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ここは、クロノス支社。ゲームマスター月原ケンタ一行が自らの逃走中を進めている中、司令室に４人の少年少女が入ってきた。



シュンッ


黄本ソウマ(田井中聡)「失礼します月原さん、来ましたよ。」

緑ヶ丘セナ(瀬川　泉)「おぉー！ここが月原さんの司令室なんだ〜！」

ケンタ「よく来たね、２人とも。」

最初の２人は黄本ソウマと緑ヶ丘セナ。そして……




シュンッ


高月エリ(春上衿衣)「お父さん、遅くなってごめんなさいなの。」

高月マリ(枝先絆理)「エリったらこの日に限って忘れ物しちゃうんだから。」

ハンゾウ「おぉ、エリにマリも来たか。」

リュウセイ「久しぶりだね２人とも。」

ユリエ「しばらく見ない間にこんなに成長したわね。」

高月ハンゾウの２人の娘であるエリとマリも到着した。４人は共にCCPと呼ばれるゲームマスターを養成する機関の生徒で、その中でも特にアイデアやミッションなどが認められたため次期ゲームマスター候補生として選ばれたのだ。


アスナ「ハンゾウチーフって娘さんがいたのですか？」

ハンゾウ「アスナには言ってなかったかな？俺にはエリとマリという双子の娘がいてな、俺のあとを継いでもらおうと思ってCCPへ入れたんだ。」

エリ「お父さんは優しいけど、怒ると怖いの。」

マリ「そうそう、私たちが勉強してないといつも怒るんだよね〜」

ハンゾウ「それはお前らの事を思ってだな…。」

ソウマ「そうだ月原さん、俺たちが考えたゲームをここでしてみせてよ。」

セナ「ちょっとソウマ！今月原さんたちは今のゲームの真っ最中なんだよ？」

ケンタ「いや、可能だよ。ここのシステムは２つのゲームを同時にできるんだ。」

ソウマ「ホントに？楽しみだな〜」

リュウセイ「お前たちが選ばれた候補生であるだけの事だ。より楽しみだな。」

次期ゲームマスター候補生４人が考えたゲーム、その内容とは…？