二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 後語り ( No.19 )
- 日時: 2015/03/03 21:35
- 名前: モノクロ ◆QpSaO9ekaY (ID: RHpGihsX)
「みなさんこんにちは、後語り担当の作者代理です」
「その後輩です」
「今回で『BOHパ対戦記録譚』も二回目だねぇ。遂に登場我らがちーちゃん、実は作者が一番使いこなせるポケモントンベリ君、借金押し付けた元凶の一人とも言える雪姫と、地味に重要なキャラクターも出て来て、やっと役者がそろったって感じだね」
「確かにそれはその通りなのですが……」
「ん? どしたの後輩ちゃん?」
「……なんで対戦後すぐに後語りに入っているんですか? 対戦後に挟む茶番はどこへ行ったんですか? これでは下のパンだけがないハンバーガーです。手が汚れてしまいます」
「いや、別にこの作品で対戦後の茶番がないからと言ってなにも汚れないけどね」
「ですが急に後語りに入って私は軽く困惑しているのですよ。どうして対戦後の茶番がないんです?」
「それはね、今回は普通にランダム対戦だったから、別に対戦後に茶番挟む必要なかったかなって。特別なイベントもなにもないでしょう?」
「……つまり?」
「なにも思いつかなかったから手抜きしました」
「職務怠慢ですね」
「しゅ、趣味だから職務じゃないから! それに、無理やり茶番突っ込んでテンポ悪くなったりしても嫌じゃん!? それにそれに、今作品は茶番よりも対戦内容重視ってことでさ!」
「一戦目から運勝ちしている人がなにを言いますか。それに今回だって、トンベリ君を選出したのは明らかにミスじゃないですか」
「あー、うん……でも、話の都合上、ここいらで全員紹介しないといけないから、どうしても出さなくちゃいけなかったんだよ」
「これが本当の作者都合ってやつですか」
「そゆこと」
「はぁ……まあいいですよ。そろそろ型紹介に移りましょう」
「それもそうだね。そんじゃまずは作者の嫁ことクチートのちーちゃんから」
クチート(NN:ちーちゃん):♀:意地っ張り:威嚇→力持ち:H252、A164、S92
持ち物:クチートナイト
技:じゃれつく、不意打ち、炎の牙、剣の舞
「シーズン7で運用していた炎牙搭載型メガクチートですね」
「そそ。やっぱレートとかだとナットレイやハッサムが嫌というほど出て来るから、炎の牙はあると便利だよ。しかも意外と警戒されなくて、相手からわざわざ出向いてくれることもしばしばあるし」
「ORASで教え技が解禁されましたし、叩き落とすのイメージが強いのかもしれませんね」
「叩きも便利っちゃ便利なんだけど、透かされることも多いとはいえ不意打ちとタイプが被るからね。剣舞は積めれば無双も狙えるからあまり外したくないし、個人的には範囲を広げる炎牙がお勧めかも。ミラーマッチにも強くなるし。まあ結局はパーティー次第だろうけどね」
「メガクチートはBOHパーティーの火力を支える正にエースポジションです。彼女がいるのといないのとでは、突破力がまるで違うので、範囲の広さは重要かもしれませんね」
「ま、今後ちーちゃんを抜くとしたら、代わりの高火力アタッカーを入れることになるんだろうね。とはいえホウエンでちーちゃん以上の火力の持ち主なんてそうそういないだろうけど」
「では、次は攻めの要のちーちゃんと対を成す、BOHパの守りの要、トンベリ君です」
ヤミラミ(NN:トンベリ):♂:腕白:悪戯心:H252、B132、D124
持ち物:ヤミラミナイト
技:イカサマ、挑発、鬼火、自己再生
「これも第七期レートで使用したものと同じ個体だよ」
「最近はシャンデラやバシャーモに燃やされまくったせいで、炎タイプも返り討ちにするセルフメタバ型ばかり使っていましたが、久々のイカサマ採用ですか」
「うん。と言っても、今回はそれが完全に裏目だったね。やっぱりイカサマはガルドや積みポケピンポイント気味で、汎用性に欠けるなぁ」
「自身の攻撃力を考慮せず、能動的に攻撃できる手段としてはあって損はないと思いますが、ヤミラミも欲しい技はそれなりに多いですからね」
「普通に使うなら自己再生は必須、鬼火もまず欲しいし、個人的には挑発も外せない。これだけでもう三つだよ」
「あと一つは攻撃技が欲しいから、イカサマかメタルバーストかの選択ということですか」
「そうなるね。ヤミラミを愛用している身から言わせてもらえると、明確に仮想敵を定めて耐久調整するならメタバの方がいいと思うよ。炎タイプは鬼火が効かない以上に火力が高いから、下手すると一撃で持っていかれる」
「BOHでエントリーしたヤミラミも、確か積まないバシャーモの瞬間最大火力を耐えられるように調整していたんですよね」
「そう。まあイカサマも仮想敵を定めた運用になるけど、イカサマは通らないと分かればまず撃たないし、通るなら通るで特別な調整とかは別にいらないから、どっちかっていうとプレイングが大事かな」
「持ち物はメガ石ですか。最近はタラプやリュガを持たせていましたが」
「ぶっちゃけ半端に振ったこの子の耐久じゃ能力が一段階上がっても耐えきれるかは微妙だから、なに持たせてもそんなに変わらないと最近思うようになった」
「BDに振り分けた弊害ですね……いっそ物理受けか特殊受け、どちらかに絞ってみてはどうでしょうか」
「それでも種族値足りてないし、受け回すことが難しいBOHパで片方に偏らせるのは怖いなぁ……両方をそれなりに受けられるのがトンベリ君の強みだし、一発は大体耐えられるからこそ特殊相手にメタバが生きるわけだし」
「難儀ですね」
「それがポケモンだからね。技構成も型もほとんど定まっているのに、戦術についてここまで頭を悩ませるのは、やっぱりちーちゃんと似てるよ」
「ホウエンの幼くも強い低種族値コンビですか、お似合いのタッグですね」
「どっちかっていうとペアじゃない?」
「どっちでもいいです」
「そか。じゃあ、次行くよ。次はこの作品の混沌を担うと言ってもいい彼女、雪姫だ」
ユキメノコ(NN:ゆきひめ):♀:臆病:呪われボディ:CS極振り、残りD
持ち物:襷
技:冷凍ビーム、シャドーボール、電磁波、道連れ
「こちらは至ってシンプルなテンプレ型ですね」
「正直、ユキメノコはまともに働ける型がこれくらいしかない……天候利用型とか、いばみが型とか、ひょいひょい型とか色々考えたけど、一番安定するのはこの襷道連れ型だった」
「でしょうね」
「攻撃技を削って挑発を入れたりとかもしたんだけど……使い勝手はそこまで変わらないかなぁ? 一応、ユキメノコ自体、襷道連れがメジャーで状態異常を呼びやすいから、読まれない挑発が刺さる場面は多々あったけど」
「補助技を止めたところで、殴り合って勝てるわけではありませんしね」
「とりあえず最低限四倍龍に役割が持てる冷凍ビーム、鈍足サポートにもなる麻痺撒き電磁波、決まれば最低一体持っていく道連れ、このいずれかは絶対に欲しい技だね。できれば二つ以上は欲しい」
「それほどに、その技はユキメノコの最低限の強さを支えているということですか」
「そうなるね……はぁ、誰かユキメノコの他の型を考えてくれないものかなぁ……」
「唯一自分で考えた新しい型と言えば、BOHパでのスカーフすり替え型くらいですしね」
「でも、あれもあれで扱いづらいし、そもそもあの型は他に襷を優先したいポケモンがいたから半ば無理やりスカーフ持たせただけだし」
「ふむ、襷にかまけた行動や、麻痺撒きができないというのは確かにつらいかもしれませんね」
「それにうちのパーティーは意外とスカーフの取り合いが激しいから、元から速い雪姫に渡しづらいんだ」
「そうなんですか?」
「そうなの。鈍足が多いからね、BOHパ」
「雷切と雪姫がいるじゃないですか」
「ゲッコウガで詰みます」
「あぁ……成程です」
「ジュカインも速さが取柄って言っても、御三家最速はゲッコウガだからなぁ……せめてあいつより速ければワンチャンあるのに」
「メガジュカインがいるではありませんか。S145ですよ」
「火力不足は大して解消されてないし、そこに割くメガ枠がない」
「でしたね。ちーちゃんがメガシンカできなくなるわけですしね」
「素早さを得るためだけにちーちゃんの火力を犠牲にするのは流石に惜しいよ。だから今は仕方なく、最速の座はあのニンジャスレイヤーに譲るよ」
「まあ、真に最速と言うべきは、加速で際限なく素早くなっていくバシャーモな気もしますけどね」
「本編の御三家で唯一ハブられてるあの骨折焼き鳥だね」
「……先輩、バシャーモ嫌いなんですか?」
「バシャーモというポケモン単体は好きだけど、うちのちーちゃんやトンベリ君を燃やしまくるから許せない。全身複雑骨折して絶滅しろ」
「滅茶苦茶嫌ってるじゃないですか」
「そんなわけで、次回はいよいよ今作での大きな変化をお見せするよ」
「どういうわけか分かりませんが、要するに新キャラ登場、というわけですね」
「伏線としては前作から今までの中にちょこちょこあったりするキャラなんだけどね。まあどんなキャラかはこうご期待!」
「それではまた次回、お会いしましょう」