二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【ダンジョン募集】ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部 ( No.100 )
- 日時: 2015/09/12 14:33
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: 6fVwNjiI)
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8番道路にシモーナがいるとは思いもしていないリュウトはブラック団の開催しているバトル大会に参加し一回戦を見事勝利し二回戦に進んでいた。二回戦が始まる前に司会者のダンズ…基、ダンが現れた。
「さぁ!第二回戦が始まります。一回戦はダブルバトルでしたが二回戦めはシングルバトルです。そしてこの二回戦はこの大会の為に『アルバート社』が用意してくれた新アイテムがランダムで渡されます!!」
「ア、アルバート社!?」
『アルバート』と言う名を聞き驚きを隠せないヒメ、アルバートそれはラクスタウンで出会った『マリカ』の苗なのだ。そしてヒラタの話によると『アルバート社』は黒い話で跡が絶やさないのだ。
「そして、そのアルバート社の社長さんが今回特別に挨拶しに来てくれました〜どうぞ!!」
ダンの紹介によって一人のスーツを纏った白髪で赤い瞳をした30代後半か40代前半くらいの男が壇上に上がってきた。
「ほっほっほ……我々アルバート社の新製品をけんな晴れ舞台で使って頂けるなんて我々一同幸せです。おっと遅れました私は社長の『エビル・アルバート』です」
『エビル・アルバート』こいつがあのマリカの父親である。一見礼儀正く優しそうな男に見えるがヒメはポケモンの感なのか見抜いてしまった奴の瞳の奥は残酷な物だと。
「ほっほっほ…今回使われる新商品は来週から公式で販売されるので皆様どうかこれからもアルバート社をよろしくお願いします。ほっほっほ」
そう言い残しエビルはこの会場を去っていった。
「さぁ!皆様係員から道具を受け取ってくださーい」
「マイケル、お互いに頑張ろう」
タイヘイがポンとリュウトの肩に手を置くリュウトは体がゾワッとした。
「触るんじゃあねえぜっ!!!」
「ええええっーー!?」
・・・・・
〜監獄洞窟前
「ここです…」
「奴らの車が停まってあるわ……。間違いはなさそうね」
8番道路外れにある洞窟前に案内されたシモーナ洞窟の近くにはブラック団のマークであるドクロのマークが付いてある車が停めてあるのでここが目的の洞窟で間違いなさそうだ
「ここはどうゆう所なのかしら?すんなり着いたけどこんな場所普通見つけるのにも一苦労のはずよ?」
「・・・・・」
下向きシモーナと目を逸らし口を開こうとしないリム。シモーナは「はぁ…」と溜め息をつくと一人で洞窟の中に入っていった。
「もう貴女には用が済んだから帰ってもいいわ。」
「あ…えっと、その…!待ってください!」
さっきに入ったシモーナを追いかけリムも中に入っていった。
「中は暗いのね」
「ま、任せてください!ドーミラー、フラッシュ!」
リムはモンスターボールからせいどうポケモン『ドーミラー』を出す。ドーミラーはリムの指示の通りにピカッと光り暗かった洞窟内を照らした。リムはよしよしとドーミラーを撫でる
「まあ、よくやったわ」
「あ、ありがとうございます!…所で貴女はこの洞窟に?」
「……復讐する相手達がここにいるって情報を得たからよ」
シモーナの目的それはポケモンを奴隷のように扱うブラック団を潰す為にこの洞窟に来たのだ、彼女が何処でどうやって情報を仕入れているのかは不明だ。
「で…私が来た理由を話したわけだし。そっちもさっきの質問に答えて貰おうかしら」
「………分かりました。ここはイースタル監獄洞窟と呼ばれていた場所です。数年前に廃洞窟になりました。ここでは多くの子供達が奴隷として囚われていました私もその一人です…」
「なるほど、だから……しかし、奴ら使われたくなったこの洞窟でなにを……?」
・・・・・
「くっくっく、見えてるわよ〜…シモーナ貴様がここに向かっている事…!」
ムラサメがコンピューター越しからシモーナ達がここに向かっている事を見ていた。どうやら洞窟中には小型カメラがセットされているようだ。
「ムラサメ様、シモーナ達の元に奴らを向かわせました」
「ご苦労さん、ルミちゃん」
「いえ…」
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バサッバサッバサッとズバット達が飛び回る中奥へ奥へと進んで行く二人
「グライガーーッ!!」
「!?」
「ひゃあっ!!」
一匹のグライガーが突如現れその尖った尻尾で襲い掛かってきた。間一髪回避したシモーナとリム
「た、確かここには野生のグライガーはいなかった筈なのに…」
「外したか…!」
「誰だ…」
奥からコツコツと二人の男が歩いてきた。グライガーは男達の元に戻る。
「・・・始めて見る顔ね。」
「ふっふっふ、俺達はムラサメ様に頼まれてめえを抹殺しに来た『ズイカク』と!」
「『ショウカク』だ!てめえの命頂戴するぜ!!行くぞ!」
「「どりゃあ!!」」
ブラック団のズイカクとショウカク が しょうぶをしかけてきた!
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