二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【ダンジョン募集】ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部 ( No.101 )
- 日時: 2015/09/14 22:18
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: VXkkD50w)
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ズイカクはグライガーを繰り出した!ショウカクはハガネールを繰り出した!
「やるしかないようね。ユンゲラー」
「ううっ、頑張ります!行ってメタング!」
シモーナはユンゲラーをリムはメタングを繰り出す。先に攻撃を仕掛けてきたのは再びズイカクのグライガーだ。
「グライガー、ユンゲラーにハサミギロチン!!」
グライガーはハサミのような手をカバッと大きく開きユンゲラーの首を狙い突っ込むユンゲラーは体をしゃがませ一直線に突っ込んでくるグライガーを回避する。
「完全に殺しにかかってくるわね。こいつ」
「お手伝いします!メタングお願い!」
「おっと、てめえの相手はこのショウカク様だ。ハガネールメタングをたたきつけろ!」
ハガネールがその巨大の尻尾でメタングを思いっきり叩きつけるが効果はいまひとつだ。メタングはハガネールにアイアンヘッドをかます。ハガネールはバランスを崩し倒れてしまうその場を見逃さずメタングはきあいだまをハガネールに叩きつける。
「ガネェェェ!」
「おい、しっかりしやがれ!」
「ショウカクてめえ!相性てもんを考えろよな!」
「す、すまねえズイカク。よし、ハガネール『じしん』だ!」
倒れていたハガネールは立ち上がり大地を大きく揺らす相方のグライガーはひこうタイプなのでじしんの影響を全くもって受けない。はがねタイプのメタングには大きなダメージを受ける。元々脆い洞窟なので今の地震の影響で上から石が落ちてくる
「よし今だ!ショウカク!」
「おうよ、ズイカク、ハガネール!いわなだれ!」
ハガネールはバン!と地面をおもいっきり叩き更に岩の量を増やす。シモーナ達は岩の下敷きにしようという作戦だろう
「メタング!ラスターカノン!」
メタングからは銀色の光が発射され落下してくる岩を一つずつ丁寧に壊していく
「げげげっ!作戦失敗だぞズイカク!?」
「一々そんな事で騒ぐんじゃあねえぜショウカク!」
岩で潰そうとする作戦が失敗し焦り始めるショウカクとは裏腹にこんなのは想定内とズイカクは相方とは違い冷静だ。
「ユンゲラー、サイコキネシス」
「させねえぜ!グライガー、シザークロス」
グライガーは両手をクロスさせ爪でユンゲラーを叩き斬る。ユンゲラーは膝を付く
「あぁ!?シ、シモーナさんい、今助けますね!メタング!!」
「メタン!」
「ハガネール、ジャイロボール!」
ハガネールは自分の長く巨体の体を丸め素早く回転しメタングに体当たりする。メタングは効果いまひとつだったとはいえ大きなダメージを起きた。ジャイロボールは素早さが低ければ低いほど攻撃力が上がる技素早さが殆どないハガネールが繰り出せば破壊力はとんでもない。
「く……。サイケこうせん!」
「グライガー、すなかけ!」
ユンゲラーは目から七色の光を発射させようとした時にグライガーが砂を巻き上げユンゲラーの目を潰しサイケこうせんを阻止する。
「そのまますなおこし!」
「グラガガガッ!!」
更に砂をフィールド場に巻き。天気を『すなあらし』に変えた。ハガネールはすなあらしの影響を受けない。
「目が開けない……っ」
すなあらしのせいで目を開ける事が出来なくなったシモーナ、リム。
ふところからホウエン産の『ゴーゴーゴーグル』を装着するズイカクとショウカク
「備えあれば」
「憂いなしだぜぇええーー!!ズイカク!」
「サイコカッター…」
ユンゲラーは念力の刃をグライガー向けて放つがグライガーには当たらない。
「なにっ…なんですって…?」
「け〜けけけっ!このズイカク様のグライガーの特性は『すながくれ』だぜ!!」
特性『すながくれ』は天気がすなあらしの状態の時回避率が上がるのだ。
「…ふぇええ!?そういえばハガネールがいない!?」
「だったら会わせてやるぜっ!!」
ハガネールの姿がない事に気がつくリムキョロキョロと周囲を見渡してもショウカクのハガネールはいない。ゴゴゴと地面から音が聞こえドバーーン!!と地底からハガネールが現れメタングに突進する。『あなをほる』だ。
効果は抜群である。メタングは無念のリタイヤリムはすぐにメタングをモンスターボールに戻す。フラッシュをしているドーミラーを先頭に出すわけにはいかないので新しいポケモンをボールから出す。
出てきたのはきりかぶポケモンの『ボクレー』
「貴方変なのばっかり手持ちにいれてるわね。ボクレー、メタング、ドーミラーと…」
「うぅっ、よく言われます…でも私はそうは思わないですみんな可愛い私のパートナーですから」
「このズイカク様を無視してんじゃねえぞてめえらぁああ!ハサミギロチン!」
グライガーがハサミのような手を再び大きく広げユンゲラーを真っ二つにしようと突っ込む。
「ユンゲラー、ボクレーを盾にしなさい」
「!?」
ユンゲラーはボクレーの後ろに隠れハサミギロチンを回避する。
「ちっ!」
「な、なんて酷いことするんですか!!」
「いいじゃない効果ないんだから」
自分のボクレーを身代わりにつかったというのが許せないリムだが全く反省の色を出さないシモーナ
「喧嘩なんかしてたらやられるわよこいつらかなり強いわ」
「終わったらいっぱい文句言いますよ〜」
シモーナの言う通り言い合いをしてる場合ではないこの二人ただ雑魚したっぱだと思っていたが強いかなりの強者。人は見かけによらないとはまさにこの事。
「ショウカク……そろそろ、奴らもピークが来てるな」
「ああ、ズイカク…やっちまおう。十分遊んだしな!」
ヒソヒソと二人が何か話している。
「ユンゲラー、サイコカッ…!!?」
「な、なんですかこれ!?」
二人は足を何かに掴まれた足をつかんでいる物は紫色のドロドロの屁泥なポケモン『ベトベトン』だ。
「ベドベドォォォ……」
「そいつはこのズイカク様のベトベトンだぜっ!最初から『とける』で地面と一体化しててお前らを捕まえるチャンスをうかがってたんだ!」
「はぁ……始めっから私達は『負けて』いたのね…」
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