二次創作小説(映像)※倉庫ログ

アイドルロンパ ( No.327 )
日時: 2016/09/27 14:45
名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)

タイトルから察することが出来るであろうと思いますが、これは「ダンガンロンパ」のパロディネタです。以前からパロディとして執筆したいと思っておりここ最近でネタを固めていましたが、要となる推理シーンが上手く纏まらず没となってしまいました。ですがこのまま無かったことにするのとどうかと考えたのもあり、ある程度完成していたストーリーとオシオキを没ネタとして掲載することに。芸能系キャラが増えたこともあり、登場するのは芸能・音楽系のキャラオンリーとなっています。キャラの肩書きもオリジナル設定含むものがありますのでご了承ください;
また没ネタとはいえ原作が原作なのでキャラ同士の殺し合いや鬱展開、死ネタ等が含まれますので嫌悪感を抱いた方はブラウザバック推奨です。





・「あらすじ」

とある街で愛用のギター「ストロベリーハート」をかき鳴らし歌いながらアイドルを夢見るミューモンの少女、シアン。そんな彼女の元へ「所属出来ればトップアイドル間違いなし」と太鼓判を押される有名事務所「シャイニング」からの手紙が届く。自分がスカウトされたことに喜び、事務所へ向かうシアンだが、事務所に足を踏み入れた直後、急に意識を失ってしまう。
気がつくと彼女はまるで見知らぬ空間にいた。不気味に思いながらも探索を続ける最中、出会ったのはとあるメジャーバンドのボーカルであり自身と同じミューモンの少年・クロウだった…。



・「メインの簡単な設定」



・「超アイドル級の幸運」シアン
「アイドルロンパ」の主人公であり、音楽が大好きな猫族の女の子。元々はとある街に住むごく普通の女の子だったのだが、抽選によって「超アイドル級」と称えられる今をときめくアイドルたち集う大型事務所「シャイニング」にスカウトされた。喜ぶのもつかの間、他の超アイドル級の者たちと共に監禁されてしまい、外に出るためには他の人物を殺さなければならないという「コロシアイ」を要求される…。



・「超アイドル級の???」クロウ
事務所でシアンが初めて出会ったハリネズミ族の男の子。とあるV系厨二病スタイルを貫く人気バンドのメインボーカルを務めているが、そのプライベートは一切謎。彼もまた他の者と同じように超アイドル級の才能を持つが、それに関して口を開くことはない。



・「超アイドル級の書道家」聖川真斗
プロの歌手として活動すると同時に書道家の顔も持つ青年。真面目かつ古風な人柄であり、実家の妹の面影のあるシアンに親近感を持つ。そして必然的に彼女と接点の多いクロウを含め、アイドルたちの精神的主柱となっていく。



この3人が基本的に共に行動し、事件を解決していきます。他には…。




・「超アイドル級のサッカー選手」一十木音也
・「超アイドル級の演奏家」四ノ宮那月
・「超アイドル級の空手家」来栖翔
・「超アイドル級の研究者」美風藍
・「超アイドル級の伯爵」カミュ
・「超アイドル級の退魔師」ナカジ
・「超アイドル級のサーファー」タロー
・「超アイドル級のクラフター」サユリ
・「超アイドル級のパティシエ」アン
・「超アイドル級の図書委員」霜月凛
・「超アイドル級のブロガー」レトリー
・「超アイドル級の妹」ロージア
・「超アイドル級のスイマー」コリエンテ



…彼らが登場します。最初の3人を入れて16人ですね。そして忘れてはいけない人物といえば…。



・「閉ざされた事務所の社長」有栖川メイプル
事件の首謀者であり、シアンたちを監禁した張本人。表向きは数多くの人気アイドルを生み出してきた敏腕社長だが、その本性は人の不幸や苦しんでいる姿を見て楽しむ歪んだ性格の持ち主。事務所社長としての権限を振るい、アイドルたちの心や弱みに漬け込んだりルール違反を犯した者に対して平然と処刑を行う。



お察しの通りメイプル社長がモノクマポジションです。ちなみに事務所の元ネタは言うまでもなくうたプリのシャイニング事務所。それに合わせてシャイニーをモノクマポジにしても良かったのですが、今回はSB69キャラのシアンちゃんが主人公ということもありメイプル社長になりました。
…あと肩書きの「超アイドル級」についてですが…。ナカジらやりんりん先生など厳密に言えば「アイドルじゃない」子もいるのですがそこはお口チャックでお願いします(笑)。そう言うならシアンちゃんやクロウちゃんも「アイドル」ではないですしね。かなり近い存在ではあると思いますが。…そんな訳でここでの「アイドル」というのは芸能・音楽関係者たちに対する総称だと思ってください。



ここからは「アイドルロンパ」の大まかなストーリーを掲載。





・「序章」
あらすじの通り有名事務所「シャイニング」にスカウトされた少女・シアン。だが気がつくと彼女は大手事務所の雰囲気とは異なる不思議な空間にいた。そこでメジャーバンドのボーカリストであるハリネズミ族の少年・クロウや人気歌手兼書道家の真斗らと出会う。その他にも毎日TVで見る人気アイドルたちの存在に心躍らせ、同時に「何故彼らがここに…?」と疑問に思うシアン。やがて事務所のホールに集められた彼らが目にしたのは社長である有栖川メイプル。…だがその彼の口から飛び出したのはあまりに残酷で、衝撃的な告白だった。





次からは本格的はストーリー。キャラのコロシアイの描写が含まれるので苦手な方は注意。

アイドルロンパ ( No.328 )
日時: 2016/09/27 11:28
名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)

いくらパロディとはいえ、好きなキャラの死ネタを書くのは罪悪感が…;



・「第1章」ゼツボウリサイタル
ホールに集められた16人は社長である有栖川メイプルから「事務所から出たければこの中の誰かを殺し、そして周りを欺け」とコロシアイを要求される。勿論全員猛反対したものの、無闇に彼に逆らうことは死を意味する…。何としてでも事務所から脱出しようと協力し合うアイドルたちだったが、元々他人と接することが苦手なためネットアイドル・ブロガーとして活動して来たレトリーにこの環境は大きなストレスとなってしまった…。やがて彼女は「例え協力し合わなくても誰か1人を殺してしまえば家に帰れる」と思ってしまいコリエンテをターゲットにするが、コリエンテが抵抗したことでレトリーが死んでしまう。
その後行われたアイドル裁判でシアンは必死に推理し事件の犯人…クロを暴き出すが、殺人を起こしたコリエンテは裁きと称した見せしめとして「オシオキ」によって殺される…。



・「第2章」BAD HEAD LOVE
「オシオキ」によって残酷な死を遂げたコリエンテに残ったアイドルたちは言葉を失い、同時に恐怖を覚える。「これ以上殺人を起こしてはいけない」と誓い合うアイドルたちだったが、無情にもメイプルは殺人を犯さずにはいられないという「動機」をアイドルたちに提供する。曰く、24時間以内に殺人が起きなかった場合「動機」となる秘密が全世界に公開されてしまうという。
その「動機」にはサユリの両親が犯した大きな罪が記されており、彼女の恋人であるナカジはサユリの秘密を守り抜こうと尽力する。だが運悪くサユリの「動機」が記された封筒がタローの手に渡ってしまい、タローが中身を見たと思ってしまったナカジは彼を殺害する。
後に行われたアイドル裁判にてサユリは恋人の無実を信じ最後まで彼を庇い続けるが、最終的にナカジは殺人を認める。「私のせいだ」と泣きじゃくるサユリにナカジは「お前のせいじゃない、全部俺が自分で決めてやったことだ」と不器用ながらも彼女を慰める。そして最後は親友であったタローを身勝手な理由で手にかけてしまったこと、恋人を置いて死んでしまうことに懺悔しながらオシオキを受ける…。



・「第3章」操りピエロ
第2章の殺人からいっこうに事が進まず苛立つメイプルは新たな「動機」を追加する。それは「もしバレずに殺人を犯せたら事務所から出してあげるのに加えてクロの願いを1つだけ叶えてあげる」というものだった。そんな言葉に従うような人なんてこの中にいないと反論するシアンだったが、皮肉にもその動機に反応した人物がいた…。
北欧の小国に生まれ育ち伯爵として、そして国を護るためのアイドルとして誇り高く生きてきたカミュ。彼は前の「動機」で祖国が滅亡の危機に瀕していることを知ってしまった。その時点では踏みとどまった彼だったが、メイプルの第2の「動機」に踊らされ、祖国を救うため親しかった藍を手にかけてしまう。
その後行われたアイドル裁判で彼は巧みにシアンたちを欺きかけるも、ほんの少しの不自然な点からクロだと暴かれる。だが非常なメイプルは第2の「動機」を否定し、「あんな言葉を信じたなんて馬鹿な男だ」とカミュを罵倒する。それでも最期の瞬間に彼が残したのは…。



・「第4章」妄想メソロギの滑稽な夢
第3の事件が終わった後、シアンは夢を見るようになる。それは「いつか一緒にステージで歌おう」と交わした約束、そして笑顔を見せる少年…。微かな、だが幸せなその夢に思いを馳せる中、第4の事件が起きてしまう。音也と那月が何者かの手によって命を奪われたのだ。
後に行われたアイドル裁判で犯人は暴かれたが、その人物と動機は思いもよらないものだった…。何と彼らを殺したのは可憐かつ非力な少女であるアンだった。
彼女は次々起こる殺人と監禁されているコロシアイ生活に耐え切れず、精神的に衰弱しきっていた。今まで死んでいったアイドルたちの最期、それに対する恐怖、「皆でここを出なくてはいけない」という責任感、メイプルに怯えてずっとこの事務所で暮らしていかなくてはいけないのかという絶望、ここを出て仲間たちや好きな人に会いたいという微かな希望…。それらが混ざり合ってしまった結果、アンは「自分が殺人を犯せばどちらにせよ皆を助けられる」という発想に至ってしまったのだ。もし自分がクロとして死ねば自分と手にかけた者以外の人は助かる。もし自分が周りを欺き通せば…。皆は死によって解放される。アンは最期、「狂っていてごめんね」と泣き笑いを浮かべて処刑された。元々持ち合わせていた優しさとコロシアイ生活によるストレスはフランス少女を完全に潰してしまった…。



・「第5章」アイドルとして軸がぶれている
これ以上コロシアイ生活を続け、アンのように潰れる者を出してはいけない。皆で真実を探す中、突然黒幕であったはずのメイプルが殺害される。全てを牛耳ってきた男の死に動揺するアイドルたちだったが、行われたアイドル裁判により犯人が明かされる。…だがメイプル殺しのクロは今までシアンを支え続けてきたクロウだった!そして彼の口から全ての真実が語られる…。
今まで隠してきたクロウの才能は「超アイドル級の執行人」であり今回の事件の黒幕の1人だった。彼の所属していたバンドのメンバーたちはとうの昔に真の黒幕によって殺害されており、クロウは真の黒幕によってメジャーバンドのボーカリストとして祭り上げられていた。それは現在芸能界に渦巻いている「絶対的絶望による事件」をより活性化させるため、そしてその広告塔として、絶望のエンターテイナーとして超アイドル級の者たちが演出されるため…。生きがいだったバンドの存在を無くし全てに絶望していたクロウは何の疑問もなくアイドルたちを幽閉し、事件を引き起こす。だが例えどんな絶望に突き落とされても、何度絶望を突きつけられても立ち向かうシアンの姿に目を覚ます。そして全てを終わらせるため、せめてもの償いと彼らを牛耳っていたメイプルの殺害に至った。
だが皮肉にもこの事件のショックでシアンは「かつて夢に出てきた少年」がクロウだと思い出してしまった。行かないで欲しいと叫ぶシアンをクロウは振り切り、「このふざけた事件をぶっ壊せるのはお前たちだけだよ」と全てを託してオシオキを受けた…。



・「最終章」ニルヴァーナ
クロウの死から今まで前向きだったシアンは泣き通し、絶望していた。そんな彼女に真斗は「クロウはどんなことが起こっても前に進めるシアンだからこそ全てを託せたのではないか」と説得する。彼を始めとした仲間たち…翔、サユリ、凛、ロージアも同じようにシアンに言葉を掛ける。彼…クロウは今までの自分の行動と勇気を認め、命を懸けてまで全てを託してくれた。その彼の想いは絶対に捨ててはいけない、無駄にしてはいけない。それは生き残った6人全員が思っていることでもあった。
自らを蝕んだ絶望を振り切り、6人は真の黒幕を倒すため、最後の戦いに挑む…!





…これが大まかなストーリーです。最終的に生き残るのは主人公であるシアンちゃんの他に真斗と翔ちゃんとサユリちゃんとりんりん先生とロージアであり、黒幕に打ち勝った彼らはシャイニング事務所を脱出する。その中で出られなかった皆に想いを馳せるも、残った僅かな希望を信じて前に進んでいく…というものです。
次レスはそんな彼らのオシオキ案について解説します。





次も注意。感想まだ

アイドルロンパ ( No.329 )
日時: 2016/09/27 14:50
名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)

ここもSAN値が削られるかも;





・「オシオキについて」
ダンガンロンパシリーズにおいてある意味最大の目玉ともいえる「オシオキ」。これは誰がクロ(及び被害者)となってもいいように主人公のシアンちゃん以外のオシオキ案を最初から考えていました。
そしてそのオシオキの内容は…。





・真斗 「聖川師範代による模範演技」
和室のような空間にいる真斗。彼の目の前にはまっさらかつ大きな和紙が広がり、傍らには筆と硯も見られる。メイプル集団による真斗コールを耳にしながら最後にその声援に応えようと筆を構える真斗。だが突然その体が宙に浮く。次の瞬間目の前が真っ黒に染まり呼吸はままならず、口には苦いとも何ともとれない不快なものが広がる。そして全身、特に頭部が悲鳴を上げるではないか。…ここまで表現すれば分かるだろうが真斗自身が筆に見立てられており、彼を掴んでいるのは巨大なメイプル。何度もそれを繰り返され意識がもうろうとする真斗を後目に最後の一筆を振るおうと大きく振りかぶったメイプルだが、そのはずみで彼を墨汁溢れる巨大な硯に落としてしまった。…そして最後に仕上がった書にはお世辞にも上手いとはいえない文字で「めいぷる」と記されていた…。
最終的な死因は墨汁の海に落とされたことによる溺死(真斗は泳げない)であり、最後の書も作詞した歌詞を半紙に綴るほど(3期8話参照)の彼に対する冒涜。「師範代」自らが筆にされてしまうというのも皮肉。



・コリエンテ 「ウォーターイリュージョン・ショー」
正装したメイプルの横に佇むのはいつものスク水姿のコリエンテ。舞台はオシャレなショーレストラン風の空間であり、メイプルの合図で彼女は巨大水槽に飛び込む。才能を生かして潜水・シンクロ・ジャンプしてのフラフープ
潜りといったパフォーマンスをこなしていくコリエンテだったが、最後のミッションは人食いサメとの演技だった。勿論恐怖するコリエンテだが、「もしこれをクリア出来れば助かるかも」という僅かな希望に縋ってサメの背に乗ろうとする。だが結局のところサメにとって彼女は「美味しそうな獲物」にしか見えておらず、自分からサメに襲われに行く態勢になってしまった。その直後水槽に幕が下り、聞こえてくるのはあまりにも残虐で不快な音…。やがて幕が開き観衆の拍手をBGMに映った光景は何かの切れ端のようなものが浮かんだ、真っ赤に染まった水槽だった…。
モデルとなったのは本家ダンガンロンパの朝日奈さんのオシオキ案。タイトルもまんまそれ。



・ナカジ 「中島君の霊媒トレーニング」
いかにも墓場、という場所に連れてこられたナカジ。状況が状況なので警戒する中、予想通り異形のものやゾンビといった集団が彼に襲い掛かってくる。持ち前の能力でゾンビたちを蹴散らすナカジの横目に見えたのはコントローラー機を持つメイプルであり、操られているのだと悟る。どうせ自分は死ぬのだと冷静なナカジだったが次の瞬間弾かれたように走り出した。彼の目に映ったのは愛するサユリの姿と、彼女に向かって襲いかかってくる大量のゾンビ集団…。せめて彼女だけでも救いたいと走るナカジだが、突然銃声が響く。某隊員の格好をしたメイプルが銃を持ち、サユリに襲ってきたゾンビ集団を一掃したのだ。ナカジはそのゾンビたちと一緒に全身を撃たれて死亡。
モデルはロンパ2のあの子のオシオキ。だけど結局は好きな子1人守れませんでした、というオチ。あとメイプルが操っていたのはナカジではなく最後に登場した某隊員風メイプルです。ゲームをしてたら仲間NPCを巻き添えにしちゃった…的な。



・カミュ 「伯爵凱旋」
とある廃れてしまった国の城下町に彼はいた。吹き荒れる吹雪の中カミュは奥にそびえたつお城を目指し、歩みを進める。その途中でこじきの少年が彼の履いていた靴を奪って逃げていく。次に子供を抱えた若い女性が着ていた上着を剥ぎ取る。やがて進む彼のもとには多くの貧しい人間がたかり、「綺麗な髪をくれ」「澄んだ碧眼をくれ」「白い肌をくれ」と口ぐちに喚く。挙句の果てには石を投げつけられたりするが、それでも彼はお城の前に到着した。寒さに強いはずの彼でさえ凍えてしまいそうな中、とうとう目的であった女王に会うことが出来た。だが女王は「聞こえてくる民衆の声に耳を傾けず、挙句の果てに殺人まで犯した伯爵はいらない」とサーベルを抜き…。
モデルとなったのは十神のオシオキ案であり、それをベースに色々考えました。心の支えにしていた祖国の廃れ具合をまじまじと見せられ、最後はやっと会えた女王様に見捨てられ首をはねられてしまう無情さ、理不尽さが肝だったりします。



・アン 「Un Deux Trois!!〜あつあつ仕立てのクロカンブッシュ〜」
本家のようなピンク色の液体が飛び散ったキッチンステージにいるアン。彼女の目の前にはお菓子作りの用具と材料が用意されており、メイプルたちのリクエストに応えてプチシュークリームが多く重なったタワー…クロカンブッシュを作ることに。慣れた手つきでシュークリームを作っていくアンだが、何かがおかしい。これから死ぬ恐怖で冷や汗は流しているが、それにしても量が多いしどこか息苦しい。その影響もあったのか手つきは徐々に鈍っていき、作業が遅いとブーイングするメイプル軍団が暴れ包丁などの調理器具を持って彼女に襲い掛かろうとするが、殺されかける手前で暴動を起こした観衆が次々ばたりと倒れていく。驚くもほっと息をついたアンだが、彼女も突然意識を失って倒れてしまう。
実は彼女のいたキッチンステージは巨大な窯の中に入っており、おかしかったのはステージごと熱せられていたからだった。最後はすっかり焦げてしまったアン特製プチシューを見て、少し焼きすぎたかなーとあらかじめ用意されていたクロカンブッシュを食べるメイプルを映してEND。
死因は言うまでもなく焼死。タイトルは某クッキングアイドル風に。



・レトリー 「特別生放送!!彼女のすべてを見せちゃいます☆」
ネットアイドルとして成功したレトリー。そしてそんな彼女の活躍を映し、流れる映像とそれを見続けるレトリー本人。映像は某2525動画風になっており、彼女を応援したり絶賛するコメントが立て続けに流れていく。だがやがてそのコメントがより過激になっていき、「レトリーたんの全てを知りたい」「俺だけのものにしたい」といったものが流れていく。やがて彼女のブログにエスカレートしきったコメントが載せられたり、挙句の果てには彼女の愛用しているスマホやどこかに設置された電話が絶えず鳴り響くように…。目や耳を塞ぎたくなるが、手足がが拘束されているためどうすることも出来ない。やがて画面には「レトリーたん、見つけた」という巨大な文字が映される。恐怖に顔を歪めた彼女が最後に目にしたのは不気味な笑顔を浮かべる熱狂的なファンだった。言うまでもなく彼が過激なコメントや次々鳴り響く電話の犯人。手足を拘束されているレトリーを目にした犯人は怒り狂い、「今助けてあげるからね」と包丁を振りかざした…。
好きなはずのネットが悪夢の引き金になってしまう…というネットジャンキーの彼女に対する最悪のオシオキ。





まだ続きます

アイドルロンパ ( No.330 )
日時: 2016/09/27 14:30
名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)

キーパーソンの彼と、シナリオ上クロにならなかったキャラのオシオキ案





・タロー 「イケないサーファー」
照りつける太陽、白い砂浜、目の前に広がる青い海。大好きなものばかりのはずなのに震えが止まらないのはこれから自分は処刑されてしまうから…。そんなタローを煽るかのようにサーファーの格好をしたメイプルが海へと飛び出していき、タローは嫌でもそれを追いかけてしまう。メイプルとサーフテクニックで勝負をするタローだが、才能のこともあってか終始タローが優勢だった。だが突然嵐が発生し波はしけて大荒れに。これはまずいと浜辺に戻ろうとするタローだったが、長い海藻に足を取られて動けなくなってしまう。そんな彼を後目にメイプルはさっさと泳いでいってしまった。それでも大声で必至に助けを求める彼の真上に雷が落ち、やがて海底へと沈んでいった…。
泳ぎが大好き・得意なはずの彼がよりによって嫌いなしけた海で死んでしまうというオチ。コリエンテちゃんとの差別化は意外と楽でした。タイトルは某曲が元ネタですが、それに加えて「イケてない」と「いけない(危ない)」をかけて。



・サユリ 「折り鶴たちの恩返し」
舞台は夕暮れの教室。そこにはたくさん積まれた折り紙と机に向かって一心不乱に折り鶴を折るサユリ、そしてそんな彼女を見守る教師の格好をしたメイプルが。サユリが心を込めて折った折り鶴をメイプルは吊るしていき、とうとう最後の1羽が完成。折り鶴たちは重なり合って1羽の鶴となり、「優しいサユリちゃんを天国に連れて行ってあげる」と背中に乗せる。怒るメイプルを後目に窓を開け飛び出した鶴だったが、その直後窓枠にサユリの体が引っ掛かりそのまま落下してしまう。それに気付かず折り鶴は彼女が乗っていると思い込み、天高く飛んで行った…。
これは言うまでもなく「鶴の恩返し」を参考に。折り鶴に心が宿りサユリちゃんの味方になった…と思わせて(悪気なく)それに裏切られてしまった、というオチ。浮かんだ風景が幻想的かつロマンチックなので気に入っていますが、肝心のサユリちゃん自身がクロになりそうもないキャラだった。



・藍 「A.I.〜まだ見ぬ世界〜」
白衣を身にまとい真っ白な広い実験室に佇む藍。彼は実験の最中であり、アシスタントのメイプルが手伝う中薬品を調合している。だが誤ってメイプルが間違った薬品を投入してしまい、部屋に有毒の気体が充満し始める。窓を探すも見当たらず、ハンカチを当ててやり過ごすもこのままでは体に毒が回って死んでしまう。何とか走り回ってドアを見つけたものの、ドアを開けた彼の目に映ったのは血のついたスパナや工具、見るからに怪しげな機械が大量に包まれた部屋だった。本能的にまずいと悟るが直後に科学者の格好をしたメイプルに捕まってしまい、体のあちこちに管を繋がれる。もう助からないと目を瞑った彼を見たメイプルは満足げに機械を作動した…。
最終的な死因は繋がれた管から大量の電撃が流れたことによる感電死であり、実験していた側の藍ちゃんが無能な助手に振り回された挙句、最後に実験対象側になっちゃった、というもの。タイトルは彼の曲から取りました。



・那月 「なつきとほしのえんそうかい」
豪華なコンサートホールに立っている那月。観客席には彼の大好きなピヨちゃんら可愛い動物…の着ぐるみを来たメイプル集団が。これが自分の最後の演奏だと悟る那月は固い表情を浮かべつつもバイオリンを構えクラシック曲・「星はきらめき」を演奏する。彼の演奏は「天才」と称えられるだけあって非常に素晴らしいものであり、終わった瞬間観客は拍手喝采。だがその歓声は徐々にどよめいたものへと変わっていく。何事かと頭上を仰いだ那月の真上にホールの天井が落下。メイプルの乗った流れ星が屋根にぶつかり、その衝撃で天井が抜けてしまったのだ。その後カメラの視点が切り替わり、夜空に美しい三日月と輝く双子座の星座が映されEND。
モデルは舞園さんのオシオキ案。実は初期のプロットでなっちゃんは第4章のクロになる予定でした。動機は掲載した没案とほぼ同じであり、「コロシアイ生活の継続で精神が衰弱しきって壊れてしまった」というもの。その後「このままだと男ばっかりクロになる」「こっちの方がよりインパクトがある」と被害者側に変更されましたがオシオキ案自体はすんなり思いついてました。音楽と彼の好きな星と絡めてロマンチック、かつ残酷に。最後に浮かぶのが「月」と彼の星座である双子座というのも皮肉。…元々使う予定だったのでかなり気合い入れましたね。



・クロウ 「少年は真紅の翼に抱かれ夢を見るか?」
巨大な浮遊ステージにギター「レッドトマホーク」を構えてスタンバイするクロウ。観客の手は届くすれすれのところにあり、ライブ特有の熱気と処刑前の緊張感が同時にぴりぴり漂う。後ろにはギター、ベース、ドラムを演奏するメイプルがおり、それはかつての彼の仲間たちによく似ていた。スタンドマイクを前にした彼はレッドトマホークをかき鳴らし、得意のシャウトとビブラートで観客たちを圧倒する。だがここにいる観客たちはどこかおかしい。…そしてとうとうその中に死んだはずのバンド仲間たちの姿を発見する。しかもその姿は死亡時の状態であり、彼らは生きる屍となってクロウに手を伸ばしていた…。他にも観客の中には彼の家族、応援してくれたファン、ライバルだったバンドの者たち、さらにコロシアイ生活で死んでいった仲間たちもが蘇り、クロウの姿を捉えようと手を伸ばし続けている。その光景に恐怖を覚えて逃げ出そうとするが、空中に浮遊しているステージに逃げ場はない。そんな状況の中最後に彼が思いだしたのはかつてシアンと交わした約束だった。「出来ることなら、シアンと一緒に歌いたかったな…」
…もう2度と約束が果たされることはない。何より自分は許されるべきでないことをしてきた。なら最後にせめてもとレッドトマホークをステージに置き、蠢く屍となった観客たちにクロウは叫ぶ。



「上等だぜ家畜共!お前たちの魂の叫び、俺様が全部聞いてやるよ!!!」



そして観客席へとダイブ。クロウは屍となった観客たちにもみくちゃにされるが一切抵抗しない。そんな中飛び交う血はまるで彼に生えた赤い翼のようだった…。
タイトルの元ネタは有名なSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」から。余談ですが本家ダンガンロンパ2のあるチャプターのタイトルもこれのパロディです。





…と各キャラのオシオキはこんな感じです。ちなみに掲載していない音也、翔、凛、ロージアですがオシオキの代替の流れは決めていましたが、上手く文章に落とせず没に。なので必然的に彼らは被害者か生き残り組にしようとしていました。アイディア自体はあり、どうなっていたかというと…。



音也:爆薬が内蔵されたサッカーボールと一緒に花火に
翔:憧れのケン王として悪を倒していくが最後の最後で落馬
凛:巨大な本に押しつぶされて彼女自身が栞になってしまう
ロージア:可愛らしく着飾られるが肝心のロージア本人が血抜きされてしまう



…というものでした。





次は登場予定だったキャラたちと一緒に細かい解説。感想まだ。

アイドルロンパ ( No.331 )
日時: 2016/09/27 16:32
名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)

本来は完成させた上で載せるはずだった裏話。これで少しでもSAN値回復してください





シアン「…ここまで読んでくれてありがとう!今回没になったアイドルロンパの主人公、シアンだにゃんv」
クロウ「そして俺様!裏の主人公ともいうべきクロウだぜ!」
真斗「一応キーパーソンの1人だと記されていたが…。どうも、聖川真斗だ。他にも俺の仲間たちや先輩方が登場予定だったが…」



BGM:スタン・ハンセン入場曲テーマ「サンライズ」




レトリー「ちょっとあっちにいきなよあざとJCめ!親友のボクを置いてちゃっかりシアンの隣に割り込もうとしやがって…!!!」
ロージア「そっちこそどきなさい!1章でさっさと退場した地味ーなポジションのあんたより最終的に生き残ったロージアちゃんの方がシアンさんの隣に立つに相応しいのよ!!!」
クロウ「またシアン大好きガールズがケンカし始めたあああああー!?誰か止めrグエッ!!?」
那月「クロウちゃーんお疲れ様!!!会いたかったです!クロウちゃんのオシオキシーンとってもきつそうでした…。痛くなかった?大丈夫?」
クロウ「平気だから放せよ那月…。うおえっ…;;;」
翔「おい那月クロウを放してやれ!首、首!!!マジで死にかけてっぞ!?「大丈夫だよ翔ちゃん、もう撮影は終わってますから!」そういうことじゃねーよ!?」
コリエンテ「うわwww何これ早速カオスwww今までSAN値埋葬パロものをやってたと思えないんだけどwwwww」
タロー「ただいまー!皆お疲れー!時間あったからちょっとひと泳ぎしてきたよー!」
凛「…タローもコリエンテも、まず髪を拭きなさい;部屋が濡れる;」
サユリ「タオルはこっちにあるからねー;」
音也「え、マジ?ありがとう!サユリちゃんも凛ちゃんも優しいね!」
翔「音也、お前も行ってたのか;…ってクロウが締め上げられて泡吹きかけてやがるー!?」
クロウ「」
コリエンテ「これはwww草不可避でしょwww今日来てない皆のためにもツイッターで拡散しなきゃwwwww」
ナカジ「うるせえええええー!!!!!」(怒)
カミュ「騒々しいぞ貴様ら!いい加減静まらんか!?」
藍「とりあえずさっさと始めない?このまま茶番を続けてても時間の無駄だよ」
アン「そうですね…。時間も押しちゃってますし早く始めましょうか;」
シアン「作者、起きてー。もう始まるにゃん!」(・ω・)
ユリカ「wwwww」








・「主役について」



シアン「そういえば作者、何であたしが主人公になるはずだったのにゃん?」
ユリカ「ぶっちゃけこのテーマでやるなら主人公はシアンちゃん一択だったわ。元ネタの主人公で人気があるし、素直で優しくて前向きな性格が本家の苗木に繋がる部分があるしね。頭も悪くないし、人や真実を信じるためならより行動的になれると考えたから…」
クロウ・レトリー・ロージア「当たり前だろ(でしょ)、シアン(さん)だし」
真斗「確かにシアンは人の心が分かり前向きだからな。もしシアンのような人物がいればコロシアイ生活での大きな柱になるだろう。…無論、そういった残虐な出来事が起こらないのは1番だが」
シアン「もー皆、ちょっと照れるにゃん…///でもありがとうにゃんv」
翔「…誰もクロウたちにはツッコまねーんだな;」(ぼそっ
コリエンテ「シアンちゃんへのあれはSB69組のお約束だからねー」
ユリカ「んでシアンちゃんを主人公に据えるなら重要キャラの1人にクロウちゃんがいなきゃダメだと思ったの。彼女の希望・心の支えになるポジションね。本編でもシアンちゃんへの助言やサポートで尽くすわ。…まあだからこそ第5章の展開があるんだけどね」
凛「それで気になったんだけど、良い?設定だとクロウは黒幕の1人なんでしょ?何で最初からシアンの手助けに動いてたの?」
ユリカ「あー、それね。確かにクロウは設定上黒幕の1人だし、真の黒幕は超アイドル級の皆を集めてコロシアイをさせ、絶望させることが目的だったわ。…でも最初シアンちゃんと会って本能的に「こいつを放っておいたらまずいことになる」と思い、監視も兼ねて彼女の傍にいたのよ。シアンちゃんはどんな絶望を突き付けられても屈しなかったからね。でも彼女に感化され目を覚ましたクロウは事件解決とけじめで殺人を犯すんだけどね…」
レトリー「あっ、一応ちゃんとした理由があったんだ。作者のことだからてっきり『クロシアだから』で片づけるのかと思ってたけど」
ユリカ「…まあ、基本的にはそれだね」
まともな人たち「お い」



・「肩書について」



音也「『超アイドル級の○○』っていう肩書だけどさ、これって俺たちの特技とかから取ってるよね!本家と同じようにさ!」
サユリ「…でもちょっと分かりづらいものもあったよね;特に元ネタを知らなかったりオリジナル設定が入ってたりで…」
ユリカ「そうだねー。じゃあそれについて解説しようか。まずダム様の『書道家』だけど、これはアニメでよく書道をしてたから。そこでクローズアップされたのもインパクトあるシーンばかりだしね。つかダム様、歌詞も半紙に書いてたし;」
真斗「む…。そういうことだったのか。そういやオシオキのネタも書道絡みになっていたな;」
タロー「あっ、そうだそうだ!分かりづらいっていえばアンちゃんのもだと思うよ!『パティシエ』って何!?って思う人もいると思う!!!」
アン「そうですね…;私のは完全にオリジナル設定入っちゃってるし;」
ユリカ「花が足りないからポップンのアイドルキャラ(女子)から誰かを出そうって思ってのね。んでニアちゃんかアンちゃんの2択になった訳。最終的にアンちゃんに決めたんだけど、『お嬢様』だと貴族系統でカミュ様と被るし『リーダー』は何か違う(つか明言されてない)し…;ってことで肩書はフランス=花のパリ=お菓子作りの本場=洋菓子…って連想してパティシエになりました。ちなみにうちのアンちゃんの料理スキルは☆5設定です。お菓子作りもお手の物」
ロージア「へえ…、すごいじゃない!」
アン「あ、ありがとう…///」
那月「これだと羽清さんが盛り上がりそうですねー!」(羽清さんはアンちゃんのファンを公言している)
ナカジ「違う意味でもな」
ユリカ「ざっとこんなものかしら?これ以外にも『何でこの肩書なの?』と疑問に思う子がいたらコメントでお教えしますねー」



・「事件や動機について」
ユリカ「一応全ての事件や動機が絡み合うようには設定していたのよね。没ネタ化したし上手く表現しきれなかったけど」
カミュ「おい、どういうことだ」
ユリカ「第1の事件はいわばチュートリアル(本家もそうだし)。幽閉されて『ここから出たい』と思った子が殺人を犯そうとしたけど返り討ちにあってしまう。この『出たい』っていうのは最後まで繋がる重要な部分なんだよ。没ネタ見れば分かるけど、第2章と第5章のクロ(と事件の関係者)以外は『出たい』と思った感情が引き金になって事件を引き起こしている。勿論それ以外のクロにもその感情がない訳じゃないしね」
クロウ「あー、事件が起こるのは何が何でも出ようとするからだしな…;」
ユリカ「んで2章以降はより明確な『動機』があるでしょ?2章のクロは言うまでもなく大切な人の『動機』を隠そうとしたからだし、3章のクロは2章で提示された『動機』も併せて犯行の後押しになった。3章のクロにとっては『動機』を公開されるのはアイドル生命にも関わる(前提として外人アイドルとして売ってる)し国を誇りに思っていたしね。4章のクロはそれまで積り重なってきた殺人やストレスで潰れて犯行を犯してしまった」
コリエンテ「ちょっとしたことで犯行が起こりやすくなるんだ…。うわあ…;」
藍「本家でも『動機』やモノクマの起こしたほんのわずかなトラブルが結果として犯行に結びつくしね」





まだ裏話はありますよー

アイドルロンパ ( No.332 )
日時: 2016/09/27 18:23
名前: ユリカ (ID: W3pbx6e8)

「SAN値埋葬トラウマシーンについて」

翔「オシオキのインパクトが強いけどさ、事件が起きて被害者が発見されるシーンも十分トラウマじゃね?;」
タロー「だよねー;…ねえ作者、被害者の子はどうやって殺される予定だったの?」
ナカジ「おいタローそこ聞くんじゃねえよ!?」
ユリカ「タローちゃんwww…まあこういう風にしようって考えていたなら案はあるわよ。これね」



第1章:ターゲットにした相手(クロ)の返り討ちに遭い、包丁がお腹に刺さってしまう。死因は大量出血の失血死
第2章:殴られて気絶した被害者を風呂場に運び、トリックを使って溺死させる
第3章:密室での犯行であり自殺…と見せかけた他殺。絞殺した被害者を吊るし、首吊りに見せかけた
第4章:1人はクロの用意した毒入りの紅茶を飲んでの毒殺。もう1人はその現場を目撃してしまい、口封じに近くにあった花瓶で撲殺された



ユリカ「一応こういう流れになってたわ。…あれ?シアンちゃん?」
シアン「本当にこうなるのは嫌にゃん…」(´;ω;`)
クロウ「ならないからな!?パロディネタだから安心しろ!?;」
レトリー「そうだよシアン!ほら、ハンカチ!」
ロージア「シアンさん泣かないでー!?」
一同(必死だ…;)



・「オシオキについて」

凛「オシオキってそのキャラの才能や特徴、プロフィールから考えているのよね」
ユリカ「うん。あとは本家のオシオキを元にしたものもあるし、他のダンガンロンパの二次創作を参考にしたオシオキもあるよ。例を挙げるとアンちゃんのはある方のロンパパロで使われたオシオキを参考にしたわ」
アン「え?そうなんですか?」
ユリカ「参考に、だけどね。調べてみればすぐ分かると思う。…基本的には本家のオシオキにセンスがあるものが多いからそれをモデルにしたわ。実際オシオキされないキャラの案もファンブックに載せてあったしね」
サユリ「ナカジ君のは特に分かりやすいよね…。言うまでもなくネタバレ防止で2のあの子;そのイメージで考えたのは間違いないよね;」
音也「すごくえげつないのもあったよねー;作者はどれが印象的だった?」
ユリカ「舞園さんと朝日奈ちゃん(即答)。あれはエグいし採用されていたらCEROがもう1段階ひきあがってたかもね;…でも1番インパクトあるのはやっぱり『千本ノック』;」
カミュ「まあ1章は最初のクロだからな。見せしめとして処刑される故、よりユーザーの印象に残るため演出されたのだろう。被害者共にな」
ロージア「確かに『2』の1章被害者・クロもインパクトあったわね…;」



・「人選について」

シアン「あっ、作者!今更なんだけどどうしてこういう人選になったのにゃん?特にスタリとカルナイは半分ずつ選ばれたから中途半端だと思うし…」
ユリカ「えっと、それはね…」



バタバタ…バン!!!



トキヤ「ここにいたんですか作者!?…音也、聖川さん、四ノ宮さん、翔!美風さんとカミュさんも聞いてください!今回の仕事は何ですか!?よりによってあの『ダンガンロンパ』のパロディなんて一体どういうことですか!?社長をきょ…説得して台本見たら聖川さんのアレなシーンはなかったので少し安心しましたけどね!!!もしオシオキされたら私白目剥いて倒れる自信ありますよ!!!」(バーン
嶺二・レン「ちょ、トッキー(イッチー)待って!没ネタだから!これ没ネタだから!!!;」
蘭丸「トキヤテメェは少し落ち着け!?いつものお前ならちょっと考えれば分かるだr…グエッ!?」
ロム「おいクロウ!テメェシアン餌にされてロンパパロの仕事なんて受けてんじゃねーよ!?あと俺たち関係ないところで死んでるし!?アイオーンなんてまるで耐性ねーから気絶して口から魂出てるぞ!!!」(蘭丸を押しのける
ヤイバ「故にレジェント・オブ・アウト!レトリーもシアンが登場するからと言って何ていうことをしているのだ!?ほらロージアも!?チュチュもホルミーもショックで倒れてしまったぞ!?」
ツキノ「ロージア、死んじゃ嫌なの…。お仕事でも死んじゃ嫌なの…。ぐすん…」
セシル「ミンナー!死なないでください!死んだら嫌ですー!!!」(号泣)
スタリ・カルナイ・シアン・クロウ・レトリー・ロージア「」
コリエンテ「ちょwwwグループの仲間がダイナミック来店したwwwww」
ユリカ「皆愛されすぎwww仲良いですねwww…あっ、せっかくだから今来た皆も聞いてよ。実はこのアイドルロンパね、『スーパーアイドルロンパ2』っていうタイトルで続編も考えていたんだ」
凛「え、ちょっと、続編!?そんな計画あったの?」
ユリカ「あったあった。今だから言うけどスーパーアイドルロンパ2の主人公はトキヤの予定だったの」
トキヤ「…肺?」
藍「トキヤ、誤字ってる誤字ってる」
ユリカ「ちなみにキーパーソンの1人はシュウ☆ゾー君だったわ。おおまかなあらすじだけど、舞台は本家2と同じでとある南の島。記憶喪失になったトキヤ(『才能:超アイドル級の???』)をシュウ☆ゾー君が気付いて起こし、今回と同じように『超アイドル級』の才能を持つアイドルたちと出会って…っていうパターンで始まる予定だったわ」
クロウ「ちょっと待て。それだとあいつは…;」
コリエンテ「あたしwwwシュウ☆ゾーさんが誰ポジションが分かっちゃったwww間違いなくアレでしょwww」
まともな人たち「それだと色々な意味で大事故になる予感しかしねえよ」(白目)
ユリカ「続編を考えていたのもあってグループから半分とか、そういう中途半端なものになったんだよねー」



・「その他や小ネタについて」

ユリカ「他の作者さんのコメントにも書いたけど学生キャラ限定で元ネタ通り『超学生級の○○』ってしてロンパパロを考えたりしたのよね。こっちの方が対象キャラやオシオキをすんなり思いついたからこっちを採用したけど。…あっ、ギラギラ組はそっちでもキャラの候補に挙がってたわ。ひなビタだと別の子だったかもしれないけど」
タロー「マジかー!…あと他にもこだわった部分があったんだよね?」
ユリカ「そうそう。ここに掲載されている分でも見れば分かると思うけど…」
真斗「まあ元ネタはかなり分かりやすいがな」
ナカジ「気付いた奴がいたらコメントで指摘してやってくれ。作者が喜ぶ」
那月「他に気になったものもどんどん教えてくださいねー!」





という訳でこれでアイドルロンパはおしまい。感想OK










有栖川「なくてはならないモノクマポジ、真の裏の主役は僕ですぞ…。呼ばれもしないってどういうことですぞ…」OTL
早乙女「悪役の扱いは虚しいものデース。これを読んで元気を出すのデース」つあらゆるサイドのベストショットが詰まった裸族写真集