二次創作小説(映像)※倉庫ログ

パート6:雷電霹靂(7) ( No.82 )
日時: 2015/03/27 14:26
名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: oLjmDXls)

 選出画面に入った。此処で、モーターがホログラムパネルを映し出した。
 そこに、敵ポケモンのデータが映し出されていた。


<械域の番人PT>
 ハッサム(flag pokemon)
 ランドロス
 リザードン
 エーフィ
 ライコウ
 マニューラ


「マニューラは特に、このパーティ全員が上を取られマース! ベリーデンジャーネ!」
「確かにな」

 さて、頭を冷やすという意味で、モーターのフォルムは強制的にボマーがウォッシュロトムにした。
 どうせ炎タイプならフレイが居る訳だし。

「しかし、このパーティ。どう考えてもフレイは出せない」
「ええ。マニューラがやはり痛すぎるわ。攻撃の高いリザードンも何持ってるか分からないし」
「ライコウやランドロスは、逆に私で縛れていると思うのですが……」

 互いにパーティの縛り合い。
 しかも、マニューラはこちらに割と刺さっている。

「相手が出して来そうなのは、リザードンとかもだが……」
「とにかく、Yの初手は怖いわね」
「でもハッサムのことを考えると……」

 こほん、とチームのブレインのガメリオが咳払いをした。

「それじゃあ、選出を決めますゼィ。まず、どいつにもある程度の打点は保障されている旦那」


 選出確定
・ボマー


「今回のあんたのスタイルは?」
「聞いて驚け、特殊型だ。BOHでも使ったな」

 そう、今回のボマーの型はハイパーボイス、大文字、流星群、身代わりの完全な特殊型。
 どうせ、ライコウの上は取れない訳だし。

「そして次に、ライコウとランドロスに刺さっているムゥのお嬢に行って貰いやすぜィ」
「はいっ、新しい型でがんばりますよ!」

 新しい型。そういえば、そんなことも言っていた。
 いったい、どのような型なのだろうか。

<選出確定>
・ボマー(ボーマンダ)
・ムゥ(マンムー)

「ラス1はどうする、ガメリオ」
「あっしは無理でさァ。物理の色が強い相手に出て行っても返り討ちに遭うだけ」
「エーフィたんハァハァ」
「レイドも駄目だぜィ」
「何で!?」

 消去法の結果、残るメンバーは1人しかいない。
 正直、実力はさっきのを見て確認済みだ。

「モーターのお嬢、あんたが適任でさァ」
「分かったネ! 張り切って、ビクトリーをゲットデース!」
「……技は絶対外すなよ?」
「不安ね……」


<選出確定>
・ボマー(ボーマンダ)
・ムゥ(マンムー)
・モーター(ロトム)


 こうして、3匹は確定した。
 そして、携帯獣の姿となり、戦線に出向く。
 
「行くぜおめーら! あの勘違い野郎に、人気とはどうやって得るか教えてやろうじゃねえか!」