二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 後語り ( No.10 )
- 日時: 2015/03/01 23:32
- 名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: RHpGihsX)
「第一回『BOHパ対戦記録譚』如何だったでしょうか? プロローグ擬装のあらすじ紹介も兼ねました、後語り担当の作者代理です」
「その後輩です」
「この後語りでは、対戦の反省、登場したポケモンの型紹介、その他小話なんかをやっていくよ。作者代理だからメタ発言もし放題!」
「基本的に進行役は先輩と私の二人ですが、不定期で登場人物たるポケモンたちをゲストとして招いて、色々なお話を伺おうとも思います」
「で、今回は記念すべき一回目ということで雷切の大活躍回だったんだけども」
「前座のポーカー勝負はポケモンとは全くの無関係ですよね。あれ必要だったんですか?」
「作者は最近ノゲノラに嵌ってしまったんだよ。それにポーカーもポケモンも確率の勝負じゃん? 関係はあるんじゃないかな?」
「確率論も確率の幅も違いますし、ポケモンはすべてが運ではないですよ。選出や読みも絡めた心理戦だってあります」
「ふむ、そう考えるとポーカーではなく麻雀に近いかもね。そのうちポケモンは、マルチバトルじゃなくて四人対戦を実装すべきだと思うんだ」
「第何世代の話ですかそれ……そんなことより、先輩」
「おっとっと、そうだったそうだった。後語りは1レスに収めなきゃいけないから、さくさく進めるよ。さぁ、というわけで早速、型紹介。最初は今作の主人公、雷切から」
ジュカイン(NN:らいきり):♂:無邪気:深緑:A20、C236、S252
持ち物:珠
技:リーフストーム、岩雪崩、地震、目覚めるパワー(氷)
「前作でも登場した、めざ氷ジュカインだよ。昔は気合玉を搭載してたんだけど、当たらないしウルガモスやリザードンと対面することも多いからって技を岩雪崩に変えたよ」
「このジュカインは対ラグマンダ構築……というより、メガボーマンダを狙い撃ちする調整をしています」
「具体的には、珠めざ氷でH4振りメガボーマンダを確定一発にできるような調整をしているね。素早さも最速にすることで、相手が最速メガマンダでも、舞われていなければ同速対決でワンチャン残る」
「ただほぼCSに振り切ってしまっているので、物理技の威力がかなり頼りないです。それは今回のメガリザードンXへのダメージを見てくだされば分かると思います」
「やっぱりジュカインは火力不足だよね。氷四倍のドラゴンを狙い撃てるめざ氷もいいんだけど、Aを削るとシャンデラなんかへのダメージが足りなくなるし、かといってCを削ったら仮想敵の確定数がずれちゃうし」
「仮にも御三家で、種族値配分がそこまで悪いというわけでもないと思うんですけどね……」
「配分が近いのはゲッコウガだけど、あのニンジャスレイヤーは変幻自在で火力を補っているから、実際は種族値以上の火力があるよね」
「ジュカインにはそれがないから火力不足ということですか」
「たぶんね。あと、技の範囲が狭いし威力も低いから、アタッカーとしては生かしづらい面があるかな」
「かといって補助技にも恵まれていませんしね。草単タイプの不遇さも相まって、つくづく扱いの難しいポケモンです」
「ボーマンダがKP12から転落してラグマンダも以前ほど流行らないし、役割が持ちづらいことが環境で活躍できない一番の理由かもね」
「では、ジュカインについてはこのくらいにして」
「次はBOHパの特殊火力の支え、ココロさんだよ」
サーナイト(NN:ココロ):♀:臆病:トレース:CS極振り、残りD
持ち物:突撃チョッキ
技:ムーンフォース、サイコキネシス、シャドーボール、エナジーボール
「臆病CSのチョッキサーナイトですか。普通に見れば妙な型、なんでしょうね」
「うん、チョッキなら普通は耐久にも振るからね。でもこれはこれで、案外使いやすいんだよ?」
「サイクル戦導入型、そしてS種族値80と中速ですが、中速は中速なりに抜きたい相手も多いので、S振りが生きることはしばしばありました」
「今回だとウォッシュロトムにボルチェンされる前にエナボを叩き込んだり、だね」
「勿論、チョッキがあるとはいえ耐久には振っていないので耐久力はそこまで高くありません。何度も何度も受け出せるということはありませんが」
「火力はそれなりに高めだし、スカーフなんかと違って技の小回りも利きやすいから、意外と働いてくれるんだよね」
「まあ、本来は色々と調整して使うのが基本なんでしょうけど。今回は臆病CSのスカーフサーナイトを育成する最中、ふと思いついてチョッキを持たせてみたら予想外に嵌った、のだそうです」
「そんじゃ、次はラグナロクことラグナだね」
ラグラージ(NN:ラグナロク):♂:腕白:激流:HB極振り、残りD
持ち物:
技:地震、欠伸、カウンター、ミラーコート
「……先輩」
「なんだい後輩ちゃん?」
「このラグラージ、使いやすいですか?」
「全然」
「そうでしょうね……」
「ラグラージは器用だけど、この型に関してはもう少し研究が必要かもしれない。とにかく、地震ワンウェポンというのが意外と使いづらいんだ」
「能動的に攻撃できるのが、透かされやすい地震というのが辛いですよね。サイクル戦主流の環境ですから、ミラコカウンターも狙い難い場面は多いでしょうに」
「そうなんだよねぇ……滝登りを採用したいけど、欠伸がないと起点にされてゲームオーバーになる面が多々あるから外せないし。ミラコカウンターで使わない方のどっちかを外すべきなのかもしれないけど、まだどっちを外すべきかは分からないなぁ」
「カウンターを外すとギャラ、ミラコを外すと洗濯機がそれぞれ対処不可能になりますね」
「どっちもまともに相手できるポケモンじゃないから、構わないと言えば構わないんだけど……」
「強いて切るなら、挑発されてなにもできなくなるギャラドスでしょうか。挑発からの竜舞で、欠伸することもでず積まれます」
「かなぁ……っと、この辺で型紹介は終わりにしようか」
「本作品は大体こんな感じで進んでいきます。対戦を茶番で挟んだ後に後語りです」
「なんか朝食のサンドイッチみたいだね」
「バトル・オブ・ホウエンをただひたすら目的としていた前作と違って、今作では茶番成分を多めにしようかと検討中です。ストーリー性のなさは相変わらずになりそうですが」
「今のところは一話完結みたいな感じを予定しているよ。形式としては生徒会の一存に近いかな。だから毎話ストーリーを考える必要があるんだけど」
「わざわざ他作品の名前を引っ張って表現しなくても……」
「目的そのものは借金返済だから、ネタに困ったらランダム対戦実況してればいいか」
「ぶっちゃけすぎです……初っ端なんですから、そういうことは黙ってましょうよ」
「でもランダム対戦も重要な要素だし」
「確かにそうですけど……って、このままでは一生後語りが終わりません。先輩」
「はいはい。それじゃ、ここまでのご愛読ありがとうございました」
「次回は前作で登場した、残りの三人の登場です」
「嫁、過労死担当、この作品の目的を持ってきた元凶と、なんだかんだで重要なキャラが固まっているね。次回もこうご期待!」
「それではまた次回、お会いしましょう」