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Re: ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部 ( No.11 )
日時: 2015/07/11 17:34
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: HQL6T6.Y)

第28話『ヒメと姫、竜と黒』

・・・ポケモンセンターのリュウトの部屋

「ブイ……。」

気絶しベッドで寝ているリュウトをイブが心配そうにし早く起きて欲しいからかペロペロと顔を優しく舐める。

「う、う〜〜ん擽ったいぞ。あれ?ここは…ん?」

あまりの擽ったさでリュウトは目覚めた。何故橋の真ん中にいた筈なのにベッドで寝ているのか疑問に思ったがその疑問はすぐに解決した。ヒメが置き手紙をしていたのだモモンの実は自分が取りに行くからリュウトは寝ていてくれと言う内容であった

「そうか、気絶してたのか…。全く…あいつが心配だ早く行くか。イブ行こう」
「ブイ!」

リュウトは目覚めたそうそうにイブを肩に乗せて神秘のジャングルに向かった。

・・・・

その頃ルピアと出会ってモモンの実を手に入れたヒメは……。

「そう言えばルピアはなぜあの店員とバトルをしていたのですか?あむっ」
「あのフレンドリィショップが今日で開店3周年らしかったの……。イベントで選ばれた人は店員とバトルをする事になってそれで…」
「たまたま選ばれたのがルピアだったと…」
「そう。……おいしい?」

ソフトクリームを食べながらルピアはヒメに何であそこでバトルをしていたのか理由を説明してあげた。ソフトクリームは美味いかヒメに聞くとヒメは「はい!」と満面の笑みで答えた。ルピアはクスッと笑いながら「そう」と答えた。

「ビィ〜」
「セレビィ貴女も欲しいのね。はい」

セレビィとは時を自在に渡る事が出来る幻のポケモンである。このセレビィはルピアのパートナーポケモンの一匹である。セレビィはルピアとヒメが食べているソフトクリームが欲しいようだ。ルピアは自分の分を一口セレビィに食べさせるセレビィはソフトクリームを食べて幸せそうな顔をする。

「……幻のポケモンのセレビィを所持しているなんて凄いですね…しかも色違いですし。とても苦労したんじゃないですか??」

ヒメがルピアはなぜセレビィを所持しているかを聞いてみた。

「・・・このセレビィはね、子供の頃からの友達なのよ昔森の中で『黒い服』の連中に捕まえられそうな時あたしが助けてあげたのそれから…笑うのも、悲しむのも、楽しむのも一緒になったの最高の友達よ。」
「へえ〜〜、そんな事があったんですねって……んん〜〜?『黒い服』の連中ですか〜?まさか…」
「??」

ヒメは『黒い服』の連中と言うのになにか心当たりがあるようだ。予想を確信に変えるために一つ質問する事にした。

「ルピア、一つ聞きますその黒い服の連中の服に『B』と言うマークは付いていましたか?」
「確か、付いてたと思うわ……」
「確信がつきましたわ!!そいつらブラック団ですわ!!」
「ブラック団・・・?それってカントーのロケット団とかの類かしら……?」
「そんな連中なんかよりタチ悪いですわよっ!」

ヒメはセレビィを襲ったブラック団をルピアに説明した。ポケモンの窃盗や改造、麻薬の取引。そして二週間前に起きたプレミシティ壊滅事件。自分が遭遇したブラック団に関する事件を全て話す。

「…そんな連中が…」
「はい、セレビィもし捕まっていたら何されたか分かったもんじゃありませんでしたよ〜。とても運がよかったですね」
「ビィ!」

セレビィが元気良く頷く。ヒメは「あっ」と何かを思い出す。

「ミズキの所にこれを持って行かないと……」
「ミズキ?」

ヒメはなんでモモンの実が必要だったのかをルピアに話した。

・・・・