきに...」

PPPPP...

ユマ「あ、×た」
城之内「!!...遊戯!銀さんとルキアさんもかよ!?」

武藤遊戯、朽木ルキア 確保
24:01 残り10人

坂田銀時 確保
23:58 残り9人

ここでは公表されなかったがユマの裏技による逆探知で3人が最優先確保された...!及び

件名:追記2
送信者:YUMA

現時点で最後に奪う予定だったMAHOKOさんとネオイクスさんの力を奪いました。

さらに言うと2人の影のスペックはリミット完全に外しただけじゃなく、ユマ好みに”改造”しときました。

もう手加減せえへん。

せいぜい足掻け。

友人達の確保と共に追い打ちの病院にいた作者2人への奪うダウンロード。

城之内「まさか、...畜生!そこからかよ。アンタ...2人の力を共鳴界から経由して奪ったんだな!」
ユマ「うん。そーやで。以前MAHOKOざん...の力を共鳴界で奪うダウンロードをしてたなー、っての思い出し...のだー(`・ω・´)」

バキバキッ!

確か...城之内は思い出した。ルート曰く弱体化しているとはいえユマは6人以上作者の力を奪えばこの街に来たサーヴァント全てでも手に負えないと言っていた...!

ユマ「♪ーー♪ーー♪ーー」
<kemuさんの六兆年と一夜物語のサビの鼻歌
城之内「しまった!拘束が!...本来なら逆らいたくねーがもういい!こうなりゃ...!」

城之内はユマに対して手が震えながらもエクストラデッキから取り出したあるエクシーズのモンスターカードを見つめる。それは自分に何らかの事態が起きた際に使うと決めている切り札だった...

城之内「(緊急時の為に用意してただけなのに...本音言えばこいつはユマさんに使いたくねぇ...でもさっき話してた様子から魔月の症状と壊れ方が悪化してる...仕方ねぇのかよ、畜生!)」

*以下、過去回想。学校の屋上でランチタイムらしい。

城之内「シンクロかペンデュラムかエクシーズ...どれか1つは使える様にしとけと言ってもよー...遊戯達も使いこなせる様に奮闘してるみてぇだから頼れねーし...どうすっかな。」

最近の遊戯王カードは複雑な召喚方法で呼び出すモンスターが増えてきた。遊戯王関連の契約者全員...今は城之内しかいないのだが...にはどれか1つ最低限使いこなせる様に対策をとれ、と指示していた。(なお、城之内以外に候補者はもう1人いるがまだ正式な推薦をされてない)

城之内「ん?覚星輝士アステラナイト...セフィラビュート...相手に召喚制限を与えるだけじゃなくて破壊も出来...?ん、セフィラは知らねーが...テラナイトってさっき見た束にエクシーズの奴が何枚かあったよな、...あった!」

とりあえず、好きな戦士や獣戦士のカードを何枚か集めてみた中であるペンデュラムカードのテキスト部分を見た途端、ポンコツデュエリストは閃いてエクシーズカードを束から何枚か取り出す。

ポンコツの切り札はエクシーズ

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.585 )
日時: 2016/10/04 21:56
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

32.ラストミッションと原始結晶へ介入打ッ!・6

漢、城之内、なけなしの勇気出す

城之内「...手札から”星因士 ベガ”を召喚。特殊効果で星因士を手札から1体特殊召喚出来るからこの効果で”星因士 シャム”を召喚!さっき召喚したシャムの特殊効果発動で...」
ユマ「...!」

バゴッ
<シャムの攻撃、ユマの鳩尾に

ユマ「ゴハッ!?...ン、の悪ガキめぇえええ!!」

”星因士 シャム”の特殊効果は召喚されると相手に1000のライフダメージを与えるのだ。ちなみに最初に召喚した”星因士 ベガ”の効果は召喚されると手札から1枚ベガ以外の”星因士”のモンスターを特殊召喚出来る効果を持つ。

城之内「いくぜ、さっきのベガとシャムを使ってエクシーズ召喚!”煉獄の騎士 ヴァトライムス”...!」
ユマ「な、ウ...ソ!?このエクシーズモンstハ...!」

ユマは悟る。まずい。このテラナイトのエクシーズを使って思いつく最悪の事態は...!

城之内「こいつの特殊効果の1つはテラナイト限定だが他のエクシーズモンスターを召喚する際に重ねて使えるって奴。俺の切り札はヴァトライムスじゃねー...こいつの特殊効果で呼び出す奴だ!出ろ、

星輝士 セイクリッド・ダイヤ!」

呼び出されたのは巨大なドラゴン...ユマはこいつの特殊効果を知っているから...

ユマ「チ...そい...のセイデ攻撃封じおってぇえええ!○%負け犬!馬の骨!×××な悪ガキ!ポンコツーーーーッ!(°Д°##)」
城之内「負け犬でも馬の骨でもポンコツでもねーーーーーッ!つか悪ガキは余計だぁああああ!!(°皿°##)(それよりもこいつを見てユマさんが攻撃を止めたって事は...このモンスターの特殊効果を知ってんだな。よっしゃ!)リバースカードを1枚伏せておくか。」

今の城之内の場合、予想可能な伏せカードは

天使のサイコロ、悪魔のサイコロ等の城之内の定番カード

セイクリッド・ダイヤや通常召喚したモンスター関連からテラナイト系統の魔法か罠カード

...別な魔法か罠の可能性も避けられないかもしれない。(ー ー;)

ユマ「ん?」
??「これでユマは行動出来ない筈!クローンは一斉に撃てぇえええ!!」

ガガガガガガ!!
<どこからか弓矢と銃弾がユマを襲う!

城之内「え?まさか」
ユマ「...へぇ。今回ハ...クローンだけ先行して来た<<カ、ラーマ、舐め+÷のか!」

ドスッ
<??=ラーマの剣撃、ユマを掠めるが

ユマ「フ、やはり攻撃をして来ダナ!ネオイクス...ザンも上手くやればこんナ感ジに出来るの×...勿体無い...燃える都市、双槍穿つ、影の女王...」

ボンッ×2
<両方の炎、消滅

ユマ「アレ?」

ラーマに放とうとした蜂の魔法が消えた!?そういえばユマは大事な事...忘れてないか??

ラーマ「やはりな。後は頼むぞ。」
城之内「セイクリッド・ダイヤの特殊効果は...エクシーズ召喚に使った素材を1枚捨てて発動。闇属性のモンスターの攻撃を無効化し...!」

ベキッ
<ユマ、セイクリッドの光弾が...

セイクリッド・ダイヤ(`_´)
城之内「そのモンスターを破壊出来るんだ!王手だぜい。」
ユマ「...クァ...ーーーーッ!」

だからだった。ユマは遊戯王カードでは闇属性と水属性を持つモンスター扱いなのが災いしたのだ。ただ...「私」には疑問符が。

ユマ「だから、何?...ナゼ、なんや?何デ...ウチに...刃向かった。正規...契約者のクセに。逆らえない、ぐ、ぜ、に」
城之内「本音言えば俺...ユマさんには逆らえないし怖かった。アンタを裏切れねーし召喚したセイクリッドもさっきの炎の剣士も、レッドアイズも使いたくねぇ。なけなしの勇気振り絞って戦ってた。何故かって言えば...アンタの場合何を言えば分かってくれんだ?捻くれてるから考えつかねーな。強いて言えば...

俺はアンタを裏切った訳じゃない、捻くれてたダチをぶん殴って喝入れに来ただけだ。」

唖然とした。つか呆れた。

ユマ「あのさ。そういうノ...嫌いなんだよね...荒野に、狂騒を響かせる、狂王の槍」

ドスッ
<ユマ、片方の炎のレーザーを城之内の腹に...!

城之内「グッ...分かってる...ぜ、契約した時から半分アンタは俺で、俺は...」
ユマ「それ以上は黙れ、と言いたいが」
アルジュナ「今だ!撃てる者は一斉に撃てぇえええ!」

ズガズガズガズガッ!
<アルジュナ達が弓矢や銃撃をユマに...!

城之内「!!...アルジュナ?もう来てたんだな(・_・;」
ユマ「がぁああああッ!!...な訳や。実を言えばウチ...もうちょっとで限界が来るとこやったんよ。多分...」

むぎゅっ
<静謐ちゃん、ユマに抱きつく

ユマ「あは...はははは...静謐ちゃん...きみ、の毒にやられる前にね、ゴフッ...あの、ポンコツのせいでもう私は動けない状態...ゴホッ、ゲホッ...」
<ユマ、毒で吐血&震えてる
城之内「...あ、そうか。こいつ毒持ちのサーヴァントだったな...それより何でユマさん...(・_・;」

ああ、今回は特別だ。本当なら無茶すればまだ歩く事が出来る程度の損傷だがな。

ユマ「...勘違いするな。アンタの誠実さとお人好しを裏切りたくないだけだ。...ぜぇ、ぜぇ...基本的にそういうの嫌いなのは変わりないが...チャンスぐらい与えよう。...ゴホゴホッ」

PPPPP...

城之内「!」

メールは3通あった。

件名:追記3
送信者:YUMA

現時点でユマは動けなくなりました。ランスロットさん、迅宗さん、葉月さん、リンリィさん、チビ昴、ネオイクスさん、MAHOKOさんの7人分の作者の魔力を全て回復に一時的に回している状態だから多分残り時間13:00頃まで修復にかかるかも?

ps.実は作者の影にも熱酸水が効果的です。

件名:追記4
送信者:YUMA

現時点で熱酸水を配っているエリア

セントラルエリア、東ブリッジ付近

パークエリア、神崎武術道場前

の所で中和剤を提供してくれる様になりました。ただし先と同様に誰か作者が同行していると渡してくれません。くれぐれもご注意を。

城之内「おい、ユマさん。チャンスは良いけど何で俺の体が消えてんだよ!?((((;゜Д゜)))))))」
ユマ「怪我の事もあるが、ここまで逃走者にチャンスを渡してやったんだ...相応の責任をとってもらうぞ、城之内克也。アンタが悪いんだ」

ポンコツデュエリスト、理不尽だと思うがここまでの様だ。彼の怪我は実際に治療しないとマズかったんだ。(顔色も悪かったし...)

城之内克也
ゲーム続行不可能の為リタイア
残り8人

アルジュナ「...ユマ、貴方まさか」
ユマ「...」
<腕の一部に小さい結晶が

城之内のリタイアはチャンスと引き換えです

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.586 )
日時: 2016/10/04 22:01
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

32.ラストミッションと原始結晶へ介入打ッ!・7

少しだけ現在。余談になる

現在、白百合邸書斎

長原「ポンコツのリタイアと引き換えのチャンスを出すって...ネオイクスさんの中和の件と同じ」
昴「だろうな。」

予想通りのユマの気まぐれだ。なお、余談ですが...

ユマ「この件は後から考えたら私も何故こんな事したのか分かりませんよ。魔月で実際にブッ壊れていました。絶望もしてました。」

そして正規契約者は全員その気があれば城之内みたいにユマに抵抗する事も可能です。解析の件は全員怪我があって逆らえなかっただけ...(なお仮面ライダー系は基本的に怪我しててもユマに逆らう傾向が強い)

進ノ介「...そして篠崎さん。あの後のシェルターの件...冗談では済まないレベルでしたよ(ー ー;)」
草加「逃走者と桜達の支援があっても全てが限界突破してるMAHOKOとネオイクスの影にどれだけ泣かされたか、ユマ...本当に分かってる?飴細工のカナリアも翅刃虫も細工構造から君に知られやすい構造だったからチョコ細工にバージョンアップしたせいでNo@hは過労と魔力枯渇で倒れるわ桜の防衛はユリカの支援が必須だったし...」

実は...城之内の件の前後で、

*以下、映像

ネオイクス「ガッ!?...何で作者がみんな」
迅宗「...」

映像ではネオイクスが迅宗本人に首を壁に押さえつけられていた。彼の近くではケンタとアカリとハヤトとマナが怪我して倒れている。さらに持って来た対策武装も粉々。原因は青龍の作者と多元の作者だった。

ランスロット「敵の無力化、完了」
<刀を鞘に収めた。
葉月「武装、全破損を確認。シャドウサーヴァントも全て消滅を視認」
<銃をしまう。足元には影のサーヴァント...アサシン系統が多い

そして迅宗はネオイクスの首を掴んだまま...

迅宗「詳細は共鳴界で」
ネオイクス「な、何をしてんだアンタ...何でここにユマさ...問答無用ってな...ぐぁあああああーーーーッ!!」

ドサッ...

そして数分後、ネオイクスはユマの奪うダウンロードを受けて倒れた。体がノイズだらけだ。

バタッ×3

迅宗と葉月とランスロットはこの時点で倒れてしまい、魔の手は千年の作者へ。チビ昴らしい女性、リンリィが彼女の病室へ。

チビ昴(?)「次」

バゴッ

チビ昴のメイス攻撃で病室へ強硬突入し、

ガッ!ドサッ!

すぐに千年の作者をベッドから引きずり下ろし、顔を掴むリンリィ。

リンリィ「予定変更、共鳴界へ行け...」
MAHOKO「ぐ、リンリィさ...え?ユマさんが何でここに...え。そんなことで予定変更、ですって!?...やめて、ユマ、さ...ぎゃあああああああァーーーー!!」

バタッ...

なすすべなく千年の作者もダウンロードを受けてしまい、ノイズ塗れになって倒れた。

バタッ×2

関与した作者が全員倒れた所で映像が終わる。

真司「この映像についてだけど...MAHOKOと共鳴界でダウンロードの話をしてた際の事をアイツが思い出したんだ、って悟った。奪うダウンロードは現実世界だけでなく共鳴界に奪いたい相手の意識を投げて共鳴界を経由する形でも出来るんだって知ったよ。さらにユマは意識を常に共鳴界にも向けられるから...畜生。」
橘「MAHOKOとネオイクスが奪われた件...当時では不意打ちだ。あの時のMAHOKOとの件でもう少しブッ壊れたお前の力の及ぶ範囲を疑うべきだったな。それと力を奪った後の作者限定でお前の操り人形に出来るのは初耳だが。」
ユマ(ー ー;)

情け無い顔の「私」...制御ユニットに向かう為の余力が無くなりかけていたから予定を変更して病院に残ったネオイクスと安静にしていた病み上がりのMAHOKOから先に奪っていたなんて...及び力を奪った作者の操作は行動と極端な制限範囲での戦闘しか出来ないので普段なら使わない。(人道的にアカンな面もあるけどね)

チビ昴(・_・;本当ならあの2人はじわじわ苦しめて最後に奪おうと残してたのね。で、熱酸水を沢山浴びせられた件で余力が無くなり予定変更で2人に目をつけて共鳴界を経由で奪うダウンロードを...って訳か。手駒は病院で治療を受けてた私含むダウンロード済み作者が全員いた...((((;゜Д゜)))))))

当時ベッドから動けないMAHOKOさんと仲間と共に看病してた相手らに不意打ちをくらったネオイクスさんの見解が怖いな(ー ー;)

ユマ「で、すぐに...」

*以下映像。2人から奪った後

映像ではMAHOKOが倒れていた映像。奪うダウンロードを受けた後に千年の作者と機神の作者の影は即作成。すぐに、

影MAHOKO「...反応が3」
影ネオイクス「...指定エリアへ」

ガチャ

それだけ呟き、影の作者2人は病室から立ち去る。まさか?

長原「あの影2人...桜さん達をターゲットに指定したのかよ。」

恐怖再び

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.587 )
日時: 2016/10/04 22:07
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

32.ラストミッションと原始結晶へ介入打ッ!・8

セクターΔとセクターγの進捗

セクターエリア、セクターΔ内部

他の4人をΩのワープポイントに向かわせ、トーチとハイドは作者の影3人の猛攻に耐えていた。

ハイド「チッ、俺様にゃ腕じゃなくて喉をぶった斬らせろ、よッ!」
影葉月(>_<)
<ハイドに投げられ、影ランスロットに直撃&右腕が切断されている
影リンリィ(^ω^#)
<盤の魔法発動&結晶の弾丸をトーチに乱射

トーチ「うざってえ!”貫通剣技・アヴァロンの丘”ッ!」

ドゴォオオオン!
<トーチ、影のリンリィを突進して吹き飛ばす

だが。トーチが首にある刻印に触る。

トーチ「ぐ、はぁ...はぁ...刻印のせいか?毒素のせいか...まだ、こいつらは動けんのかよ...ッ!」

余談だが...

トーチの特例措置の刻印>
刻印は猫の肉球マークで場所はのど仏の真下。特例措置のリミットは50%でマルチトレースに幾らかトレース可能な限界が出た。

バタッ

ハイド「ぐ、チキショウ...!あの影野郎共...腕ぶった斬っても修復すんのかよ!?チッ、あいつが出...」

まだまだ元気な影達に対して残った狩人の作者と彼とペアを組んだサーヴァントは毒素で限界になりかけだった。トーチは刻印の悪影響もあるのか顔が青ざめ、大剣無しで体を支えられない状態。

ジキル「そ、そういえば...ハイドになってたから制限時間の確認を忘れてた...時...間は...まずい、ここにいられる時間があと5分ちょっとしかないよ!?」

ハイドが毒素の悪影響で急に倒れたショックが原因なのかジキルに戻ったので残った侵入制限時間を確認した結果...もう時間がない。このままだと2人共時間切れで毒素にやられてしまう!

トーチ「どう、やって...こいつらを...Ωには行か、せ...たくねぇ、の、にッ!」
影葉月( `・ω・´)観念して下さーい

ハイドに斬られた腕を修復した影の多元の作者、狩人の作者の眉間に銃口を向けたた時だった。

ガガッ!
<誰かが銃を2艇共吹き飛ばす!

影の作者の刀を止めたのは規格外の力で強引に攻撃を寸前で止めた灰鹿の作者。昴から支援要請を受けて護国の鬼将と共にセクターΔに来ていたという。

影葉月(;゜Д゜)ナンデ!?アンタここにこれねえだろ!
グレイディア「...悪かったな。予定変更で邪魔するぞ、トーチさん、ジキル」

ズガッ!×2...ジュウウウ...

影葉月((((;゜Д゜)))))))

影の葉月の目の前では影のリンリィと影のランスロットがおじ様に心臓を串刺しにされていた。さらに苦しみながら体が燃え始める!

ヴラド3世「羽清の熱酸水もこの杭の素材とした...確か貴様らの弱点と聞いたが?」

ズガズガズガズガッ!

...影の多元の作者も容赦無く体を串刺しにされ、体を燃やされたそうです。おじ様曰く熱酸水は事前に羽清から1本小瓶で支給されてたモノ。何らかの際に自分で管理してたそうです。

トーチ「ぜぇ、ぜぇ...!」

ドサッ
<トーチ、グレイディアの正面に倒れたが支えてくれる。

グレイディア「お疲れ様。後は私とおじ様で2人をセクターβまで持っていけば昴さんが簡易聖杯で呼んでくれたシャドウサーヴァントに命令して回収出来る、ついでにγに向かって支援急ぐか。」
<2人を抱えている。
ヴラド3世(ー ー;)
<呆れ顔

灰鹿の作者とヴラドのおじ様はどうやら2人の回収後はγに増援で向かう様子。

昴「お疲れ様。βの俺が指定したポイントまで逆走お願いします。それとトーチさん、ジキル。他の4人はもうセクターΩに到着しました。次の作戦にはγ側が合流したらすぐに移れます。」

グレイディアとヴラドが助けに来た前後にΩ到着の連絡を受けたとの事。同じ頃...

同刻、セクターエリア、セクターγ内部

ガーディアンA(>_<)
<体が半分くらい凍りついていた...

羽清「あ...凍結薬が効いたみたいです!」
モードレッド「後は任せな!」

ようやくガーディアンに効く状態異常に気付いた錬金の作者。今回は凍結の耐性がないだけなので悪しからずです。

ズガズガズガズガッ!
<ガーディアン、モーさんに八つ裂きにされた!

そしてもう2組。

ガーディアンB「...ォオオオ!」
<火炎放射!

天草「ヤマビコ。あのガーディアン、私の推測通りなら火炎放射でスキを見せた瞬間に...!」
ヤマビコ「何らかの弱点があるんだね!分かった!」

その弱点はすぐに見つかった。天草曰くガーディアンは2人の攻撃全てに対して防御姿勢をとらなかったのだが...火炎放射の後に黒鍵を頭に投げつけた瞬間、血相を変えて黒鍵をはじき返したという。

ヤマビコ「光前頭ハンマー...!駄目だ、これじゃあ」

だがガーディアンもヤマビコと天草に自分の弱点を見切られた事を学習していた。すぐに引っ掻き攻撃をヤマビコに繰り出す!

天草「(ありえない事ですが...)ぐ...”彼女”がいれば行動の妨害は可能なのですがね...(・_・;」
<引っ掻き攻撃を刀で防御

打つ手なしなのか?...しかしヤマビコは策がある様子。

ヤマビコ「...妨害か。妨害すれば良いなら...光前頭ハンマー、ツバメ

ハンマーで使う技、”燕”。僅かな時間だけなら相手を止められるのだ。これで天草はガーディアンから脱出、距離を置く。

天草「...ありがとうございます。ヤマビコ、提案とは?」
ヤマビコ「これからだよ。スノープラウカッター、那須野ナスノ!」

バシュ、バシュ、バシュ...
<ガーディアンへ矢を射るヤマビコ

”那須野”はブーメランで使う技。ブーメランを弓型に変形して矢を射るモードチェンジ技だ。

天草「...そうか」

天草も何かを察し、ガーディアンへ近づく。

天草「これから隙を作ります!確実に撃てる条件が揃ったら頭を撃ち抜いて下さいッ!」
ヤマビコ「...!」

素早く動くガーディアンを翻弄する裁定者。

ガーディアンB( `ω´)あちょー!
<かかと落とし!
天草「(まだだ、まだ...!)...ヤマビコ!!」
ヤマビコ「覚悟してね!」

ズガッ

ガーディアンB「ギェエエエエーーーー!!」

かかと落としをした直後で不意打ちの矢に頭を撃ち抜かれ、消滅するガーディアン。

天草「はぁ、はぁ...どちらも欠ける事がなかっただけ良しとしましょう...?」
ヤマビコ「アレ...?Ga.さんと戦乙女さんがまだみたいだよ!?」

追求されてなかったがまだGa.とブリュンヒルデがあと1歩の所でガーディアンに苦戦していた。だが、ここで線路の作者を制止させる天草君。

天草「今は時間が惜しい。1秒でも原始結晶への介入が遅れたらこの街が毒素に汚染されてしまいます。彼らに任せて急ぎましょう。...Ga.の実力は偽りのモノでしょうか?」

ヤマビコもこう言われたらΩに先行するしかない。なお、羽清とモードレッドは先行してΩへのワープポイントに進入した様子。

Ga.とブリュンヒルデがまだなのだよ

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.588 )
日時: 2016/10/04 22:12
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

32.ラストミッションと原始結晶へ介入打ッ!・9

γの顛末とΩ、鬱展開前触れ

羽清とモードレッド、ヤマビコと天草と違い、Ga.とブリュンヒルデはここぞの一撃的なもので攻めあぐねていた。

Ga.「なあ、ブリュンヒルデ」
ブリュンヒルデ「...?」

対策があるにはあった。ブリュンヒルデの宝具。彼女が恋愛対象にしている輩に対して効果を発揮し、威力も槍のサイズも巨大になる得物の大槍だ。

Ga.「俺に対して宝具ぶち込む場合、どれだけ槍はデカくなるんだ?(汗)」
ブリュンヒルデ「...最低でも0.5t、最大なら1.5tになると思います。...ガーディアンを跡形無く吹き飛ばすには充分過ぎるほどです。」

その対策は恐怖で震えてる水翼の作者をガーディアンと共に宝具で攻撃する事。ブリュンヒルデが彼に幾らか惚れている為、対象にしてガーディアンを巻き添えにすれば確かに撃破出来る。しかし...

Ga.「プランを遂行した後の話になるけど...俺、当たりどころが悪かったらお前に殺された形でフル使用の状態になってお前を相当なエグいやり方でブチ殺すかもしれない。遮断システムの問題的にも危険度が高いぜ。それを...」
ブリュンヒルデ「覚悟してます。刺突をお腹に当たる直前で止めて頭を吹き飛ばさないならフル使用にはならないかと...」

この作戦を敢行した後に最悪の場合、ブリュンヒルデがGa.のフル使用に巻き込まれて殺される可能性がある事を覚悟した上での実行なのだ。もううだうだ考える暇はない。覚悟を決めた2人。

Ga.「デバイスカード、スケルツォ...さらにリヴァイアサン.Ne」

デバイスカードの1つ、スケルツォは相手を猫騙しで足止めする技。もう1枚のリヴァイアサン.Neは相手をドラゴンで拘束する技。ただ今回はGa.とガーディアンを拘束。

Ga.「え、待って、待て!嘘だろ。思ってたより槍のサイズがでかいよ俺絶対タヒるって!タヒ...((((;゜Д゜)))))))」
ガーディアンC((((;゜Д゜)))))))
ブリュンヒルデ「好き、好き、好き、好き...

死がふたりを分断つまで(ブリュンヒルデ・ロマンシア)」

そしてGa.への宝具攻撃による刺突の巻き添えでガーディアンは撃破、ただし彼を犠牲に...?

パキッ、パキッ...パキッ、パキッ

ブリュンヒルデ「(良かった...)やはりお姉様の言うとおりでした...Ga.は作者の中で一番の大当たりです...(^ω^*)」

とはならなかった様だ。

発生した結晶は黒焦げになった体の一部分のみ。辛うじて頭と右肩と右足と左肩から下と下半身は黒焦げになっていなかった。

黒焦げになって損壊したのは胴体と右肩から下のみ。完全に体が黒焦げになってない、幾らか上半身と下半身が首の皮一枚で繋がっていた、頭部の損傷が無いせいか損傷が中途半端だった為に断片使用の扱いになったみたいです。

余談だが、フル使用の場合は八つ裂きにされて解体されたり首や腕や足しか残ってない状態か全身が黒焦げになってないとならないらしい。

パキャン!

Ga.「ぐ、が...確かに、死なねえのは良かったよ、お前をブチ殺すモードにまでならない損傷だった...けどさぁ...(俺の立場ではお前はハズレに近い...焦がされた範囲が中途半端だからまだズキズキするしデバイスマネージャーも巻き添えでコゲコゲだし...惚れられたら殺されちゃう...なんてねーよ!(泣))」
<声ガラガラです&服も上半身がボロボロ

しばらくしてグレイディアが迎えに来たのだがまだ水翼の作者の体の中身はブリュンヒルデの件での激痛と火傷のせいでボロボロだったそうです。命があってもトーチとジキル同様にブリュンヒルデと共に回収しないといけない。

グレイディア「辛うじて遮断システムは停止しなかったが...ある意味で間に合わなかったな。(・_・;」

同刻、セクターΩ内部

Ga.とブリュンヒルデが攻めあぐねていたのと同じ頃。セクターΩ内部に進入したメンバー。

アタランテ「ここから先は昴が印をつけてくれたスポットに入りながら進むぞ。」

セクターΩはセクターΔ同様に毒素が濃いエリアだが、スポットと呼ばれる毒素が全く無いポイントで休めるのでΔよりは安全だ。及び

榊「...原始結晶の周辺とワープポイントの周辺もそのスポットの一つみたいだな。...アレか?」

榊が見付けたのは原始結晶。やはりユマの姿をしていた。(ここは
”20.千年の作者とエダの忘れ形見打ッ!”を参考に)

昴「Ω内部にいる皆さん。これから原始結晶の介入に関する注意事項を言います。」

通信を入れた昴曰く、原始結晶は濃い月輪の力の塊。少し近くにいるだけで汚染されるのだが...

昴「今は遮断システムの影響で全員悪影響が出てないかと思います。これからここを経由して共鳴界に向かい、根源とユマさんの繋がりを遮断しますが...ユマさんの事だ。何があっても絶対に文句は厳禁です。」

なお、共鳴界でも遮断システムは有効なので一安心。

羽清「ええ。色々ありましたけどね。」
鬼藤「ユマさんには犠牲にならないでほしいから、仕方ないわ。」
榊「...鬼が出るか蛇が出るか。行かないとわからないな。」
ヤマビコ「...正直、少し怖いな。」

そして、ここまで残った作者4人は原始結晶に手を伸ばした。

バチッ

同刻、セクターエリア、管制室

昴「遮断システムの繋がりから共鳴界へのアクセスは成功、後は任せるしかねぇの...?」

異変は共鳴界にアクセスしてすぐに起きる。

グレイディア「ぐぁあああ!?いた、い、痛い!」
トーチ「!」
ジキル「トーチ!?...嘘でしょ、なんでこんな熱が。」

グレイディアが苦しみだし、

トーチが急に高熱を出し、

Ga.「」
<意識がなくなっている

Ga.は急な意識不明に。

昴「そん、な。何で原始結晶に介入してねぇ3人にも影響が出てんだよ!?...メール?送信先から送られてんのは俺だけか。」

件名:奏月さん
送信者:YUMA

奏月昴サン

ふざけた真似をしやがっテ

たダデ帰レルとオモウナ

男子3×でワカッタダロウ?

イカりでatmがはち切れソウ...

ダケどimはウゴけnai

アイツと、やくそく、したから

はやく、キエタイ、ノニネ。

そうげつ、サン。

ホンキで、じゃま、するよ。

私...違う。われわれ、は、ちが、う。

ソンザい、せよ。

われわれは、ここ、に、いる。

われわれは、いる。

ソンザイを、ショウメイセヨ。

すべて、たべよう。

こわいもの、すべて、たべよう。

××デ、いなくなった。

××××ハ...みんn...いなくなった、

ココまでだった。これ以上は文字化けで読めない文章だが。

昴「え?待って。俺ってユマさんの事を知り過ぎた、方か?...何だ?...最後に何か文字化けしてない奴がある」

そんざい、しなくてはいけない

わたしは、ここにいる

ココニイルノダ!イルノダ!

きいてくれ、きいてくれ、

ここにいるよここにいるよここにいるよここにいるよここにいるよここにいるよここにいるよここにいるよここにいるよここにいるここにいるここにいるここにいるここにいるここにいるここにいるここにいるここにいるここにいるここにいるここにいるここにいるここにいる...!

だれも、きいて、くれない

だれか、こたえて

こたえてこたえてこたえてこたえてこたえてこたえてこたえてこたえてこたえてこたえてこたえてこたえてこたえてこたえてこたえてこたえてこたえてこたえてーーーー!

昴「ーーーーッ!?」
<唖然&後で怖気が走ったそうな

そしてしばらくして冷静になった昴は共鳴界に通信を入れたが、全て遮断されてあらゆる連絡が取れない状態になっていた。ユマ(?)の妨害が入ったと察する。

昴「畜生、妨害入れ始めたか。根源ってなんでロクデナシだよ!」
ジキル「ただで帰れると思うな、か...?」

だが、このメールを見た御社の作者だけでなく、護国の鬼将と明後日に向かう戦乙女は厳しい表情。

ヴラド3世「昴。何故貴様の事をユマは”奏月”と呼んでいたのだ?」
ブリュンヒルデ「お姉様から聞いてます。ユマは貴方のリクエストがあって”昴”と貴方をお呼びしています、よね...?」

見解は任せよう&あのメールは誰が送った?&昴さんとGa.さんすんません

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.589 )
日時: 2016/10/04 22:15
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

32.ラストミッションと原始結晶へ介入打ッ!・10

鬱展開かもしれない

今回の4人は共鳴界には初見。

えがおが、にくらしい

えがお、してても、おなかはすくのに

えがお、してても、きらいというひとは、いるのに?

えがお、してても、つかれるだけなのに

えがおは、きらい

えがおは、むだ

えがお、してるやつ、きえちまえ

榊「初めて共鳴界は見た。だけど」

うそつき、多い

いつも、いつも、くちさき、ばかり

じぶんの、ことばかりで、かって

へらへら、へらへら、うざい

羽清「MAHOKOさん達の件とは違って遮断されているみたいですね〜。」

たにん、きらい

にんげん、きらい

はやく、しんでしまえ

鬼藤「体はサーヴァントの4人が見張って管理してくれるけれどここから先が怖いなー...」

いきていても、つらい

いきていても、かなしい

いきていても、まちがう

しあわせに、なるのは、まちがいなの?

しっぱいするひとは、いらないひと、しけいだ

いきていても、いみがないなら、そんざいがむだ

まちがいなら、はやく、おわりたい

ヤマビコ「0と1に混ざって色々怖いメッセージや文字化けが出てきてるんですけれど(°○°;)」

みんないなくなればいいのに

わたし、いがい

みんな、いなくなればいいのに

いなく、なれば...?

異変はすぐだった。薄紫の0と1の文字列に混ざって文字化けした薄紫の文字や薄紫のひらがなの怖いメッセージが出てきている。

鬼藤「先に進みましょう、ヤマビコさん、大丈夫です。私達も同じです。正直怖いです。要件済ませたら早く現実に帰りましょう。」
ヤマビコ「は、はい。こんな所は要件済ませて寄り道せずに帰るべきですよね。(-○-;)」

”無事に現実へ帰ってこれるだろうか。”一抹の不安を抱えながら真っ白な共鳴界を進む作者4人。しばらく歩くと羽清が悲鳴を挙げる。

羽清「ん、何かい...ーーーーーーーーッ!」
ヤマビコ「脅かさないで下さい羽清さ...え((((;°○°)))))))」
鬼藤「確か、奪われた作者って...

ランスさん(=ランスロットさん)
迅宗さん
葉月さん
リンリィさん
チビの方の昴さん

だったっけ?」
榊「半透明だけど、奪われた作者ですね((((;゜Д゜)))))))」

そう。4人が見たのは奪われた作者5人分の上半身。ご丁寧にチビ昴はミニサイズだ。(詳細は28.女王感染者ユマとラストミッションなん打ッ!を参考)

榊「待て、誰かがいる!ユマさんと...?何故ネオイクスさんとMAHOKOさんが!」

その通り。あの際にユマは逃走者に拘束されていた。4人にはユマが機神の作者と千年の作者から力を奪う過程が丸見えだったという。

羽清「ネオイクスさん、聞こえますか!話を聞いて下さい、聞けぇえええ!!」
鬼藤「羽清さん、離れて。デンジャラスバブル!」

ドガァアアアン!

鬼藤「畜生、何でこんな事に?」

さらにお互い見えない壁に阻まれてる状態で干渉が出来なかったという。さらに悪趣味な事に...どれだけ攻撃しても壊れない位頑強だった。

ネオイクス「な、何をしてんだアンタ...アレ?何でここにユマさんが...」
ユマ「...予定を変更します。色々アンタには文句が沢山ありましたが...悪く思わんで下さい。問答無用です。関与するとリクエストした時点から手遅れなんだアンタは」

ガシッ
<ユマ、ネオイクスの顔面を掴む

ユマ「Lisner=087830、CoreName=”C(クリエイター)・Neo-ix”...DL正常終了及びbrake」
ネオイクス「待て!問答無用ってな...ぐぁあああああーーーーッ!!」

バタッ

ネオイクスは他の奪われた作者同様に上半身のノイズだらけの半透明な姿になり、倒れる。まさか...

羽清「ぇえええ!?...まさかですけど鬼藤さん」
鬼藤「ち、力をユマさんに奪われたら...こうなってたの!?」

千年の作者はユマが目の前にいる事に気付いた様子。

MAHOKO「...え?ユマさんが何でここに...」
ヤマビコ「畜生...!僕等が介入出来れば助かるかもしれないのにーーーーーッ!(;>○<)」
榊「まずい、あの人今度はMAHOKOさんの力を奪う気だ...離れてMAHOKOさん!」

だが叫んでも音を立てても聞こえていない。当然だがMAHOKOも。何故かユマにも。

ユマ「ネオイクスさんと同様に本来ならアンタら2人は最後に残しておいてました。けどね...もう現実では損傷が激しくなって動くのは問題アリと判断、急きょ予定を変更します。これからアンタの力を奪います。経験済みだから構いませんよね。」
MAHOKO「え。そんなことで予定変更、ですって!?まさか...アレはネオイクス、さんよね...!お願い、へん、じを」

ガッ
<ユマ、MAHOKOの首を後ろから掴む

ユマ「よそ見しないで下さい。...Lisner=130101、CoreName=”C(クリエイター)・MAHOKO”...DL正常終了及びbrake」
MAHOKO「そ、そうだった!...やめて、ユマ、さ...ぎゃあああああああァーーーー!!」

バタッ

で、千年の作者もダウンロードを受けて同じ様な姿になり、倒れた。だが...ユマの体内からの不気味な力を見て恐怖を隠せない4人。

ユマ「SHolo ->

C(クリエイター)・Neo-ix

C(クリエイター)・MAHOKO

以下2クラスを追加ロードせよ...7人分の魔力があるから...修復時間がかかる以外は良しとするか。それと2人の影はリミット解除だけでなくスペックを未来の...そうだな、MAHOKOさんは名前変更前の設定と後の設定があるんだな。なら名前変更した後の設定にして、桜さんとNo@hさんとユリカさんを最優先排除登録...っと。」

バシュン

ユマが他の4人に気付かず、影の作者を呼び出す動作をし、消え去ったのが驚きだった。

ヤマビコ「...なんで、ユマさんは同じ共鳴界にいた僕らに気付かなかったんだ?」
榊「作者の影は現実でしか呼べないのか?...色々気になる事言ってたな、名前変更前とか名前変更後とか、桜さん達を排除登録とか...」

気付かなかった訳があるのだが...今は時間が無い。4人は駆け足で急いだ。

鬼藤「あのー、男子2人。アレは不確定要素が多いから今は時間がありませんよ...(>_<)」
羽清「そうだった!7人共。もう少しだけ待ってて下さい!(>_<)」

さらに奥へGo!及びネオイクスさんとMAHOKOさん(今はリゾアンさん)すんません

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.590 )
日時: 2016/10/04 22:18
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

32.ラストミッションと原始結晶へ介入打ッ!・11

月輪の、根元。

共鳴界、最深部らしき場所

そしてしばらく歩くとなんと...?

鬼藤「これって...原始結晶、よね。何で共鳴界にもあるのよ。」

最深部らしき場所にあったのは現実世界で見たモノと同じ原始結晶だった。

??「考えたら分かる事でしょ?同じ月輪持ちなのに理解に苦しむなぁ。」

誰かの、声。4人ではない。振り向くと...

??=ユマ「ハロー。」
羽清「ユマ、さん!」
ヤマビコ「まずい、警戒して!」
榊「それ以上近付いたら撃つぞ!」

安定の警戒。そりゃそうだった。今の状況ではユマと出会っても味方と判断してはいけない。最悪戦闘も考慮しないといけないのだ。

ユマ「歓迎してくれないのね。ならば」

今度は映像を見せるユマ。なんと...γにいたガーディアンが大軍でΩに残っているサーヴァント達に...!?

ユマ「あははははははハひははハhaはははははは...!」
ヤマビコ「光前頭ハンマー、瑞穂ミズホ

雷を纏ったハンマーをユマの脳天にブチかました線路の作者。

ヤマビコ「やっぱり!もうユマさんは手加減無用だ。」
羽清「ええ、こうなってて助かりました。私もこの新型爆薬...ユマさんを人体実験材料(=モルモット)にして試せますしねーーーッ!!」

ユマは錬金の作者の投げつけた爆薬を見て、つまらなそうな顔を一瞬して水属性の下級魔法を...!

ユマ「アクア」

バシャバシャ、ジュウウウ...

羽清「アレ?」

多分、これはユマが言わないと気がつく事がない弱点だったね。羽清が投げつけた爆薬が水撃で溶けてしまったのだ!

ユマ「...以前羽清さんはこの街を訪れてあらゆるモノから素材を集めてましたよね?それには言わない方が面白そうだからわざと言わなかった大切な事がありました。私...ユマの世界で採取したモノは羽清さんの世界で採取したモノと同じ様に調合出来ないんですよ。一部の採取素材にはユマの世界バージョンでは保存や調合や取り扱いには気をつけないと駄目なモノが沢山ありました。いつ気がつくかなー、と思いましたが...ミッション2の試合では別な敗北原因で気がつきませんでしたね。」
羽清「え...?」

これで動揺した錬金の作者は顔色が青ざめ始めた。さて、まずは羽清の心をへし折っておくか。

ユマ「まずはニュクスティア。商店街の空地に枯れてたモノの根っこをチルノに冷凍保存する様に依頼したんですよね?アレはユマの世界では冷凍すると成分が劣化するんですよ。

ゴールドドロップ草の成分は毒を持つのですが...ユマの世界では冷凍保存しても成分が蒸発して毒成分が幾らか駄目になるケースが多いのですよ?採取してすぐ調合した採れたては例外ですがね。

超天然アンプルは含まれている成分が魔力成分を凝縮出来るので爆薬として最適なんですが...ユマ側では成分の構成組織の都合上水で溶けてしまうんです。そんなモノを爆薬の材料に作ったら、どうなると思います?試合でも、モーさんの支援をした際も...沢山作って沢山使ってましたよね?

雨牡丹の種はユマの世界が産地のモノは魔力が入った...簡単に言うとマナ調合で調合出来ないモノなんです。調合したモノは全て成分が劣化するか腐って駄目になってるかと。魔力を浴びせるとそういう変異をする分子構造なんですよ。

そしてアズールミントとスパーダグラスですが...そのまま調合するよりもサフィラが調合した様に組織をすり潰したらもっと回復効果や他の成分の効能が増...」
羽清「もうやめてぇええええーーーーーーーーーッ!!」

あらら。もうへし折れたみたい。

ユマ「羽清さんにはもっといっぱい言わないといけない事があるのにな〜。」

ユマは羽清に近付いていく。

ズガンッ

ユマ「...?」
<腹にショットガンが!
榊「もうそこらへんにしておけよ、アンタ。彼女をこれ以上侮辱すんな!」
<喰の魔法のアサルトショットガンが!

ユマの腹にショットガンをブチかまして妨害したのは榊。

ユマ「あのさー。羽清さんには今しか言う機会がないから注意込みで言っただけなのよ?悪い事したのかし(^ω^#)」

ザクッ...ボトッ
<ユマ、鬼藤に首をおはねされる

鬼藤「それを言うタイミングってモノがあるでしょう!もういいわ、原始結晶に向かいましょう。羽清さん、色々と申し訳無いけどここで諦めたら...」
羽清「...」

羽清もなけなしの根性を出し、坊勢とした顔ながらも立ち上がる。チャンスは鬼藤がユマの首をはねて動けない今しかない。

鬼藤「ユマさんの修復が間に合わない可能性を信じて!」
ヤマビコ「早く、早く!」
羽清「これで、いいのですね!」
榊「根源、これでチェックメイトだ!」

キィイイ...!

4人は共鳴界の原始結晶に力を入れる。

間に合うのか?そして羽清さん、話の都合上黙っててすんません

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.591 )
日時: 2016/10/04 22:23
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

32.ラストミッションと原始結晶へ介入打ッ!・12

介入の結果と謎

われわれは、ここ、に、いる。

羽清「え?これ、って」

われわれは、ここ、に、いる。

ヤマビコ「分かんない。けれどこれが根源なのかなぁ。」

われわれは、ここ、に、いる。

榊「敵意が...ないのか?」

われわれは、ここ、に、いる。

鬼藤「敵意がなくても安心出来ないわ。警戒して。」

存在せよ

榊「存在、せよ?」

存在せよ存在せよ存在せよ存在せよ存在せよ存在せよ存在せよ存在せよ存在せよ存在せよ存在せよ存在せよ存在せよ存在せよ、存在せよ

ヤマビコ「ここにいる、存在せよ...?」
鬼藤「どんな手段を使ってでも存在しないといけない、ここにいるって悲鳴を挙げないといけない、か。」
羽清「な、何か怖い地雷を今思い切り踏んづけたみたいな気持ちです...?(>_<)」
榊「アレらしいな。月輪の根源とユマさんを繋いでるポイント...」
??「2回目ハロー。」

ズシャッ

榊「え」
<榊、右腕がちぎれる形で吹き飛ばされる

羽清((((;゜Д゜)))))))
鬼藤「早過ぎーーーーッ!」
ヤマビコ「コレで終わった...((((;°○°)))))))」
??=ユマ「ハローハロー。聞こえてるー?さっきはよくも無視してショットガンを腹にブチかまして首をおはねしたわよねー。...激おこだよ。...大好きなひじきの煮付けにツナが入ってなくて豚肉とにんじんの細切りが代わりに入ってたみたいなモノだ。」

これはまずい!完全に目の前の輩は4人を敵視していた。

メキッ

が。

メキッメキッメキッメキッ...

ユマ「え。協力してくれ...ないの!?何でよ、何でなの!何で何で何...ぎゃああああああああああああああああああああーーーーッ!」

ブチッ

歪曲した”空間”に呑まれ、断末魔の悲鳴を挙げて消滅するユマ。一体アレは何だったのか。本当に自分らが、知っている...

鬼藤「アレは...何だったの?つか本当にユマさん??」
榊「ぐ、ぅう...すんません、ヤマビコさん。」
ヤマビコ「大丈夫、榊さん...?(>○<)」
羽清「榊さんのちぎれた腕はこちらで回収しました。腐敗防止の為に氷のマナで冷凍保存してますよ。」

と、移動準備を整えていた所だった。

昴「おいコラぁああーーーーッ!応答しやがれ!誰か!もうこれでラストだ、誰か答えてよー!!お願いーーーーッ!!」
鬼藤「昴、さん?」

ようやく御社の作者の通信が4人に届く。応答する禍罪の作者は今までの状況を説明していた。その中であの時のユマの正体も明らかになったと共に...

昴「アンタらが共鳴界に入ってから見たユマさん?...うーむ、どう説明したら良いかな。」

”これは俺の推測も入ったモノだからあまり信用出来ない”と前置きして昴は全て説明してくれた。

1.

昴「まず、ネオイクスさんとMAHOKOさんからダウンロードしてた際のユマさん。これはモノホンのユマさんだよ。だって、ユマさんはアンタらに気付いてなかっただろ?原始結晶から共鳴界にログインしてたから...簡単に言うと別なPCや携帯機器から共鳴界に入ってる様なモノだ。セキュリティが強いスパコンみてぇな原始結晶から共鳴界に入ったから尚更本人に言わないと最後まで分からないだろうぜ。」

そして、原始結晶の目の前で会ったユマの話に入った。

2.

昴「原始結晶の目の前で会ったユマさんか...まずはこのメールを見てくれ。アンタらが共鳴界に入ってからこのメールの文面で怪しいと思い、アドレスを逆探知してみたんだが...ユマさん本人のアドレスではなかったんだ。多分...」
鬼藤「...あ、そうか。”昴さん”じゃなくて”奏月さん”って呼んでたからか。昴さんが怪しいと感じた理由。」
羽清「ユマさんじゃなくて、他の人...今の状況で私らを邪魔して得するのは...月輪の根源ですか?」

そこに灰鹿の作者が割って入る。彼とトーチとGa.はあの後無事に回復したらしい。

グレイディア「...多分な。正確に言えば根源の中のユマさんに近い断片みたいなモノがいて、そいつが我々の邪魔をする為に現れた。喋り方も関西弁でも男に近い口調でもなかったんだ、可能性のある正解はコレしか思いつかん。消された理由は...追求しない方が良いだろうな。あのユマさんが根源の中で何かに反して生まれた存在だったみたいだ。」
トーチ「すいませんグレイディアさん、今4人と通信してるんすよねー。朗報です!」
昴「あ、そうだった。ユマさんと根源の遮断にはもう成功しました。連絡遅れてゴメンなさい!」
Ga.「あー、アンタらの体を守ってたサーヴァント達も無事だ。あの中のユマさんの首をおはねした前後でガーディアンは全て消えてしまったんです。」

及び、毒素もしばらくしたら完全にセクターエリアから消えるらしい。ようやく...

セクターエリア、管制室

昴「?」
Ga.「また何らかのメールを...?今度は本人のメールだな。」

件名:皆さん
送信者:YUMA

皆さんへ

今回の件、再度謝罪します。

大変なご迷惑をおかけしました。

申し訳ございません。

これ以降の私は根源からのサポートを受けられなくなった為に奪うダウンロードも作者の力の発揮も影の新規作成も出来なくなりました。

ただし、最後に呼び出した作者の影...ネオイクスさんとMAHOKOさんの影は最初の設定通りでスペック倍加、リミット無しです。戦闘時はくれぐれもご注意を。

及び、ここからのユマは月輪を完全に消し去って自分がいなくなって”終わる”予定が思い通りにならなかった憤りと不条理さを爆発させている八つ当たりみたいなモノだ。ゲロ甘野郎だ。

ただ、このままだと見殺しになる。見殺しにしたくないなら早く中和剤を私に大量にブチ込むか浴びせてくれ。制限時間11:30まで公園で動かずじっとしていてやろう。

なお、ユマは体が幾らか修復しててヤバいので、戦闘時は油断大敵だ。

以上

朗報と共に

次回予告
33.ラストミッション、影の恐怖と桜花の誓い打ッ!
<最悪の事態はどうにか出来たがヤバい影が2人と...神憑きとは?

以下おまけ

Re: 自作逃走中ep2 三色電脳都市と黒い影 ( No.592 )
日時: 2016/10/04 22:27
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

32.ラストミッションと原始結晶へ介入打ッ!・13

おまけ

エダ「ぐ、畜生、クソガキイクちゃんの野郎は何手加減してくれへんの...や!?」

今回の騒ぎを起こした異端者はあの時のネオイクスの暴走の件でまだ下半身がグチャグチャの肉塊状態。辛うじて右手と左手首が修復出来てたので地面を這って逃げようとしていた。

ガチャン!

だが、ユマが暴走した前後で入って来たバスケ少年2人に取り押えられ、御用となったみたい。

紫原「赤ちん、捕獲出来た〜?」
赤司「大丈夫だよ、敦。本来ならユマ用の捕獲檻だからね。エダ、貴様は逃れられずに地面を這いつくばるんだな。いや、もう一度肉塊にして標本にするか...?」
<手にハサミと標本用のカプセルが

及びケロケロズは浦原さんとモクバ君が捕獲してくれました。

ブルーアイズ(`・ω・´)
<背中にクソガエル全員入りの檻

ケロケロズ
「ゲロゲロー!!」
「出せーーーー!」

モクバ「あ、兄様。エダとカエル達は捕獲成功したぜ。今は」
浦原「ユマさんが出来なかった事はこちらでフォローしておきました。エダとカエル達が同じ専用回線を使ってた事が幸いです。さて、カエルのうち1匹のみコアだったから大変でしたが後は...ユマさん側に引き渡しましょう。」

*現在に

現在、白百合邸書斎

昴とチビ昴が帰り、再度ユマと長原と契約者のみになる。

長原「で、スタッフがエダとカエル達を捕獲してくれてたから後始末は出来たんだな。」
ユマ「...その事ですが、基本的に異端者はデータを全削除して現実側の記憶関連を訂正する必要があります。何らかのコンタクトをとっているか本人が擬態している同一人物の可能性もある為です。」

エダも例外なく削除されて現実との関わりも訂正されたという。

長原「あ、そうだった。ムッ君と赤司様の件で思ったんですが。他の契約者もこの事件知っていたか薄々気づいてたんですよね。黒バスでは黄瀬と青峰と契約してた、ラインバレルでは契約関連で森次さん、矢島、桐島、スマブラ関連ではゼルダとガノンとミュウツー、だから...」
ユマ「特に今言った中ではアホ峰と森次さんにめちゃくちゃ追求されましたよ。何でブッ壊れる寸前になるまで...とか。(>_<)」

及び、ユマの完全な弱体化には成功したのだが、残された影の作者2人の設定は最初に設定したのと同じチートな設定な上、桜、No@h、ユリカの3人の作者を排除する命令を受けている状態だ。

長原「油断大敵、No@hさんのチョコカナリアのおかげで逃走者が何人か来て協力してもスペックがヤバくて大ピンチな所で...追い込まれた桜さんがグレイディアさんから提供されたモノと同じ”鍵”を使った訳っすね...!」

映像では、黄金の桜吹雪がトリコロシティのベイエリア全域を覆う光景が映されていた。

ユマ「これと八雲さんの件ですね。神憑きの存在を知ったのは。」

*神憑きは長原さんの特集でも詳しく述べます。

今後更新予定>

・裏側。昴さんの特集

・ep3.5。カードキーの行方は?

お仕置きとクレーム禁止で感想OK