二次創作小説(映像)※倉庫ログ

パート7:暴龍警報(19) ( No.127 )
日時: 2015/05/06 03:41
名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: oLjmDXls)

 ***


「さて、敵のパーティだが、これだ」


<山域の番人PT>
 ミミロップ(flag pokemon)
 ボーマンダ(sevens dragon)
 ギルガルド
 ソーナンス
 シャンデラ
 ヘラクロス


 見た所、相手のパーティはボマーがブッ刺さりだ。ただし、高耐久な上にミラコカウンターでこちらの攻撃を跳ね返してくるソーナンス、そしてキングシールドを持っているであろうギルガルドが怖いところであるが。
 そしてA135から冷凍パンチで殴ってくるミミロップが最大の懸念要因である。
 何より、危険なのはボーマンダだ。ミミロップかボーマンダ、どちらがメガシンカするのか全く分からない。

「まず、俺は確定だな。がん刺さりだ。選出しない手はねぇ」


 選出確定
・ボマー


 さて、問題は今回のボマーのスタイルである。今まで、物理一本、特殊一本に特化させてきた彼だが、今回はどちらなのだろうか。
 それは今は彼の口からは言わなかったが。

「次はどうします?」

 此処では、ムゥを出しても良いし、フレイを出しても良い場面だ。
 しかし、相手のギルガルドを安心して処理できる面子が要る。
 
「モーター、お前だ」
「ハーイ! 今回はちゃんとイカサマ持ってきたヨ!」
「よろしい、行け」


 選出確定
・ボマー
・モーター


 モーターは鬼火イカサマでギルガルドに対しては滅法強い。
 強引に積んで来るようならば、そこを狙って一気に突き崩せるし、特殊型でもそれは同じだ。
 キングシールドを貰っても、下がるのは”自分の攻撃”なので全く問題はない。

「まあ、キンシを持っていたらいたでそれは厄介なんだが」
「でも、全部のガルドがキンシ持ってる訳じゃないんでしょ」
「そ、それは、な……」

 言葉に困るボマー。
 ギルガルドの厄介なところは、どんな型なのか判別が付き辛いところでもあるのだ。

「そして、後は-----------」
「先制技もありやすし、今回はあっしも行きましょう。どうにかすれば、ギルガルドだろうが何だろうが、蹴散らすことが出来まさァ」
「オーケー、分かった」

 何であれ、だ。これが最後の戦い。何が何でも勝たねばならないのだ。


 選出確定
・ボマー
・モーター
・ガメリオ


「……あいつ、絶対に許さない……! チャモちゃんのことを---------!」
「落ち着けフレイ、どの道お前は今回外野だ、大人しくしておけ」
「だ、だけど……!」

 大丈夫だ、とボマーは彼女を制して言った。


「俺が野郎を消す」


 余りも抑揚の無い、淡々とした物言いに彼女の言葉は続かなかった。
 怒りが余りにも強すぎて、最早声すら出ないようだった。
 
「……旦那……」
「ボマーさん……」

 行くぞ、と彼は言った。



「最後の祭りの始まりだ」