二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【ダンジョン募集】ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部 ( No.109 )
- 日時: 2015/09/20 19:23
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: VXkkD50w)
短編その13『暖まろう』
ヒュゥゥゥゥゥッと寒い風が吹く。リュウトはブルルッと震える
「さみいなおい…。早く夏来いよさみぃよ」
「そんな寒いですか?」
「俺は寒がりなの!」
「夏の時は暑がりって言って…早く涼しい時期来いって言ってたのに…人間はよくわからない生き物です」
夏の時は早く冬来いと言い。その冬が来たら早く夏が来いと言うリュウトにヒメは人間は都合がいいよくわからない生き物だと改めて再認識。寒さでブルブルと震えるリュウトを見て「よしっ」と何かを決断する。
「リュ、リュウト…そんな寒いならわたくしが温かく…」
「あ、そうだ。出てこいモンモン!」
リュウトはモンモンを出す。モンモンは「フーーン!」と元気良く飛び出した。リュウトはモンモンをギュウと抱きしめる
「お〜このモフモフがあったけえ…。生き返るわぁ」
「フーーン?」
急に抱きしめて来たリュウトに首を傾げるモンモン。その光景を見てプルプルと震える寒くて震えているわけではない
「おい、ヒメお前もこのモフモフで温まれよって…おい?」
勝手に先に進んでいるヒメそれを追い掛けるリュウト。二人を小さい足でヨチヨチと歩いて更に追い掛けるモンモン。
「おい何で俺達を置いて先に行くんだよ」
「フーーン?」
「知りません、ふんっ」
ぷいっとソッポを向くヒメ。するとくっしょんとクシャミをしたリュウト
「うぅ…やっぱ寒い。モンモン…」
「……………」
モンモンで温まろうとした時トンッとヒメはリュウトの体にくっ付いた。
「お?……あったかいな〜ヒメ!」
急にくっ付いてきて驚いたがそう言う事かとすぐに察しヒメの頭を撫でる。撫でられたヒメは顔を赤くする
「早くあったかい時期が来ねえかなー」
「……………あったかくなっちゃったらもうリュウトとこういう事出来なくなるじゃないですか…///」
「え?なにっ!?なんだって聞こえなかったな〜〜〜〜?もう一回頼むよ!」
ニヤニヤとしながら聞こえなかったもう一回頼むとお願いする。
「な、何でもないです!いいませんよ!?」
「ええ〜?」
「ふ〜〜ん?」
この光景を見ても良くわからないモンモンだった。進化したとは言えまだまだ子供のモンモンとひたすらイチャコラするリュウトとヒメだった
・・・・・
END
余談
いちゃいちゃしずきてディアンシーファンに殺されそうですwでももっと更にいちゃいちゃしたいです。もうこの二人見えない所でチューくらいしてそうですよ
【追記】
読み返したらはずかしくなったww