二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- ポケモンサマーコンテスト ( No.259 )
- 日時: 2016/08/02 16:08
- 名前: ユリカ (ID: EZ3wiCAd)
いよいよコンテスト本番。果たしてWSTメンバーは犯人の野望を阻止出来るのか…?
ルチア「…あっ、WSTの皆!こっちこっち!」
苗木「ルチアさん!そっちも大変だろうけど、僕らも全力を尽くすよ。今回はよろしくね」
ルチア「こちらこそ!司会を務める私も出来る限り頑張るし、大会のスタッフさんたちの協力も得ることが出来たわ。絶対犯人の思い通りになんてさせないんだから!」
???「その意気だよルチア君。…ところで、彼らがかのWSTのメンバーかい?」
ルチア「ユーベルさん!…はい、そうなんです。今回ここにいる彼らが協力してくれるんですよ!」
会場でメンバーを出迎えた人気ポケドルの元に1人の男が歩み寄った。彼の背は高く、切れ長の目はどことなくミステリアスな雰囲気を醸し出している。上品に振る舞う謎の男に思わずWSTメンバー一同は畏まった。
凛音「ルチアちゃん?えっと、そこの方は…?」
ユーベル「失礼、紹介がまだだったね。私はユーベル。ポケモンコンテスト理事会役員の1人であり今回のサマーコンテストの責任者を務めているんだよ」
日向「責任者だったのか…!初めまして、こちらこそよろしくお願いします」
ユーベル「ああ。ポケモンと人間の絆を重視するこの大会で何かあってはいけない。妨害は阻止しなくてはね。君たちの実力には期待しているよ。…ではルチア君、打ち合わせの時間だ」
ルチア「皆、もし何かあればすぐ私やスタッフさんたちに伝えてね!それと大会は頑張って!応援してるわ!」
奏「ありがとうございます!ルチアさんもお気を付けて!」
ルカリオ「…ルチアやスタッフの協力があるのは助かるな。だがこれから何が起こるのかは分からない。全員気を引き締めて行こう」
ユリカ「携帯の電源は必ず入れて、いつでも連絡出来るようにしておいてね!待機している私たちも裏で何かないか調べてみるわ!」
こうしてWSTからは10匹のポケモンがエントリーした。ここで今回の大会についての審査内容を説明しておこう。
コンディション:ポケモンの見た目の美しさや見た目を評価。高ポイントを得るにはポロックやポフィンを与えたり毛づくろいで毛づやを良くするなどがある。一部のアイテムやアクセサリーでコンディションの底上げが出来る他、衣装の出来やデザインの良さ、ポケモンに似合っているかも得点に影響する
ダンス:音楽に合わせて踊る。ただ踊れば良いというのではなく、ソロパートや相手と合わせて踊る部分もあり、ミスは大きな減点になってしまう。アピールポイントを逃さずライバルより目立てるかがカギ
パフォーマンス:オリジナルの審査でありどちらかというとアニポケ版一次審査に近い。トレーナーも参加可能であり、ポケモンとそれぞれパフォーマンスを披露する。技の精度や指示の的確さは勿論、何よりトレーナーとの信頼関係が重要視される目玉審査。ここではメガシンカの利用も可能
ルチア「皆ー!こんにちはー!」
観客「こんにちはー!!!」
ルチア「これから皆お待ちかね、ポケモンサマーコンテストを開催するよ!自慢のポケモンと共に5つの部門で栄冠を掴み取るのは果たして誰なのか?皆も彼らを応援してねー!」
観客「わああああー!!!」
日向「これからかっこよさ部門の一次予選だよな!?エルブ、準備するぞ!時間がない!」
エルブ「落ち着け創、お前がそんなに慌ててどうすんだ;」
凛音「うつくしさの技マシンはどこだっけ?えーっと…!」
マージ「凛音ちゃん、まずは深呼吸しましょ?調整の時間はまだたっぷりあるわ」
マリオ「俺とあべたかかずは先にたくましさ部門の会場に入ってるぞ!忙しいだろうが各自連絡は忘れないようにしとけ!」
なのはさん「いよいよ始まるのね。どうしよう、いざとなると緊張して来た…;」
まずは予選一回戦のノーマルラウンド。まずここを突破しないと犯人の注意を引くのは難しい。会場となる第1会場では出場するエルブとシルヴィアの調整が急ピッチで行われ、次のうつくしさ部門に備えて凛音も奮闘中。準備のための時間は多くないため素早く的確に行わなければいけない。ちなみに各会場にはそれぞれ3つステージがあり、大人数のサマーコンテストでも十分機能しているのだ。まあ同じステージに立たない限りは戦うことはないだろう。
イノリ「あっ、今始まりました!ビデオとカメラを用意しないと!」
サクラ「皆、頑張って〜!」
ルチア「それでは最初にかっこよさ部門から行ってみよー!…まずは第1ステージのエントリーナンバー1!タイヨウ選手のエルブ!」
日向「…よし、エルブ行くぞ!俺たちなら大丈夫だ!」
エルブ「…おう!」
ルチア「続きまして第3ステージのエントリーナンバー4!ノゾミ選手のシルヴィア!」
苗木「シルヴィア、よろしくね」
シルヴィア「ええ、行きましょう!」
ステージに現れたのはインディアン風衣装のジュカインと適度な露出を加えたスタイリッシュな衣装のアブソル。登場からクールに決めた2人に早くも会場のボルテージはマックス。早速ライバルに差を付け、出だしは好調。続くダンス審査も特訓の会議あり無事にクリア。そして目玉となるパフォーマンスは…。
苗木「まずは日向君とエルブのパフォーマンスからだね。どうなるだろ…」
日向「エルブ、まずはつるぎのまい!」
エルブ「おう、手始めに攻撃を上げていくぜ」
日向「いいぞ!準備が出来たらでんこうせっかからリーフブレードだ!思う存分暴れ回れ!!!」
エルブ「…よし、行くぜ」
まずは攻撃を上げるつるぎのまいで調子を整え、同時に身軽さと剣捌きの舞をアピール。会場の視線を一気に惹きつけ、素早く動き回ると同時にリーフブレードで空を裂く!広いステージを物ともせず動き回るみつりんポケモンに会場は釘付けになり、ますますヒートアップ!
観客「おー!あのジュカインすげー!」
エルブ「…創、そろそろアレ行くか?観客共をあっと言わせてやれ」
日向「おし、行くぞ!…今だ、メガシンカ!!!」
超高校級の少年の腕にはめたバングルとジュカインナイトが反応し、エルブは密林の王者に相応しいメガジュカインへと変貌した!咆哮を上げるエルブに会場は沸き上り、大きな歓声が上がる。フィニッシュのSA(スペシャルアピール)はソーラービームのエネルギーを打ち上げ、リーフブレードで一刀両断。エネルギー弾の光はきらきらとステージに降り注いだ。
観客「わー!わー!ヒューヒュー!!!」
エルブ「…ま、これくらい朝飯前だ」
日向「照れるなって。良くやったぞエルブ!…ん?苗木とシルヴィアのいるステージも凄いことになってるな」
苗木「シルヴィア、かまいたちを連続でお願い!その次はあくのはどう!」
シルヴィア「OK、最後はどうするの?」
苗木「フィニッシュはつじぎりで行こうか!ちょっと体勢が厳しくなるけど大丈夫だよね?」
シルヴィア「当たり前よ、これくらい何てことないわ。まあ見てなさいよね」
別ステージではわざわいポケモンが連続かまいたちとあくのはどうでエネルギー渦巻く空間を作り出していた。次の瞬間、見切ったシルヴィアが空間につじぎりを斬りつけて叩き込む。フィニッシュはあくまでクールにその場を立ち去るのみだったが、レベルの高い演技に観客席からは喝采がやまなかった。
苗木「うん、良い感じだね!この反応だとノーマルラウンドはいけるんじゃないかな?」
シルヴィア「そうね…って創にエルブ!?いつの間に来たのよ!?」
日向「シルヴィア!やっぱりお前は凄いな!今はライバルだけどさすがは俺のポケモンだよ!本当良くやったぞ!」
シルヴィア「わ、分かったから早く次の準備をしなさいよ!私に構ってると遅れるわよ?」
エルブ「ライバルの存在は大きいが、これは互いによくやったと言えるな。まあ本戦まで当たらないことを祈るか」
シルヴィア「それはこっちのセリフよ」
- Re: とある彼らの日常日和2 ( No.260 )
- 日時: 2016/08/02 17:55
- 名前: ユリカ (ID: EZ3wiCAd)
会場は変わり、次はかわいさ部門が行われる第3会場。次に出番のある者は素早く移動しなくてはならず、廊下や控え室は常にざわついており落ち着きがない。
凛音「準備している人たちがたくさんいるね。荷物もたくさんあるし、移動も大変だね…;」
奏「そうですね;でも私たちの出番はすぐです!急ぎましょう!」
ルチア「…続きましてかわいさ部門第2ステージエントリーナンバー7番!シラベ選手のイノリ!お次は第1ステージエントリーナンバー9番!リネット選手のディアナ!」
ディアナ「イノリちゃん、いっくよー!」
イノリ「はい!」
短い時間で準備を済ませ華麗に登場したのは白とピンクをメインにしたドレス姿のディアナとロリータ風衣装のイノリ。キュートさ全開の2人に会場は盛り上がり、勢いに乗って審査は進む。
イノリ「たたたんたん♪」
ディアナ「たんたたたん♪」
奏「ダンスは完璧です!…次はパフォーマンスだね!イノリ、つぶらなひとみとようせいのかぜで可愛く演出を!」
イノリ「うん!…お願い神様、私に勇気を下さいな?」
凛音「ステッキからは虹色の花火が出るかもしれないよ?…ディアナ、メロメロからめざめるパワー!はなびらのまいもお願い!」
ディアナ「そーれっ!キュートに花咲かせよう夢花火!」
観客「かわいいー!!!」
会場はまたまた変わり、かしこさ部門の行われる第4会場。ここでは紫のドレスに身を包んだ美しいイケオネエのムウマージとそのパートナーが舞台に出ていた。ステージ裏では日向とエルレイドのカルディアが待機しており、彼女たちの舞台を見守っている。
ルチア「次はリネット選手のマージ!」
マージ「うふふ、皆さんどうもごきげんようv」
観客「素敵ー!綺麗ー!」
マージ「出だしは良い調子ね。凛音ちゃん、アピールはどうする?」
凛音「そうだな…。まずはめいそうをお願い!そのあとはあやしいひかりとサイコキネシスでSAに繋げて!」
マージ「うふふ、任せてv」
調子を整え、幾つもの揺らめく人魂を操るマジカルポケモン。ふと見ると人魂のみでありステージから消えたと思わせた彼女(?)だったが、SAのゴーストダイブで人魂の群れから姿を現す。ひやりとしつつも巧みな演出に観客は盛り上がり、同じステージのライバルは霞む。
マージが華麗に出番を終えてステージを去ると次はカルディアたちの番。凛々しい騎士姿のエルレイドに歓声が上がり、パフォーマンスはジャバウォックと斬り合いながらのものになる。
カルディア「やあっ!とおっ!はあっ!」
日向「くっ!えいっ!たあっ!…凄いなお前、これは剣士組も顔負けの剣捌きだな!」
カルディア「私めには勿体なきお言葉。日向様、お手合わせ感謝致します。次はいかが致しましょう?」
日向「アシストパワーでコンボを繋げないか?その後はじこあんじとサイコカッターで。土台作ったらみらいよちな!」
カルディア「畏まりました。…やるなら徹底的に、ですね」
日向「勿論。ライバルとの差は大きく付けた方がいいしな」
エルレイドの代表的な技であるサイコカッターとエスパータイプならではのトリッキーな技を巧みに操り、ステージの注目を集めていく。ライバルの姿をすっかり忘れさせたところで難易度の高いみらいよちを成功させてポイントを上乗せ。
カルディア「我が道を遮る者はいない…」
観客「わああー!!!」
苗木「凄いよカルディア!これでノーマルランク突破は確実だね!」
ユリカ「うんうん、これなら全員予選通過出来そうね」(次はスーパーランクか…。審査が厳しくなるから油断しないように気をつけさせないと)
ゲッコウガ「皆生き生きとしておるな。それにこれは見ている者も楽しめる。…あの忌まわしき事件さえ無ければよかったものを…;」
ルカリオ「本当にそうだな;だが起こったことは仕方がない。私たちで阻止しないと…」
こうして無事に全員が第一予選であるノーマルランクを突破した。次はランクの高いスーパーランクであり、審査員の目もより厳しくなってくる。始めの予選を突破したといえ、油断するとあっという間に弾かれてしまうのだ。
奏「ここから審査が厳しくなるんだよね;怖いけど、でも頑張らないと!」
イノリ「うん、コンテストを邪魔する犯人を絶対捕まえようね!」
サクラ「犯人は放っておいたらまた悪いことをするから「あの…」…?奏ちゃん、だれか呼んでるよ?」
???「あ、あの、すみません。…もしかしてジュエルランドの逃走中に出ていた方ですか?」
奏「はい、そうですけど…え?」
???「やっぱり!よく似ているのに名前が違うなと思っていたけど…良かった、本人だったんですね!」
出番まで時間があり休憩していた心優しい少女のにもとに1人の女の子が声を掛けてきた。彼女は茶髪のボブショートヘア、目がきらきら輝く可愛らしい少女だ。腕にはロコンを抱えている。もしかしなくてもこの大会に出場しているポケモントレーナーだろう。奏と年はそこまで離れていないようだ。
奏「あなたもサマーコンテストに出ているんですか?」
ユキ「はい!あの、私ユキって言います!カロス地方のミアレシティから来ました!この子はパートナーでロコンのロコちゃんです!」
ロコちゃん「こんにちは〜!」
奏「うわあ、可愛い!」(…一瞬だけハ⚪太郎を思い出したなんて言えない;)
せっかくなのでユキと会話をすることに。彼女はカロス人の父とカントーからやって来た母の間に生まれたこと、手持ちのポケモンはまだロコンのみのこと、コンテストに興味を持ってわざわざ本場であるホウエンまでやって来たこと、ジュエルランドで行われた逃走中の放送を見てWSTのファンになったことなどを嬉しそうに話してくれた。ほんの少し警戒していた奏も明るく朗らかなユキとすぐに打ち解けた。が…。
ユキ「…でも、どうして奏ちゃんやWSTの皆さんがこのサマーコンテストに来てるの?ただ参加するため、じゃないよね…?」
奏「…鋭いね。実はちょっと厄介なことになってて、それで私たちが潜入捜査をしてるんだ。詳しいことは言えないけど…」
ユキ「…もしかして、コンテストに参加するトレーナーやポケモンが次々襲われていること?」
奏「!?」
ユキ「私ポケモンセンターで聞いたの。生放送のハルカちゃんとヒカリちゃんのケガは事故じゃなくて、あらかじめそれを仕組んだ犯人がいるんだって。次にその犯人が私も参加しようとしているサマーコンテストを襲いに来るだろうって。…不気味だからって参加を取り止めたトレーナーさんもたくさんいるみたいだけど、私はどうしても参加したかったから来たんだ」
奏「そうだったの!?でもどうしてもって、凄い大きな理由があるんだね…?」
ユキ「…えっと、また会いたい人が参加してるかもって思ったから」
奏「?会いたい人…?」
日向「ふー、さすがにスーパーランクは緊張したな;苗木、そっちはどうだった?」
苗木「大丈夫、特に異常はないよ」
日向「良かった。でも出番まで時間があるから暇だなー;そういや奏と凛音はどこにいるんだ?」
苗木「奏さんは見てないけど凛音さんなら今ゴンと一緒にたくましさコンテストの会場にいるはずだよ」
日向「マジか!まだ時間もあるしちょっと見ていこうぜ」
苗木「いいね、行こう!」
その頃同じく待機していたダンガンロンパ主人公組は仲間の応援も兼ねて他の会場へ。たくましさ部門の行われる第5会場ではマージとディアナが並んでビデオを回していた。
ディアナ「あっ、お疲れ様ー!今ちょうどパフォーマンスが始まるところだよ!」
苗木「そうなんだ、タイミング良くて何よりだよ!でもちょっと遅れちゃったなー;そのビデオは?」
マージ「勿論、アタシのマスターの頑張っている姿が映されてるのよ。ちゃんと撮れたんだけど…;」
日向「もしかして少しミスったのか?別に気にしないけど…」
マリオ&あべたかかず「GAY BAR♂」
苗木&日向「」
突然映し出されたのは任天堂ヒーローであるマリオと裸族ポケモンのあべたかかずのイケてる♂姿だった。しかも会場に設置されている巨大スクリーン全面に映ったため、場にいた観客全員がこれを見る羽目に。彼らはパフォーマンスの最中であり、裸族の舞を披露している最中だった。関係ないが凛音とゴンは別ステージにいるが全く気にしていない(「お願いだから少しは動じてちょうだいOTL」byマージ)。しまった、たくましさ部門に裸族が出場していたのを忘れてたよコンチキショウ。
マリオ「裸舞の舞は美しく決まったな!次はコンビネーションで稼ぐぞ!ビルドアップ!」
あべたかかず「美しい筋肉と肉体美は無理ないシェイプアップから!」
マリオ「そしてばくれつパンチ!」
あべたかかず「ダイエットも無理せず栄養バランスをきちんと考えて!」
凛音「マリオさんたちのパフォーマンスも迫力満点だね…!しかもコンボが成立しているからボーナスがあるよ!」
ゴン「ダイエットに無理はダメだよね…。食事制限もやり過ぎは逆効果なんだって…」
日向「お前ら横で変態共が暴れているのにそのリアクションかよ!?ドン引きくらいしようよ女子だろ!?」
苗木「確かに無駄にコンビネーションが鮮やかではあるけどさ…;ルイージさんやクッパさんは勿論だけど、これだと矢島さんたちや茜さんたち、カミュさんたちも泣くよ…;」
この裸族たち、コンテストを極めているだけあって無駄にアピールポイントや魅せ方を熟知しているんですが。やがてほのおのパンチを決めたあべたかかずとマリオの様子が変わり、顔つきが一層真剣なものになる。ライトの光も暗く妖艶なものになり、どこからか専用BGMが…。
BGM:ハワイのフラダンスで流れる音楽
マージ「ちょっと待って!?何でフラダンスの音楽なの!?」
ディアナ「あっ、見て!マリオたちが踊ってるよ!」
次々と色が変わる妖艶なライトに照らされ、主役のかいりきポケモンと任天堂のヒーローは腰を動かし、ステージを舞う。腰の動きは滑らかでありつつも激しく、音楽もゆったりとしたものから激しいものへと変化していく。と同時にマリオたちの腰の動きもよりダイナミックなものへとメガシンカしていく…!
マリオ「何だこの高揚感は…!?何だこの音楽は…!?この魅惑の音色に合わせてずっと腰を振っていたくなるぞ…!!!」
日向「どこが魅惑だよ!?普通ならまだ良いけどお前らの踊りと合わせたら悪魔だろ!つか腰だけ別の生き物みたいにブルブル揺れてて気持ち悪いんだけど!?」
あべたかかず「マリオ、俺たちはどうやら新たなるステップへ移行出来たみたいだ…!俺たちは神聖なる裸神様に認められたんだ!今ならメガシンカも出来そうな気がする…!!!」
マリオ「そうか!…ハッ!?分かったぞ!ずっと昔、人類の中に裸族道を極め、それを広めた英雄がいた…!彼は裸神様によって裸族天国へと導かれたのかと思われたが、実は現代までこうして生きていた…。そう、カイリキーのあべたかかず!お前のことだ!!!」
苗木「だから何その設定は!?そんなメガシンカ方法なんて認めたくもないし!?」
新米ポケモントレーナー、ユキちゃん登場…の矢先に何だこれwww
- ポケモンサマーコンテスト ( No.261 )
- 日時: 2016/08/02 19:14
- 名前: ユリカ (ID: EZ3wiCAd)
裸族はどこでも飛ばしますぜwww
ツッコミを入れる仲間の声が聞こえているのかいないのか、あべたかかずはマリオを腰に抱え、そして…。
マリオ&あべたかかず「アッーーーーー♂」(阿部さん顔に
苗木&日向&マージ「おめえらは何しとんじゃゴラああああああああああー!!!!!」
※放送上不適切な映像が流れましたことを深くお詫びします;しばらくの間は学校帰りのヒナナミカフェデートの映像をご覧下さい;
一応言っておきますと、マリオとあべたかかずは真面目にやってます(どこがだよ)。このパフォーマンスに観客たちは…。
ミニスカート「キャー!マリオ様とあべたかかずのパフォーマンスよ!最高だわー!」
メルヘン少女「マリオとあべたかかずの輝きは砕けないダイヤモンド以上です。まさにレジェンドです」
おとなのおねえさん「これはもうマリオさんの優勝間違いなしね!今日こそはサインを貰いに行くわよ!」
オカルト少女「マリオ様とあべたかかずの優勝を願っちゃうわ…。ふふふ…」
ビキニのおねえさん「あの腰振りダンスったらとっても素敵!またカイナの砂浜で踊って欲しいわー!」
マリルリ「海で泳ぐマリオ様もだけどコンテストのマリオ様も素敵よね!ピーチさんは素敵な旦那様を持って幸せねーv」
海パン野郎「俺たちも早くユリカ裸族のリーダーであるマリオさんと共演出来るように頑張るッス!」
ドテッコツ「くそー!早く俺も立派な裸族ローブシンになりてー!!!」
スキンヘッド「ぐおおー!ごめんなドンカラスー!俺の力不足で予選敗退になっちまってよおおおおおー!!!」
ドンカラス「心配ねえッス兄貴!むしろ裸族のリーダーであるマリオさんと共演出来て感謝感激雨あられッス!!!」
バックパッカー「フエンからダート自転車で下って来た甲斐があったぜ!やっぱりマリオさんってすげー!!!」
ローラースケート「何よー!こっちはマリオさんの活躍を見るためにわざわざ別の地方から来てるんだからね!?…キャー、マリオ様!こっち向いてーv」
アロマなおねえさん「マリオさんが出るって聞いて席を予約して正解だったわ!キレイハナ、マリオさんが見える?」
キレイハナ「本物のマリオさんとあべたかかずだわ!鍛えられた筋肉が素敵!…あっ、手を振ってくれた!」
日向「お前ら正気か!?つか何でこんなのに女子のファンが多いんだよ!?」
え、こんなのにファンが大勢いるの?しかもよりによってハイパーラウンドに進出確定…;
ゲッコウガ「マリオ殿…;」
ルカリオ「…ポケモン世界もすでに手遅れなのかもしれないな…;」
ユリカ「ちょっwwwマリオもあべたかかずもふざけんなwww」
なのはさん「しんぴのまもり!はどうだん!エアスラーッシュ!!!」
苗木「いい感じだよなのはさん!そのままキープ!」(興奮してるからいつもより揺れるな…;)
その後、うつくしさ部門の行われる第2会場。ここでは先ほどの悪夢とはうって変わって美しく芸術的なパフォーマンスが行われていた。しんぴのまもりで身体を美しく強調させたトゲキッスがエアスラッシュで出来た空気の層をはどうだんで砕き、オーロラのようにうごめく空間を飛び回る。歓声が上がる中、フィニッシュは観客席に向かって美しいマジカルシャインの輝きを放つ!
なのはさん「スターライトブレイカー!!!」
苗木「なのはさん、凄い凄い!これはハイパーラウンドに行けるよ!」
なのはさん「本当に!?やったわ!…ねえ、そういえばさっき顔色悪かったけど、どうしたの?」
苗木「うん、気にしなくて大丈夫だよ;…さて、次は奏さんとサクラの出番だね」
その後のステージでサクラは花びらと草を利用した華麗な演技を魅せ、会場を沸かせた。これでハイパーラウンド進出は間違いないかと思われたが、彼女たちの後に出てきたトレーナーは強敵だった。
ルチア「続いて第3ステージエントリーナンバー4!スバル選手とグレイシア!」
スバル「グレイシア、行くぞ!」
グレイシア「はい、参ります!」
次に出てきたのはしんせつポケモンであるグレイシアであり、コンディションは見なくても最高レベルまで高めてあることが分かった。傍らには黒髪つり目の利発そうな少年がおり、彼がグレイシアのトレーナーであるスバルだろう。このポケモンの登場に会場の視線は注目する。
ゴン「…あのグレイシア、サクラより注目されていないかい?」
カルディア「あまり信じたくはありませんが、しかし…」
シルヴィア「出だしでこれはちょっとマズいわよ!?サクラはあおいバンダナ(うつくしさのコンディションが底上げされる)を利用したアクセを付けてたのに…!?」
出鼻を挫かれたがまだ結果は分からない。だが次のダンス評価もグレイシアのポイントは高かった。その舞は美しく、洗練されていた。そして極めつけのパフォーマンスでは…。
スバル「グレイシア、手始めにりんしょう」
グレイシア「私の音色をお聞き下さい!」
スバル「次にあられからのふぶき」
グレイシア「熱気で火照った会場を冷やして差し上げましょう…!」
技の精度は優れており、トレーナーの構成力・ポケモンのアプローチ共に完璧だった。会場の目がサクラからグレイシアに移ったのは明らかであり、フィニッシュのSAでは…。
グレイシア「新雪の煌めきをご堪能あれ!」
会場に降り注ぐ氷の礫が煌めき、観客が大きな歓声を上げる。大きな実力差を見せつけられた結果、サクラは惜しくもここで敗退…。
奏「…あなたのグレイシア、とても素敵でした。本当に良く育てられていることが分かって…。一緒の舞台で戦えて良かった…」
スバル「…だから?」
奏「え?いや、その…」
スバル「これからグレイシアや他のポケモンの調整があるんだ。お喋りに付き合ってる暇は無いよ。話している暇でもあったらそのチェリムのコンディション、見直したら?」
サクラ(…ムッ)
グレイシア「スバル!…あの、今スバルは少し気が立っていて…。申し訳ありません、私たちはここで失礼します…」
握手を求められた相手は奏の言葉を遮って控え室へと戻っていった。それを慌ててグレイシアが追いかける。この光景は観客席にいる者の目にも入っており、それぞれが嫌悪感を露わにする。
うつくしさ部門入って良かった。え?たくましさ?言うな
- Re: とある彼らの日常日和2 ( No.262 )
- 日時: 2016/08/02 19:59
- 名前: ユリカ (ID: EZ3wiCAd)
エルブ「何だあいつ、ずいぶん礼儀知らずな奴だな」
ゲッコウガ「仮にも賞賛の言葉を掛けてきた者に対する態度では無かろう!」
あべたかかず「俺もイベントやコンテストは好きだし集中するが、あんな言い方は…;」
凛音「ちょっとあれは嫌だな…;」
皆が思い思いのコメントを発する中、観客席で見ていたイノリは少し違っていた。さっきスバルとグレイシアが去る直前の一瞬、グレイシアの表情に陰りと焦りが見えたような気がしたのだ。
イノリ(…あのグレイシア、まるで何かを…?)
サクラ「奏ちゃん、ごめんね…」
奏「大丈夫だよサクラ、あなたはしっかりやりきったわ」
なのはさん「そうよ、自分に自信を持って!…ねえ皆、そろそろお昼にしましょうよ。お腹空いちゃったわ」
スーパーラウンドを終えた者たちが集まり、予選敗退したサクラを慰める。これからは最終予選のハイパーラウンドであり、今まで以上に厳しい審査になるのは間違いないだろう。だが…。
ディアナ「そういえばお腹空いたね、ご飯にしよう?」
マリオ「じゃあ何か買って食べるとするか」
ユリカ「ちょっと待って。皆は私が用意したものだけを食べて」
そう言うと作者は手配されたお弁当の1つに薬品を振りかける。すると見る見るうちに色が毒々しい紫色になり、見るまでもなく毒が盛られていることが分かった。
ユリカ「…ね、分かったでしょ?敵も本格的に動き出したし、呑気にお昼はマズイわ。差し入れが来たら警戒して。それと単独行動は避けるように」
すぐに作者が弁当の毒物混入を伝えたため、すぐに回収作業が行われた。だがそれでもハイパーラウンド進出者の何人かが毒によりリタイアとなった…。
???「WSTの連中め、毒に気付きやがったか…。チッ!」
予選3回戦のハイパーラウンド。ここを突破すれば本戦に進めるが、その分ハードルは高く決して油断出来ない。そんな中…。
凛音「マージ、衣装はどれにしようか?たくさんあるから迷っちゃうね」
マージ「そうねえ、和装もいいしこのドレスなんて素敵じゃない?」
襲撃者「ストライク、きりさく攻撃!」
凛音「あっ、本当だ!綺麗!…マージ、サイコキネシスで浮かせて!」
襲撃者「なっ…!?」
マージ「アタシのマスターに手を出すなんて、良い度胸してるわね?」
女性ファン「きゃー!マリオ様ー!こっち向いてー!!!」
マリオ「応援ありがとうな。こらこら、握手は順番だし押すなよ?」
あべたかかず「順番は守ってくれよー。花束とプリン、どうも」
襲撃者「オニゴーリ、つららばり!」
マリオ「…そこのお嬢様、ちょっと離れて」
あべたかかず「そこだ!ケツキャッチ!」
襲撃者「なっ!?そんなふざけた方法で見切られた…!?」
襲撃者「これをぶっ壊せばあいつは…ってあれ?偽物!?」
日向「そりゃそうだろ。そう大事な物を無防備に放っておく奴がいるかよ?」
エルブ「それとそこのふざけた襲撃者野郎、今からお前さんと話し合いがしたいんだけど、良いか?逃げたらマスターの剣で裂かれるか俺のリーフブレードで裂かれるか、どっちか選ばせてやるから覚悟しろよ?」
カルディア「…やれやれ、カマを掛けて正解でしたね;では私は主にも報告して参ります」
準備中に妨害発生。探求する少女は衣装合わせ中に狙われるものの、パートナーの攻撃で拘束。マリオとあべたかかずはファンとの交流中に襲われたがケツキャッチで攻撃を回避。日向はメガバングルを狙われたが、あらかじめ用意していた偽物で手を打ち、襲撃者をおびき寄せた。そしてここにも…。
ルカリオ「…これで良いか?壁に全力インファイトを叩き込んで済まなかった。後で弁償するから許してくれ」
ユリカ「やっぱりメガストーンは持っておいて正解だったわね;ゲッコウガ、トドメはよろしく」
ゲッコウガ「承知!簀の子で簀巻きにして拘束するでござる!」
襲撃者「あばばばは」
作者は毒を盛られた被害者に話を聞きに行った後で狙われた。しかも相手は魔法防御持ちであり、作者の得意な魔法槍でのコンビネーションを封じて来たのだ。これで手出しは出来ないとほくそ笑む襲撃者だったが、それは間違いだった。作者はメガリングを加工したペンダントを首から下げており、ルカリオナイトと共鳴させて襲撃者を撃退したのだ。最終的にインファイトとみずしゅりけんの乱舞を叩き込まれ、襲撃者は簀巻きにされた。
ユリカ「マリオにあべたかかず、こいつから雇い主の情報を聞き出してくれる?あ、どんな方法を使ってもいいから」
裸族「了解!」
シルヴィア「後でお菓子を用意するわね」(…この襲撃者はこれで死んだわね;)
サクラ「マリオとあべたかかず、ファンとの握手会やコンテストもあるのに大変だね〜」
苗木「…でもさ、どうして襲撃者は作者の得意な戦法なんて知ってたんだろう?作者のデータを調べられる人間なんてそういないはず…」
妨害行動が多く起きる中、ついにハイパーラウンドが始まった。現在行われているのはかっこよさ部門と可愛さ部門であり、メンバーの何人かも見に行っている。現在舞台には苗木とシルヴィアに日向とエルブ、奏とイノリに凛音とディアナが戦うことになっていた。
日向「…まさかここで戦うことになるとはな」
苗木「僕だって同じ気持ちだよ。でも負けないからね?」
エルブ「やり辛いとは思わねえ。むしろお前が相手で悪くない気分だ」
シルヴィア「あら偶然、私も同じことを言おうと思ってたのよ」
なのはさん「まこ「なのは様?」…ノゾミ君、頑張ってー!」
カルディア「厳しい審査になりますが、ご武運を祈ります…!」
奏「先輩、今回はライバルですね。ここは正々堂々勝負です!」
凛音「うん!私も奏ちゃんと戦えて嬉しいよ。どっちが勝っても恨みっこなしだからね!」
ルカリオ「これは見応えある勝負になりそうだな」
ゴン「ビデオの他にカメラもいりそうだね」
イノリ「ディアナさん、負けませんよ!」
ディアナ「私も!絶対負けないよ!」
- Re: とある彼らの日常日和2 ( No.263 )
- 日時: 2016/08/02 20:48
- 名前: ユリカ (ID: EZ3wiCAd)
ゲッコウガ「皆の者、全力を尽くして欲しい…」
マリオ「ああ、そうだな…。この緊張感は任天堂ヒーローの俺でも味わうものだな…。空気がピリピリしてるぞ」
ゲッコウガ「取り調べご苦労。…しかし何故格好がヘソ出しセーラー服にマイクロビキニ姿なのか…;」
ユリカ「あんたたち、何をしたのよwww…ってか臭いがヤバくない!?」
あべたかかず「ああ、裸族料理のフルコースと俺たち特性のパフォーマンスでおもてなし()したからな」
マリオ「…だが俺たちでも口を割らせることは出来なかった…。誰かはわからないが相当金を積まれているらしい。役に立てなくてすまない;」
ユリカ「それだけで十分よ。…つか早く歯を磨いて!お願いだから!」
一体裸族たちが何をしたのかと言うと、各サイドの裸族料理フルコースを食わせた上、ディープキスや裸族技をかましたのだ。多くの人が会場に行ってて良かった;
日向「エルブ、そこでターンだ!…いいぞ、その調子!」
苗木「シルヴィア、かまいたちをお願い!とびきりの奴をね!」
奏「イノリ、めざめるパワーからムーンフォース!」
凛音「ディアナ、メロメロとおんがえしだよ!」
ハイパーラウンドの合格基準はかなり高く、戦いは熾烈さを増す。4匹はどれも見応えある演技を披露しており、出来れば同グループでの同時合格が欲しいほどだった…。だが演技が終盤に差し掛かったその時、異変が起きた。
ヘルガー「グルル…」
苗木「ヘルガーの群れ!?どうしてこんな時に…!?」
日向「ここは戦うぞ!なのはさんにカルディア、お前たちも来てくれ!」
なのはさん「勿論よ!マジカルシャインで大打撃なんだから!」
カルディア「インファイト!…格闘タイプや水タイプ持ちは前に!」
キャンプボーイ「分かった!シードラ、みずのはどう!」
バトルガール「あたしも手伝う!チャーレム、はっけいよ!」
シルヴィア「かまいたち!…あんた相性悪いけど大丈夫?」
エルブ「平気だ。…リーフブレード!」
マルマイン「……」
ルカリオ「マルマインだと!?早く処理しないと大惨事になるぞ!一撃で倒せ!はどうだん!」
マージ「遠距離攻撃も悪くないわね。シャドーボールでも食らってなさい!」
奏「素早くて嫌な攻撃をしてくるんですよね…。イノリ、ムーンフォース!」
凛音「ディアナ、めざめるパワー!ゴーストタイプやはがねタイプを持っている人はいますか!?」
メイド「わ、私のクレッフィで良ければ…!」
おぼっちゃん「僕のブルンゲルもいるよ!」
ユリカ「本番の最中に何てことを……!マリオ、私とゲッコウガはかっこよさの方へ行くからあんたたちは第3会場へ急いで!」
マリオ「勿論だ!行くぞあべたかかず!」
ゲッコウガ「群れを早く始末せねば…」
第1会場では突然ヘルガーの群れが押し寄せ、第3会場ではマルマインの大群が現れた。最悪な出来事を回避しようとWSTは奔走する!
かっこよさ部門に出場しているポケモンには格闘タイプが多く、あくタイプのヘルガーの対処は比較的楽だった。彼らは他の参加者たちやスタッフと協力して戦う。
日向「ポケモンばかりに任せてる訳にはいかないよな?俺たちも動くぞ!」
苗木「うん!手始めにレッグショットでも食らってね?」
日向「追い討ち!薙ぎ払い!…エルブ、逃げ遅れた奴を優先して避難させろ!」
エルブ「分かった。あっちに子供たちがいるから向かうぞ」
ゲッコウガ「鎮圧は任せるでござる!ハイドロポンプ!」
一方の第3会場だがマルマインのスピードと電撃を利用した攻撃が厄介のため、やや苦戦していた。その上、下手すると電磁波で麻痺させられる…!
奏「アローショット!数が多いから厄介ですね…」
凛音「うん…。ギガグラビティ!」
ルチア「どうしたの!?いきなり何があったの!?」
ユーベル「このポケモンたちは…!?まさか妨害者の仕業だと言うのか…!?」
マリオ「ルチア、危険だから下がってろ!ファイアボール!」
あべたかかず「遅れて悪かった!クロスチョップ!」
ゴン「数が多いね…ふんっ!」
ユリカ「リリィランス!…よし、ここらの敵は片付いたわね」
サクラ「もう大丈夫だよ、怖くないからね〜」
ふたごちゃん「「うえーん、怖かったよおおおおおー!!!!!」」
ここで仲間の多くと合流し、状況は有利になる。高い攻撃力を持つあべたかかずやゴン、戦い慣れしているマリオの判断もあり厄介なマルマインの群れの鎮圧化が進んだ。さらに散らばっていた第1会場の避難者たちも次々WSTメンバーによって避難されたのだった…。
ユリカ「何とか騒ぎが鎮圧化したわね…」
イノリ「早くヘルガーとマルマインの身元を調べましょう!そうすれば黒幕の手掛かりも少しは分かるはず…!」
ルカリオ「しかし多いな…。これだけの数をどうやって集めたんだ;」
ルチア「ひどい…!コンテスト中にも妨害してくるなんて、信じられない!」
マージ「そういう輩もいるってことよ。…ステージは少し壊れちゃったけど、とりあえず何とかなったわね」
エルブ「こっちもケガ人の有無を確認するから合流まで時間がかかる。また後で互いに報告し合おう」
電話で連絡を取りつつ、WSTはそれぞれの会場の現場確認をする。いずれもステージや器物で破壊されてしまった部分や何人かケガをした人やポケモンがいたものの、被害は最小限にとどまった。なお騒ぎを引き起こしたヘルガーとマルマインは身元を確認したのち、ポケモン警察へ引き渡されるとのことらしい。
- Re: とある彼らの日常日和2 ( No.264 )
- 日時: 2016/08/02 21:15
- 名前: ユリカ (ID: EZ3wiCAd)
苗木「…足をケガしたんだね。湿布があるから後で手配するよ。それとポケモンもドクターさんたちに頼んで見て貰った方が良い。もっとひどいことにならなくて何よりだよ」
じゅくがえり「ぐすっ…。うん、そうします…」
なのはさん「誠君は大丈夫?早く日向君たちと合流しましょ」
日向「どうだ、ケガ人の様子は?あまり酷くないといいけど…」
ケガを負ったトレーナーから話を聞いたダンガンロンパの主人公としゅくふくポケモンはスタッフに治療と安全な場所への避難を伝え、仲間と合流しにかかる。
グルル…プスプス…
奏「鎮圧化出来て良かったですね;」
凛音「素早いから攻撃当たりにくくて大変だったね;」
マージ「マリオたちが戦い慣れしていて良かったわね;」
イノリ「本当ですよ;」
ディアナ「マリオとあべたかかず、凄かったねー!」
ルカリオ「早く別の会場のメンバーとも合流しないといけないな」
あべたかかず「そうだな、皆の安否も気になるしな」
誰も気付かない。忍び寄る影に。そしてそれを人知れず喜び、ほくそ笑む者がいることに…。
「創!エルブ!どきなさい!」「凛音ちゃん!」
ガブッ…ドサッ…ドゴォォォォォッ!!!!!
突如2つの会場に音が響いた。1つは何かに噛み付き、振り落としたもの。もう1つは耳をつんざくほどの爆音。その音がした間近には超高校級の主人公の1人とそのパートナーのみつりんポケモン、そして探求する少女の姿があった。彼らは何かに突き飛ばされたような感触を受けたものの、目の前に広がる光景に言葉を失った。
エルブ「…シルヴィア?」
日向「おい、シルヴィア!?」
凛音「…ディア!?」
そこにはヘルガーに噛み付かれた挙句床に叩きつけられたわざわいポケモンと、マルマインの大爆発を受けて壁に打ち付けられたはなかざりポケモンの姿があったからだ…!
次回へ続く
これから何が起こるのか…。感想OK