二次創作小説(映像)※倉庫ログ

小ネタ:忍の性能 ( No.73 )
日時: 2015/04/30 12:47
名前: 奏月 昴 ◆Dh/xEZWmVM (ID: 68ht.95d)

「ねー、凪。」
「んー?」

一足早く創世島に来ていた鏡は、準備をしながら凪に声をかける。

「忍ってさ、ノーマルが凪で、大盾が雪花で、大玉が牡丹なんでしょ?」
「うん。そだよー?」
「オレ、そしたら何の役でやるつもりだったの?」

そう、ここに鏡だけがいないのだ。彼が気になるのも仕方がない。

「紅と一緒に、双頭の忍?」
「あー、その実装もあったねー。でもざーんねん。違うんだー。」

凪はあははー、と笑いながら、パソコンを弄る。

「じゃあ、何?(まさか…。)」
「今回は実装してないんだけどねー。ゲームオリジナルのー、探索能力が高いくのい」
「もういいよ! 凪の馬鹿あぁぁっ!」

考えていた嫌な予感が当たり、鏡は持っていた何に使うかわからない布を凪に投げつけ、ダッシュでこの場を去った。

「ああっ! ごめんっ! 待って、鏡ーっ!!」

凪はそんな鏡を、謝りながら追いかけた。

「…ねぇ、雪花ちゃん。私、そんなにくの一似合わなさそうかな?」
「…りせで実装した方がしっくり来ると思うけど…考えが巡らなかったのかしら。」
「うふふ…女体化した鏡が産みの親である凪とイケナイ関係に」
「粛清されなさい。」
「牡丹ちゃん、いい加減にして。」

同じく準備中のりせと雪花が話している間に、牡丹が変な妄想を始めたので、りせがヒミコのアンテナの先で牡丹を突き刺し、雪花が牡丹をいつものように凍らせ、準備を続けた。
鏡が戻ってきたのはそれから暫くして、丁度烈達が到着する頃合いだった。
余談だが、凪が鏡の忍の性能は双頭の忍にすると約束したので、運営中は上機嫌だったとか。



お久し振りな更新。次から本編。
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