二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部 ( No.1 )
- 日時: 2015/07/01 00:34
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: J1W6A8bP)
【第27話:サイホーンレース】
・・・・
ーラクスタウンー
プレミシティを出発し一時間近くして到着したラクスタウン。それまでにトラブルはあったがなんとかたどり着いた都会のプレミシティに比べたら田舎の感じをそそる
「ここには、ジムもねえみてえだな」
「じゃあ少し周ったらすぐに出発しましょう、早く早く!」
グイグイとリュウトの服の袖引っ張る新しい街がワクワクするのだろう。リュウトの目に楽しそうに会話しながら少し急ぎ足で何処かに向かっているオッサン達が入った
「へへっ、よし今日こそ勝ってやるぜっ」
「『サイホーンレース』で大金持ちだっ!」
サイホーンレース聞いたことあるフレーズだ。自分の父親がよく好きでテレビで見ていたなサイホーンレースと言うのは簡単に言えばサイホーン版の『競馬』である
ここにはどうやらサイホーンレース場があるようである
リュウトは面白そうだと呟くと自分の袖を引っ張っていたヒメを両手で持ち上げ早速サイホーンレース場に向かう。
・・・・
ーーサイホーンレース場
「わぁ〜〜、たくさんのサイホーンが走ってますね。これは一体なんなんですか?」
「どのサイホーンが一番早くゴールするか競ってるんだよ。で一位を当てた奴には金が手に入るんだ」
「当てるだけでお金が!?」
ディアンシーは目を大きくして驚いた。当てれば一攫千金を狙えるだろうだが外せば人生が大いに狂うって事はヒメには言わないリュウトだった。ヒメは一生懸命どのサイホーンが一着になるか考えている。
「おいおい、当てる気か?」
リュウトがそう聞いたそう券を買っていないから当てても金は入らないのだ
「はい、少しでもリュウトを手助けしたいですから」
「……かわいい奴め…!このぉっ!」
リュウトはヒメを後ろからぎゅっと抱きしめ頭をなでなでと撫でるヒメは擽ったそうに少し照れて「やめてください〜リュウト〜」と言う満更でもないようだ。
ヒメとリュウトがイチャついているとパーーンとピストル音が響いた一着がゴールしたのだろう。一着にゴールしたのはゼッケン番号『3』のレーサーであった。ヒメは「なっ!?」と声を漏らしプルプルと震え始める
「なに?ションベン?」
「違いますっ!わたくしは『8』番のレーサーに掛けていたんです!」
掛けていたレーサーとは別のレーサーが勝ってしまい。プリプリと怒るヒメお金は掛けていないので当たってもしようががないのだ
『優勝はカントー地方のクチバシティ出身のお嬢様レーサー『マリカ』だぁぁっ!!優勝者のマリカ選手には優勝カップときあいのハチマキときあいのタスキが贈られます!!』
司会者が優勝者である『マリカ』と言う金髪ロングのつり目。そしてスタイルが抜群な女性レーサーに商品が贈られた。ヒメが掛けていた8番レーサーは二位ではあったが気に食わそうな顔でマリカの事を拍手している
「ヒメが掛けてたレーサーでも二位じゃねえか。よかったな〜」
「よくないですよ、なんで優勝しなかったのか問い詰めて来ましょう」
「お、おい!」
・・・・