二次創作小説(映像)※倉庫ログ

エリア別のオープニングゲーム ( No.28 )
日時: 2015/07/26 17:51
名前: 葉月@別のPCなう (ID: exZtdiuL)
参照: 話の投稿中にコメント来られると困るお(´・ω・`)

 夜明け前、とある場所に集められた二十六人の逃走者達。すると、彼らの耳にアナウンスが届いた。

『これよりゲームを始める』

 今回のオープニングゲームは鎖で、全部で二十六本の鎖を引く。ただし、このなかではずれは一本、ドクロマークは五本となっている。だが、アナウンスの次の言葉で逃走者は驚愕する。

『だが、このオープニングゲームをやるのは君達だけではない』

木実「え!?」
烈「俺達だけじゃないってどういうこと!?」
マリオ「僕達の他にもいるってこと?」

 逃走者がざわめく中、モニターが現われて別の逃走者の姿が映し出された。

純「あれ!? 木実達があっちにいるよ!?」
ヒナタ「他の人もいるよ? どういうこと?(・ω・)」
シグルド「解せぬ(´・ω・`)」
紫雨「僕達の他にもいたんだね(´・ω・`)」

 逃走者には知らせてはいないが、実は北エリアと南エリアに分かれており、オープニングゲームは交互に行い、先にハンターを引いたエリアがゲームを開始する。なお、今回はファーストステージとセカンドステージがあり、ハンターを引かなかったエリアはファーストステージを免除して、セカンドステージに進出することができる。
 順番を決めるために北エリアと南エリアはじゃんけんをして、勝ったエリアが好きな順番を決めることができる。北エリア代表はマリオ、南エリアはアヴィでいわば赤同士の対決となった。じゃんけんをした結果、マリオがチョキ、アヴィがグーを出して、南エリアの勝利になった。当然南エリアは有利となる後攻を選んで、ゲームを始めた。

アヴィ「よっしゃ! 後攻にするぜ!」
マリオ「ごめん、みんな!」
黄瀬「いいッスよマリオっち! 気にしないで!」

 先攻は北エリアだが……先発ともいわれる一人目が……

氷海「私ね……」

 つぎドカの一人で氷の生徒会長である氷海だ。彼女はハンターボックスの前まで歩き、止まった。

氷海「やっぱりハンターは近くで見ると怖いわね……」
烈「氷海〜、何色選ぶんだ〜?」
氷海「そうね……銀色を選ぶわ」
石切丸「その理由は何だい?」
氷海「鎖の色だからかしら?」
火神「それも鎖だろ」

 なんだかんだ言いつつも銀色の鎖を持つ氷海。氷の生徒会長が選んだ銀色はセーフか、ハンター放出なのか?

 氷海は思い切って銀色の鎖を引っ張って走ると、ハンターボックスはあかなかった。即ちセーフだった。セーフだと知って、彼女はホッとした。

氷海「よかったぁ……」
マリオ「ドクロじゃなくてよかったよ」

 また、ドクロを引いていないことで本当のセーフだった。氷海の次は南エリアの一人目だ。南エリアのトップバッターは……

ヒナタ「えーぼくー? 一番はないよぉー」

 おもちゃの国・フェアブルクの王子、ヒナタだ。彼はピンクの熊ーモモちゃんを抱えながらハンターボックスの前まで歩く。

ヒナタ「やっぱり近くに来ると怖いなぁ……」
白葉「ねぇヒナタ、あんたは何色引くの?」
ヒナタ「そうだなぁ……ピンクで行くよ!」
カイリ「理由は?」
ヒナタ「ぼくとモモちゃんの色だから!」
純「ぶっふぉwwww 自分の色が理由ならその人も同じように自分の色を選ぶじゃんwwww」
ツースト・フォース「自分の色選びやがったwwwwwww」

 おもちゃの国の小さな王子は自分の色の鎖を持つ。彼が持つピンクの鎖はセーフか? それともハンター放出か?

ヒナタ「それっ!」

 ヒナタは片手でピンクの鎖を引っ張って走ると、ピンクの鎖は抜けるがハンターボックスは開かなかった。要はセーフだった。また、ピンクの鎖はドクロが付いていなかったので本当のセーフとなった。

ヒナタ「あードキドキしたぁ……」

 ヒナタの次は北エリアの二人目だ。北エリアの二人目は……

黒子「僕ですね……」

 キセキの世代の幻の六人目である黒子だ。黒子はハンターボックスの前まで歩き、近くまで着たら歩みを止める。

黒子「緊張します……」
火神「黒子ー、何色選ぶんだ?」
黒子「そうですね……白を選びます」
黄瀬「その理由は何スか?」
黒子「僕の大好物、バニラシェイクの色だからです(キリッ」
緑間「おい」
マリオ「好物の色が理由とかwwwwww」

 好きなバニラシェイクと同じ色の白を選んだ黒子ははたしてセーフか? それともハンター放出か?

 黒子は白の鎖を引っ張って走ると、ハンターボックスは開かなかった。すなわちセーフだった。また、ドクロマークも付いていなかったのでこれで完全にクリアとなった。

黒子「それでよかったです」

 黒子の次は南エリアの二人目だ。南エリアの二人目は……

紫雨「ぼ、僕!?」

 闇の国・メイの王子の紫雨しぐれだ。気弱な王子はオドオドしながらハンターボックスの前まで歩く。

紫雨「ち、近くで見ると怖いな……」
カイリ「紫雨、どの色の鎖を選ぶ?」
紫雨「えっと……黒を選ぶよ」
白葉「その理由は何なの?」
紫雨「闇の国のイメージだから……かな?」

 紫雨の理由に他の逃走者は納得する。本来ならば黒はハンターの色だと騒ぐのだが、彼の理由に納得する。
 気弱な王子は黒の鎖を両手で持って引っ張る準備をする。彼が選んだ黒の鎖はセーフか? それともハンター放出か?

紫雨「えいっ!」

 紫雨は黒い鎖を思い切り引っ張って走ると、ハンターは出なかった。また、ドクロマークもなかったことでセーフとなった。

紫雨「怖かったよぉ……(´;ω;`)」

 その後、北エリア三人目の烈は紅色を選んでクリアするのだが、ドクロマーク。

氷海「何してるのよ……」
烈「ほんっとゴメン!」

 南エリア三人目のスヴィアは黄緑を選んでクリアし、北エリア四人目の獄卒は緑を選んでクリア、南エリア四人目のルイージは朱色を選んでクリア。更には北エリア五人目の火神は赤を選んでクリアするのだが、ドクロを引いてしまう。

火神「すまねぇ! みんな!」

 南エリア五人目のアサギは白を選ぶもドクロマーク。

アサギ「す……すまない……」

連続ドクロはないwwwwww

エリア別のオープニングゲーム その2 ( No.29 )
日時: 2015/07/29 10:41
名前: 葉月@別のPCなう (ID: jAQSBAPK)
参照: 話の投稿中はコメント控えてください。

 連続でドクロマークを引くという最悪な展開を切るために選ばれた北エリアの六人目は……

石切丸「おや? 私かな?」

 岩をも砕く大太刀・石切丸だ。石切丸はハンターボックスの前まで歩く。

石切丸「近くで見ると迫力があるね。何か足が竦みそうだよ」

 神社暮らしの神刀はそう言うのだが、実際は恐怖心を抱いていない。短刀なら本当に足が竦むのだが、彼は神事を司っているので、平然としている。

加州清光「石切丸ー何色選ぶのー?」
石切丸「黄色を選ぶよ」
同田貫正国「その理由は何だ?」
石切丸「ん〜何と無く?(・ω・)」
同田貫正国「おい」
獄卒「何と無くってwwwwww 適当wwwww」

 何と無く黄色を選ぶ石切丸は黄色の鎖を持つ。彼が選んだ黄色の鎖はセーフか? それともハンター放出か?
 石切丸は思い切って黄色の鎖を引っ張って走ると、ハンターボックスの放出はなかった。つまりセーフだった。ドクロマークもついていなくて、本当のセーフとなった。

石切丸「まぁ、こんなところかな?」

 石切丸がクリアして次は南エリアの六人目だ。南エリアの六人目は……

ルキナ「……私、ですね」

 クロムの娘でイーリスの王女・ルキナだ。ルキナはハンターボックスの前まで歩き、ハンターボックスの前で立ち止まる。

ルフレ「ルキナ、何色選ぶ?」
ルキナ「そうですね……空色を選びます」
ルイージ「その理由は何?」
ルキナ「同じ青の色だからですね」
ツースト・フォース「え”wwwww」
やるやら「理由が同じ青とかwwwwww 緑がかった色だったらどうするつもりだ(お)wwww」

 空色の理由がまさかの同じ青の色という衝撃的な発言をしたイーリスの王女は空色の鎖を持った。彼女が持つ鎖はセーフか? ハンター放出か?
 ルキナが空色の鎖を引っ張ると、ハンター放出はなかったのだが……

ルキナ「ご、ごめんなさい……ドクロ引いてしまいました……」
アヴィ「気にするな。ハンター出さなかったからいいだろ」
風雅「そうそう。ハンター引かなきゃいいだけだし」

 ルキナはドクロを引いてしまい、二メートルほど前進する。


 その後、再びハイライトに移るのだが、北エリア七人目の沙綾は空色を選んでクリアし、南エリア七人目の麻友は白を選んでクリア……北エリア八人目の黄瀬は黄色を選んでクリアし、南エリア八人目のカイリは藍色を選ぶのだが、ドクロマーク。

カイリ「……ごめん」


 そろそろ決着が着くだろうと思う北エリアの九人目は……

乱藤四郎「ボクの番だね」

 粟田口の藤四郎シリーズの一人・乱藤四郎だ。言っておくが乱藤四郎は女の子の格好をしているが男だ。要は男の娘なのだ。彼はハンターボックスの前まで歩いて立つ。

乱藤四郎「やっぱり近くで見ると迫力あるね」
加州清光「乱、何色選ぶ?」
乱藤四郎「んーと……藍色かな?」
石切丸「理由は?」
乱藤四郎「特にないよ?(≧∇≦)」

 特に理由もなく藍色を選んだ乱藤四郎。果たして彼が選んだ藍色の鎖はセーフか? それともハンター放出か?

 乱藤四郎が藍色の鎖を思い切って引っ張って走るのだが……ハンターボックスが開いてしまった。ハンター放出されたのだ。

ハンターs「ヒャッハァアアアア!! 俺らを放出したことを感謝しろよぉおおおおお!!」
北エリアの逃走者一同「キェェェェェアアアアアアシャベッタァアアアアア!!」

鈴花「赤の人頑張って〜(*・ω・)」

 北エリアでハンター放出されたことによって南エリアはファーストステージは免除され、セカンドステージに進出することが決定した。というか、また喋るハンターかよwwwwww(爆弾投下)
 ハンターの視界に入ったのは……

乱藤四郎「待って待って! みんな早いよ!」

 逃げ遅れた乱藤四郎だ。ドクロを多く引いて、ハンターに二メートルずつ近づいたことが大きな敗因だろう。
 乱藤四郎とハンターの距離は次第に縮まり、最早続行不能。

乱藤四郎「もうダメ……」


【57:53 乱藤四郎確保 残り二十五人】

 乱藤四郎の確保情報はメールで送られる。

沙綾「えっ!? 何何!?」

梨華「【乱藤四郎確保、残り二十五人】。捕まるの早っ!?」

同田貫正国「乱捕まるの早ぇよ!」


 ハンターから逃げた時間に応じて賞金が貰える。それが——



『Run For Money 逃走中』

切ります。コメントはまだですよ〜。

エリア別のオープニングゲーム その3 ( No.30 )
日時: 2015/08/04 14:43
名前: 葉月 (ID: jAQSBAPK)

 今回の逃走中の舞台は買い物客が賑わう巨大ショッピングモール。広さは東京ドームおよそ五個分。この迷路のようなショッピングモールをファーストステージの逃走者が逃げ回る! 尚、今回の逃走中はファーストステージとセカンドステージがあり、制限時間はファーストステージが六十分、セカンドステージが九十分、合計で百五十分間逃げ回る!

木実「ショッピングモール広いなぁ〜! 客がにぎわっててすごいよ!」


ロゼッタ「もう五千円超えてますね」

ヨッシー「早いね〜」


 賞金は一秒百円ずつ上昇。逃げ切ればその分の賞金がもらえる!



黒子「ここに自首がありますね。ですが、自首をするつもりはありませんので」

沙綾「電話がある……」

 さらに今回のゲームは自首が可能で、エリア内に設置されてある電話ボックスで自首を申告すれば、この時点での賞金が貰い、リタイアすることができる。


ハンター「…………」

 ただし、エリア内には四体のハンター。彼らに確保されれば失格。賞金は、ゼロ……。






次回、ミッション1発動!


「確保者の一言」一人目:乱藤四郎


乱藤四郎「ついてないなぁ……みんな、ごめんね」



以上で更新は終わりです。