二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 【ダンジョン募集】ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部 ( No.102 )
日時: 2015/09/16 22:33
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: VXkkD50w)


・・・・・

ズイカクとショウカクに敗北をしてしまったシモーナ達ベトヘドンに掴まれながらズイカク達に奥に連れて行かれる、そしてムラサメ達がいる場所へと到着した

「あう…ここを見ると胸がきゅぅっとなります…」

リムが見たのは使われなくなって錆や汚れが目立つ牢屋ここに彼女も昔入れられていた。

「おい、ムラサメ様達の所についても変な事するんじゃねーぞ。まぁ出来ねえだろうがな」

一応忠告だけしておいたショウカク彼女達はベトベトンに体を掴まれて身動き一つ出来ないし、一応モンスターボールを全て取り上げている

シモーナは言葉を一言も発さない、どうやって抜け出すのか考えているのかそれとも諦めて悟っているのかはわからない。数分歩いた先にはムラサメ、そしてしたっぱ団員達がいたブラック団達がいる周りにはコンピューターや色んな機械などが置かれている

「あらぁ、待ってたわよシモーナちゃぁ〜んそして!」
「・・・久しぶりね、オカマ野郎」
「酷いわシモーナちゃんたら、でもアタシシモーナちゃんみたいな女嫌いじゃないわ」

ムラサメがシモーナを歓迎するシモーナは視線をづらし彼に暴言を吐くがムラサメには全く効果はない。むしろ若干喜んでいるムラサメは口調自体はオネエだがゲイではなく女好き。

「き、聞かせてください…オカマさん…ここで一体なにを?」
「見ず知らずの小娘にそんな呼び方される覚えはないけど、まあいいわ…ここはもう使われなくなった監獄…だからアタシ達が改装して新たに奴隷市場にしてやろーって事よ

今回のブラック団達の目的はこの監獄洞窟を改造し奴隷市場にするのが目的である。

「……あの悪夢をまた蘇らせるって言うんですか…!?私のような人達を出せるの…!」
「関係ないわね。それにこの前『神秘のジャングル』って場所でアタシの部下の部下達が大量殺戮が行われて今人手不足なのよ。捕まえた奴隷共はそのまま団員になって貰うわ」
「ふん、いい気味ね…彼がやってくれたのかしら?」

ニヤッとシモーナは笑う『彼』と言うのはリュウトの事だろう。

「ふん!!その小僧アタシは会った事まだないけど相当生意気な事してるみたいじゃあない!ボスは目の敵にしてるわそのリュウトとかいう小僧を。さて話は終わりよシモーナちゃんアンタはアタシ達と一緒に本部に来てもらうわよ」
「ムラサメ様!ヘリの用意が出来ました!!」

ルミがビシッとムラサメの前で敬礼した。シモーナを連行する為のヘリを外に用意していたらしい。

「ご苦労ルミちゃん、さぁ行くわよ」
「あのムラサメ様?こっちのガキはどうしましょう?」

こっちと言うのはリムの事だ。ショウカクが恐る恐る聞いてみた

「そんなの本部に連れて行けるわけないでしょ?もういいわその辺に捨て時なさい」
「は、はい。ベトヘドン」

ベトベトンがリムを離しその辺に投げ捨てる。ムラサメの後ろにルミ、そしてズイカク、ショウカク。シモーナを捉えてるズイカクのベトベトンが続く

「あんた達!あたし達がちょっと離れるからってザボるんじゃあないわよ!!」
「「「はっ!!」」」

洞窟の改造をする為に残る他の団員達にキツくサボるなと言い聞かせておくムラサメ。

「(ううっ……このままじゃシモーナさんが…それにまた私みたいにあの悪夢を見る人達が増える…!私は…!!)」

リムはムクッと立ち上がった。

「こ、こんのおおおっ!」
「うげぇ!?」

リムは自分とシモーナのモンスターボールを持っているズイカクにタックルをかましたズイカクは勢いで倒れてしまい奪ったモンスターボールを全て落とす。リムはすかさずそれを拾い上げポケモンを繰り出す。手持ちのドーミラーを出した

「ドーミラー、フラッシュ!!」
「ミララッ!!」

ドーミラーは再び光る先程以上の光りムラサメ達の目を眩ませる。シモーナを掴んでいたベトベトンは力が緩んでしまいシモーナを放してしまう

「シ、シモーナさん逃げてください!!ここは私が…!」
「逃げる?冗談じゃないわ。こいつらのボスは私の母親殺し逃げるわけにはいかないのよ」

シモーナの母親はブラック団に殺されているシモーナがブラック団を追い回すのは母の仇を取る為だ

「ふ、ふっふふ…シモーナアンタはなにも分かってないわね…。あたし達を付け回す癖して『ナナリーシティ』には行っていないのね…おっと口が過ぎたわ」
「?」

このオカマは一体なにを言っているんだと言う目で見る。『ナナリーシティ』聞いた事のない筈なのに何処か懐かしさを感じた。

「くっ!お前達なにをしている捕まえろ!?」

ルミが大声を上げて作業している他の団員達にそう言うが動きたくても他の連中も目がやられてしまっている。

「さて、ムラサメ…あんた達ごとこの最悪な洞窟を消しとばしてあげるわ…こんなやり方やりたくはなかったけど…ね。」

ヒョイと一つのモンスターボールからポケモン出した。出てきたポケモンはモンスターボール同様上が赤で下が白色そしてまん丸。モンスターボールのモチーフになったポケモンではないかと言われている……。

『マルマイン』だ

「こんな時の為に捕まえておいたわ……。『だいばくはつ』」
「ちょっ…まちっ…!」

「マルマァアアアアアアア!!」

マルマインはピカッと光大爆発した。全てを巻き込こんだ……。

【第34話:END→第35話に続く】

余談
眠いです。とにかく眠いですwなんかよく分からん展開ですけどまあいつもの事だから許してください。今回出てきたブラック団のズイカクとショウカクは言わなくても分かると思いますが。実際にあった空母「瑞鶴」と「翔鶴」です。誤字あったら言ってください直すと思います