二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【ダンジョン募集】ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部 ( No.104 )
- 日時: 2015/09/19 09:58
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: VXkkD50w)
【第35話:新アイテム】
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「これがマイケルさんのアイテムです」
係員にアルバート社製の新生アイテムを受け取るリュウト。それを見ると頬を膨らませプイとソッポを向くヒメ、その膨らんでいる頬をツンツンと指でつつく
「なに怒ったハリーセンみてえになってんだよお前は?」
「リュウトはしらないんですか?アルバート社は黒い噂で跡が立たないんですよ」
「あくまで噂だろ?実際に見たわけじゃねえだろ?あの社長も人柄よさそうだったじゃねーか」
リュウトはアルバート社の事はよく知らず黒い噂も信用していなかった、あの社長エビルの人柄もとても良さそうに見えた。その『人柄』が良さそうと言う言葉に突っかかる
エビルの瞳の奥はとても残酷ななにかがある。
「それより、次はどの二体で挑むかだ。」
二回戦目はポケモン二体の持ち物有りのシングルバトルだ。どの二体で行くか悩みどころだ。
「わたくしは出ませんよ?」
「元々出場できねえだろお前は?」
むぐっと痛い所を突かれてしまったヒメ。今回はレベル30までのポケモンが参加できる大会なのだ
ポーーンと腰についているボールからこの前産まれたばっかりの『トゲピー』が勝手に飛び出してきた。
「ピー!」
「いやいや、お前は無理だろ…まだ産まれたばっかで低レベルだしよ」
トゲピーは自分も出たいとアピールをしているようだ。シャドーボクシングをリュウトとヒメに披露する。だがまだ低レベルな為流石にバトルに出すわけにはいかないので駄目だと言うトゲピーはぷく〜と頬を膨らませた
「お前もハリーセンになるな。とりあえずラッちゃんとモンモンで今回は行こう」
「ぴ〜〜!」
このトゲピーこんなおてんばでやんちゃだったけと思いながらツンとトゲピーの頬を突く
・・・・・
そして、二回戦の第3試合リュウトの出番がやってきた。リュウトは係員に渡されたアイテムを取り出しラッちゃんとモンモンに持たせた。ラッちゃんのアイテムは輪っかのようなもので、モンモンは紫色で?マークが描かれている球
「これ、どうゆうアイテムなんだよ?」
「さあ?」
首を傾げるヒメとラッちゃんとモンモン、そんな会話をしていると相手も入場して来た。相手は黒と緑のセーラー服を着ているエリートトレーナーだ。
「私はユウナよ、お互い頑張りましょうよろしくね」
「あ、あぁ」
二人は握手を交わす。そして司会者のダンが試合開始のゴングを鳴らした。
「モンモン!」
「ハトーボー!」
リュウトの一番手はエルフーンのモンモン、そしてユウナはハトーボー
図鑑取り出しハトーボーを確認する。
『ハトーボーの すむ もりの おくには あらそいのない へいわな くにが あると しんじられている。』
「相性的に不利ですよリュウト?そしてハトーボーのアイテムはあの体に巻いてある鎖でしょーか?」
モンモンとハトーボーでは相性的に不利であるそして相手のハトーボーの体には鎖のような物が巻いてある、今回の試合は交代禁止というルールがある完全に選択ミスをし思わず唇を噛む
「あの鎖がどんな能力があるかわからないけど…ハトーボー先制攻撃よ。でんこうせっか!」
「ボォォォ〜〜〜!」
ハートボーは高速で相手に突っ込みタックルをかますモンモンはハートボーのでんこうせっかを喰らい吹き飛び倒れる
「モ、モンモン?なにしてるんですか?なぜ避けなかったんですか?」
モンモンはヒメの呼びかけにも応答しないその上に倒れたまんまである。
「お、おいモンモン?」
流石のリュウトも心配し声を掛けるモンモンはやっと立ち上がり二人を安心させる
「よし、モンモンムーンフォース。……おい?」
「フ〜〜〜〜〜ン?????」
モンモンがリュウトの方を向くとモンモンの目はグルグルの渦巻きマークになってフラフラで立っているのもやっとな状態である
「こ、これは…」
「混乱ですね…」
「フ〜〜〜ン?????」
・・・・・